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Fターム[4L035BB80]の内容

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Fターム[4L035BB80]に分類される特許

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【課題】高強度、高伸度の炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有する単量体を重合した共重合体を紡糸して得られるアクリル系繊維を、水洗、乾燥、スチーム延伸処理し、次いで、空気中に浮かんだ状態で170〜250℃、延伸比0.90〜1.10で熱処理することを特徴とする、水蒸気を用いたガス吸着量測定装置によって測定される湿度90%での水蒸気吸着量が3〜9cm3/gの繊維である炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】より簡便に強度低下を起こすような量の鉄元素を含む炭素繊維前駆体繊維を見分ける方法を提供する。
【解決手段】次の(1)〜(6)の工程を行う炭素繊維前駆体アクリル繊維の品質管理方法(1)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を同じ焼成条件で焼成して、炭素繊維を得る工程、(2)前記(1)で得たそれぞれの炭素繊維のストランド強度を求めて、前記鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度に対して、前記鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度の強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分の含有率を求める工程、(3)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および前記強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分を含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維のそれぞれをDSCで大気中190℃〜270℃定温にて測定した3分付近の発熱ピークの肩の発熱量を同じ条件で測定する工程、(4)前記(3)で得た発熱ピークの差を基準として、工程異常を検知する工程。 (もっと読む)


【課題】生産性を損なうことなく、共有結合によるポリアクリロニトリル高次構造体の発生を抑制するポリアクリロニトリルの製造方法を提供すること。
【解決手段】アクリロニトリルを含む複数種のニトリル系化合物を重合原料とするポリアクリロニトリル共重合体の製造方法であって、アクリロニトリル以外の直鎖不飽和ニトリル系化合物濃度が、アクリロニトリル100質量部に対して0.05質量部以上であることを特徴とするポリアクリロニトリル共重合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高品位な炭素繊維の製造に好適なポリアクリロニトリル共重合体の製造方法、およびそのポリアクリロニトリル共重合体を用いた炭素繊維の製造方法の提供。
【解決手段】(a)アクリロニトリルを含む単量体、連鎖移動剤、ならびに重合開始剤を少なくとも含む原料混合物を、静的混合用構造部を有する1個以上の管状反応器24を組み込んである循環ライン(I)に供給し、30〜150℃で反応器内の温度斑を5℃以内に制御し、連続重合する第1の重合工程と、(b)第1の重合工程で用いる循環ライン(I)の分岐部から第2の重合工程に送る送液工程と、(c)送液工程から送られた溶液を静的混合用構造部を有する非循環ライン(II)を通過させながら30〜150℃で、管状反応器内の温度斑を5℃以内に制御し、非循環ライン(II)出口において重合率が80〜95%となるように連続重合する第2の重合工程を有するポリアクリル系共重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 紡糸性が良好で、商品価値の高い吸湿性を有するポリアミド短繊維を提供する。
【解決手段】 ポリアミド56を主たるポリマ成分として構成される短繊維であって、吸放湿パラメータ(ΔMR)が4%以上であり、繊維長が30〜100mmであり、かつ、捲縮度が10〜25%である吸湿性ポリアミド56短繊維である。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸性および開繊性が良好で、強度が高い炭素繊維束を製造できる炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】複数の単繊維からなり、該単繊維がアクリロニトリル系重合体からなる炭素繊維前駆体繊維束であって、単繊維の断面の長径と短径との比(長径/短径)が、1.35〜1.5であり、単繊維の表面の最大高さ(Ry)が、0.42〜0.6μmであり、Ry/(長径/短径)が、0.31μm以上である。 (もっと読む)


【課題】従来と比較して、前駆体繊維束の油剤付着量及び水分量が極めて低いにも拘らず、巻形状が良く、巻崩れやパッケージ端面膨れ等の問題が少ない前駆体繊維束パッケージを提供することにある。また、本発明の他の目的は、前駆体繊維束の製造工程における油剤使用量が極めて少ないにも拘らず、繊維の損傷が少ない前駆体繊維束パッケージの製造方法を提供することにある。
【解決手段】繊維束へ油剤を付与する工程を二回に分け、油剤付着量を特定量に制御し、巻取り前に乾燥工程を通すことにより上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維製造工程において特に耐炎化処理工程において、単糸同士の接着防止・単糸切れ防止などが少なく工程安定性が良好な炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】シリコーン系油剤を付与してなる炭素繊維製造用アクリル系前駆体繊維であって、前記前駆体繊維中の油剤付着量が0.01〜0.25質量%であり、前記前駆体繊維を25℃から20℃/分で昇温して100℃になるまでの間に発生する最大収縮応力が5.0mN/30dtex以下であり、且つ単糸切れ数が1.5ヶ/m未満である炭素繊維製造用前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができるポリアクリロニトリル(PAN)系重合体を提供する。また、そのPAN系重合体を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維を製造する方法を提供するとともに、上記の高品位な炭素繊維前駆体繊維を用いた高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
Z+1平均分子量Mz+1と重量平均分子量Mwとの比であるMz+1/Mwが6以上であるポリアクリロニトリル系重合体が、濃度5〜30重量%で溶媒に溶解されてなるとともに、測定温度35℃、測定角速度0.05rad/sでの複素粘性率ηが30〜150Pa・sであり、測定温度35℃、測定角速度0.05rad/sでの貯蔵弾性率G’が0.1〜2Paである紡糸溶液を口金から吐出して炭素繊維前駆体繊維を得る炭素繊維前駆体繊維の製造方法、およびその方法で得られる前駆体繊維を焼成する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度、高伸度の炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有する単量体を重合した共重合体を紡糸して得られるアクリル系繊維を、水洗、乾燥、スチーム延伸処理し、次いで、空気中に浮かんだ状態で170〜250℃、延伸比0.90〜1.10で熱処理することを特徴とする、水蒸気を用いたガス吸着量測定装置によって測定される湿度90%での水蒸気吸着量が3〜9cm3/gの繊維である炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】品位が良好であるため焼成工程での毛羽巻付きの少ない炭素繊維前駆体繊維を安定して得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体溶液を紡糸工程と、得られた繊維糸条Aを水洗する工程と、水浴延伸する工程と、乾燥熱処理する工程と、シール部材を両端側に有する延伸チューブBを備えたスチーム延伸装置を用いて延伸することからなる炭素繊維前駆体繊維の製造方法において、ポリアクリロニトリル系重合体として、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定される重量平均分子量(Mw)が20万〜50万で、多分散度(Mz/Mw)(Mzは、Z平均分子量を表す。)が2.5〜6.0であるポリアクリロニトリル系重合体を用い、かつ、スチーム延伸工程において、延伸チューブには繊維糸条導入側に予熱域C、繊維糸条取り出し側に加熱域Dの分割された2領域を有する延伸チューブを用いる。 (もっと読む)


【課題】
生産性およびプロセス性を損なうことなく、高い引張弾性率と圧縮強度を有する炭素繊維とその製造方法および、前記炭素繊維の製造に用いられる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法または乾湿式紡糸法により紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を水浴中で洗浄する水洗工程と、該水洗工程で得られた繊維を水浴中で延伸する水浴延伸工程と、該水浴延伸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程からなるポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、紡糸原液が、極限粘度が2.0乃至10の範囲にあるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が10以上18重量%未満であり、水浴延伸工程では、最高温度が60乃至80℃の水浴中で予備延伸した後、最高温度が80乃至98℃の水浴中で延伸する、ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
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【課題】
生産性とプロセス性を損なうことなく、圧縮強度および引張弾性率の優れた炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
湿式紡糸法により、紡糸口金から吐出させ紡糸する紡糸工程と、該紡糸工程で得られた繊維を乾燥熱処理する乾燥熱処理工程と、該乾燥熱処理工程で得られた繊維をスチーム延伸するスチーム延伸工程とからなる炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法において、極限粘度が2.0乃至10.0であるポリアクリロニトリル系重合体を含み、かつ、該ポリアクリロニトリル系重合体の濃度が5乃至25重量%である紡糸原液を、下記式を満足する吐出線速度で紡糸口金から吐出させ紡糸することを特徴とする炭素繊維製造用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。
16≦V<350×C^(−0.8)
V:紡糸口金からの吐出線速度(m/分)
C:紡糸原液中のポリアクリロニトリル系重合体の濃度(重量%)
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【課題】アクリロニトリル系前駆体束の長手方向繊度変動率を抑制することで、炭素繊維の繊度バラツキを抑制する製造方法を提供する。
【解決手段】
アクリロニトリルを99モル%以上含む、フィラメント数4000〜12000、単繊維繊度3.0〜6.0デシテックスのアクリロニトリル系繊維束を0.10〜0.35MPaの加圧スチーム雰囲気下の予熱延伸工程に少なくとも1.0〜5.0秒間滞留させた後、実質的に連続する0.45〜0.70MPaの加圧スチーム雰囲気下の加熱延伸工程に少なくとも0.5〜2秒間滞留させることにより単繊維繊度0.5〜1.5デシテックスに延伸する実質的に無撚りの炭素繊維束製造用アクリロニトリル系前駆体繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度で耐候性や柔軟性に優れ、積み重ねて使用しても滑り落ちにくい土嚢を得ることができる土嚢用ポリエステル繊維を提供することを技術的な課題とする。
【解決手段】カーボンブラックを含有するポリエチレンテレフタレートからなるマルチフィラメントであって、繊維中のカーボンブラックの含有量が0.2〜1.2質量%であり、切断強度が5.5cN/dtex以上、繊維の糸/糸静摩擦係数(F/Fμs)が1.7以上であることを特徴とする土嚢用ポリエステル繊維。 (もっと読む)


【課題】光などの外部刺激により発光し、光を取り除いた後においても極めて長時間の残光輝度特性を有し、夜釣りにおいても極めて優れた視認性を発揮すると共に、繊維軸方向の微妙な釣り糸の動きを容易に確認可能で、しかも強度および耐久性に優れた蓄光性釣り糸の提供。
【解決手段】蓄光性合成繊維11と非蓄光性合成繊維12の複数本同士からなる製紐体10からなる釣り糸であって、前記製紐体10の軸方向表層部に前記蓄光性合成繊維11と非蓄光性合成繊維12が交互に位置していることを特徴とする蓄光性釣り糸。 (もっと読む)


【課題】高倍率の延伸を行う場合、細繊度の繊維を得る場合、トータル繊度の大きい繊維束を得る場合などにおいても、毛羽の発生を抑制でき、高品質の繊維、特に炭素繊維用アクリル系前駆体繊維束を実生産するに好適な繊維の延伸方法及び加圧スチーム延伸装置を提供する。
【解決手段】加圧スチーム延伸装置の延伸槽内に供給された加圧スチームを、延伸槽内に導入された繊維束の表面にて凝縮させ、繊維束の表面に生成した凝縮水の可塑化効果により延伸するように、延伸槽内に導入される繊維束の温度、並びに加圧スチームの水分量、圧力及び温度を制御する方法及びその制御が可能な加圧スチーム延伸装置による。 (もっと読む)


【課題】細くても高い強力と耐久性及び良好な打球感を得ることのできるラケットストリングに好適なフィラメントを提供し、さらに、細くても高い強力と耐久性及び良好な打球感を得ることのできるラケット用ストリング及びその製造方法を提供する。
【解決手段】断面形状が、2〜6個の略円形及び/又は略楕円形が線状に連結した異形断面形状であり、前記断面形状において、各略円形及び/又は略楕円形の中心を結ぶ軸線に対して垂直方向の厚みのうちの最大値をD(mm)、略円形及び/又は略楕円形の連結部における前記軸線に対して垂直方向の厚みのうちの最小値をd(mm)、前記軸線方向のフィラメントの長さをL(mm)とした場合に、下記式を満足するラケットストリング用フィラメント。D=0.02〜0.08(mm)、d≧0.01(mm)、d/D=0.2〜0.7、L=0.06〜0.4(mm) (もっと読む)


【課題】シリコ−ン系化合物含有油剤が付着した炭素繊維前駆体アクリル繊維束の耐炎化において、シリコーン系化合物含有油剤に起因した微粉体発生が抑制された炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】シリコーン系化合物を含有する油剤を付与した炭素繊維前駆体アクリル繊維束を、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化工程に導入する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束の含水率を1.5質量%未満とする炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高強度・高弾性率で緻密性および配向度が高く、かつトウ繊度の変動率の小さい炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の、湿式紡糸方法による長時間糸切れすることがなく毛羽の発生の少ない高速で安定な製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系共重合体を湿式紡糸して、凝固繊維とした後、浴中延伸、または空中延伸と浴中延伸をによる一次延伸を行った後、加圧水蒸気延伸を伴う二次延伸を行う炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法であって、加圧水蒸気延伸装置に糸条を導入する直前の加熱ローラーの温度を120〜190℃に設定し、前記加圧水蒸気延伸における水蒸気圧力の変動率を0.5%以下に制御し、かつ全延伸倍率に対する二次延伸倍率の割合が0.2より大きくなるように延伸することを特徴とする炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


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