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Fターム[4L045AA02]の内容

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Fターム[4L045AA02]に分類される特許

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【課題】高強度の炭素繊維を得ることができるアクリロニトリル系重合体溶液及びその製造方法、並びにこの重合体溶液を用いた炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】アクリロニトリル単量体単位95.0質量%以上99.0質量%以下と該アクリロニトリル単量体と共重合可能なカルボン酸を含むビニル系単量体単位1.0質量%以上5.0質量%以下とで構成されるアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解した重合体溶液であって、該アクリロニトリル系重合体の濃度が18質量%以上26質量%以下であり、かつ明細書中に定義される方法により算出された吸光度が40以上50以下であるアクリロニトリル系重合体溶液。及びアクリロニトリル系重合体溶液の製造方法、炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】直径のばらつきを抑制しつつ、直径がサブミクロンから数十ナノメーター程度のファイバー状構造体を容易に高スループットに製造でき、延伸処理も行えるファイバー状構造体の製造方法、並びにさらに該ファイバー状構造体を炭素化する炭素繊維の製造方法、及び該製造方法により得られる炭素繊維の提供を目的とする。
【解決手段】ポリマーを溶解した原液を、陽極酸化ポーラスアルミナ12の平均直径10nm〜1μmの貫通細孔14から空気中又は貧溶媒中に紡出させ、前記ポリマーを凝固させて、平均直径10nm〜1μmのファイバー状構造体を形成する凝固工程を有するファイバー状構造体の製造方法。また、前記凝固工程と、炭素化工程を有する炭素繊維の製造方法、及び該方法により得られる炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】 未修飾セルロース溶液を用いて良好にセルロースの分子量を低下させることなく中空繊維及び中空繊維を湿式紡糸するための方法を提供することが本発明の課題である。
【解決手段】イオン液体である塩化1―ブチル―3―メチルイミダゾリウムと非プロトン性溶剤であるN,N―ジメチルアセトアミドの混合溶媒に溶解した未修飾セルロースを原液とし、芯鞘二重ノズルを用いて未修飾セルロースの分子量が5万g/mol以上の中空繊維を紡糸する。 (もっと読む)


【課題】力学特性に優れた繊維を得ることができ、生産安定性の高いパラ型全芳香族ポリアミド繊維の製造方法および当該製造方法から得られた繊維を提供する。
【解決手段】特定範囲の水分を含有させた紡糸用溶液を用いてパラ型全芳香族ポリアミド繊維を製造する。すなわち、湿式紡糸法または半乾半湿式紡糸法によりパラ型全芳香族ポリアミド繊維を製造に際し、紡糸用溶液における水分率を、パラ型全芳香族ポリアミド100質量部に対して20〜200質量部含有させる。 (もっと読む)


【課題】製造に際して、隣接する糸条間同士の干渉、混繊が防止され、工程通過性に優れており、総繊度が大きく高品位で安価な炭素繊維が得られる炭素繊維前駆体であるアクリル系糸条を製造する方法とその製造装置とを提供する。
【解決手段】アクリル繊維の膨潤糸条の幅を規制する糸条幅規制部(FWR) を有している。この糸条幅規制部(FWR) に第1及び第2糸条幅規制部(WR1,WR2) を配し、第1糸条幅規制部(WR1) にて床面上を走行する糸条(T) の幅を規制すると共に、この糸条(T) に液体を付与する。第2糸条幅規制部(WR2) にて、液体が付与された前記糸条(T) の幅が糸条走行方向に沿って漸減するよう規制する。 (もっと読む)


【課題】紡糸原液中に含まれる、炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造工程や繊維の性能に悪影響を及ぼす異物およびゲル状物のみを効率的に取り除きつつ、フィルターにかかる圧力の増加を抑制し、高強度の炭素繊維を得るためのフィルター材を提供する。
【解決手段】目開きの異なる不織布タイプのフィルター材をもっとも目開きの細かい順に2層又は3層構造になるよう積層、焼結したフィルター材である。k番目の層の充填率Xk(%)、厚みYk(mm)、フィルター材を構成する繊維の断面積Zk(μm2)が次式(1)〜(3)を満足する。ただし、kはアクリロニトリル系重合体溶液精製用のフィルター材の目開きの細かい順位、nはフィルター材の積層数である。
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【課題】総繊維数が多くても、焼成工程での操業安定性を高くできる上に、得られる炭素繊維束のストランド強度および樹脂含浸性を高くできる炭素繊維前駆体アクリル繊維束を提供する。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル繊維束は、空豆形断面型単繊維と楕円形断面型単繊維と円形断面型単繊維とにより構成され、それらの本数の割合が特定範囲にある。 (もっと読む)


【課題】ロール装置に付着した汚れ物に関して、従来からの手法である汚れ物を除去するという観点を変え、ロール装置に油剤などの付着物が付着しないようにするという観点で考えた繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】ロールの接触面と水との接触角αが50°以上であるロール装置。ロール装置が加熱ロールであることが好ましい。これらより、安定して長期間繊維を得られる工程を提供する。また、前記ロール装置を用いるアクリル繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】有機系高分子からなる合成繊維において、設備費、屑発生費を増大させることなく、生産性を向上させることを目的とする。
【解決手段】繊維内部や表面に付着した溶媒や、油剤などが固着した汚れを除去する洗浄装置であって、洗浄槽内を走行する糸条に向け撹拌流を物理的に作用させる撹拌流発生手段からなることを特徴とする糸条の洗浄装置。 (もっと読む)


【課題】繊維の糸道が湿式浴中を通る部分に糸掛けを行う際の問題点を解決し、安全かつ効率的に作業できる糸掛け装置および糸掛け方法を提供すること。
【解決手段】アクリル系繊維を湿式浴で処理する工程で用いられるサクションガンであって、該サクションガンの吸引口の前方に糸条導入部が設置され、糸条導入部の先端と吸引口の先端の間の距離が50mm以上、かつ、糸条導入部の先端と吸引口の先端の間の側面の空隙率が50%以上ある糸掛け用サクションガン、およびそれを繊維の浴浸漬の最大深さより50mm以上長く設定した状態で用いる糸掛け方法。 (もっと読む)


【課題】繊維材料製支持体が柔軟かつ薄肉であっても、扁平とならない繊維強化多孔質中空糸膜の製造方法を提供する。
【解決手段】筒状の繊維材料製支持体の外周面に多孔質膜形成用紡糸原液を付着させ、付着物を凝固させることにより繊維材料製支持体外表面に多孔質膜層が設けられる多孔質中空糸膜の製造方法において、繊維材料製支持体の筒状部に拡開具を挿入し、該拡開具を円形貫通孔穿設部材の貫通孔に遊嵌した状態で、繊維材料製支持体を円形貫通孔穿設部材の貫通孔を筒状で通過させ、好ましくは次いで加熱した後、繊維材料製支持体の外周面に多孔質膜形成用紡糸原液を付着させる。 (もっと読む)


【課題】設置スペースの増大につながらず、交換作業の手間もかからず、設備費の増大が回避でき、しかもボリューム等が異なる多品種の前駆体繊維束であっても円滑に且つ安定してガイドでき、高品位の製品が得られる生産性に優れた前駆体繊維束のガイドロールユニットと同ガイドロールユニットを備えた湿式紡糸機及び炭素繊維製造装置を提供する。
【解決手段】走行する多数のフィラメントからなる繊維トウ(3) をガイドする溝付きガイドロール(11)を介して複数本の繊維トウ(3) を並列して案内するガイドロールユニット(10)である。前記ガイドロールユニット(10)は、軸方向の両端部が軸受(12)を介して回転自在に支持される軸部(13)と、該軸部の両端部に該軸部に延設された少なくとも一対一組のブラケット(14)と、該ブラケット間に支持された溝付きガイドロール(11)とを有し、前記軸部に前記一対のブラケット(14)が二組以上配されている。 (もっと読む)


【課題】強度の高い異形断面形状のアクリル系合成繊維を、紡糸溶媒として良溶媒を用いて安定生産する製造方法、特に、紡糸溶媒としてDMSO、DMF、DMAcなどの良溶媒を用いたアクリル系合成繊維の製造方法において、糸切れの発生頻度を抑制して単繊維繊度が30dtex以上、かつ、断面形状が異形断面であるアクリル系合成繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系共重合体としてアクリロニトリル30〜60重量%、塩化ビニル35〜69.5重量%、スルホン酸基含有ビニル系モノマー0.5〜5重量%、その他共重合可能なビニル系モノマー0〜5重量%を重合してなり、実質的に塩化ビニリデンを含まないアクリロニトリル系共重合体を用いる。 (もっと読む)


【課題】微細繊維状セルロースから成る糸状繊維集合体および該糸状繊維集合体を簡便で効率よく製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】微細繊維状セルロースから成る糸状繊維集合体であって、該微細繊維状セルロースの繊維径が2〜1000nmであることを特徴とする。また、微細繊維状セルロースを含む水系懸濁液を有機溶媒中に注入し、ゲル化した部分を延伸し、有機溶媒中で糸状に成形する微細繊維状セルロースから成る糸状繊維集合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 抗ピル性に優れ且つ細繊度であるアクリル繊維を湿式紡糸にて製造するにあたり、高い操業安定性と高生産性を兼備することができ、工業生産プロセスとして最適な湿式紡糸方法を提供する。
【解決手段】 アクリロニトリルを87重量%以上含有するアクリロニトリル系ポリマーからなる抗ピル性細繊度アクリル繊維を湿式紡糸により製造する方法であって、凝固浴中の総繊度と吐出線速度との関係が下記式を満たし、延伸倍率が3.5〜5.0倍であり、延伸後の緩和率が5%以下であり、緊張熱処理温度が160℃以上であり、製造されるアクリル繊維の単糸繊度が0.3〜1.0dtexであることとする。 2.5≦総繊度/吐出線速度≦15.9 (もっと読む)


【課題】ラージトウの製造であっても、製造コストが低く、生産性に優れ、糸切れ、毛羽の発生が少ない炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】本発明は、繊維数が48,000以上であるラージトウ炭素繊維束を製造するための炭素繊維前駆体繊維束である。この炭素繊維前駆体繊維束は、炭素繊維前駆体繊維の小トウの複数本を沸水中に併走させて、2%以上10%以下の緩和率で該小トウの複数本を緩和する工程と、湾曲ガイドを用いて、前記小トウの複数本の幅方向の端部において隣り合う小トウ同士が5〜50%の幅でオーバーラップするように、該小トウの複数本を合糸して集合トウを得る工程とを有する方法により、好適に製造できる。 (もっと読む)


特にp−アラミド繊維などのポリマー繊維を製造する紡糸液を調整するためにモノマー、プレポリマー、ポリマー又はそれらの混合物を処理する方法であって、モノマー、プレポリマー、ポリマー又はそれらの混合物は搬送装置4により強制的に反応器7に導入され、反応器7おいて少なくとも一部のモノマー、プレポリマー、ポリマー、添加剤は溶剤と混合、調整、溶解、均質化され且つ/又は脱気後に取り出される。
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【課題】湿式紡糸法あるいは乾湿式紡糸法により形成された凝固糸を洗浄する洗浄工程において、走行する凝固糸の繊維束から効率的に溶媒を除去することのできる洗浄設備および洗浄方法を提供すること。
【解決手段】プロペラ型攪拌翼を水洗槽内に設置し、当該プロペラ型攪拌翼によって走行する凝固糸の繊維束を振動させ、かつプロペラ型攪拌翼の回転および繊維束の振動によって水洗槽内の水洗水を攪拌する。 (もっと読む)


【課題】合成繊維の製造に用いられる紡糸口金の洗浄において、煩雑な設備を用いることなく、複数個の紡糸口金の洗浄を短時間に簡便かつ効率よく行い、しかも良好な洗浄状態を得ることのできる紡糸口金の洗浄設備を提供する。
【解決手段】洗浄液を循環させる手段を有する洗浄浴槽と、複数個の紡糸口金を固定し、かつ、回転するホルダーとを用いて、ホルダーに固定した紡糸口金に洗浄液を吹き付けてホルダーを回転させ、複数個の紡糸口金を同時に洗浄する。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性および/または電気伝導性を付与するナノチューブ、特にカーボンナノチューブを高比率で含む、ビニルアルコールのホモポリマーまたはコポリマーをベースにした伝導性複合繊維を提供する。
【解決手段】安定剤を用いることによってビニルアルコールのホモポリマーまたはコポリマー溶液中に分散したナノチューブを安定化し、この分散液を凝固溶液中に注入してプレファイバーを形成し、洗浄、乾燥して伝導性複合繊維とする。 (もっと読む)


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