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Fターム[4K070AA01]の内容

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Fターム[4K070AA01]に分類される特許

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【課題】マンガン源として安価な高炭素FeMnを使用したとしてもなお、CのピックアップやMnのロスを少なくすることで、低C高Mn鋼を確実にかつ安価に溶製することができる低炭素高マンガン鋼の溶製方法を提案する。
【解決手段】転炉の吹錬終了後、底吹きガスによるリンシング処理を行ってから取鍋へ出鋼するに当たり、まず、C≧1.0mass%を含有する高C−FeMnを投入したのちにAlを投入して脱酸処理し、次いで、出鋼溶鋼をAP処理して脱硫し、その後、RHガス脱ガス処理を施すことにより、C:0.030〜0.050mass%、Mn≧1.00mass%の鋼とする。 (もっと読む)


【課題】ポーラスプラグの詰まりを防止しつつ金属アルミを効率よく使用して脱酸を行うことができるようにする。
【解決手段】本発明に係る脱酸処理における取鍋への金属アルミ添加方法では、転炉3にて精錬した溶鋼4を、複数の気孔を有するポーラスプラグ1が設置された取鍋2内に出鋼し、出鋼した溶鋼4に対して脱酸するに際し、気孔の平均気孔半径を80μm〜100μmとしておき、0<V/α<0.45を満たす間に脱酸のための金属アルミニウム5を取鍋2内へ添加する。ただし、V:取鍋に出鋼した現溶鋼量(ton)、α:転炉から取鍋に出鋼する全溶鋼量(ton)である。 (もっと読む)


【課題】より耐火煉瓦3の脱落を防止することができる金属溶湯用容器及び金属溶湯用容器の内張方法を提供することを目的とする。
【解決手段】鉄製の側壁2内面に沿って耐火煉瓦3を積み上げると共に1又は2以上の耐火煉瓦3間の目地に対し不定形耐火物5を施すことで上記鉄製の側壁2に耐火煉瓦3を内張した金属溶湯用容器である。1又は2以上の耐火煉瓦3間に対し、上記側壁内面から容器の内側に向けて突設する板状の煉瓦受け金物4を設けて、当該煉瓦受け金物4で耐火煉瓦3を受ける。また、上記煉瓦受け金物4と耐火煉瓦3との目地には、不定形耐火物5が介在しない。 (もっと読む)


【課題】上吹き酸素流量を2.0〜5.0Nm3/min/溶銑tに増加しても上吹きされるCaO粉体の飛散ロスが少なく,処理後スラグ中遊離CaOを抑制しつつ,処理後溶銑中[%P]を0.015質量%以下にまで低減する溶銑の転炉型脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉で,供給されるCaOの40質量%以上を粉状CaO含有物質として,0.2〜0.6Nm3/min/溶銑tの底吹きガス流量で該溶銑を撹拌しつつ,脱燐処理後のスラグ塩基度が2〜3になるよう調整し,粉状CaO含有物質に含まれているCaOが1〜6kg/min/溶銑tの速度で上吹きされ,かつ,CaO:30〜50質量%,FetO:40〜65質量%,SiO2:1〜10質量%,Al2O3:1〜20質量%以下,且つそれら4成分の合計が90質量%以上の化学組成を有するプリメルトフラックス4〜10kg/溶銑tを吹錬直前及び/又は吹錬中に添加する。 (もっと読む)


【課題】 上底吹き機能を備えた転炉を用い、溶銑を脱炭精錬して溶鋼を溶製するにあたり、底吹きノズルや配管などの焼損を起こすことなく、また、転炉炉体耐火物の損傷を招くことなく、脱燐効率を向上させる。
【解決手段】 上底吹き機能を備えた転炉4を用い、上吹きランス7から気体酸素源を供給しつつ、底吹きノズル6から不活性ガスを搬送用ガスとしてCaO系媒溶剤19の一部または全部を固体酸素源20とともに鉄浴中に吹き込んで、溶銑2を脱炭精錬して溶鋼を溶製する転炉精錬方法であって、前記底吹きノズルから吹き込むCaO系媒溶剤中のCaO質量純分をA(kg)、前記底吹きノズルから吹き込む固体酸素源中の酸素ガス体積換算純分をB(Nm3)としたとき、A/B(kg/Nm3)が2〜70の範囲内となるようにCaO系媒溶剤または固体酸素源の吹き込み量を調整する。 (もっと読む)


【課題】 燐を含有する製鋼スラグの製銑工程及び製鋼工程へのリサイクルにあたり、該スラグから予め燐を安価に回収するとともに、回収した燐を資源として有効活用する。
【解決手段】 本発明の製鋼スラグからの鉄及び燐の回収方法は、燐を含有する製鋼スラグを還元処理し、燐を0.5質量%以上含有する高燐高マンガン銑鉄を回収する第1の工程と、前記還元処理によって得られたスラグを製銑工程または製鋼工程へリサイクルする第2の工程と、前記高燐高マンガン銑鉄を脱マンガン処理する第3の工程と、脱マンガン処理により生成したスラグを排出する第4の工程と、スラグが排出された後の処理容器内の溶銑に対して脱燐処理する第5の工程と、第5の工程により溶銑中燐濃度が0.10質量%以下となるまで脱燐処理された溶銑を製鋼工程にリサイクルする第6の工程と、第5の工程の脱燐処理で生成したスラグを回収して燐酸資源原料とする第7の工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 転炉用上吹きランスの側面に設置される側孔ノズルから、二次燃焼用または地金溶解用として噴射する酸素ガスの流量をそれぞれの側孔ノズルで個別に制御する。
【解決手段】 側孔ノズルを有する転炉用上吹きランスにおいて、前記側孔ノズル13の出口部には、その内壁外周の一部分にテーパー付きのフランジ部19を有する凹部18が設けられ、該凹部には、閉塞ノズルチップまたは開口ノズルチップのうちの何れか一方のノズルチップ20が、該ノズルチップに設けられたテーパー付きの鍔部21と前記凹部側のフランジ部との楔作用によって脱着可能に取り付けられており、前記の脱着可能に取り付けられたノズルチップと前記凹部との隙間には、不定形耐火物が、ランス本体の側面と同等の高さ位置まで施工されている。 (もっと読む)


【課題】高速送酸下でも送酸速度を低下させることなくスロッピングを防止でき、炭材の使用量も削減でき、設備費も安価なスロッピング防止方法を提供する。
【解決手段】上底吹き型の転炉を用いて、上吹き酸素流量2.0〜4.0Nm3/min/tonで溶銑へ向けて4〜8分間上吹き酸素を吹き付け、かつ、上吹き酸素の吹き付け開始から1〜4分経過中に溶銑トン当たりMkg(10≦M≦30)の酸化鉄を一括して又は断続的に転炉内に投入して、上吹き酸素の吹付け終了時のスラグ塩基度(CaO%/SiO2%)を2.0〜2.5、T.Fe濃度を5〜15%として溶銑を脱燐処理する。酸化鉄の投入完了時点から、{26/(M-1.4)-1.0}≦T≦{26/(M-1.4)}を用いて計算される時間T(T≧0)が経過した時点から、溶銑トン当たり0.4〜1.0kgの炭材を、サブランスを通じて溶銑トン当たり0.4〜1.0kg/minの速度でスラグ層内に吹き込むことにより、脱燐処理中のスロッピングを防止する。 (もっと読む)


【課題】 溶銑と鉄スクラップとを主原料として溶鋼を製造するにあたり、低品位の鉄スクラップを多用する場合であっても、鉄鋼製品の品質外れや過剰品質の問題をきたすことなく溶鋼を製造する。
【解決手段】 本発明に係る溶鋼の製造方法は、主原料として溶銑及び鉄スクラップを用いて転炉にて脱炭精錬を行い、目標成分の溶鋼を製造するにあたり、要求される鉄鋼製品の材質特性に基づいて仮に決定されている目標成分値の範囲に対し、転炉に装入した溶銑及び鉄スクラップの成分組成及び質量から転炉内溶湯のトランプエレメントの濃度を計算し、該トランプエレメントが材質特性に及ぼす影響に基づいて前記の仮に決定されている目標成分値の範囲を修正し、転炉での精錬条件及び成分調整材添加量を制御して、溶鋼成分を修正した目標成分値の範囲に入るように転炉にて調整することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄スクラップを鉄源として溶鋼を製造するにあたり、鉄スクラップを省エネルギーで効率良く溶解するとともに、含有成分の種類及び含有量が様々である鉄スクラップを使用しても不純物の少ない鋼を製造する。
【解決手段】鉄スクラップ及び高炉にて製造された溶銑を鉄源としてアーク炉に装入し、該アーク炉にて前記鉄スクラップを溶解して炭素を含有する溶銑を製造し、製造した溶銑をアーク炉から出湯し、出湯した後の溶銑に更に高炉にて製造された溶銑を混合し、混合した後の溶銑を転炉に装入し、該転炉にて酸素吹錬して溶鋼を製造する。 (もっと読む)


【課題】脱りん処理における気体酸素と固体酸素源との供給量や供給タイミング及び炭材の供給量を規定することによって、スラグのフォーミングを抑制しつつ確実に所望の[P]を得られることができるようにする。
【解決手段】第1吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/t/minの範囲とし、第2吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.5〜0.8Nm3/t/minの範囲とし、第3吹き込み期間では、気体酸素の供給速度を0.9〜1.2Nm3/t/minの範囲とする。粒径が1〜10mmの酸化鉄に粒径が1〜5mmの炭材を炭素成分における質量配合率で1〜5%配合したものを前記固体酸素源とする。第1期間では、固体酸素源の平均供給速度を1.1〜4.5kg−O/t/minの範囲とし、第2期間では、固体酸素源の供給を停止する。 (もっと読む)


【課題】蛍石に代表されるハロゲン化物を使用しない転炉型溶銑脱燐処理において、高能率で低燐濃度の溶銑を製造することと、転炉炉内の地金、スラグの付着量を低減することを両立する溶銑の脱燐方法を提供する。
【解決手段】転炉に収容された溶銑に酸素ガスを12分間以内供給し、蛍石に代表されるハロゲン化物を用いることなく、溶銑を脱燐処理する。この際、粒径が150μm以下の粉状の生石灰5kg/溶銑トン以上を、酸素ガスとともに、テーパーノズルを中心ノズルを除いて4以上12以下備える上吹きランスを介して、溶銑の表面に吹き付けて脱燐を行う。 (もっと読む)


【課題】転炉形式の脱燐炉で大量の含硫黄鉄源を使用しながら低硫溶銑を製造すること、脱燐処理では実質的にフッ素含有物を使用しないこと、および設備費は極力安価でかつ取扱いが容易なことを、いずれも達成することができる溶銑の脱燐処理方法を提供する。
【解決手段】転炉内に持ち込まれる硫黄質量が使用溶銑トン当たり0.1kg以下となる条件で、螢石に代表されるハロゲン化物を用いることなしに、脱燐処理後のCaOとSiOとの質量濃度比で定義されるスラグ塩基度を2.0以上2.8以下とし、溶銑に含有される炭素の質量濃度を3.3%以上3.8%以下とするとともに、脱燐処理中の全吹錬時間中後半50%の底吹きガス流量を溶銑1tあたり0.12Nm/min以上0.26Nm/min以下に保つことにより、脱燐処理後のスラグ中のT.Fe濃度を5質量%以上10質量%以下にする。 (もっと読む)


【課題】ランスに曲がりが生じてランス上部を標準位置より水平方向に移動させた場合であっても、ランスに加わる振動を検知するセンサの位置決め調整作業が簡便に行えるランス振動検知装置およびランス振動検知センサの調整方法を提供する。
【解決手段】炉内の吹錬中に発生するスロッピング検知用として設けられ、ランス吊下げ装置によって炉内に挿入されるランスについて炉口上方に位置するランス上部の振動を検知するランス振動検知装置において、上記ランス吊下げ装置における水平吊下げプレート上に設けられる可動プレート3と、上記可動プレート3上で且つ上記ランス2の周囲に配設される複数の振動検知センサ4a〜4cと、上記可動プレート3と上記水平吊下げプレート1とを固定または固定解除する固定/解除手段5とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、重量%で、C:0.03〜0.13%、Si:0.1%以下、Mn:0.7〜2.0%、P:0.05〜0.15%、S:0.2〜0.5%、B:0.001〜0.01%、Cr:0.1〜0.5%、Ti:0.05〜0.4%、N:0.005〜0.015%、及びO:0.03%以下、並びに残部Fe及びその他の不可避不純物を含む無鉛快削鋼に関し、上記無鉛快削鋼は、線材の圧延方向の断面において、粒子サイズ5μm以上のMnS介在物が300〜1,000個/mmの範囲で存在することができる。また、本発明は、鋼材製造段階において全酸素量を段階別に適切に制御して環境に優しい無鉛快削鋼を製造する方法に関する。
(もっと読む)


【課題】一般銑を用いて[C]=0.010質量%以下で且つ[P]=0.030質量%以下となる高品質な極低炭素鋼を確実に製造する。
【解決手段】[P]=0.06質量%以上の溶銑2を用いて、[C]=0.010質量%以下、且つ、[P]=0.030質量%以下となる極低炭素鋼を製造するに際し、上吹きでは、吹錬開始から40%〜60%の経過区間では、0.21≦L/L0≦0.24を満たすように酸素を吹く。また、その後は、0.26≦L/L0≦0.28を満たすように酸素を吹く。底吹きでは、吹錬開始から85%〜95%の経過区間では、底吹きのガスを0.02〜0.04Nm3/分/ton且つ0.017〜0.030Nm3/分/mm2を満たすようにガスを吹く。さらに、その後は、0.08〜0.11Nm3/分/ton且つ0.060〜0.080Nm3/分/mm2を満たすように吹く。 (もっと読む)


【課題】脱りん銑を転炉で蛍石を使用することなく脱炭吹錬する際に、スラグ中(%AlO)が3.5質量%以下であっても脱りん反応を促進させうる溶鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】精錬容器にて脱りんした溶銑を、別の精錬容器である上底吹き転炉へ装入して脱炭吹錬するに際し、CaO源、SiO源、AlO含有プリメルトフラックス及びTiO源を添加して、処理後スラグの組成を、(%AlO)=1.0〜3.5質量%、(%TiO)=0.2〜1.0質量%、下記式(1)による塩基度((CaO)/(SiO)、但し(CaO):スラグ中の全CaO含有量(質量%)、(SiO):スラグ中のSiO含有量(質量%))を3.0〜4.5とする。 (もっと読む)


【課題】蛍石を使用せず、低燐鋼を効率よく製造する溶銑脱燐方法を提供する。
【解決手段】上底吹き転炉を用いて、滓化促進剤である蛍石を使用せずに酸素源および精錬剤により脱燐吹錬を行うにあたり、脱燐吹錬終了時のスラグ塩基度(CaO/SiO)が1.80〜2.40、(MnO)が10.0〜15.0質量%、(T.Fe)≧8.0質量%になるようにスラグ組成を調整する。底吹撹拌動力を2600〜4000watt/Tとして脱燐吹錬を行ってもよいし、精錬剤がMn鉱石を2〜4kg/Tおよび鉄鉱石を4kg/T以上含んでもよいし、精錬剤が粒径3mm以下に調整された粉体CaOを含み、上吹きランスから炉内の溶銑に当この粉体CaOを吹き付けながら脱燐吹錬してもよい。 (もっと読む)


【課題】溶融金属採取場所の制約に影響を受けずに、成分分析に直ちに供し得る試料を採取するサンプラーと、それを用いるサンプリング方法を提供する。
【解決手段】本発明は、溶融金属から金属試料を採取する金属試料採取サンプラーであって、溶融金属を採取して当該溶融金属を凝固させるサンプラー本体と、サンプラー内を真空吸引する吸引ポンプと、サンプラー本体と吸引ポンプとの間を接続し、少なくともフレキシブルパイプを含む接続部とを備える金属試料採取サンプラー、及び、これを用いたサンプリング方法である。 (もっと読む)


【課題】 前回精錬時のスラグを排滓しながら前回精錬時の残留溶鋼が極力ノロ鍋側に移行しないようにして、転炉における製鋼歩留り、すなわち(1−(装入鉄源−出鋼量)/(装入鉄源))を向上させる出鋼後転炉内残留物の処理方法を提案する。
【解決手段】 出鋼後転炉内に残留した炉内残留物に対して固体鉄源を冷却材として投入して炉内残留物を冷却した後、残留スラグを溶融状態に維持しつつ、転炉炉体を揺動して前記炉内残留物のうち残留溶鋼を転炉炉底及び炉壁に付着・固化せしめ、しかる後、転炉を傾動して溶融スラグを排出する。 (もっと読む)


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