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Fターム[4L037CT21]の内容

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【課題】臭気吸着性、絶縁性、耐熱性等に優れ、また機械的強度および柔軟性に優れた炭素化布帛を比較的容易にかつ経済的に製造することのできる炭素化布帛の製造方法を提供する。
【解決手段】セルロース系繊維の糸からなる織布、編布または織編布を原料繊維布帛とし、これを加熱炭素化して炭素化繊維布帛を製造する方法であって、
含水率25%未満の乾燥状態の原料繊維布帛を、当該布帛の縦あるいは横のいずれか一方向から拘束して保持し、そのまま、加熱炉内において、酸素分圧50mmHg以上の酸化性雰囲気下において、250〜350℃の温度領域まで50〜200℃/時間にて昇温し、その後、酸素分圧50mmHg未満の非酸化性雰囲気として400〜750℃の最終加熱温度領域まで50〜200℃/時間の昇温速度にて、連続して昇温し、最終加熱温度にて所定時間保持する加熱に付することを特徴とする炭素化布帛の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ラージトウでありながらも品質の良い炭素繊維束を、生産性良く製造可能な炭素繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】フィラメント数が49,000以上であるアクリロニトリル系前駆体繊維束を焼成する工程において、繊維束の終末端と、もう一つ別な繊維束の先頭端を予め、前耐炎化処理として密度1.30g/cm3以上にした上で接続し、その結部から後ろのある領域を、繊維束断面形状を幅/厚み比で30〜120となるように規定された扁平トウ形状とし、さらに、並列して焼成せられる該規定された繊維束を少なくとも3本を、フィラメント間の、フックドロップ法による交絡度が1m-1〜10m-1の範囲となるように交絡させて一体集合化することで、その接続領域より後方に位置するそれぞれのアクリロニトリル系前駆体繊維束に撚りの混入がない状態にする。 (もっと読む)


【課題】繊維糸条同士を均一に交絡させることで耐炎化工程中の繊維糸条の糸切れを防止し、耐炎化処理温度の低下幅を小さくすることができる糸継ぎ装置及び糸継ぎ方法を提供する。
【解決手段】二本の集合トウ2a,2bの一部を重ね合わせ、この重ね合わせた部分を前後で挟持する一対の挟持部3,4を近接可能に設け、挟持部3,4間に集合トウ2a,2bの重ね合わせた部分を保持した状態で圧縮流体を噴射して交絡させる交絡装置7a,7b,7cを少なくとも三つ配置し、各交絡装置7a,7b,7cに隣接して挟持部3,4の近接時に各交絡装置7a,7b,7cに保持された集合トウ2a,2bの重ね合わせた部分に弛緩量を付与する重錘23を着脱可能に設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多糸条を同時に生産する繊維製造工程において、工程毎、または工程内各箇所、または前後の工程での糸条本数差を検知することにより工程中の糸切れを迅速にかつ確実に検知する糸切れ検知方法および装置を提供する。
【解決手段】所定の間隔をおいて併走する糸条中の糸切れを検知する方法において、併走する糸条の上流側と下流側とにおいて糸条本数を検知し、該上流側と下流側とで検知した糸条本数の差を確認することにより糸切れを検知することを特徴とする糸切れ検知方法。 (もっと読む)


【課題】 収納容器から垂直に引き上げられるトウを、折れ曲がりや捩れ(撚り)、厚みむらを生じさせずに引き上げ、焼成工程における糸切れや毛羽発生を防止し、アクリル繊維トウから高品質の炭素繊維を生産性よく製造する。
【解決手段】 収納容器にトラバースしながら収納されたアクリル繊維トウを、垂直方向に引き上げ焼成する炭素繊維の製法であって、トラバース幅Xと引き上げ高さYとの関係を2X≦Y≦10X垂直方向に引き上げて整トウガイドに接触させて整トウするに当り、前記収納容器の直上で引き上げたトウに、自重の0.8倍または次式で算出される張力のうち何れか大きい方の数値の張力以上の張力を更に付与することを特徴とする炭素繊維の製造方法。
f≧4.5×10-4×F
(ここにfは収納容器の直上で自重にさらに付与する張力(g)、Fは総繊度(デニール)を示す。) (もっと読む)


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