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Fターム[4L035BB17]の内容

合成繊維 (28,381) | 繊維の形成 (8,949) | 溶液からの (2,963) | 凝固;ゲル化浴の特徴 (482) | 浴組成の特徴 (277) | 溶液の溶媒と成分が同一 (113)

Fターム[4L035BB17]に分類される特許

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【課題】乾燥緻密化以前の紡糸延伸工程における延伸倍率が仮に4倍を越えても、糸切れや毛羽発生を抑えることができて、紡糸工程の工程通過性に優れるばかりでなく、更には乾燥緻密化後の総合延伸倍率が2〜5倍を越えても、高性能で且つ安価な炭素繊維を安定して製造するのに適するアクリル繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】このアクリル繊維の製造方法は、まず口金から吐出される紡糸原液を空気中及び凝固浴中にて延伸する紡糸延伸工程と、凝固浴中あるいは熱水中で延伸する第一延伸工程と、第1供給ロールAと該第1供給ロールAより速い速度で回転する第1延伸ロールBとの間で、前記第1供給ロールAと前記第1延伸ロールBの間に設置された熱板に接触させて延伸する熱板加熱延伸工程と、加圧水蒸気中で前記第1延伸ロールBと同じ速度又は速い速度で回転する第2供給ロールCと該第2供給ロールCより速い速度で回転する第2延伸ロールDとの間で更に延伸す加圧スチーム延伸工程とを含んでおり、これらの工程順に延伸することに特徴を有する。 (もっと読む)


【課題】直径のばらつきを抑制しつつ、直径がサブミクロンから数十ナノメーター程度のファイバー状構造体を容易に高スループットに製造でき、延伸処理も行えるファイバー状構造体の製造方法、並びにさらに該ファイバー状構造体を炭素化する炭素繊維の製造方法、及び該製造方法により得られる炭素繊維の提供を目的とする。
【解決手段】ポリマーを溶解した原液を、陽極酸化ポーラスアルミナ12の平均直径10nm〜1μmの貫通細孔14から空気中又は貧溶媒中に紡出させ、前記ポリマーを凝固させて、平均直径10nm〜1μmのファイバー状構造体を形成する凝固工程を有するファイバー状構造体の製造方法。また、前記凝固工程と、炭素化工程を有する炭素繊維の製造方法、及び該方法により得られる炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】パラ型全芳香族ポリアミド成形品から、溶解残りのない均一なパラ型全芳香族ポリアミド溶液を製造する方法および当該溶液から得られる全芳香族ポリアミド再生繊維を提供する。
【解決手段】低配向のパラ型全芳香族ポリアミド成形体を原料として用い、無機塩を含まない溶媒中で成形体を膨潤させ、その後に無機塩を添加して膨潤した成形体を溶解させてパラ型全芳香族ポリアミド溶液を得る。そして、当該パラ型全芳香族ポリアミド溶液から、全芳香族ポリアミド再生繊維を得る。 (もっと読む)


【課題】 未修飾セルロース溶液を用いて良好にセルロースの分子量を低下させることなく中空繊維及び中空繊維を湿式紡糸するための方法を提供することが本発明の課題である。
【解決手段】イオン液体である塩化1―ブチル―3―メチルイミダゾリウムと非プロトン性溶剤であるN,N―ジメチルアセトアミドの混合溶媒に溶解した未修飾セルロースを原液とし、芯鞘二重ノズルを用いて未修飾セルロースの分子量が5万g/mol以上の中空繊維を紡糸する。 (もっと読む)


【課題】より簡便に強度低下を起こすような量の鉄元素を含む炭素繊維前駆体繊維を見分ける方法を提供する。
【解決手段】少なくとも次の(1)〜(5)の工程からなる炭素繊維前駆体アクリル繊維の品質管理方法。(1)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を同じ焼成条件で焼成して、炭素繊維を得る工程、(2)前記(1)で得たそれぞれの炭素繊維のストランド強度を求めて、前記鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度に対して、前記鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度の強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分の含有率を求める工程、(3)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および前記強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分を含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を、温度が180〜300℃、時間が1〜20分の同じ条件で熱処理する工程、(4)前記(3)で得た熱処理した繊維の色差を色差計により求める工程、(5)前記(4)で得た色差を基準として、工程異常を検知する工程。 (もっと読む)


【課題】結晶配向度が高い耐炎化糸を得ることを可能とするために、結晶配向度および結晶性がより向上した炭素繊維前駆体繊維を提供する。
【解決手段】広角X線回折測定にて観測される2θ=17°付近の回折強度プロファイルのピークをβ方向に測定することにより求まる結晶配向度が95.0%以上であり、かつ2θ=17°付近の該ピークの半値幅が0.50°以上であるアクリロニトリル系重合体からなる炭素繊維前駆体繊維。2θ=17°付近において、六方晶由来のシングルピークを有すると共に、そのピークの両側のショルダー部に斜方晶由来の2つのピークを有する炭素繊維前駆体繊維。アクリロニトリル系重合体を含有する紡糸原液を紡糸、延伸して得られる繊維を、蒸気圧力300kPa以上、延伸倍率2倍以上でスチーム延伸し、その後、乾燥ロールの蒸気圧力500kPa以下で乾燥処理する、合計延伸倍率5倍以上の炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明によれば、良好な紡糸性を有し、焼成工程後の炭化収率に優れた炭素繊維用アクリル系前駆体繊維、及びその前駆体繊維から得られる炭素繊維を低コストで製造できる。
【解決手段】ジブチルフタレート吸収量100(cm/100g)以下、水90質量部とカーボンブラック10質量部とからなる水分散液のpHが7.0以上8.0以下であるカーボンブラックを、ポリアクリロニトリル系重合体100質量部に対し、1〜100質量部を含む混合物で構成される炭素繊維用アクリル系前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】極めて総繊度の大きな集合トウから炭素繊維を効率的に製造するための前駆体繊維束を製造するにあたり、生産性を高めるとともに、焼成時にもトウの内部が蓄熱により過熱することがなく工程通過性に優れ、高品位の炭素繊維前駆体繊維トウが得られる炭素繊維前駆体繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の各小トウ(1) に対し交絡処理を行い、各トウ幅を前記交絡時の各小トウ(1) のトウ幅より5〜20%拡幅し、次いで、隣り合う各小トウ(1) の幅方向端部同士を交絡させて集合トウ(5) とする炭素繊維前駆体繊維束の製造方法である。前記集合トウ(5) の総繊度を150000〜600000Dtex、1本の集合トウ(5) を構成する小トウ数を4〜10、各小トウ(1) の総繊度を24000〜100000Dtexとしている。 (もっと読む)


【課題】低いエネルギーでも割繊フィブリル化し、高い比表面積となり、高吸液性、耐溶剤性を有するアクリロニトリル系重合体とセルロース系重合体が均一に混合された繊維と、これを含有する不織布を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルを50質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体40〜85質量%、セルロース系重合体60〜15重量%から構成され、見掛け繊度比が1.5〜3.0であるアクリロニトリル系重合体とセルロース系重合体が均一に混合された繊維は、低いエネルギーでも割繊フィブリル化し、高い比表面積となるので、不織布用途に好適な繊維である。また、この繊維を用いた不織布は高吸液性、耐溶剤性に優れている。 (もっと読む)


【課題】酸性雰囲気であっても物性強度の低下を抑制でき、破断強度と高温雰囲気下での寸法安定性とのバランスに優れた新規なメタ型全芳香族ポリアミド繊維を含む布帛を提供すること。
【解決手段】特定の凝固浴を用いて湿式紡糸することにより多孔質の凝固糸を得て、続いて、特定倍率で可塑延伸を実施し、さらに、飽和水蒸気中で特定の熱処理を施して得られるメタ型全芳香族ポリアミド繊維を用いて、布帛を形成する。 (もっと読む)


【課題】セメントへの分散性が良好であり、補強繊維添加後のセメントの流動性が良好な全芳香族ポリアミド短繊維からなるセメント補強材を提供すること。
【解決手段】繊維表面に特定量の無機微粒子が付着し、アスペクト比が特定範囲にある全芳香族ポリアミド短繊維を、セメント補強繊維として用いる。具体的には、繊維表面に無機微粒子が0.1〜0.5質量%付着しており、アスペクト比が300〜500の範囲である全芳香族ポリアミド短繊維を、セメント補強材とする。 (もっと読む)


【課題】寸法安定性に優れ、伸縮性を有し、かつ強度を維持しつつ柔らかい風合いを有する編地およびその製造方法の提供。
【解決手段】本発明の編地は、アクリル繊維糸条とポリウレタン弾性繊維からなり、曲げ剛性が0.020gf・cm/cm以下、破裂強さが200kPa以上である。本発明の編地の製造方法は、アクリル短繊維を含むアクリル繊維糸条とポリウレタン弾性繊維とを編成してなる生機を180〜200℃、30〜90秒の条件でプレセットする方法であって、アクリル短繊維は単繊維繊度が0.3〜2.2dtex、引張強さが2.0cN/dtex以上、乾熱処理(190℃×60秒)後の引張強さの低下率が20%以下であり、生機はアクリル繊維糸条とポリウレタン弾性繊維の繊維径比が1.3〜4.0、アクリル繊維糸条の割合が91〜99質量%、ポリウレタン弾性繊維の割合が1〜9質量%である。 (もっと読む)


【課題】光沢感に優れ、短繊維脱落による品位の低下を防ぐことができるカーペットやマット等の立毛製品を提供する。
【解決手段】繊維断面が円形若しくは円形に近い楕円形の一部に内側に凹んだ湾曲部を有する形状で、繊維表面積1,000μmあたり繊維長手方向に長さ10μm以上、深さ0.3μm以上の凹部を1〜10箇有する沸水収縮率が2%未満のアクリル繊維(a)50〜80質量%を含む紡績糸、特にアクリル繊維(a)と沸水収縮率が20〜40%のアクリル繊維(b)とからなる紡績糸にて立毛製品の立毛部を構成する。 (もっと読む)


【課題】アクリル繊維を用い、天然毛皮の風合いを有し、かつ洗濯耐久性に優れたパイル布帛を提供する。
【解決手段】長パイル部と短パイル部のある段差パイル布帛において、少なくとも短パイル部を、以下の要件イ、ロを満足するアクリル繊維(A)または以下の要件ハ、ニを満足するアクリル繊維(B)で構成し、パイル部全体ではアクリル繊維(A)またはアクリル繊維(B)を20〜80質量%含有させ、長パイル部のパイル長5〜30mm、長パイル部と短パイル部のパイル長差1〜10mmとする。イ.ハ.単繊維繊度が0.5〜40dtex、ロ.繊維断面が円形を円形の直径より短い短辺を有する長方形が貫いて長方形の両端部が円形外に位置した形状、ニ.繊維断面が三角形形状。 (もっと読む)


【課題】紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用に好適なポリアクリロニトリルの安定な製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の本発明のポリアクリロニトリル混合溶液の製造方法は、アクリロニトリルを主成分とする単量体と第1の重合開始剤とを含む原料混合物を加熱して、重量平均分子量Mwが100万〜800万のポリアクリロニトリル系重合体であるA成分と未反応単量体とを含む反応溶液を得る第1の重合工程と、第1の重合工程の後、第2の重合開始剤を追加し、前記未反応単量体を重合する第2の重合工程とを含むポリアクリロニトリル混合溶液の製造方法において、第1の重合工程終了後から第2の重合開始剤を投入するまでの間、以下のいずれか、または両方の処理を行うことを特徴とする。
(i)重合開始剤濃度に対して溶存酸素濃度を1〜10モル当量倍に制御する
(ii)重合開始剤濃度に対して5〜20モル当量倍の重合禁止剤を添加する (もっと読む)


【課題】 紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル混合溶液の安定な製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の本発明のポリアクリロニトリル混合溶液の製造方法は、アクリロニトリルを主成分とする単量体と第1の重合開始剤を含む溶液を、下記式(1)〜(3)の条件に保持し、重量平均分子量が100万〜800万であるポリアクリロニトリルと、アクリロニトリルを主成分とする単量体との、混合溶液を得る第1の重合工程と
第1の重合工程の後、第2の重合開始剤を追加し、溶液中の未反応の前記単量体を重合する第2の重合工程を含む、重量平均分子量が10万〜80万、Mz/Mw2.7〜10であるポリアクリロニトリル混合溶液の製造方法である。
t≧65×exp(−0.13×ΔT) ・・・(1)
0.5≦t≦10 ・・・(2)
20≦ΔT≦50 ・・・(3)
(式中、重合温度と第1の重合開始剤の10時間半減期温度との差:ΔT、重合時間t) (もっと読む)


【課題】引張強度等の機械的物性に優れたパラ型芳香族コポリアミド繊維を提供する。
【解決手段】特定の構造を有するパラ型全芳香族コポリアミド繊維を用いて、当該ポリマーの固有粘度(IV)を特定範囲とし、さらに、得られる繊維の色相(L値)を特定範囲内とする。すなわち、本発明は、下記化学構造式(1)、および下記化学構造式(2)の構造反復単位を含むパラ型全芳香族コポリアミドを用いて、前記パラ型全芳香族コポリアミドの固有粘度(IV)を5.0〜7.0とし、得られる繊維のL値を65〜80とする。
【化1】


(ArおよびArは独立であり、非置換あるいは置換された2価の芳香族基である。)
【化2】


(Arは非置換あるいは置換された2価の芳香族基である。) (もっと読む)


【課題】防弾性能の高いパラ型芳香族コポリアミド繊維およびそれを含む防弾衣を提供する。
【解決手段】特定の分子構造を有するパラ型全芳香族コポリアミドを用いて、得られる繊維の結晶サイズを特定範囲内とし、同時に、特定範囲の引張強度を有する繊維とする。 (もっと読む)


【課題】高い空隙率を有しながらも優れた降伏強度を有し、低分子タンパクの除去性に優れるだけでなく、モジュール化性に優れる中空糸膜を提供する。
【解決手段】本発明は、内径が150〜250μm、膜厚が10〜30μm、空隙率が75%以上、かつ降伏強度が17g以上の中空糸膜であり、中空糸膜が粒子の集合体からなり、内表面から外表面に向かって膜厚の60%の範囲は平均径が50nm以上の粒子が充填した構造であることを特徴とする中空糸膜である。 (もっと読む)


【課題】力学特性、耐熱性などが良好で、かつ、繊維中に残存する溶媒が極微量であることから、高温下での使用条件下であっても、強度を維持することが可能なメタ型全芳香族ポリアミド繊維からなる撚糸コードを提供する。
【解決手段】スキンコアを有さず緻密な凝固形態となるよう凝固浴の成分あるいは条件を適宜調節し、特定倍率の範囲内で可塑延伸を行い、さらに、その後の熱延伸を特定条件で実施して得られるメタ型全芳香族ポリアミド繊維を用いて、撚糸コードを得る。 (もっと読む)


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