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Fターム[4L041CA38]の内容

複合繊維 (16,604) | 相を構成する材料の化学的特徴 (3,418) | ポリマー (3,411) | ポリプロピレン(ケ) (191)

Fターム[4L041CA38]に分類される特許

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【課題】本発明の課題は、バイオマス由来物質を原料としてなるポリオレフィン複合繊維を開発することで、従来のポリオレフィン複合繊維と同等の性能を有しながら、石油資源の消費を抑え、廃棄後における二酸化炭素の正味の増大を抑制することのできる複合繊維およびそれからなる不織布を提供することである。
【解決手段】上記課題は、加速機質量分光計(AMS)を用いた測定による放射性炭素(炭素14)を含むバイオマス由来の成分を原料とし、融点の異なる2種のポリオレフィンを含んでなる複合繊維であって、2種のポリオレフィンのうち、低融点のポリオレフィンが繊維横断面の外周の少なくとも一部を構成し、前記繊維横断面におけるその他の一部が、前記低融点ポリオレフィンよりも融点の高いポリオレフィンからなることを特徴とする複合繊維により解決することができる。 (もっと読む)


【課題】水を吸水(保水)する性能(効果)が大きな不織布を与え得る分割性凹凸複合繊維、該分割性凹凸複合繊維の効果的な製造方法、及びその繊維を用いてなる不織布を提供すること。
【解決手段】結晶性熱可塑性樹脂を含む高融点成分(A)と、ポリオレフィン系樹脂(a)と非晶性樹脂(b)とを含む樹脂組成物からなる低融点成分(B)とからなる複合繊維であって、該複合繊維は、高融点成分(A)と低融点成分(B)が相互に接合した断面形状を有し、低融点成分(B)からなる繊維表面部が凹凸状を呈してなることを特徴とする分割性凹凸複合繊維である。 (もっと読む)


【課題】十分な強度と寸法安定性を有する有機系繊維をマトリックス樹脂中に均一に分散させ、優れた補強効果を有する樹脂補強用繊維を提供する。
【解決手段】芯鞘型複合繊維であって、下記(1)〜(3)を満たす樹脂補強用繊維。(1)芯部を構成する繊維形成性熱可塑性ポリマーの融点が、鞘部を構成する熱可塑性ポリマーの融点より20℃以上高い。(2)上記繊維の引張強度が4.5cN/dt以上。(3)上記繊維の150℃における乾熱収縮率が15%以下。 (もっと読む)


【課題】ポリ乳酸の複合紡糸を用いた環境にやさしいスパンボンド不織布及びその製造方法の提供。
【解決手段】ポリ乳酸及びポリプロピレンのブレンド紡糸により製造された不織布において、前記不織布は、ブレンディングのための高分子混合物の総重量中のポリ乳酸の重量は10〜25重量%であり、ポリプロピレンの重量は65〜89重量%であり、分散剤の重量は1〜10重量%であるポリプロピレン/ポリ乳酸のブレンド樹脂から芯層を形成し、これを総重量の50〜80重量%にし、20〜50重量%の植物由来のポリエチレン樹脂から外部層を形成した鞘芯型フィラメントから構成されるものであることを特徴とするポリ乳酸の複合紡糸を用いた環境にやさしいスパンボンド不織布。
このような構成を有する本発明のポリ乳酸の複合紡糸を用いた環境にやさしいスパンボンド不織布及びその製造方法は、ポリプロピレンとポリ乳酸のブレンドを芯層とし、ポリエチレンを鞘層として複合紡糸して不織布を製造することから、生産性及び機械的な物性に優れており、しかも、二酸化炭素の排出量を画期的に減らした環境にやさしいスパンボンド不織布を提供して上記の従来の問題点を解消した。 (もっと読む)


【課題】不織布の風合いや均一性を損なうことなく、従来にない伸縮性および伸縮時の強力に優れた不織布を提供する。
【解決手段】融点の異なる少なくとも2種の樹脂成分を用いて得られた熱収縮性複合繊維(A)を90〜60質量%、及び融点の異なる少なくとも2種の樹脂成分を用いて得られた熱接着性複合繊維(B)を10〜40質量%、均一に含んでなるウェブが、熱収縮性複合繊維(A)を構成する樹脂成分のうち、最も融点の低い樹脂成分の融点より低い温度での熱処理(1)によって、熱収縮性複合繊維(A)が熱収縮した後、熱接着性複合繊維(B)を構成する樹脂成分のうち、最も融点の低い樹脂成分の軟化点より5〜10℃高い温度での熱処理(2)によって、当該最も融点の低い樹脂成分を溶融させて繊維間を熱接着することによって、接合一体化している伸縮性不織布。 (もっと読む)


【課題】不織布に用いたときに、嵩高性、高い不織布強度、及び、優れた伸縮性が得られる熱融着性複合繊維及び熱融着性複合繊維を用いて得られた不織布の提供。
【解決手段】第1〜第3成分の3種類の樹脂成分を用いて得られた複合繊維であって、第1成分は溶融または軟化によって熱接着性を有する樹脂成分であり、融点または軟化点は、他の2成分の融点または軟化点よりも低く、第2成分は非熱収縮性であるかまたは第3成分よりも熱収縮性が低い樹脂成分であり、第3成分は熱収縮性の樹脂成分であり、各成分が繊維長軸に対して直角な繊維断面においてそれぞれ独立に存在しており、第2成分を中心に第1成分と第3成分が並列に配置されており、少なくとも第1成分が繊維表面の一部を繊維長さ方向に連続して占めており、かつ少なくとも第3成分の一部が繊維表面の一部を繊維長さ方向に連続して占めている熱融着性複合繊維、およびそれを用いた不織布。 (もっと読む)


【課題】
植物由来の組成物を含有する環境にやさしい複合長繊維不織布の製造方法を提供する。
【解決手段】
不織布を構成するフィラメントを芯鞘型にして、芯成分にはポリプロピレンを位置させ、鞘成分には植物由来のポリエチレンを位置させて複合長繊維スパンボンド不織布を製造する方法であって、芯成分と鞘成分をそれぞれ別々の押出機で溶融させてそれぞれのポリマーを複合紡糸ノズルで紡糸した後に、紡糸されたフィラメントに冷却空気を与えて個体化させた後、固体化されたフィラメントを延伸して小繊維径を有する延伸フィラメントにするステップと、延伸フィラメントを連続駆動する多孔性スクリーンベルトに集積して不織布ウェブを形成するステップと、集積された不織布ウェブを熱接着などの様々な方法により結合して不織布ウェブの形態安定性を与えるステップと、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い伸縮性および不織布強度を有するとともに、風合いの優れた凹凸を有する伸縮不織布を提供する。
【解決手段】本発明は、潜在捲縮性複合繊維である熱収縮性繊維(1A)を含む第1繊維層と、熱収縮性繊維(1A)よりも収縮性の小さい熱融着性の熱収縮性繊維(2A)または熱融着性の非熱収縮性繊維(2B)を含む第2繊維層とが積層され、当該両繊維層が間隔を置いて配された多数の接着部によって部分的に接着一体化した不織布であって、
第1繊維層の最大収縮率発現温度が135℃以上であり、熱収縮性繊維(2A)または非熱収縮性繊維(2B)の熱融着性成分の融点または軟化点が70℃以上130℃以下であって、接着部間の第2繊維層が第1繊維層の収縮によって凸状に突起しており、且つ第1繊維層を構成する繊維同士が互いに接着していないことを特徴とする不織布に関する。 (もっと読む)


【課題】フッ素樹脂製モノフィラメントが有する優れた耐薬品性、防汚性などの特徴を損なうこと無く、従来のフッ素樹脂製モノフィラメントに比べて低比重化を図ることができ、これを構成素材とする工業用織物を使用する設備機器の負荷軽減を図り、製造原単位の改善を可能としたフッ素樹脂系芯鞘複合モノフィラメントならびにこれを用いた工業用織物を提供する。
【解決手段】芯部と鞘部を有する芯鞘複合モノフィラメントであって、芯部がエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(A)5〜30重量%およびポリオレフィン樹脂(B)95〜70重量%で構成された熱可塑性樹脂組成物(X)からなり、鞘部がエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(A)単独からなると共に、前記芯部と鞘部の芯鞘複合比率が、芯部50〜95重量%および鞘部50〜5重量%であり、かつ比重が1.45以下であることを特徴とするフッ素樹脂系芯鞘複合モノフィラメント。 (もっと読む)


【課題】ワイピングクロスの構成成分として使用された際に、拭き取り性、高吸収性等の極細繊維特有の高性能を維持しつつ、摩擦による単糸切れを防ぐことで自己発塵性の抑制に優れた極細繊維を提供する。
【解決手段】海島型複合繊維の海成分を溶出処理することによって得られる、平均単糸繊径が1000nmを越え、2500nm以下、平均単糸繊径のばらつきCV%が0〜25%、単糸強力が0.04cN以上である極細繊維。極細繊維を構成する主成分がポリエステルであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】糸切れがなく安定して紡糸でき、染色性も良好な芯鞘型複合繊維を提供する。
【解決手段】芯成分2がポリプロピレン、鞘成分3がポリエステルである芯鞘型複合繊維1であって、芯成分2のポリプロピレンは、メルトフローレート(MFR)が28g/10minを超えて60g/10min未満である。前記芯鞘型複合繊維からなる繊維構造物又は前記芯鞘型複合繊維(A)とその他の繊維(B)を含む繊維構造物とすることが可能であって、前記芯鞘型複合繊維(A)とその他の繊維(B)の混合割合が質量%で10≦A≦100、0≦B≦90の範囲とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】延伸性及び分割性に優れた分割型複合繊維とそれを含む繊維集合物、並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の分割型複合繊維は、ポリプロピレン系樹脂を含有するセグメントAと、ポリオレフィン系樹脂を含有するセグメントBとが隣接して配列されてなる分割型複合繊維であって、前記セグメントAは、z平均分子量Mzが1,000,000以上であり、かつ重量平均分子量Mwが800,000以下であるポリプロピレン樹脂を主成分として含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】伸縮性が高く、風合いが良好で、かつ層間の剥離が防止された不織布を提供すること。
【解決手段】本発明の不織布は、第1弾性繊維を含む弾性繊維層の一方の面に第2弾性繊維が配置され、少なくとも一方向に伸縮可能な不織布である。第1弾性繊維は、弾性樹脂からなる第1樹脂成分と、非弾性樹脂からなる第2樹脂成分とを含み、第2樹脂成分が繊維表面の少なくとも一部を長さ方向に連続して存在している複合繊維からなる。第1弾性繊維における第2樹脂成分の割合は70〜96質量%である。第2弾性繊維は、弾性樹脂のみから構成されていることが好適である。また、第2弾性繊維が、弾性樹脂と非弾性樹脂とを含み、非弾性樹脂が繊維表面の少なくとも一部を長さ方向に連続して存在している複合繊維からなることも好適である。 (もっと読む)


【課題】耐熱性に優れ、熱加工の際の嵩減少(へたり)が小さく、初期嵩および嵩回復性の大きい不織布が得られる捲縮性複合繊維を提供する。
【解決手段】捲縮性複合繊維は、第一成分1と第二成分2を含み、第一成分1は、ポリブテン−1を60〜95質量%とポリプロピレンを5〜40質量%含み、第二成分2は、ポリブテン−1の融点よりも20℃以上高い融点を有するポリマーであり、繊維断面において、第一成分1は複合繊維10表面の少なくとも20%を占めており、第一成分1は鞘、第二成分2は芯に配置されており、第二成分の重心位置3は複合繊維の重心位置4からずれており、複合繊維10は、波形状捲縮及び螺旋状捲縮から選ばれる少なくとも一種の捲縮を有しており、複合繊維のJIS L 1015に準じて、初荷重0.45mN/dtex(50mg/de)、温度120℃で15分間乾熱処理して測定した乾熱収縮率が5%以下である。 (もっと読む)


【課題】周辺温度の変化に応答性のある織布を提供する。
【解決手段】織布は隣り合って設けられる少なくとも第1のポリマーと第2のポリマーとから形成される多成分繊維を組み込んでなる少なくとも1つの起毛面を有する。上記第1のポリマー及び上記第2のポリマーが、上記多成分繊維を湾曲又はカールさせ、かつ温度変化に応じて可逆的に元に戻す示差熱伸長を示し、それにより周囲条件に応じて該織布の断熱性能を調節する。 (もっと読む)


【課題】低目付でも、難燃性があり、かつ嵩があり、油保持量にすぐれた、難燃性繊維構造体を提供する。
【解決手段】(A)単糸繊度が2.0〜25.0dtexの難燃性繊維30〜70重量%と(B)単糸繊度が2.0〜50.0dtexの非難燃性の熱接着性繊維70〜30重量%(ただし、(A)難燃性繊維+(B)非難燃性の熱接着性繊維=100重量%)を混綿し、エアースルー法で熱処理によりシート化されてなる難燃性繊維構造体。 (もっと読む)


【課題】高温時に高い熱収縮応力を発揮でき、かつ、加熱および冷却を繰り返した際にもその特性が失われることのないタイヤ用コードを提供する。また、これをタイヤに用いることで、タイヤ内部温度が高温状態であるランフラット走行時や高速走行時のみならず、市街地走行時などのタイヤ内部温度が低温状態である低速領域でも良好な操縦安定性が得られる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】鞘部に高剛性ポリマーを配し、芯部に高熱膨張性ポリマーを配した芯鞘構造繊維のフィラメントからなるタイヤ用コードである。フィラメントの、0.02N/dtexの荷重負荷時における伸び率が1.0〜10.0%であり、かつ、25℃から150℃まで加熱した際のフィラメント径の膨張率が1〜10%である。 (もっと読む)


【課題】柔軟な風合いと優れた機械的特性とを有する人工皮革用基材の製造において、環境負荷の低い製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】島成分が水溶性高分子であり、海成分がポリオレフィン系樹脂である海島型複合繊維からなるウェブを製造する工程(1)と、ウェブを複数枚重ねて絡合処理することにより三次元絡合体を製造する工程(2)と、三次元絡合体を形成する海島型複合繊維から水溶性高分子を水により抽出除去することにより、ポリオレフィン中空繊維からなる不織布を形成する工程(3)と、を備え、工程(1)において、海成分により形成される複数の隔壁の最薄部の平均厚みが7μm以下になるような条件で前記海島型複合繊維を形成し、工程(3)において、水がHLB5以上の界面活性剤を含む不織布の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性に優れた不織布と、その製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも表面の一部にポリエチレンを有する繊維が熱的に結合された不織布であり、該不織布は、0.5mg/cm未満の耐摩耗強さを有し、特に、0.4mg/cm未満の耐摩耗強さを有し、35%未満のエンボス領域、好ましくは28%未満のエンボス領域を有する。該不織布の製造装置はL/D比4〜9の紡績プレートとその下方に排出システムを有する。 (もっと読む)


【課題】熱融着性複合繊維が混綿されていても、嵩高で、強度や風合いを両立させ易い不織布を提供すること。
【解決手段】融点の異なる2成分を含み、加熱によってその長さが伸びる熱伸長性繊維を原料とする第1繊維と、融点の異なる2成分を含む熱融着性複合繊維を原料とする第2繊維とを含み、繊維の交点が熱融着している不織布10であり、前記熱伸長性繊維の低融点成分の融点が、前記熱融着性複合繊維の低融点成分の融点よりも低く、その融点の差が1.5〜10℃である。 (もっと読む)


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