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Fターム[4L055BB25]の内容

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Fターム[4L055BB25]に分類される特許

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【課題】 平均繊維直径が1nm〜1000nmの微細繊維を効率よく得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 微細繊維の製造過程において、製紙用チップなどを蒸解釜で蒸解し、110〜150℃の高温下でホットブローする工程と、得られたパルプをインラインリファイニング工程で短繊維化処理する工程と、短繊維化されたパルプをセルラーゼ系などの酵素による酵素処理工程と、高速回転式解繊機や高圧ホモジナイザーなどの機械力による微細化工程とを含む微細繊維の製造方法 (もっと読む)


印刷紙からインキを除去する方法であって、(a)少なくとも25重量%が古新聞印刷紙である印刷紙を少なくとも約3%の濃度においてパルプ化してパルプスラリーを得ること;(b)前記パルプスラリーを、前記パルプスラリーからインキを遊離させるのに有効な量のインキ除去系((i)リパーゼおよびアミラーゼ、キシラナーゼまたはセルラーゼから選択される少なくとも1種の第2の酵素の組合せ、ならびに(ii)非イオン性界面活性剤を含む)(前記リパーゼは、前記パルプスラリーの乾燥含有量に対して少なくとも約0.001重量%の量で存在し、前記少なくとも1種の第2の酵素:リパーゼの比は、少なくとも約1.2:1である)により処理すること;ならびに(c)遊離したインキを前記パルプスラリーから分離することを含み、前記処理工程を脱インキフロテーション段階前に実施する方法を対象とする方法。 (もっと読む)


【課題】比較的低温で短時間の処理によってカートン材から紙とラミネート材料とを分離して各々を確実に分別回収することができる方法を提供することにある。
【解決手段】紙からなる基材の両面にラミネート層が形成されてなる液体用のカートン材から、基材を構成する紙と、ラミネート材料とを分別回収する方法であって、セルロース分解酵素の水溶液中にカートン材を浸漬し、この系を攪拌処理することにより、基材を構成する紙とラミネート材料とを分離する工程と、分離されたラミネート材料を分別回収する工程と、分離された紙を濾別回収する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】製紙用薬品または填料をパルプ繊維の内部に浸透、あるいは、パルプ繊維表面に定着させることで、製紙用薬品または填料のパルプに対する作用を向上させる。
【解決手段】パルプを(A)凍結し、次いで(B)解凍し、その後、(C)該パルプを減圧下で製紙用薬品または填料スラリーに浸漬することにより、製紙用薬品または填料を含有するパルプを製造する。 (もっと読む)


本発明はミクロフィブリル化セルロースを製造する方法に関し、この方法はセルロースファイバーを含むスラリーを提供し、このスラリーを酵素で処理し、スラリーを機械的に処理し、ファイバーを分解することを含む方法において、機械的処理および酵素を用いる処理を単一処理工程において同時的に行うことを特徴とする方法である。この方法によって、改善されており、またエネルギー効率の良い様相でMFCを製造することができる。本発明はまた、本発明による方法に従い製造されるミクロフィブリル化セルロースに関する。 (もっと読む)


【課題】製紙工業において従来使用されなかった製紙スラッジ及び排水スラッジを製紙原料として再使用できるように製紙スラッジ及び排水スラッジの歩留まりを高めた紙又は板紙の製造方法を提供する。
【解決手段】紙又は板紙の製造方法であって、
(a)パルプスラリーに製紙スラッジを配合し混合し、(b)セルロース分解酵素、好ましくはセルラーゼ及び/又はヘミセルラーゼを含む酵素組成物を添加し、(c)叩解処理を行ない、(d)紙又は板紙を抄造する。 (もっと読む)


【課題】低坪量でありながら嵩高で、紙質強度及び不透明度が高く、印刷操業性や印刷不透明度にも優れ、例えばコールドセット型インキを使用した高速多色オフセット輪転印刷等のオフセット印刷に好適に使用し得る新聞用紙を提供すること。
【解決手段】JIS P 8124に準拠して測定した坪量が36〜45g/m2の新聞用紙であって、古紙パルプ及び機械パルプを含む原料パルプからなり、古紙パルプが、酵素叩解処理にて得られた酵素叩解古紙パルプを含み、機械パルプが、粘状叩解処理にて得られた粘状叩解機械パルプを含み、原料パルプ中の全機械パルプの含有量が40質量%以上であることを特徴とする、新聞用紙。 (もっと読む)


【課題】湿潤紙力増強紙の損紙あるいは古紙を機械的処理だけで離解して、未離解物を含まない製紙用原料に適したパルプとして回収することは非常に困難であり、回収コストも高くなる。さらにこれらの薬剤が多量に使用されるため、排水に溶け込んで環境汚染の問題を引き起こすなどの新たな問題も生じている。本発明は、湿潤紙力増強剤が用いられた湿潤紙力増強紙の損紙あるいは古紙の離解を容易にし、製紙用原料としての再利用を促進するための効率的な離解方法を提供するものである。
【解決手段】湿潤紙力増強剤を用いた湿潤紙力増強紙を酵素溶液で酵素処理した後、当該湿潤紙力増強剤に対応した酸化剤、酸、アルカリ剤及び離解促進剤からなる群より選ばれる薬剤を使用して離解処理を行うことを特徴とする湿潤紙力増強紙の離解方法。 (もっと読む)


【課題】アクレモニウム・セルロリティカスよりエンドグルカナーゼやβ−グルコシターゼに分類されるセルラーゼ遺伝子を含むゲノムDNAを単離し、その塩基配列を解析することによってエンドグルカナーゼ及びβ−グルコシターゼ遺伝子を特定することを課題とした。
【解決手段】既知のエンドグルカナーゼ及びβ−グルコシターゼのアミノ酸配列を鋭意比較し、アクレモニウム・セルロリティカスにおいても保存されうるアミノ酸配列を見出し、本情報をもとに様々なプライマーを設計した。この様にして設計された様々なプライマーを用いて、ゲノムDNAもしくはcDNAを鋳型にしたPCRを実施した。その結果、エンドグルカナーゼ及びβ−グルコシターゼの遺伝子断片が得られたので、本遺伝子断片を基に、プライマーを設計し、PCRを継続することにより、エンドグルカナーゼ及びβ−グルコシターゼの遺伝子9種を増幅し、塩基配列を解析し本発明を完成するに至った。 (もっと読む)


【課題】ヘキセンウロン酸の除去に有効な特異的遊離酵素および酵素生産菌。
【解決手段】ヘキセンウロン酸を側鎖および/または末端に有するキシロオリゴ糖からヘキセンウロン酸を特異的に遊離するヘキセンウロン酸特異的遊離酵素およびこれを含む酵素系を産生するPaenibacillus属に属する細菌。 (もっと読む)


【課題】シイタケのラッカーゼ及びそれをコードする核酸、これらのラッカーゼを用いたフェノール系物質の酸化方法を提供する。
【解決手段】シイタケ子実体由来のラッカーゼ遺伝子Lcc4、特定のアミノ酸配列を含むタンパク質、又はその1又は複数のアミノ酸が欠失、置換又は付加されたアミノ酸配列を含む、ラッカーゼ活性を有するタンパク質、及び上記タンパク質をコードする核酸配列の一部若しくは全てを含む核酸。また、それらのタンパク質を用いた、基質、代表的にはフェノール系物質の酸化への適用、例えば、土壌浄化、脱リグニン処理、食品添加物としての利用。 (もっと読む)


【課題】マンガンペルオキシダーゼを繰り返し使用して、3価マンガンを安定した収率で効率よく得、得られた3価マンガンを用いて、リグニン、またはリグニンを含有する植物繊維を処理する方法、及び該処理方法により得られる植物繊維を提供すること。
【解決手段】3価マンガンの存在下にリグニン、またはリグニンを含有する植物繊維を処理する方法において、3価マンガンの製造方法が、
水又は水溶液中で、あるいは水又は水溶液と有機溶媒との混合溶媒中で、マンガンペルオキシダーゼと2価マンガンと酸化剤とを反応させて2価マンガンを酸化することにより3価マンガンを生成させる第一工程と、
膜を用いた分画により、3価マンガンを含有する反応液からマンガンペルオキシダーゼを分離する第二工程と、
を有することを特徴とする、リグニン、またはリグニンを含有する植物繊維の処理方法を提供すること。 (もっと読む)


本発明は、キシラナーゼ、マンナナーゼおよび/またはグルカナーゼ活性、例えば内部β-1,4-キシロシド結合またはエンド-β-1,4-グルカナーゼ結合の加水分解を触媒する活性、および/または直鎖多糖類ベータ-1,4-キシランのキシロースへの分解作用を有する酵素に関する。したがって、本発明は、ヘミセルロース(植物の細胞壁の主要成分)を分解する方法および処理工程を提供する。前記方法および処理工程には、任意の植物または木材もしくは木材製品、木材廃棄物、紙パルプ、紙製品または紙廃棄物もしくは副産物中のヘミセルロースを加水分解する方法および処理工程が含まれる。さらにまた、新規なキシラナーゼ、マンナナーゼおよび/またはグルカナーゼを設計する方法、およびその使用方法もまた提供される。本キシラナーゼ、マンナナーゼおよび/またはグルカナーゼは、上昇pHおよび温度で高い活性および安定性を有する。 (もっと読む)


本発明の一態様は、平均粒径を有する前処理リグノセルロース材料を得るための最初の蒸気前処理、次いで平均粒径を有する精砕リグノセルロース材料を得るための精砕を含む、リグノセルロース材料を処理する方法に関するものであり、この前処理リグノセルロース材料の平均粒径は、精砕リグノセルロース材料の平均粒径よりも大きい。一定の実施形態において、リグノセルロース材料は、草、スイッチ草、コード草、ライ麦草、クサヨシ、茅、糖処理残渣、サトウキビ搾り粕、農業廃棄物、稲わら、もみ殻、大麦わら、トウモロコシの穂軸、穀類わら、麦かん、アブラナわら、エンバクわら、エンバクもみ殻、トウモロコシ繊維、わら、大豆わら、トウモロコシわら、林業廃棄物、再生木材パルプ繊維、おがくず、堅木、および軟木からなる群から選択される。
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【課題】セルロース系の繊維原料から、十分に微細化されたナノファイバーを効率よく製造することが可能なナノファイバーの製造方法、および、該方法により製造される、十分に微細化されたナノファイバーを提供する。
【解決手段】(a)セルロース系の繊維原料を湿式で離解し、(b)離解された繊維原料を予備的に解繊して粗繊維化した後、(c)予備解繊された繊維原料に超音波を印加して微細繊維化する超音波処理を行うとともに、(c)の超音波処理工程が終了するまでのいずれかの時点で、繊維原料に酵素を作用させる。
(a)の離解工程,(b)の予備解繊工程,(c)の超音波処理工程の少なくとも1つの工程を酵素を作用させつつ実施する。
酵素として、セルラーゼ系酵素、キシラナーゼ系酵素、ヘミセルラーゼ系酵素の少なくとも1種を用いる。 (もっと読む)


【課題】酵素処理によるセルロース原料からのセルロースナノファイバーの製造において、特別な装置を必要とせず、温和な条件下で、高結晶性を維持し、素材としての新しい用途が期待できるセルロースナノファイバーを高収率で得る。
【解決手段】CMF(Cellulose microfibril)の凝集体、もしくはCMFそのものの一部に物理的な緩みを生ぜしめ、酵素のセルロース原料への浸透性を向上させると同時に緩みに生じた非晶部分にエンドグルカナーゼを作用させることによって、CMFをフィブリル化し、所望のセルロースナノファイバーを得て、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】セルロース系の繊維原料から、十分に微細化されたナノファイバーを効率よく製造することが可能なナノファイバーの製造方法、および、該方法により製造される、十分に微細化されたナノファイバーを提供する。
【解決手段】(a)セルロース系の繊維原料を湿式で離解した後、(b)離解された繊維原料を予備的に解繊して粗繊維化する予備解繊工程を実施し、(c)予備解繊された繊維原料を蒸煮処理した後、(d)蒸煮処理された繊維原料を微細繊維化(ミクロフィブリル化)する。
繊維原料に酵素を作用させる酵素処理工程を備える。
微細繊維化工程の前の段階で、繊維原料の脱水を行う脱水処理工程を備える。
少なくとも前記(d)の微細繊維化工程よりも前の段階で、繊維原料の脱水を行う脱水処理工程を備える。 (もっと読む)


マイクロプレートレットセルロース粒子を含有する板紙では、表面平滑度、美的外観、曲げ剛性、および強度特性が向上している。マイクロプレートレットセルロース粒子を板紙の表面処理に用いると、マイクロプレートレットが板紙表面の繊維間の隙間を埋める。その結果、曲げ剛性を低下させずに、処理紙の強度や、平滑度、不透明度、塗料保持性、および印刷適性等の表面特性を向上させることができる。また、本発明は、板紙の密度を増加させずに他の望ましい特性を維持しながら板紙の強度、表面平滑度、および/または曲げ剛性を向上する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】
古紙に記載の機密情報を漏洩することなく、効率的に、古紙の糖化および糖の回収を行うことができる古紙処理方法を提供することである。
【解決手段】
貯蔵室内に投入された古紙に酵素含有液を接触させる接触工程を有し、古紙と酵素との反応進行中または反応完了後に、貯蔵室を糖回収施設に輸送し/又は輸送すること無しに、糖を回収することを特徴とする古紙処理方法である。前記接触工程において、噴霧器、スリットもしくは塗工ロールのうちから選ばれる少なくとも1つの接触装置を用いるのが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、リパーゼ及び過酸化物源の組合せにより化学パルププロセス水を処理することにより化学パルプにおけるピッチ問題を処理するための組成物及び方法に関する。本発明はまた、リパーゼ、過酸化物源及び有機酸により化学パルププロセス水を処理することにより化学パルプにおけるピッチ問題を処理するための組成物及び方法にも関する。 (もっと読む)


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