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Fターム[4L055BA18]の内容

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【課題】本発明は、最近の環境問題解決の一助になるべく、バイオマス資源の有効利用の拡大の観点から非木材再生セルロース繊維の利用範囲を現実的に、工業レベルで広げる事を目的に、再生セルロース化工程での問題点を解決し、更には特徴ある非木材再生セルロース繊維及び該繊維含有繊維製品を提供するものである。
【解決手段】靱皮繊維、葉繊維をパルプ化後に溶解して繊維化した再生セルロース繊維及び該再生セルロース繊維を含有する繊維製品。 (もっと読む)


【課題】漂白剤の添加量を削減でき、発泡を防止し、消泡剤の添加量を削減することができるクラフトパルプ用洗浄剤等の提供。
【解決手段】クラフトパルプ用洗浄剤は、(i)高級アルコールのアルキレンオキシド付加体、(ii)脂肪酸アルキルエステルのアルキレンオキシド付加体、(iii)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン多価アルコールエーテル、及び(iv)多価アルコール脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレン多価アルコール脂肪酸エステルの少なくともいずれか、から選択される少なくとも1種であって、Daviesの基数を用いて下記計算式(1)より算出されたHLBが6未満の非イオン性化合物を含有する。
HLB=7+Σ(親水基の基数)+Σ(親油基の基数)・・・・(計算式(1)) (もっと読む)


【課題】従来の方法の欠点を解消したリグノセルロース材の処理方法を提供する。
【解決手段】化学パルプを製造するための連続方法であって、(a)1〜60分間の第一の時間間隔で、リグノセルロース材をスチーミングするステップ、(b)スチーミング後、スチーミングされたリグノセルロース材を、含浸容器11内で、110℃〜150℃の温度で、5分間までの第二の時間間隔で、緑液で含浸するステップ、(c)含浸後、化学パルプを製造するために、リグノセルロース材を、蒸解缶30で連続的に蒸解するステップ、を含むことを特徴とする化学パルプの連続製造方法。 (もっと読む)


【課題】バガス等の非木材植物原料は通常約2/3量のラインド(皮)と約1/3量のピス(髄質)からなり、パルプの白色度向上と、ろ水性のコントロールの可能、収率の飛躍的向上と、低公害生産システム化のために大量にピスを含む植物原料から印刷用紙用の高収率パルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】大量にピスを含む植物原料(全バガス)を予めピスとラインドに分別し、分別されたピスとラインドはそれぞれにPA蒸解薬液(過酸化水素のアルカリ溶液)で軽度の処理をし、機械的に解繊して中質及び下級印刷用紙の主原料として使用可能な、高白色度で適度のろ水性を持つ高収率ピスパルプと高収率ラインドパルプを低公害で製造する。 (もっと読む)


【課題】低カッパー価かつ高収率のパルプの提供、および薬液使用量の削減、回収ボイラーの負荷低減。
【解決手段】リグノセルロース材料を、蒸解するための容器に送られる以前に、リグノセルロース材料の絶乾重量に対して活性アルカリ添加率が1%以上5%以下となる活性アルカリとキノン化合物X(%)を含むアルカリ性溶液を添加し、この時の系内の液比をY(L/kg)とした場合、Z=X・Y-1・104で表されるキノン化合物濃度Zが100ppm以上であり、リグノセルロース材料を温度条件80〜120℃で加熱処理する工程を設け、引き続いてアルカリ性溶液を追添加し蒸解する。 (もっと読む)


【課題】セルロース材料の加水分解が完了するまで、リグニンおよび他の木材成分の沈殿を減少できる容器を提供する。
【解決手段】セルロース材料が材料投入部から材料排出部へ流れる反応容器であって、加水分解物・液体取り出しスクリーンと、材料投入部と加水分解物・液体取り出しスクリーンとの間に設けられた加水分解領域Bと、加水分解物・液体取り出しスクリーンと洗浄液取り出しスクリーンとの間に設けられた洗浄領域Cと、少なくともその一部が洗浄領域を通過して前記加水分解物・液体取り出しスクリーンによって取り出される洗浄液を注入し、洗浄領域へ導入するための洗浄液注入口61と、洗浄領域と材料排出部との間に設けられた蒸解領域D、Eと、蒸解領域またはその下方および材料排出部の上方に設けられた蒸解溶液取り出しスクリーンと、を含むことを特徴とする反応容器とする。 (もっと読む)


【課題】 パルプ製造システムにおけるエネルギー所要量を減少させることができる蒸解槽中のチップの加熱方法を提供する。
【解決手段】 含浸槽および化学的蒸解槽を有するパルプ製造システム中でチップ・スラリーを加熱する方法であって、
液体を含む含浸槽においてチップを含浸処理し、
含浸槽から蒸解槽の上部へ前記チップを移送し、
蒸解槽の下部から液体を抽出し、抽出された液体が、含浸槽中のチップの温度よりも実質的に高い温度を有するようにし、
蒸解槽の下部から抽出された液体を、含浸槽から蒸解槽へ移送される、または移送されているチップに加え、移送されているチップを抽出された液体中において熱エネルギーで加熱する
ことを含むことを特徴とするチップ・スラリーの加熱方法。 (もっと読む)


著しく増加した収量を有する木材パルプ化の方法を提供する。木材チップは高カッパー価まで化学パルプ化され、第1合格物要素及び第1棄却物要素を提供する。第1棄却物要素は、実質的機械パルプ化処理等の高濃度パルプ化を施され、第2合格物要素及び第2棄却物要素を提供する。第1合格物要素は、高度の飽和度及び樹脂付着量を有する含浸クラフト紙の製造に使用され得る。第2合格物要素は、向上した剛性、強度及び平滑性を有する未晒板紙及び多層ライナーボードの製造における第2繊維源として使用され得る。また、第1合格物要素は、第2合格物要素と混合されて繊維混合物を生成し得る。繊維混合物は、低基本重量で強化された強度及び剛性を有する紙ベースの製品の製造に使用され得る。
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【課題】効率的な方法で連続蒸解システムにおいてセルロースパルプを製造する方法を提供する。
【解決手段】セルロースチップは、移送液を用いて移送循環路11で、蒸解装置30の頂部に配置されたセルロースチップから自由液体を分離するためのトップセパレータ20へ連続的に供給される。トップセパレータは自由液体を収集するための回収空間21を有する。分離された温度Tutを有する自由液体の少なくとも一部が、リターンライン32で、トップセパレータの回収空間から移送液として使用されるべき位置まで導かれる。本質的に少なくとも135℃のクッキング温度で、蒸解装置30において少なくとも一度、黒液の加圧回収が行われる。本発明は、温度Tutより高い温度Tinを有する液体添加物をトップセパレータの回収空間21に添加する。 (もっと読む)


【課題】 パルプ蒸解工程の蒸解釜における炭酸カルシウムを含むスケールの付着抑制方法を提供する。
【解決手段】 パルプ蒸解工程の蒸解釜におけるスケール付着抑制方法であって、(1)(a)2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸及びその水溶性塩から選ばれた1種以上と(b)エチレン性不飽和カルボン酸及びその水溶性塩から選ばれた1種以上を構成単位として含み、(a)と(b)をモル比で5:95〜35:65の範囲で含む水溶性共重合体及びその水溶性塩の1種以上と、(2)ホスホン酸及びその水溶性塩の1種以上を重量比で3:7〜7:3の範囲でパルプ蒸解工程の工程水に添加する (もっと読む)


粉砕されたセルロース系繊維性材料を処理する方法であって、炭酸ナトリウムによって処理し、その後、その前処理された材料を、アントラキノン(AQ)の存在の下で蒸解する方法である。これによって生成されたパルプは、従来技術によって生成されたパルプと比較すると、より高い収率、強い強度、及び、よりよい漂白性を有する。AQは、炭酸塩前処理段階で導入することができる。この方法は、さらに、酸前処理を含むものとすることができ、生成されたパルプにより高められた特性をもたらす。
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本発明は、特に気相でシュウ酸誘導体、特にジアルキルエステル誘導体に材料を曝露する処理工程又は前処理工程を使用した繊維状リグノセルロース材料又は供給源からパルプを製造する新規の方法である。処理したら、材料を、いくつかのパルプ化法のうちの1つを使用して精製し、最終パルプ製品を製造することができる。この製品の製造により、パルプから作製した紙の強度が増し、パルプ作製におけるエネルギーが節約される。さらに、処理又は前処理により、さらなる製品開発のための可溶性炭水化物供給源及び他の成分(例えば、酢酸、他の木材成分)が製造される。或る特定の場合には、パルプ製品は製造されず、リグノセルロース中に存在する全炭水化物は、可溶性糖に変換される。 (もっと読む)


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