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Fターム[4L037PS02]の内容

無機繊維 (8,808) | 耐炎化;焼成;不融化 (815) | 気体酸化剤 (407)

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【課題】電池用負極において負極活物質として用いるために好ましい性質を有する改質炭素繊維及びその製造方法であり、優れた充放電特性を有する電池用負極を提供する。
【解決手段】改質炭素繊維は、溶融紡糸した繊維を黒鉛化することによって得られた炭素繊維に酸化処理を行って得ることができる。ここで、この酸化処理は例えば、炭素繊維を10mol%超の酸素を含有する酸素含有雰囲気において200℃以上の温度に加熱することによって行うことができる。また、電池用負極100は、集電体及びこの集電体上の負極活物質層を有し、かつ負極活物質層20が本発明の改質炭素繊維を含む。 (もっと読む)


【課題】混合物の分離膜として使用する際に高透過性と高選択性とを両立することができ、かつ、モジュール化に必要な柔軟性を確保し、実用性の高い中空糸炭素膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】中空糸状の第1の炭素膜と、前記第1の炭素膜の外表面に設けられた第2の炭素膜とを備え、破断伸度が1〜4%であり、前記第2の炭素膜は、前記第1の炭素膜よりも透過成分との親和性が高い中空糸炭素膜、ならびに、第1の炭素膜の前駆体ポリマーである第1の前駆体ポリマーを作製する工程と、第2の炭素膜の前駆体ポリマーである第2の前駆体ポリマーを作製する工程と、中空糸状の第1の前駆体ポリマーの外表面に第2の前駆体ポリマーが設置された中空糸炭素膜前駆体を形成する工程と、中空糸炭素膜前駆体を炭素化処理する工程とを含む、中空糸炭素膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】製造が容易であり、装置の小型化が可能で、水の分離性能および透過性能に優れ、かつ破損しにくくなる程度の柔軟性を有する中空糸炭素膜、それを用いた分離膜モジュールおよびその中空糸炭素膜の製造方法を提供する。
【解決手段】中空糸状の第1の炭素膜と、第1の炭素膜の外表面に設けられた第2の炭素膜と、を備えた中空糸炭素膜であって、中空糸炭素膜の破断伸度は1%以上4%以下であり、第2の炭素膜は、金属元素と、硫黄元素とを含む中空糸炭素膜、それを用いた分離膜モジュールおよびその中空糸炭素膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】熱処理室内のシート幅方向における温度分布の均一化を図ると同時に、そのために要する費用の低廉化を実現する繊維シートの加熱処理炉を提供する。
【解決手段】水平空間に配された熱風循環流路内に連続繊維シートの熱処理室を備え、当該熱処理室の室外の熱風循環流路内には、熱風の流れ方向に沿って処理ガスの加熱装置18と循環ファンとを順次配している。熱処理室内には、前記繊維シートが上下に一段以上平行で水平に走行する繊維走行路を有している。前記加熱装置18は、処理ガス加熱面18aを構成するガス加熱領域と、そのガス加熱領域と前記ガス加熱面の枠体18bとの間のガス非加熱領域とを有している。加熱装置18の隣接位置に、少なくとも床面側のガス加熱領域端と前記枠体18bとの間のガス非加熱領域を通過する処理ガスの流れを前記ガス加熱領域へと向ける風向制御部材20を有している。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、炭素繊維製造における繊維間の融着防止と安定した操業性とを両立させることができ、しかも、環境ホルモンの疑いのない、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤と、それを用いた炭素繊維の製造方法とを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、分子内に3個以上のエステル基を有するエステル化合物と水溶性アマイド系化合物を必須成分として含有し、前記エステル化合物が、多塩基酸と高級アルコールとを脱水縮合させた化合物および多価アルコールと脂肪酸とを脱水縮合させた化合物から選ばれる少なくとも1種であり、かつ分子内の1つのエステル基が炭素−炭素結合のみを介して他のどのエステル基とも結ばれている構造を有する化合物であり、油剤の不揮発分全体に占めるシリコーン系化合物の重量割合が10重量%未満である、炭素繊維製造用アクリル繊維油剤である。 (もっと読む)


【課題】製造が容易であり、装置の小型化が可能で、水の分離性能および透過性能に優れた中空糸炭素膜、それを用いた分離膜モジュールおよびその中空糸炭素膜の製造方法を提供する。
【解決手段】中空糸状の第1の炭素膜と、第1の炭素膜の外表面に設けられた第2の炭素膜とを備え、第2の炭素膜は、金属元素と硫黄元素とを含む中空糸炭素膜、それを用いた分離膜モジュールおよびその中空糸炭素膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】混合物の分離膜として使用する際に高透過性と高選択性とを両立することができる中空糸炭素膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】中空糸状の第1の炭素膜と、第1の炭素膜の外表面に設けられた第2の炭素膜とを備え、第2の炭素膜は、第1の炭素膜よりも透過成分との親和性が高い中空糸炭素膜、ならびに、第1の炭素膜の前駆体ポリマーである第1の前駆体ポリマーを作製する工程と、第2の炭素膜の前駆体ポリマーである第2の前駆体ポリマーを作製する工程と、中空糸状の第1の前駆体ポリマーの外表面に第2の前駆体ポリマーが設置された中空糸炭素膜前駆体を形成する工程と、中空糸炭素膜前駆体を炭素化処理する工程とを含む、中空糸炭素膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束への油剤の総付着量を抑制して過剰付着を防止しかつ油剤を均一に付着させる。また炭素繊維束の工程通過性を安定にする。
【解決手段】炭素繊維前駆体アクリル繊維束を、200〜300℃の酸化性雰囲気中で加熱する耐炎化工程に導入する直前に、該炭素繊維前駆体アクリル繊維束に、トリメリット酸エステルを50〜60質量%とポリエーテル骨格を含む乳化剤を40〜50質量%とを含む油剤組成物を付着させる炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、複合材料とした際に、界面接着性が均一であり、応力や衝撃に対する耐性が高い炭素繊維束を提供することにある。
【解決手段】本発明の炭素繊維束は、繊維束表面のサイジング剤付着量の、繊維束内部のサイジング剤付着量に対する比が0.5〜2.0である炭素繊維束である。本発明の炭素繊維束の製造方法は、炭素繊維束にサイジング剤溶液を付与した後、3μm以上の波長を持つ電磁波を用いて加熱乾燥させる炭素繊維束の製造方法である。電磁波の中でも、サイジング剤樹脂の吸収波長である3〜30μmの波長の赤外線を用いることが好ましい。本発明で用いるサイジング剤溶液としては、サイジング剤樹脂を、サイジング剤樹脂の質量に対して5〜20質量%の非イオン系界面活性剤で乳化した、エマルジョン水溶液が好ましい。また、電磁波を用いた加熱乾燥は、2段階以上の温度で行う多段処理であることが好ましく、温度範囲80〜120℃で加熱した後、さらに温度範囲150〜250℃で加熱する多段処理であることがさらに好ましい。 (もっと読む)


【課題】排ガス処理設備の稼動率、エネルギー消費量および大気環境負荷の低減を解決しようとするものであり、低コストで地球環境の観点からも優れた耐炎化繊維または炭素繊維の製造工程における排ガス処理方法を提供すること。
【解決手段】前駆体繊維を加熱された酸化性気体によって耐炎化する耐炎化炉を有する耐炎化繊維の製造工程、および/または耐炎化繊維の製造工程の後、耐炎化繊維を加熱された不活性気体によって炭化する炭化炉を有する炭素繊維の製造工程において、前記炉内の排ガスおよび/または前記炉周辺雰囲気の排ガスを収集して分解処理する、耐炎化繊維、および/または炭素繊維の製造工程における排ガス処理方法であって、前記排ガスのうち、耐炎化炉の炉内排ガス、耐炎化炉の炉周辺雰囲気の排ガス、および炭化炉の炉周辺雰囲気の排ガスの少なくとも一部を蓄熱式排ガス処理設備で分解処理することを特徴とする排ガス処理方法。 (もっと読む)


【課題】効率的にアクリル系炭素繊維束を製造するためには、それぞれの工程、処理方式での原料コスト、設備投資及びユーティリティコストに及ぼす影響を考慮し製造方法を最適化する必要があり、最適な処理方式を選び、効率的に高品質な炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】アクリル系前駆体繊維束を酸化性雰囲気中200〜300℃の雰囲気で25分以上加熱して該繊維束の単繊維密度を1.27〜1.36g/cmとし、ついで、該繊維束を表面温度が280〜400℃の加熱体の表面に10〜120秒接触させ、さらに、不活性雰囲気中1200℃以上の雰囲気で加熱する。 (もっと読む)


【課題】炭素化収率を低下させることなく効率的に炭素繊維束を製造する方法の提供。
【解決手段】明細書中に定義される耐炎化工程と前炭素化工程と炭素化工程とを含む炭素繊維束の製造方法であり耐炎化工程によって耐炎化繊維束の密度を1.32〜1.38g/cmにし耐炎化工程と前炭素化工程との間にさらに加熱した不活性ガスを耐炎化繊維束と接触させることにより該耐炎化繊維束の温度を400℃以下に保ちつつ該耐炎化繊維束の密度が1.42〜1.49g/cmとなるまで加熱処理する前炭素化前処理工程を有する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】優れた熱伝導性と高い耐シェア性を併せ持つ熱伝導剤を、安全な手法で提供すること。
【解決手段】ピッチ系黒鉛化短繊維を、前駆体が水溶性であるポリアミドイミド樹脂で被覆したポリアミドイミド被覆ピッチ系黒鉛化短繊維。 (もっと読む)


【課題】中空糸炭素膜を、欠陥発生割合を抑制しつつ、大量かつ迅速に得ることを可能とする中空糸炭素膜の製造方法を提供する。
【解決手段】湿式または乾湿式紡糸工程、乾燥工程および炭化処理工程を基本工程とする中空糸炭素膜の製造方法において、紡糸により得られた中空糸状物を、ボビンに巻き取り、巻き取られた中空糸状物の一端部を開放した状態で他端部より空気を送り込み、中空部分の水および芯液を排出した後乾燥処理を施し、その後炭化処理する。中空糸状物中に送り込まれる空気としては、ゲージ圧が100〜300kPaGの空気が一般に用いられる。 (もっと読む)


【課題】耐炎化の進行状況が均一で単繊維間の融着が防止された耐炎化繊維束を生産性良く提供する。
【解決手段】アクリル系前駆体繊維束に対して酸化性雰囲気中において非接触加熱方式により酸化処理し、引き続き、酸化性雰囲気中において接触加熱方式により酸化処理する、アクリル系前駆体繊維束からの耐炎化繊維束の製造方法。接触加熱方式は加熱ロールが好ましい。非接触加熱方式は熱風循環が好ましい。前駆体繊維束は総繊度が12000〜70000dtexであることが好ましい。接触加熱方式は、(1)温度240℃〜290℃の加熱ロール群1を用いて繊維の密度を1.27〜1.38g/cm3とする工程、次いで(2)温度260℃〜330℃の加熱ロール群2を用いて繊維の密度を1.30〜1.40g/cm3とする工程、次いで(3)温度280℃〜370℃の加熱ロール群3を用いて繊維の密度を1.33〜1.42g/cm3とする工程が好ましい。 (もっと読む)


【課題】セルロース、ヘミセルロース、リグニン、リグノセルロースなどを含む固形木質系原料を加熱溶解して紡糸する方法であっても、その可溶性(溶解性)を高め、且つ低沸点成分を除去後の木質系ピッチの熱安定性を高め、炭素繊維を製造する際の紡糸工程を安定して実施する。
【解決手段】セルロース、ヘミセルロース、リグニン、及びリグノセルロースから選択される少なくとも一種を含む固形木質系原料を、フェノール類と熱分解系重質油の存在下で加圧加熱して可溶化し、この可溶化物から低沸点成分を除去して得られる木質系ピッチを紡糸、不融化、及び炭化することで炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】高強度、高伸度の炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有する単量体を重合した共重合体を紡糸して得られるアクリル系繊維を、水洗、乾燥、スチーム延伸処理し、次いで、空気中に浮かんだ状態で170〜250℃、延伸比0.90〜1.10で熱処理することを特徴とする、水蒸気を用いたガス吸着量測定装置によって測定される湿度90%での水蒸気吸着量が3〜9cm3/gの繊維である炭素繊維製造用前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐炎化処理を安定して行え、高品質な炭素繊維を得ることができ、装置周囲への炉内ガスの漏れ出しを低減できる炭素繊維の製造方法を目的とする。
【解決手段】熱風加熱手段で加熱された熱風を循環させて前駆体繊維束を耐炎化処理する耐炎化工程と、該耐炎化処理により得られた耐炎化繊維を炭素化処理する炭素化工程と、該炭素化工程で送出された排出ガスと外気とを熱交換させる熱交換工程と、該熱交換工程で加熱された加熱外気を前記耐炎化工程の熱風に給気する加熱外気給気工程と、を有する炭素繊維の製造方法であって、耐炎化工程の熱風に加熱外気を給気開始してから、定常運転に至るまでの間に給気される該加熱外気の1時間当たりの熱量を、該定常運転時に給気される加熱外気の1時間当たりの熱量の20〜50%ずつ増加させる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維へのサイジング処理の際の工程安定性に優れた、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂と炭素繊維との複合材料に用いられる炭素繊維用サイジング剤を提供すること。
【解決手段】共重合ポリオレフィンと、グリコールエーテル系化合物とを含有し、該グリコールエーテル系化合物の20℃での水への溶解度が0〜100gであり、かつ該グリコールエーテル系化合物の含有量が、該共重合ポリオレフィンの固形分100重量部に対して15〜2000重量部である炭素繊維用サイジング剤とすること。 (もっと読む)


【課題】より簡便に強度低下を起こすような量の鉄元素を含む炭素繊維前駆体繊維を見分ける方法を提供する。
【解決手段】次の(1)〜(6)の工程を行う炭素繊維前駆体アクリル繊維の品質管理方法(1)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を同じ焼成条件で焼成して、炭素繊維を得る工程、(2)前記(1)で得たそれぞれの炭素繊維のストランド強度を求めて、前記鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度に対して、前記鉄分を0.5ppm以上含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維を焼成して得た炭素繊維のストランド強度の強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分の含有率を求める工程、(3)鉄分を0.5ppm未満含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維および前記強度低下率が0.5%以上20%以下となる鉄分を含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維のそれぞれをDSCで大気中190℃〜270℃定温にて測定した3分付近の発熱ピークの肩の発熱量を同じ条件で測定する工程、(4)前記(3)で得た発熱ピークの差を基準として、工程異常を検知する工程。 (もっと読む)


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