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Fターム[4L037AT02]の内容

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Fターム[4L037AT02]に分類される特許

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【課題】電池用負極において負極活物質として用いるために好ましい性質を有する改質炭素繊維及びその製造方法であり、優れた充放電特性を有する電池用負極を提供する。
【解決手段】改質炭素繊維は、溶融紡糸した繊維を黒鉛化することによって得られた炭素繊維に酸化処理を行って得ることができる。ここで、この酸化処理は例えば、炭素繊維を10mol%超の酸素を含有する酸素含有雰囲気において200℃以上の温度に加熱することによって行うことができる。また、電池用負極100は、集電体及びこの集電体上の負極活物質層を有し、かつ負極活物質層20が本発明の改質炭素繊維を含む。 (もっと読む)


【課題】過度な酸化処理でCNFが切断されて導電性が低下する問題、酸化処理が不十分で分散性が劣る問題があり、高濃度のときにCNFの分散性が低い問題を解決する。
【解決手段】このカーボンナノファイバーは、カーボンナノファイバー原料に酸化処理を行うことによって、酸素含有量が8〜20質量%に制御されており、極性溶媒中の分散性に優れている。前記酸化処理は、好ましくは、硝酸と硫酸の混酸中の硝酸濃度比が10〜30質量%の混酸を用い、100℃以上で行われる。カーボンナノファイバー分散液は、前記カーボンナノファイバーを極性溶媒に分散させたものであり、カーボンナノファイバー組成物は、前記分散液とバインダー成分を含む。 (もっと読む)


【課題】 高い導電性を有し、分散剤を使用しなくても、分散媒への分散性および分散安定性が良いカーボンナノファイバー、ならびにこのカーボンナノファイバーを用いる分散液を提供することを目的とする。
【解決手段】 カーボンナノファイバーを、内径:1cmのカラムに65体積%の充填率で充填したとき、20秒後の〔(吸水量)/時間〕が、0.03〜0.20g/秒であることを特徴とする、カーボンナノファイバーである。また、このカーボンナノファイバーと、分散媒とを含む、カーボンナノファイバー分散液である。 (もっと読む)


【課題】高強度で耐シンタリング性を有する触媒繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シリカ成分を主体とする酸化物相(第1相)とシリカ以外の金属からなる金属酸化物相(第2相)との複合酸化物相からなるシリカ基複合酸化物繊維であって、前記金属酸化物相(第2相)を構成する金属酸化物の少なくとも1以上の金属元素の存在割合が繊維表面に向かって傾斜的に増大しており、前記金属酸化物相(第2相)は、それを構成する金属が粒子状に形成され、その粒子間に繊維表面から繊維内部に向かう平均細孔径が2〜30nmのメソポアが形成され、前記メソポア中に平均粒子径が0.5〜25.0nmの金属ルテニウム(Ru)粒子が担持されていることを特徴とする触媒繊維である。 (もっと読む)


【課題】貴金属担持極細炭素繊維綿状体の製造方法。
【解決手段】以下(1)〜(6)の工程よりなる貴金属担持極細炭素繊維綿状体の製造方法。(1)熱可塑性樹脂と、レーヨン、ピッチ、ポリアクリロニトリル、等々から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性炭素前駆体繊維を形成する。(2)溶剤により熱可塑性樹脂を溶解除去して熱可塑性炭素前駆体繊維とし、その分散液を作製する。(3)前記熱可塑性炭素前駆体繊維が分散した溶液を冷媒中に滴下させ、熱可塑性炭素前駆体繊維が分散した凍結体を作製する。(4)前記凍結体を凍結乾燥させることにより、熱可塑性炭素前駆体繊維から成る低密度構造体を形成させる。(5)前記低密度構造体を不融化処理した後、炭素化または黒鉛化し、極細炭素繊維綿状体を得る工程。(6)前記極細炭素繊維綿状体を、貴金属化合物溶液に浸漬させ、還元剤を添加することにより、極細炭素繊維綿状体の表面に貴金属を担持させる工程。 (もっと読む)


【課題】面圧の経時劣化が起こりにくい触媒コンバータ用保持シール材の製造方法を提供すること。
【解決手段】無機塩法にてセラミック繊維を形成し、焼成した後、このセラミック繊維を三次元的に集合させてマット状の繊維集合体を成形する。次に、無機粒子懸濁溶液を繊維集合体内に供給したうえで加熱焼成することで、懸濁溶液中に含まれる無機粒子が前記セラミック繊維の外表面に付着し固定した凹凸構造を形成する。この繊維集合体を所定形状に打ち抜いて保持シール材とする。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維の単繊維長手方向、及び単繊維間で、繊維表面の力学的物性及び化学的な構造のばらつきを低減し、複合材料としての使用に適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】 pHが2〜4で、1モル/L水溶液のpHが1以下の無機酸と、1モル/L水溶液のpHが6〜8の無機塩類とを含む水溶液中で、炭素繊維を電解酸化する。無機塩は、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、または硫酸ナトリウムが好ましく、無機酸は硫酸または硝酸が好ましい。得られる炭素繊維は、表面官能基量O/Cが15〜30%の範囲にあり、かつ比表面積が0.5〜2.0m/gの範囲にある。この炭素繊維のストランドに含まれる単繊維間の物性のばらつきを示す単繊維引張強度のCV値は20%以下である。 (もっと読む)


【課題】 十分な強度と破壊エネルギー、および高温・酸化雰囲気下で応力を受けた際に優れた耐久性を示すセラミックス基複合材料を得ることのできる、複合材料用開繊無機繊維束の製造中の繊維の損傷による繊維強度の低下を抑制し、かつ、複合材料製造中の繊維束中の繊維同士の接触を回避して、繊維の表面全体にマトリックスとの界面層を形成できる複合材料用開繊無機繊維束及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、繊維束を構成する無機繊維の表面に、無機粉末と、不活性雰囲気中1000℃以下で実質的に分解し消失する樹脂粉末が付着しており、樹脂性サイジング剤とカップリング剤により前記無機繊維束が収束されており、前記樹脂粉末の平均粒子径が、前記無機粉末の平均粒子径よりも大きいことを特徴とする複合材料用開繊無機繊維束とその製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が高いCNT繊維、及び糸切れが生じにくいCNT繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】複数のCNTを含み、前記CNTの表面に微粒子を担持していることを特徴とするCNT繊維。基板上に複数形成されているCNTの一部を引き出すとともに、引き出されたCNTの表面に前記微粒子を担持させることを特徴とするCNT繊維の製造方法。基板上に複数形成されているCNTの表面に前記微粒子を担持させる工程と、前記微粒を担持するCNTの一部を引き出す工程と、を有することを特徴とするCNT繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】単繊維の本数が多く、かつ少ない電気量で電解酸化処理されても、複合材料としたときに、マトリックス樹脂との接着性が良好で、十分な強度を発揮できる炭素繊維束の提供、および単繊維の本数が多く、かつ少ない電気量で処理する場合でも、繊維束の内部まで均一に電解酸化処理できる炭素繊維束の製造方法の提供。
【解決手段】49000〜175000本の単繊維からなり、条件a(X線光電子分光法により測定される表面酸素濃度のCV値が8%以下。)と、条件b(サイクリックボルタンメトリー法により測定される、単位面積当たりに流れる電流値(ipa値)のCV値が5%以下。)を満たす炭素繊維束、および49000〜175000本の単繊維を束状にした、トウ幅8mm以上の炭素繊維を陽極として用い、接触給電方式により5秒以上電解酸化処理する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】成形体に高い熱伝導性を付与できる熱伝導剤を提供すること。
【解決手段】ピッチ系黒鉛化短繊維を表面処理して臨界表面張力を低下させた表面処理ピッチ系黒鉛化短繊維。 (もっと読む)


組成物が、巻き取り可能な寸法の炭素繊維材料と前記炭素繊維材料に浸出されたカーボン・ナノチューブ(CNTs)とを含んだカーボン・ナノチューブ(CNT)浸出炭素繊維材料を含む。前記浸出されたCNTsは長さと分布が均一である。また、前記CNT浸出炭素繊維材料は、前記炭素繊維材料の周りに等角的に配置されたバリア・コーティングも含むが、一方、前記CNTsには実質的にバリア・コーティングは存在しない。連続CNT浸出プロセスは、(a)炭素繊維材料を官能基化すること、(b)前記官能基化された炭素繊維材料にバリア・コーティングを配置すること、(c)前記官能基化された炭素繊維材料にカーボン・ナノチューブ(CNT)形成触媒を配置すること、及び(d)カーボン・ナノチューブを合成し、これによって、カーボン・ナノチューブ浸出炭素繊維材料を形成すること、を含む。 (もっと読む)


【課題】高い電気伝導率を有するカーボンナノチューブ繊維複合体およびそのカーボンナノチューブ繊維複合体の製造方法を提供する。
【解決手段】
CNT(カーボンナノチューブ)配向膜1を壁開し、CNTを50mm/minの速度でCNTの配向方向とは直交する方向に引き出し、複数のCNTの束が連続的に繋がった長いCNT繊維3を形成した。このCNT繊維3を、トルエンに分散した0.5wt%のAuナノ粒子の溶液4に通じ、Auナノ粒子をCNT繊維3に分散させた。次に、CNT繊維3を、加熱炉5により大気下,60℃にて30分乾燥し、溶媒であるトルエンを除去した。次に、CNT繊維3を、高周波加熱炉6により、不活性ガス(Ar)雰囲気で600℃にて2.0時間熱処理した。その後、CNT繊維3に撚りを掛けることでAu粒子が内部まで均一分散したCNT繊維複合体7を作製した。 (もっと読む)


【課題】絶縁性と優れた熱伝導性を併せ持つ熱伝導剤を提供すること。
【解決手段】表面にフッ化グラファイト層を有する絶縁化ピッチ系黒鉛化短繊維。 (もっと読む)


【課題】本発明では、圧縮/復元の繰り返し負荷を受けた後にも、比較的良好な保持力を維持することが可能なマット材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明では、複数の無機繊維を含むマット材であって、前記無機繊維の少なくとも一部は、コア部と該コア部を取り囲む表層とを有し、前記表層には、前記コア部よりも多くのシリカ(SiO)が含まれていることを特徴とするマット材が提供される。 (もっと読む)


本発明は、金属炭化物セラミック繊維(10)の処理方法に関し、表面の繊維の化学変換によって主に炭素を含有する表面層(12)を作る、ハロゲンタイプの第1の反応性気相熱処理(S1)と、少なくとも1種の第2の反応性ガスを用いて行われ、化学変換の間に表面に形成された表面層を除去する第2の反応性気相熱処理(S2)とを含む。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維とマトリクス樹脂との接着性(界面接着性)を適度で適正なものとすることによって、特に耐衝撃性に優れた複合材料を製造するための炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の繊維軸方向において、表面酸素濃度(O/C)の相対的に高い部分と低い部分が、規則性を持って繰返された表面特性を有する複合材料用炭素繊維である。
O/Cが相対的に高い部分と低い部分の差が少なくとも3%で、繰返しの数(ピッチ数)が炭素繊維10mm当たり1〜10回の範囲にあるものが好ましい。かかる炭素繊維は、好ましくは、第1の表面処理工程、例えば、電解処理で炭素繊維の表面を均一に処理し、次いで、第2の表面処理工程、例えば、パルス波を用いる電解処理で表面を繊維軸方向に不連続に処理することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】電気泳動法と電解メッキ法の同時実施によって、ナノ粒子と金属がカーボン纎維に同時に混合附着されるようにした多成分同時蒸着による多機能性複合纎維と、これを具備した複合材料及び多機能性複合纎維の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明による多成分同時蒸着による多機能性複合纎維は、直径が5〜10μmの外径を持つ連続纎維が多数本纏まった束形状を持つカーボン纎維120と、前記カーボン纎維120の外面に電気泳動過程を通じて附着されるナノ粒子160と、前記カーボン纎維160の外面に電解メッキ過程を通じて附着される金属140を含んで構成されて、前記ナノ粒子160と金属140は電気泳動過程と電解メッキ過程の同時実施によって、前記カーボン纎維120の外面に混合した状態で附着されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】マトリックス材料と複合化して複合材料にする補強材として適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】強度が6100MPa以上、弾性率が340GPa以上、比重が1.76以上の炭素繊維2であって、加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(A)と、導電性ペースト14、16を用いて加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(B)との比(A/B)がA/B≦1.30の範囲であり、単繊維の測定長さ(X)と強度(Y)とで得られる関係式y=aLn(X)+bにおいて傾き(a)が0≧a>−650の範囲であり、且つ、走査型プローブ顕微鏡(SPM)測定によるインデント表面モジュラスが8〜11.5GPaの範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


本発明は、カーボンファイバーの硝酸蒸気による官能基化のための方法、かかる方法により変性されたカーボンファイバーおよびその使用に関する。
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