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【課題】引張伸度が大きい複合材料積層板を提供する。
【解決手段】本発明の複合材料積層板1は、基準方向に対して0°に配向した炭素繊維、および樹脂を含有する0°配向層20と、0°以外の方向に配向した炭素繊維、および樹脂を含有する厚さ0.044mm以下の1層以上の他方向配向層10,30,40とを備え、0°配向層20および他方向配向層10,30,40に含まれる炭素繊維は、単繊維の表面の最大高低差が10〜45nm、平均凹凸度が3〜7nm、単繊維の断面の長径と短径との比が1.00〜1.01で、引張伸度が2.2%以上の繊維束である。 (もっと読む)


【課題】引張伸度が大きい複合材料積層板を提供する。
【解決手段】本発明の複合材料積層板1は、基準方向に対して0°に配向した炭素繊維、および樹脂を含有する0°配向層20と、0°以外の方向に配向した炭素繊維、および樹脂を含有する厚さ0.040mm以下の1層以上の他方向配向層10,30,40とを備え、0°配向層20および他方向配向層10,30,40に含まれる炭素繊維は、単繊維の表面の最大高低差が30〜70nm、平均凹凸度が4〜10nm、単繊維の断面の長径と短径との比が1.02〜1.10で、引張伸度が2.2%以上の繊維束である。 (もっと読む)


【課題】高い機械的特性を有する繊維強化樹脂を得るための炭素繊維を提供する。
【解決手段】炭素繊維の単繊維の表面を走査型プローブ顕微鏡によって測定した位相像が以下の条件を満たす炭素繊維。
前記位相像に炭素繊維の長手方向に延びる長さ600nm以上の溝が無い。
前記位相像に炭素繊維の長手方向に延びる長さ30nm〜200nmの溝が複数存在する。
ただし、上記位相像の溝は、繊維軸に垂直な方向に位相像の変化がない部分のことをいう。 (もっと読む)


【課題】炭素化収率を低下させることなく効率的に炭素繊維束を製造する方法の提供。
【解決手段】アクリル系前駆体繊維束を酸化性雰囲気中、200〜300℃で加熱し、密度(ρ)が1.28〜1.42g/cmである耐炎化繊維束を得る耐炎化工程と、得られた耐炎化繊維束を不活性雰囲気中、300〜400℃で20〜90秒加熱する第一の前炭素化工程と、引き続き不活性雰囲気中、400℃を超えて500℃以下で20〜40秒加熱して前炭素化繊維束を得る第二の前炭素化工程と、得られた前炭素化繊維束を不活性雰囲気中、1000℃以上で加熱する炭素化工程とを有する、炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 炭素繊維の単繊維長手方向、及び単繊維間で、繊維表面の力学的物性及び化学的な構造のばらつきを低減し、複合材料としての使用に適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】 pHが2〜4で、1モル/L水溶液のpHが1以下の無機酸と、1モル/L水溶液のpHが6〜8の無機塩類とを含む水溶液中で、炭素繊維を電解酸化する。無機塩は、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、または硫酸ナトリウムが好ましく、無機酸は硫酸または硝酸が好ましい。得られる炭素繊維は、表面官能基量O/Cが15〜30%の範囲にあり、かつ比表面積が0.5〜2.0m/gの範囲にある。この炭素繊維のストランドに含まれる単繊維間の物性のばらつきを示す単繊維引張強度のCV値は20%以下である。 (もっと読む)


【課題】簡単な装置によって、安全かつ安価に多孔質セラミックスを製造する方法及びその製造方法によって製造される、優れた特性を有する多孔質セラミックスを提供すること。
【解決手段】多孔質セラミックスは、SiCセラミックスの前駆体高分子材料にシリコーンオイル等のSi-O-Si基を主鎖とする高分子材料を相溶限界量よりも過剰に混合したポリマーブレンドを出発物質として、その混合比、不融化条件、焼成条件により孔径を制御することにより製造される。ここでは、特に、セラミックス化が可能な前駆体高分子材料を複数種類混合し多孔質を形成していることに特徴を有する (もっと読む)


【課題】耐炎化炉の稼働率向上、及びメンテナンス費用低減を図りつつ、高品質の炭素繊維を生産するための耐炎化炉と、これを用いた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】その内部で、炭素繊維前駆体繊維束を複数回走行させ、かつ熱風を吹き付けて耐炎化処理する熱処理室と、前記熱処理室内の熱風を循環させる熱風循環路と、初期走行域の熱風の風速を、その他走行域の風速の10〜50%に調整する調整機構と、前記初期走行域を通過した熱風を、前記熱処理室と前記熱風循環路からなる熱風循環系の外に排出する排出路と、を備えた耐炎化炉。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維とマトリクス樹脂との接着性(界面接着性)を適度で適正なものとすることによって、特に耐衝撃性に優れた複合材料を製造するための炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の繊維軸方向において、表面酸素濃度(O/C)の相対的に高い部分と低い部分が、規則性を持って繰返された表面特性を有する複合材料用炭素繊維である。
O/Cが相対的に高い部分と低い部分の差が少なくとも3%で、繰返しの数(ピッチ数)が炭素繊維10mm当たり1〜10回の範囲にあるものが好ましい。かかる炭素繊維は、好ましくは、第1の表面処理工程、例えば、電解処理で炭素繊維の表面を均一に処理し、次いで、第2の表面処理工程、例えば、パルス波を用いる電解処理で表面を繊維軸方向に不連続に処理することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】圧縮強度などの圧縮特性に優れた炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】前駆体繊維を大気雰囲気中で200〜280℃で繊維比重を増加させつつ酸化させる耐炎化処理を行うに際し、繊維比重が1.185〜1.195の延伸倍率切替繊維比重に達するまでの耐炎化処理前期段階における延伸倍率を1〜1.2倍にし、前記延伸倍率切替繊維比重を超えた以降の耐炎化処理後期段階における延伸倍率を前記耐炎化処理前期段階における延伸倍率よりも降下させることにより、耐炎化処理前期段階延伸倍率/耐炎化処理後期段階延伸倍率を1より大きくして繊維比重が1.35以下の耐炎化繊維を得、次いで前記耐炎化繊維を不活性雰囲気中で800〜1800℃で炭素化することを特徴とするクリップ強度/ストランド引張強度が74%以上である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明にかかる炭素繊維製造用アクリル繊維油剤は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有する炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。また、本発明にかかる炭素繊維の製造方法は、上記炭素繊維製造用アクリル繊維油剤を炭素繊維製造用アクリル繊維に付着させる付着処理工程と、付着処理後のアクリル繊維を200〜300℃の酸化性雰囲気中で耐炎化繊維に転換する耐炎化処理工程と、前記耐炎化繊維をさらに300〜2000℃の不活性雰囲気中で炭化させる炭素化処理工程とを含む製造方法である。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向の導電性が高い多孔質炭素電極基材を提供する。
【解決手段】炭素化処理の最高温度が1800〜2400℃の範囲で得られたポリアクリロニトリル系炭素繊維を樹脂炭化物で結着してなる多孔質炭素電極基材である。
炭素化処理の最高温度が高くなるにつれて密度も引張弾性率も高くなっていることから、結晶化度がより高くなっていると考えられる。また、最高炭素化温度が高くなるにつれて貫通方向の比抵抗値は低くなっている。 (もっと読む)


【課題】臭気吸着性、絶縁性、耐熱性等に優れ、また機械的強度および柔軟性に優れた炭素化布帛を比較的容易にかつ経済的に製造することのできる炭素化布帛の製造方法を提供する。
【解決手段】セルロース系繊維の糸からなる織布、編布または織編布を原料繊維布帛とし、これを加熱炭素化して炭素化繊維布帛を製造する方法であって、
含水率25%未満の乾燥状態の原料繊維布帛を、当該布帛の縦あるいは横のいずれか一方向から拘束して保持し、そのまま、加熱炉内において、酸素分圧50mmHg以上の酸化性雰囲気下において、250〜350℃の温度領域まで50〜200℃/時間にて昇温し、その後、酸素分圧50mmHg未満の非酸化性雰囲気として400〜750℃の最終加熱温度領域まで50〜200℃/時間の昇温速度にて、連続して昇温し、最終加熱温度にて所定時間保持する加熱に付することを特徴とする炭素化布帛の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】生産性を向上させつつ、高品質かつ均一な性能を有する炭素繊維を製造することができる炭素繊維の製造装置を提供する。
【解決手段】耐炎化炉1,2が上下方向に複数台配置され、耐炎化炉1,2と予備炭素化炉40の間に耐炎化ストランド9,10を送り出す第1駆動装置21,22を各々設け、第1駆動装置21,22と予備炭素化炉40の間に耐炎化ストランド9,10を上下方向に幅寄せする第1幅寄せ手段60を配設し、予備炭素化炉40と炭素化炉50の間に予備炭素化ストランド31,32を送り出す第2駆動装置23,24を設け、第2駆動装置23,24と炭素化炉50の間に予備炭素化ストランド31,32を上下方向に幅寄せする第2幅寄せ手段70を配設し、炭素化炉50の下流側に炭素化ストランド33,34を送り出す第3駆動装置25,26を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】装置の腐蝕及び最終製品のコンタミを抑制することが可能で産業上有用な炭素質物質の製造方法を提供すること、及び蓄熱を防止し、短時間で大量に製造することが可能な工業的に有利な炭素質物質の製造方法を提供すること。さらに、このような製造方法により得られる炭素質物質を提供すること、及び該炭素質物質を賦活して得た活性炭を提供すること。
【解決手段】脱水剤を0.2重量%以上1重量%以下付着させたポリビニルアルコール系樹脂又はその成形物を原料とし、これを熱処理する、ポリビニルアルコール系樹脂又はその成形物を原料とし、該原料を酸素を含む雰囲気下で、原料投入量あたりのガス流量が1Nm/hr・kg以上のバッチ方式又は原料投入量あたりのガス流量が1Nm/hr・kg以上の連続方式により熱処理する、ポリビニルアルコール系樹脂又はその成形物を原料とし、該原料を0.5容量%以上15容量%以下の酸素含有気体中で熱処理して炭素質物質を得、これを賦活して活性炭とする。 (もっと読む)


【課題】原料である絹素材が本来的に有するしなやかさや柔軟性等の良好な風合いが維持された絹焼成体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の絹焼成体は、布状の絹素材を減圧雰囲気下で焼成して得られたものである。絹焼成体は、焼成前後での曲げ剛性(gf・cm2/cm)の変化率(〔焼成後の曲げ剛性−焼成前の曲げ剛性〕/焼成前の曲げ剛性×100)が−100〜300%であることを特徴とする。この絹焼成体は、好ましくは燃料電池用のガス拡散層として用いられる。 (もっと読む)


【課題】 緻密、高配向度、高強度且つ高弾性率のポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 PAN系耐炎化繊維を炭素化する炭素化工程を、第一炭素化工程と第二炭素化工程と第三炭素化工程とで構成する。第三炭素化工程では、一次処理と二次処理とに分け、それぞれの処理における繊維の比抵抗値、比重、N/C、単繊維伸度、並びに、広角X線測定(回折角26°)での結晶子サイズと、温度と、延伸倍率とを制御する。繊維張力は、繊維直径、即ち繊維断面積(S mm2)により変わるため、張力ファクターとして前記繊維断面積で換算した繊維応力(D又はE mN)を用いた数式を満たす範囲としている。
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【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な分散性、引っ掛かり性、接着性を有する補強材として機能する炭素繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維軸方向に沿って脈状の凹凸があるプリカーサーを酸化性雰囲気中、処理温度240〜250℃、延伸率1.00〜1.10で処理し、引き続き不活性雰囲気中、処理温度300〜600℃、延伸率1.02〜1.09で処理し、次いで、不活性雰囲気中、処理温度600〜1500℃、延伸率0.95〜0.98で処理することにより、繊維軸を通る任意の切断面で切断した繊維断面の幅方向両端形状がそれぞれ曲折を繰返す波状形状に形成されてなり、波状形状の山4と山4との間隔dが1.5〜2.3μmであり、波状形状の山4と谷6との高低差eが0.3〜0.5μmである炭素繊維2を製造する。
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