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Fターム[4L055BA17]の内容

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【課題】原材料として用いる機械パルプの繊維長分布を制御することにより、収率が高く、かつ結晶化度の高い微細繊維状セルロースを製造する方法を提供するものである。
【解決手段】機械パルプを機械的な処理で短繊維化することにより、JIS P 8207−1976に準じたバウワーマクネット篩い分け試験機で測定される繊維長分布の150メッシュパスの区分の割合が45質量%以上、65質量%未満であるパルプとした後、脱脂工程、脱リグニン工程、脱ヘミセルロース工程、微細化工程を経て処理する微細繊維状セルロースの製造である。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、化学処理工程に供せられる木粉の形状を、粒度・形状分布測定における個数での累積が50%となる点において、長径が30〜50μm、短径が15〜35μmとなるように処理した後、脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理の順に化学処理を行い、かつ脱リグニン処理における温度が70〜99℃、pHが3以下で処理する微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】古紙パルプに高剪断力を負荷する脱インキ条件においても、インキ除去性が良好で、且つインキ剥離性を向上できる脱インキパルプの製造方法を提供する。
【解決手段】離解工程、ニーディング工程、漂白工程及びフローテーション工程を含む印刷古紙からの脱インキパルプの製造方法であって、脱インキ剤として、2種類の特定炭素数脂肪酸アルキレンオキサイド付加物を特定割合で含有する混合物を用いる。また、ニーディング工程を2回以上行う。 (もっと読む)


【課題】原料のリグノセルロース物質中のリグニン構造割合を管理することで、ケミカルパルプ製造において蒸解を効率よく行うことを目的とする。
【解決手段】ケミカルパルプの製造において、原料となるリグノセルロース物質をアルカリ性ニトロベンゼン酸化した時に得られるシリンガアルデヒド(S)とシリンガ酸(SA)の合計と、バニリン(V)とバニリン酸(VA)の合計のモル比(S+SA)/(V+VA)が2以上になるように、2種類以上の原料を混合して調整し、好ましくは前記原料に広葉樹材を含み、該広葉樹材として、少なくとも1種以上のフトモモ科ユーカリ属に属する材を使用するケミカルパルプ原材料配合管理方法。 (もっと読む)


繊維構造及び多糖類を含有するバイオマスの処理方法。本方法によれば,バイオマスに,該バイオマスを水相状態にして0.6 MPa を超える絶対圧力,且つ少なくとも160℃の温度で加熱する抽出処理を施すことによって,繊維塊から多糖類を分離する。本発明によれば,抽出処理を施すバイオマスのpHを,抽出処理中,積極的には低下させず,処理後,バイオマスの繊維構造を分解しないような制御の下に減圧する。繊維塊から分離した多糖類を第1留分として回収し,バイオマスの繊維構造を第2留分として回収し,これら第1及び第2の留分の少なくとも一方に他の処理を施す。本発明によれば,開始物質から有用な化合物と化合物群を,産業規模で用いるのに適した方法によって単離することができる。 (もっと読む)


【課題】TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジン−ン−オキシラジカル)よりも安価な4−ヒドロキシTEMPO誘導体を用いたセルロースナノファイバー製造方法を提供する。
【解決手段】N−オキシル化合物、すなわち、4−ヒドロキシTEMPOの水酸基を炭素数4以下の直鎖或いは分岐状炭素鎖を有するアルコールでエーテル化、またはカルボン酸或いはスルホン酸でエステル化し、疎水性を付与した下記式などの4−ヒドロキシTEMPO誘導体を触媒とすることで木材セルロースを効率良くナノファイバー化できる。
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著しく増加した収量を有する木材パルプ化の方法を提供する。木材チップは高カッパー価まで化学パルプ化され、第1合格物要素及び第1棄却物要素を提供する。第1棄却物要素は、実質的機械パルプ化処理等の高濃度パルプ化を施され、第2合格物要素及び第2棄却物要素を提供する。第1合格物要素は、高度の飽和度及び樹脂付着量を有する含浸クラフト紙の製造に使用され得る。第2合格物要素は、向上した剛性、強度及び平滑性を有する未晒板紙及び多層ライナーボードの製造における第2繊維源として使用され得る。また、第1合格物要素は、第2合格物要素と混合されて繊維混合物を生成し得る。繊維混合物は、低基本重量で強化された強度及び剛性を有する紙ベースの製品の製造に使用され得る。
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本発明は新しいパルプに関する。それは、マイクロ波照射下のテトラアルキルアンモニウム塩水溶液中で撹拌されるリグノセルロース材料から得られる。本発明はリグノセルロース材料をパルプ化する方法及びリグノセルロース材料を軟化させる方法にも関する。処理される材料は好ましくは木、軟材又は硬材である。 (もっと読む)


本発明は、特に気相でシュウ酸誘導体、特にジアルキルエステル誘導体に材料を曝露する処理工程又は前処理工程を使用した繊維状リグノセルロース材料又は供給源からパルプを製造する新規の方法である。処理したら、材料を、いくつかのパルプ化法のうちの1つを使用して精製し、最終パルプ製品を製造することができる。この製品の製造により、パルプから作製した紙の強度が増し、パルプ作製におけるエネルギーが節約される。さらに、処理又は前処理により、さらなる製品開発のための可溶性炭水化物供給源及び他の成分(例えば、酢酸、他の木材成分)が製造される。或る特定の場合には、パルプ製品は製造されず、リグノセルロース中に存在する全炭水化物は、可溶性糖に変換される。 (もっと読む)


本発明は、化学セルロースパルプの製造のための連続蒸解処理において、ある容器から次の蒸解釜へチップ懸濁液を供給する方法及び装置に関する。ここで、容器(101)は、チップを導入するための入口部(107)と、チップ懸濁液を放出するための排出部(201)とを有する。容器(101)内のチップ懸濁液は、第二流体/木比率の上方で確立された第一流体/木比率を有し、第二流体/木比率は、容器の底部で確立される。第二流体/木比率は、少なくとも、第一流体/木比率と同じ大きさ、好ましくは、それより大きい。本発明は、容器(101)からチップ懸濁液を放出した後で、かつ、チップ懸濁液を加圧下で次の蒸解釜へ送り進める前に、流体の一部(Q2)をチップ懸濁液から引き出し、それにより、チップ懸濁液内で第三流体/木比率を確立し、この第三流体/木比率が、第二流体/木比率より低いことを特徴とする。 (もっと読む)


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