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Fターム[4K042DC05]の内容

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Fターム[4K042DC05]に分類される特許

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【課題】耐久性に優れた穿孔圧延用工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.5%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.1〜1.5%、Cr:0.1〜1.5%、Mo:0.6〜3.5%、W:0.5〜3.5%、Nb:0.1〜1.0%を含み、さらにCo:0.5〜3.5%、Ni:0.5〜4.0%を、1.0<Ni+Co<4.0を満足する基材の表面にスケール層を形成する。そのスケール層のうち基材側に形成されるスケール層を、深さ方向に10〜200μmの厚さを有する地鉄と複雑に絡み合ったネット状スケール層とし、該ネット状スケール層と基材との界面から深さ方向で少なくとも300μmの範囲の基材側組織を、面積率50%以上のフェライト相を含み、かつ該フェライト相が最大長さ:1〜60μmのフェライト粒を400個/mm以上含む。 (もっと読む)


【課題】マルエージング鋼を用いず、高価なショットピーニングを施さなくても疲労強度の向上を図ることが可能なCVT用リング部材を提供する。
【解決手段】薄い構造用鋼板からリング状に形成された素材としてのリング部材を脱炭処理、周長調整、窒化処理する。素材としてのリング部材の化学成分は、質量%で、C:0.3〜0.5%、Si:0.5%以下、Mn:0.8%以下、Ni:4.0%以下、Cr:1.0〜4.0%、Mo:0.5〜1.5%、V:0.1〜1.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物よりなるとよい。脱炭処理は、窒化処理後のリング部材におけるリング幅方向略中央のリング表面から内方に向かう深さであって、素材としてのリング部材のC含有量−0.02%のCを含有する深さを脱炭深さdcとし、窒化処理された後のリング部材の厚みをdrとした場合、dc/drが0.03〜0.23の範囲内で行うとよい。 (もっと読む)


【課題】接合部信頼性、エネルギーコスト、表面性状、製品形状の各点で有利に製造できる、車両補強用中空部材を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20質量%、Si:0.5〜2.0質量%、Mn:1.0〜3.0質量%、P:0.1質量%以下、S:0.01質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であり、フェライト相とマルテンサイト相との2相組織又は該2相と残留オーステナイト相との3相組織をなし、引張強度が980MPa以上である電縫鋼管を素管に用い、該素管の管長さ方向の一部分における管周方向の全域若しくは一部に対し500〜750℃に加熱後室温まで冷却する熱処理を施してなり、該熱処理部3(若しくは3A)の引張強度が未熱処理部4に比し200MPa以上低く、且つ、前記熱処理部の引張強度と伸びの積が14000MPa・%以上である。 (もっと読む)


【課題】浸窒焼入れ中に流されるアンモニアガスの流量が不安定になり、ひいては浸窒焼入れ後の鉄鋼品の表面硬度のバラツキが大きくなる。
【解決手段】鉄鋼品の浸窒焼入れ工程の前に、熱処理炉1内のインコネル(登録商標)製ヒータ5やその他の金属材の表面に存在する酸化膜を、アンモニアガスと窒素ガスを2対1の流量比にして熱処理炉1内に導入して還元する還元工程を導入する。その結果、還元工程後に実施される浸窒焼入れ工程で、アンモニアガスの流量を安定にすることができ、浸窒焼入れされた鉄鋼品の表面硬度のバラツキを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性を向上させた高圧縮残留応力層を有するばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有する鋼材に対し、ばね形状に成形する成形工程と、Ac3点〜(Ac3点+250℃)の温度でオーステナイト化後、20℃/秒以上の速度で冷却し、(Ms点−20℃)〜(Ms点+60℃)の温度で400秒以上等温保持し、次いで20℃/秒以上の冷却速度で室温まで冷却する熱処理工程と、永久ひずみを与えるセッチング工程と、ショットを投射するショットピーニング工程とを順番に行う。 (もっと読む)


【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。
【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された略円筒状の外周リング部2と、外周リング部2の内周面20bから径方向内方に延設されたフランジ部3とを有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結位置よりも軸方向一方側に突出する第1突出部21と軸方向他方側に突出する第2突出部22とを備える。第1突出部21の軸方向長さは第2突出部22の軸方向長さよりも長い。外周リング部2には、歯形10の表層に形成された浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯形10の歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、第1突出部21よりも第2突出部22の方が深くされている。 (もっと読む)


【課題】従来より高い寸法精度を有する鋼製歯車を提供する。
【解決手段】鋼製歯車1は、外周面20aに歯形10が形成された外周リング部2、内周面20bから内方に延設されたフランジ部3を有する。外周リング部2は、フランジ部3との連結部Lよりも軸方向一方側に突出する第1突出部21、他方側に突出する第2突出部22を備える。第1突出部21と第2突出部22の軸方向長さは略同等である。外周リング部2には、歯形10の表層の浸炭層4と、浸炭層4を含み外周面20aから内方に向かう深さが浸炭層4の深さよりも深い領域であって高周波誘導加熱によりオーステナイトになるまで加熱された履歴を有する熱履歴層5とが形成されている。歯底104から内方に向かう熱履歴層5の深さTは、フランジ部3との連結部Lよりも第1突出部21及び第2突出部22の方が深く、第1突出部21と第2突出部22とにおいて略同等である。 (もっと読む)


【課題】クレーンのブーム等の機械構造部材に特に好適な、高強度と高靭性を有する肉厚が30mmを超える厚肉継目無鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.20%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.05〜1.2%、Cr:0.50〜1.50%、Mo:0.50〜1.50%、Nb:0.002〜0.10%%、Al:0.005〜0.10%、並びにTi:0.003〜0.050%およびV:0.01〜0.20%の1種または2種を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のNiが0.10%未満、Cuが0.20%以下、Pが0.025%以下、Sが0.005%以下、Nが0.007%以下、Bが0.0003%未満である低合金鋼からなり、引張強度950MPa以上、降伏強度850MPa以上であって、−40℃でのシャルピー吸収エネルギーが60J以上であり、肉厚が30mm超である継目無鋼管およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度化、強度傾斜化及び製造コストの低減が可能で、良好な被削性も兼ね備えた、高強度かつ強度傾斜を有する鋼製熱間加工品を製造する方法の提供。
【解決手段】特定量のC、Si、Mn、P、S、Al、V、Nを含み、残部はFeと不純物からなる化学組成を有する鋼からなる素材に、次の(1)〜(3)の工程の処理を順に施す。(1)素材全体を750〜950℃に加熱後、熱間加工で粗成形品を得る、(2)得られた粗成形品の体積の50%以下の部分を、平均加熱速度≧5℃/秒で1100〜1300℃に加熱した後、仕上げ成形のための熱間加工を開始し、該熱間加工を加熱終了後15秒以内に終了させ、その後上記熱間加工で仕上げ成形した部分を、平均冷却速度1.5〜30℃/秒で600〜480℃迄冷却して、仕上げ成形品を得る、(3)得られた仕上げ成形品を炉内温度が〔1090−冷却後の温度〕℃〜〔1190−冷却後の温度〕℃の熱処理炉で250〜3600秒保持する。 (もっと読む)


【課題】耐食性を有し、耐水素脆化特性に優れた1200MPa以上の強度を有する高強度亜鉛めっきボルトの製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.70〜1.10%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.20〜2.00%を含有し、P:0.020%以下、S:0.020%以下、N:0.0150%に制限し、Al:0.005〜0.100%、Ti:0.002〜0.100%、Nb:0.002〜0.100%のうち何れか1種又は2種以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる成分の鋼材を熱間圧延後、30℃/s以上の冷却速度で550〜700℃の温度範囲に冷却し、該温度範囲で30〜300sの間保持し、次に室温まで冷却した後、摩擦係数を0.1以下として伸線加工を行った後、ボルト形状に成形し、電気亜鉛めっき又は溶融亜鉛めっきを施す耐水素脆化特性に優れた高強度亜鉛めっきボルトの製造方法を採用する。 (もっと読む)


【課題】表面反射率が高い場合にも、簡単に所望の温度にまで加熱できる上に、連続的に強度の異なる部分を持つ金属加工品を、低コストで、生産性よく製造することができ、また強度の異なる部分の配置に制約の少ない異強度部分を持つことができる輻射伝熱加熱用金属板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】近赤外線による輻射伝熱加熱が行われる金属板の表面の一部または全体に、ドットの数、ドットの1個当たりの大きさ、ドットの分布密度および/または模様の線の数、模様の線の太さ、模様の分布密度、模様のパターンによる反射率低減処理の濃淡が形成されている反射率低減処理処理領域を形成させる。その金属板を輻射伝熱加熱することにより部分的に温度の異なる加熱金属板としたうえ、例えばホットスタンプによって冷却を伴う熱処理加工を行う。 (もっと読む)


【課題】成形が容易な素材を使用し、表面の硬度が高く、かつ内部の靱性に優れた高周波焼き入れ方法の開発を課題とする。
【解決手段】歯車1は、切削性を考慮して鉄鋼製部品材料が球状化処理されている。最初に歯車1を第一高周波加熱工程にかける。第一高周波加熱工程では、高周波発振機10の発振周波数を高く設定する。次に誘導加熱コイル7に前回よりも低い周波数の高周波交流を通電し、歯車1を第二高周波加熱工程にかける。その結果、先に第一高周波加熱工程で昇温された表面領域は、残っていた球状炭化物が消失し、球状炭化物が略完全に消失したオーステナイト組織となる。一方、それよりも深い領域は、球状炭化物を含むオーステナイト組織となる。歯車1を急冷すると、表面の再加熱領域は、球状炭化物が残存しないマルテンサイト組織に変態する。第二高周波加熱工程で初めて加熱された領域は、球状炭化物を含むマルテンサイト組織に変態する。 (もっと読む)


【課題】軸方向を上下方向に配置した金属製の軸状部材を上下で支持し、該軸状部材の径方向を囲繞したコイルと軸状部材の相対的高さ位置を変更可能に構成した軸状部材の高周波焼入装置において、高周波焼入による軸状部材の熱伸びを吸収し、該熱伸びによる軸状部材の歪みの発生を抑制する。
【解決手段】
リアアクスルシャフト等の金属製の軸状部材を軸方向を上下方向に配置し、該軸状部材の上部を上主軸で支持するとともに、下部を下主軸で支持し、前記軸状部材の径方向を囲繞し高周波電流を流すことが可能なコイルと前記軸状部材を冷却する冷却手段とを設け、前記コイルと前記軸状部材の少なくとも一方を上下方向即ち軸状部材の軸方向に移動して上下方向の相対的位置を変化可能とするとともに、前記上主軸を前記軸状部材の熱伸びに追従して上方向に移動可能とした。 (もっと読む)


【課題】溶接物と溶接対象物とを予熱を不要としながら、十分な強度を確保することができる頑丈な補強部材を提供する。
【解決手段】フェライト/パーライト二相構造を有する金属材料に所定の熱処理を施して高熱状態としたオーステナイト/初析フェライト二相構造を有する金属材料に焼入れ処理を実行し、これを焼戻して得られる焼戻マルテンサイト/初析フェライト系二相構造を有する金属補強部材。ここで、所定の熱処理は、金属材料を860〜950℃で加熱する加熱工程と、加熱した金属材料を780〜820℃まで降温する降温工程と、降温した金属材料の温度を維持する維持工程とを包含する。 (もっと読む)


【課題】間欠的な焼入れを行なう場合でも正確に焼入れ状態の判定をする。
【解決手段】測定され得る電力値よりもはるかに大きな値を初期値とする電力最小値Pminを設定し、測定した電力値Pと電力最小値Pminとを比較して(ステップS2020)、測定電力値Pが電力最小値Pmin以下のときにだけ電力最小値Pminを測定電力値に置き換えて(ステップS204)、測定電力値Pと電力最小値Pminとの差を計算する(ステップS206)。差が値0より大きいときには、測定した電力値Pが焼き入れに関与する電力値Piであるとして電力値判定用バッファに格納する(ステップS212)。このように、測定した電力値Pから焼き入れに関与する電力値Piだけを自動的かつ簡易に取り出すから、電力値Pが許容範囲内に入るか否かの判定が、焼入れ停止時間のばらつきにより生ずる電力の測定波形の時間軸上のずれに左右されることがない。 (もっと読む)


【課題】材料コストの低減や製造工程の簡略化を図るとともに、耐疲労性に優れたばねおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.5〜0.7%、Si:1.0〜2.0%、Mn:0.1〜1.0%、Cr:0.1〜1.0%、P:0.035%以下、S:0.035%以下、残部が鉄及び不可避不純物からなる成分を有し、任意の横断面において、面積比率でベイナイトを65%以上、残留オーステナイトを4〜13%含む組織を有し、前記残留オーステナイト中の平均炭素濃度が0.65〜1.7%であり、横断面の円相当直径をD(mm)としたときに、圧縮残留応力層が表面から0.35mm〜D/4の範囲まで形成され、その最大圧縮残留応力が800〜2000MPaであり、中心の硬さが550〜650HVであり、表面から深さ0.05〜0.3mmの範囲に、前記中心の硬さより50〜500HV大きい高硬度層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】焼入に必要な各部材をベースに一体化してユニット化することにより、各種ラックバーの焼入に容易に対応できて焼入作業の段取り時間の短縮化が図れると共に、ラックバーの種類に係わらず、焼入精度の均一化を図ることが可能なラックバーの焼入治具を提供する。
【解決手段】ラックバーの長手方向に沿って所定間隔で対向配置されラックバーの歯面もしくは背面が接触可能な一対の通電電極部材と、該一対の通電電極部材の下部を支持すると共にそれぞれ端子部が設けられた一対の導電部材と、ラックバーの略両端部を支持する支持部材と、一対の接触電極間に配置された冷却水噴射部材と、を備え、これらの各部材が、平面視略長方形状の板状に形成され高周波焼入装置の治具セット台に位置決め状態で着脱可能なベース上に一体的に配置されてユニット化されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内周部に凹凸がある環状又は円筒状の被加熱物の内周部を良好に誘導加熱することができる高周波加熱装置を提供することである。
【解決手段】被加熱物15の内周部15aに加熱導体6を配置して内周部15aを誘導加熱する高周波加熱装置1であって、前記加熱導体6は、内周部15aの半径方向と直交する方向に延びる4以上の直線部7a〜7dと、前記直線部7a〜7d同士を直列に繋ぐ連結部8a〜8dとを有する。被加熱物15の内周部15aと加熱導体6が相対回転移動し、被加熱物15の内周部15aが均一に誘導加熱される。 (もっと読む)


【課題】スプライン孔を有する筒軸部又はステム軸部とカップ部とを備えてなるワークのステム軸部又は筒軸部とカップ部内面とを短いタクトで熱処理するワークの熱処理装置を提供する。
【解決手段】搬送および熱処理に際しカップ部をワーク下部としステム軸部又は筒軸部をワーク上部とし、カップ部内面およびステム軸部又は筒軸部の熱処理を行う装置であり、テーブル式搬送機構10の一のテーブル上のワークWを、仮位相決め機構30で仮位相決めを行い、他のテーブル上に移載し本位相決め機構40で本位相決めを行う。次に搬送ラインから離れた位置に搬送してワーク下部熱処理部50でカップ部内面に対して熱処理を行い、ガントリ式搬送機構20で搬送し、搬送ラインから離れた位置に搬送してワーク上部熱処理部60でステム軸部の外面又は筒軸部の内面の熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】微細クラックや機械的特性の低下を生じさせることなく浸炭処理の処理時間を短縮することができる浸炭焼入方法を提供する。
【解決手段】本発明は、はだ焼鋼からなる被処理部材を浸炭焼入するための浸炭焼入方法であり、前記被処理部材を処理温度である1050℃〜1350℃まで加熱する加熱工程と、前記被処理部材を前記処理温度で保持し、前記被処理部材表面の炭素濃度がJE線未満又はAcm線未満となるように調整された浸炭雰囲気で浸炭処理を行うとともに、前記浸炭処理によって炭素が拡散した範囲である拡散層の炭素濃度を0.6wt%以下にする浸炭工程と、前記浸炭工程の後、所定の焼入温度に降温し、焼入れを行う一次焼入工程とを備えている。また、前記一次焼入工程後の前記被処理部材を1000℃以下かつA3線又はAcm線より高い温度で保持する保持工程と、前記保持工程の後、焼入れを行う二次焼入工程とを備えている。 (もっと読む)


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