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Fターム[4L055CE42]の内容

 (82,557) | 抄紙機の細部 (1,187) | フェルト (336) | 継目 (77) | 基布の経糸ループによるもの (36)

Fターム[4L055CE42]に分類される特許

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【課題】 フェルト中の空間体積を適切に確保し、通水性と、圧縮性を持続させる為に、フェルトの基布を構成する経糸及び緯糸にモノフィラメント糸を用いた無端状及び有端状フェルトを提供するにあたり、湿紙側面及びロール側面両面の脱毛問題やツララ問題を解消し、更に作業工数の増加やフェルトの基布物性が大きく変化することなく、前記フェルトを提供すること。
【解決手段】 基布510は湿紙側面511及びロール側面512を形成する多重構造をなし、基布の地経糸521、522及び地緯糸531はモノフィラメント糸であって、基布にバット繊維層551、552を一体化させた抄紙用プレスフェルト500において、前記地経糸とは異なる糸材からなる追加経糸541が、前記地経糸間に配置され、且つ、前記湿紙側面及びロール側面の両表面で浮沈するように織り込まれるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、干渉を減少させたパターンを有し、従って、改良された脱水均一性を有する抄紙機用の多層多軸布を提供する。
【解決手段】本発明は、複数の織り交ぜられたMDヤーン及びCDヤーンを有する上部層と、複数の織り交ぜられたMDヤーン及びCDヤーンを有する下部層と、前記上部層と前記下部層との間に配置された不織層とを有することを特徴とする抄紙機に使用する多軸布を提供する。また本発明は、複数の織り交ぜられた機械方向MDヤーン及びCDヤーンを有する上部層であって、内側及び外側を有する上部層と、複数の織り交ぜられたMDヤーン及びCDヤーンを有する下部層であって、内側及び外側を有する下部層とを有する抄紙機に使用する多軸布であって、前記上部層の前記内側及び前記下部層の前記内側は、所定の技術により、平坦化されることを特徴とする多軸布を提供する。 (もっと読む)


【課題】フェルトの端部同士を互いに接合するために前記フェルトの端部にループが設けられたフェルトにおいて、ループ内に挿通された芯線の端部の抜け止め作業を簡単に行うことができるように構成された接合用芯線の抜け止め構造及び方法を提供する。
【解決手段】フェルト1の端部2同士を互いに接合するために前記フェルト1の端部2にループ3が設けられたフェルト1であって、前記フェルト1の端部2の近傍7には厚さ方向に貫通された貫通孔5が形成されており、前記貫通孔5には、前記ループ3を交互にかみ合わせて形成された共通孔6に挿通された芯線4の端部4aが挿通されるように構成する。 (もっと読む)


【課題】製紙用シームフェルトにおいて、フェルトのMD方向長さが長尺でも袋織による製織が可能な製紙用シームフェルトを提供する。
【解決手段】基布B、Wとバット層とを有し、前記基布B、Wはシームループを有する製紙用シームフェルトにおいて、前記基布B、Wは、フェルト走行方向(MD方向)両端部にシームループLを備えた小織布が複数枚隣接して、芯線Sの貫通によって連結され、前記芯線Sがモノフィラメントの撚糸からなることを特徴とする、製紙用シームフェルト。 (もっと読む)


【課題】端部接合用のループが互いに離反することで、ループをかみ合わせて芯線を通す接合作業の作業効率が低下することを避けることができるようにする。
【解決手段】有端のフェルト1を製紙機内の所定の走行経路に引き込んだ上でフェルトの両端部1a・1bを接合するために用いられる掛け入れ用具を、フェルトの各端部に設けられた端部接合用のループ11をかみ合わせて芯線12を通す接合作業に先だって、フェルトの両端部を仮止めするために、スライド式のファスナ13を端部にそれぞれ備え、このファスナを係合させることで、フェルトの両端部を仮止めすると共に、フェルトの各端部が山形状に突き合わせた状態に保持する仮接合布14と、フェルトの各端部に一端が連結されると共に仮接合布に他端が連結されて、フェルトの各端部が仮接合布から所要の間隔以上に離反しないように拘束する1対の拘束布17とを有するものとする。 (もっと読む)


【課題】製造コストの増大や物性の大きな変化を招くことなく、バット繊維層の脱毛を抑制することができるようにする。
【解決手段】基布2にバット繊維層3を一体化させた製紙用フェルトにおいて、基布が、モノフィラメント糸からなる地経糸4・5が厚さ方向に複数重なり合って各地経糸による層が積層された多層構造をなし、この地経糸とは異なる糸材からなる追加経糸13が、製紙面側の地経糸による上層11のみを構成して基布の製紙面側の表面で浮沈するように織り込まれたものとする。特に追加経糸が、緯糸に絡み合うことなく基布の表面側あるいは内側を概ね真直に通る部分の割合が緯糸に絡み合って屈曲する部分の割合より高くなるように織り込まれたものとする。 (もっと読む)


【課題】シームループを噛み合わせフェルトの掛け入れ作業を良好に行うことのできる製紙用シームフェルトを提供する。
【解決手段】有端状の基布のMD方向両端部にシームループを有し、基布にバット繊維層をニードルパンチにより絡合一体化させてなる製紙機械用のフェルトFであって、シームループの複数本を揃えて一組のシームループ群を形成し、MD方向両端部を付き合わせてシームループ群を交互に噛み合わせて形成される共通孔内に、シーム用芯線を挿入する。シームループ群の一体形成は、接着、芯鞘繊維の熱接合等による。 (もっと読む)


【課題】紙の表面性を向上させると共に、適切な空隙量を長期間に渡って維持することができ、さらにシームマークを抑制すると共に、シーム部で切断された糸の解れを防止することができるようにする。
【解決手段】複層構造をなし、端部に形成されたループ21により無端状に接合される基布層1を有し、走行面3側に、経糸12及び緯糸13を互いに絡合させた下基布11が配置され、この下基布の経糸によりループが形成され、製紙面5側に、第1方向糸16及び第2方向糸17を互いに絡合させると共に、全幅に渡って一体的に製織された上基布15が配置され、第1方向糸が、丈方向及び幅方向に対して斜めに延在するように配されると共に、第2方向糸が、幅方向に対して平行とならないように配されて、この第1方向糸及び第2方向糸が、幅方向のループの列に沿って切断されたものとする。 (もっと読む)


【課題】シーム部と地部との間の物性の違いに起因して発生するシームマークを抑制すると共に抄紙機走行時の異音を低減し、且つ端部接合用のループのずれを抑制してループ接合時の作業性を向上させる。
【解決手段】織機上で抄紙機上の経糸となる打ち込み糸の折り返しにより端部接合用のループ8が形成されると共に、そのループを形成する1対の経糸3・4の双方に緯糸10を絡合させた2重織りで地部が形成された基布1を有し、この基布におけるループの近傍に、そのループを形成する1対の経糸の各々で構成された1重織りの織物層11・12を互いに重ね合わせた態様のラミネート構造部が設けられ、このラミネート構造部において、2つの織物層をそれぞれ構成する緯糸13・14が、互いに対称となる組織で織り込まれると共に、互いに厚さ方向に重なり合うものとする。 (もっと読む)


2つの横方向端に配置された縫い目ループを伴うファブリックを製造するために、ベースファブリック層が内側に折り畳まれて平らにされる平らに織られた全幅のベースファブリック層から、機上での縫い合わせが可能な積層された産業用ファブリックを作る。
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本発明は、継ぎ目を有するプレス・フェルトを製造するための方法、プレス・フェルト、及びプレス・フェルトのベース織地に係る。このベース織地(1)は、継ぎ目ループ(12)を形成する縦方向ヤーン(10a,10b)、及びウエブ側の表面レイヤ(A)の中を伸びる縦方向ヤーン(7)を備えたワン・ベース構造である。縦方向ヤーンは、クロス・ヤーン(8)とともに織り合わされる。表面レイヤの縦方向ヤーンの、中間レイヤ及びボトム・レイヤの縦方向ヤーンに対するヤーン比は、少なくとも、2:1:1である。それに加えて、表面レイヤの縦方向ヤーンは、長いランを有していて、それらの断面積は、継ぎ目ループを形成するヤーンより小さい。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 多層構造の基布を用いた場合であっても、湿紙表面平滑性に優れ、バット固着性が良く、且つ積層された基布のシーム部における経糸の飛び出し、緯糸の解れがないシングルシームフェルトを提供する。
【解決手段】 両端にシームループを有する織成された基材とバット層とを備えたシーム付抄紙用プレスフェルトであって、
前記基材は、該シームループに芯線を介して無端状に接合してなる第一基布と、両端にフェルト加工時のみにシームループに芯線を介して無端状に接合してなる第二基布の1枚以上とから構成され、該基材の湿紙側にバット層を配置して絡合することにより貼り合わされ、且つ、バット層は前記第二基布のシームループ部近傍で巾方向に切断されており、製紙機械上で前記第一基布のシームループのみに芯線を介して無端状に接合されている。 (もっと読む)


【課題】優れた耐圧縮性を実現すると共に、工数の増加と工程負荷の増大を防止し、かつ、特殊で高価な織機を用いることなく、低コストで製造することができるようにする。
【解決手段】製紙機のプレスパートで用いられ、織機上で一体的に製織される3層の基布層5a〜5cを備えた基布1を有する製紙用プレスフェルトにおいて、3つの基布層5a〜5c間を移動してその基布層を相互に接結する緯糸(接結緯糸)4a〜4fを有し、この緯糸が、各経糸3a〜3cの複数本分の間隔をおいて入れ替わりながら基布層を構成するように織り込まれたものとする。 (もっと読む)


【課題】製紙機のプレスパートで用いられ、1対の経糸の折り返し部で端部接合用のループが形成されると共に、厚さ方向に重ねて配された各経糸により構成される基布層が2層重なり合うように織機上で一体的に製織された織布からなる基布を有する製紙用シーム付きプレスフェルトにおいて、優れた耐圧縮性を実現すると共に、特殊な織機を用いることなく低コストに製造することができるようにする。
【解決手段】2つの基布層11・12間を移動してその基布層を相互に結合する接結緯糸5a〜5hを有し、この接結緯糸が、幅方向に並んだ経糸3・4の複数本分の間隔をおいて入れ替わりながら基布層を構成するように織り込まれたものとする。 (もっと読む)


【課題】追加緯糸が織り込まれた部分が加圧時の圧力を不均一にする凸部や凹部となることがないようにして、シームマークなどの不具合を避けることができ、さらにループの捩れを抑制すると共にフラップの脱落を防止することができるようにする。
【解決手段】2本の経糸3・4の折り返し部で端部接合用のループ11が形成されると共に、そのループの基部に地の緯糸5とは異なる糸材からなる追加緯糸15が織り込まれた基布を有する製紙用シーム付きフェルトにおいて、追加緯糸が、1本のフィラメントからなるモノフィラメント糸と、これより小径のフィラメントを複数集合させたマルチフィラメント糸との撚り糸からなるものとする。 (もっと読む)


【課題】織機上で抄紙機上の経糸となる打ち込み糸の折り返しにより両方の耳部で端部接合用のループが形成されるように基布を製織する場合に、厚さ方向に斜めに傾いた状態に形成されたループの形態を容易に修正して、接合作業の作業性を向上させることができるようにする。
【解決手段】織機上で抄紙機上の経糸5・6となる打ち込み糸が斜めに折り返される耳部に対応する一端1a側のループ際部において、ループ13を形成する1対の経糸が互いに独立した織物層La2・La3を構成し、また経糸3・4となる打ち込み糸が斜めに折り返される耳部に対応する他端1b側のループ際部において、ループ12を形成する1対の経糸3・4が互いに独立した織物層Lb1・Lb2を構成するようにする。 (もっと読む)


【課題】フェルトの丈方向の両端部に設けられたループを交互にかみ合わせて形成された共通孔に芯線を挿通して両端部を互いに接合する際に、ループの共通孔に挿通された芯線の端部を所定の引き込み経路に引き込んで抜け止めを行う作業を簡単に行うことができるようにする。
【解決手段】ループの共通孔内に芯線10を誘導するリードワイヤ30の端部を接続可能な接続部33を一端側に備えると共に把持部34を他端側に備えた抜け止め用具31を、引き込み経路を隔てて接続部及び把持部が外部に突き出るようにループ9内に予め挿入しておき、ループの共通孔に芯線を挿通した後に、リードワイヤ30の端部を接続部に接続した上で、把持部を引っ張ることで、芯線の端部を引き込み経路に引き込むようにする。 (もっと読む)


【課題】基布を構成する経糸の折り返しにより端部接合用のループを形成した製紙用シーム付きフェルトにおいて、幅方向の端部で顕著に発生するループの摩耗を抑制して長寿命化を図る。
【解決手段】ループの基部においてその走行面側を通るように設けられると共に、幅方向の両端部の高摩耗領域にのみ延在する保護用緯糸11を設ける。特にこの保護用緯糸を、下糸5の下側に位置する割合が下糸の上側に位置する割合より大きくなるような絡合形態で下糸に絡み合うように設ける。 (もっと読む)


【課題】織布の先端部を相互に接合するにあたり、溶着が均一で仕上がり状態が整然としたものになり、十分な接合強度を得ると共に、溶着部に適度な厚みを確保することができるようにする。
【解決手段】織布3の幅方向に延在する先端部11・12を相互に接合するために、その一対の先端部の各々において緯糸6を所要の本数除去してできた経糸5のみの部分が互いに重複するように重ね合わされ、ここに経糸に架設された態様で熱可塑性の糸材からなる架橋糸21が緯糸と平行に配置されて、この架橋糸と熱可塑性の糸材からなる経糸とが共に部分的に溶融した状態で相互に固着されるように超音波溶着されたものとする。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向に重なり合う複数本の経糸の折り返しにより丈方向の端部に厚さ方向に複数のループ列が形成された基布を有する製紙用多重織シーム付きフェルトにおいて、製造工程を煩雑化させることなく、接合作業の作業性を向上させると共に、基布の物性が全体的に概ね均一となるようにする。
【解決手段】基布1が、織物組織の基本パターンを構成する緯糸13・14とは異なる緯糸19を地部に追加して、この緯糸が、ループ8・9の各々を端部に備えた複数の織物層15・16を織り合せる接結糸となるように多重織で織り上げられて、接結糸を配さないループの近傍に、織物層が互いに分離独立した分離部が設けられたものとする。 (もっと読む)


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