説明

Fターム[4L055FA06]の内容

 (82,557) | 目的、効果 (9,982) | パルプ品質関係 (298) | ピッチ付着防止 (49)

Fターム[4L055FA06]に分類される特許

1 - 20 / 49


【課題】紙や板紙を製造する工程において、水系のpHが中性・塩基性条件下のみならず、酸性条件下においても、優れた汚れ付着防止効果と、優れた剥離性向上効果の両方を発揮しうる抄紙作業性向上剤及びそれを用いた抄紙機の抄紙作業性向上方法を提供する。
【解決手段】本発明の抄紙作業性向上剤は、ノニオン界面活性剤としての構成部分を有する酸性界面活性剤と、アミノ基含有ポリマーと、ノニオン界面活性剤とを有効成分として含有している。 (もっと読む)


【課題】本発明は、リグノセルロース物質を原料として、連続蒸解釜を用いて前加水分解−クラフト蒸解法により溶解パルプを製造する際にピッチトラブルがなく、蒸解効率
がよく、品質の良い溶解パルプを得る。
【解決方法】グノセルロース物質から溶解パルプを製造する方法であって、1)リグノセルロース物質を水に浸し、次いで浸した水の一部を脱水して不純物を除去しつつ、リグノセルロース物質の含水量を調整する工程と、2)該含水状態のリグノセルロース物質を100℃以上に加熱して前加水分解処理する工程と、3)該前加水分解処理後、脱水して、処理後のリグノセルロース物質と、廃ガスおよび廃液に分ける工程と、4)該前加水分解処理後のリグノセルロースを連続蒸解釜を用いてアルカリ蒸解する工程と、5)該アルカリ蒸解後、洗浄して、さらに漂白処理を行う工程の、少なくとも5つの工程からなる溶解パルプの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高品質の紙を製造できかつピッチ付着を更に抑制することができるピッチ抑制方法及びピッチ抑制剤を提供すること。
【解決手段】パルプ材料からパルプを製造するパルプ製造系におけるピッチ抑制方法は、カルシウムイオンに対するキレート剤を、前記パルプ製造系においてパルプ又はその中間体と水とが接触する箇所へと添加する工程を有する。カルシウムイオンに対するキレート剤が、樹脂成分のカルシウム塩の生成又は凝集を抑制することで、ピッチの凝集物がパルプに混入することによる紙の品質の低下を予防でき、また、ピッチの付着を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】既に開示されている文献では水溶液重合であり、濃度の高い製品を製造することは不可能である。またジアリルアミン系単量体とアクリル系単量体の共重合性も十分ではない。従って本発明においては、ジアリルアミン系単量体とアクリル系単量体の共重合性の良い重合体を油中水型エマルジョン重合によって調製する処方を開発し、それをピッチトラブル低減剤として応用することを目的とする。
【解決手段】使用するジアリルアミン系単量体全量と使用する(メタ)アクリル系単量体の5質量%〜15質量%からなる水溶液を、水に非混和性の有機液体と界面活性剤により該有機液体を連続相、該水溶液を分散相とする油中水型エマルジョンを形成させ、重合開始剤により共重合を開始させた後、該油中水型エマルジョン中に、残りの前記(メタ)アクリル系単量体水溶液を連続的あるいは間歇的に添加し共重合することによって達成できる。
(もっと読む)


【課題】少ない薬剤の添加量で効果的にスケールを防止することができ、ボイラ缶内、鉄鋼転炉集塵水系、パルプ製造工程の蒸解釜内や黒液濃縮工程などにおけるスケール防止に有効なスケール防止方法を提供する。
【解決手段】パルプ製造工程のスケール防止方法であって、50〜250℃及びpH≧9の条件下において、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、アクリル酸とマレイン酸の共重合体、アクリル酸とマレイン酸と酢酸ビニルの共重合体及びマレイン酸とイソブチレンの共重合体から選択された一つのカルボキシル基を有するポリマーとともにホスホノ基を有する化合物を添加するにあたり、前記カルボキシル基を有するポリマー、及び、ホスホノ基を有する化合物の重量比0.4/0.6〜0.8/0.2の比率で、前記カルボキシル基を有するポリマー及びホスホノ基を有する化合物を、該水系に添加するスケール防止方法。 (もっと読む)


【課題】フローテーターでインク、灰分、ピッチ等の異物除去を効率的に行うことができる脱墨工程におけるフローテーター用異物除去剤、異物除去方法、及び脱墨パルプの製造方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される第四級アンモニウム基含有モノマー由来の構成単位を有するカチオン性単独重合体又は共重合体を含有する脱墨工程におけるフローテーター用異物除去剤、異物除去方法、及び脱墨パルプの製造方法である。


(式中、R1及びR2は水素原子又はメチル基、R3及びR4は水素、炭素数1〜4のアルキル基等、R5は炭素数1〜22の炭化水素基、Aは炭素数1〜5のアルカンジイル基、Xは第四級アンモニウム基の対イオンを示す。) (もっと読む)


【課題】抄紙系でのスケールトラブル及びピッチトラブルを回避することができ、サイズ剤由来の汚れの発生を抑制した、サイズの優れる板紙の製造方法の提供。
【解決手段】25℃で液状であるアルケニルコハク酸無水物60〜95質量%と25℃で液状である2−オキセタノン化合物5〜40質量%の割合で含有する混合物を乳化して得られることを特徴とするサイズ剤組成物をpH6.5〜8.5のパルプスラリーに添加して抄紙を行う。 (もっと読む)


【課題】紙及び板紙の製紙工程において、製紙欠陥や汚れ発生等のトラブルの要因となるピッチの低減方法を提供することを課題とする。
【解決手段】抄紙前の製紙原料において、ビニル系単量体或いはビニル系単量体混合物を重合することにより得た電荷内包率35%以上、90%以下のビニル重合系架橋性水溶性カチオン性あるいは両性重合体を適用することにより、上記課題を解決することができる。
(もっと読む)


【課題】 ピッチコントロール剤によって処理された欠陥原因物質を再度凝集作用によって集め、成紙上の欠陥発生の元となることを防ぎ、さらにスクリーンの通過後の製紙原料に添加しても、混合が素早く起こり、地合調製の問題も良好である抄紙方法を提供する。
【解決手段】
抄紙前の製紙原料に、重量平均分子量が1000以上、500万未満のビニル重合系カチオン性あるいは両性水溶性高分子及び/または重縮合系カチオン性物質(A)を添加し該製紙原料中の紙の欠点発生物質を処理した後、定義で表示される電荷内包率50%以上90%以下のビニル重合系イオン性水溶性高分子(B)を添加し抄紙することによって達成できる。
(もっと読む)


【課題】製紙工程においてピッチの凝集及び巨大化を効果的に抑制でき、その結果新聞の印刷工程におけるピッチトラブル、特に断紙を格段に低減することができる新聞用紙の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、古紙パルプを主原料とするコールドオフセット印刷用の新聞用紙であって、灰分率が5質量%以上15質量%以下になるよう填料を含有し、この填料として平均粒子径が2μm以上12μm以下のタルク及びホワイトカーボンを50:50〜95:5の配合割合で含み、上記填料の少なくともいずれか一方とピッチが吸着し、ピッチ粒子の平均面積が2000μm以下に制御されていることを特徴とする。表層A、中層B及び表層Cにその質量比が実質的に1:2:1となるよう3分割した場合において、中層Bのピッチ質量が表層Aのピッチ質量と表層Cのピッチ質量の合計より大きくするとよい。 (もっと読む)


【課題】紙や板紙を製造する工程において、優れた汚れ付着防止効果と、優れた剥離性向上効果とを併せ持つ抄紙作業性向上剤及びそれを用いた抄紙機の抄紙作業性向上方法を提供する。
【解決手段】本発明の抄紙作業性向上剤は、ノニオン界面活性剤としての構成部分を有する酸性界面活性剤と、アミノ基含有ポリマーとの混合液からなり、優れた汚れ付着防止効果と、優れた剥離性向上効果とを併せ持つ。 (もっと読む)


製紙プロセスにおいて1種または複数のタイプの疎水性夾雑物をモニターし、制御する方法が開示されている。その方法では、蛍光を発し、それらの疎水性夾雑物と相互作用を有することが可能な、疎水性染料を測定することを使用する。さらに、それらの疎水性夾雑物の相対的なサイズを求める方法もまた、同様に開示されている。
(もっと読む)


【課題】再生パルプを用いた紙の製造工程において、再生パルプに含まれる古紙由来の粘着性異物やピッチが原因となる紙の品質低下や操業トラブル、マシン欠陥を低減すること。
【解決手段】再生パルプを含有するパルプスラリーに加水分解酵素、硫酸、および凝結剤(分子量10万以上700万以下のカチオン性ポリマー)を添加し、パルプスラリーのpHを5.8〜8.2に調整する。 (もっと読む)


【課題】パルプ及び紙の製造工程におけるピッチ障害の抑制・防止に、特殊な設備を必要としない簡易な設備で簡易に製造できるピッチ付着防止剤と、これを用いたピッチ付着防止方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ポリビニルアルコールにアミノ基を有する化合物を付加する反応によって得られるカチオン変性ポリビニルアルコールを有効成分として含有することを特徴とするピッチ付着防止剤、及びこれを用いたピッチ付着防止方法。 (もっと読む)


【課題】製紙工程における抄紙工程のワイヤーパートで使用されるワイヤー、脱水工程のプレスパートで使用される抄紙用フェルト及び各種プレスロールに対する有機汚れ・無機汚れの付着、堆積を防止することができる汚れ防止剤組成物及び汚れ防止方法を提供する。
【解決手段】特定の非イオン性界面活性剤と、ヒドロキシカルボン酸あるいはその塩とを、重量比で1:9〜9:1の範囲で含有することを特徴とする汚れ防止剤組成物、及び製紙工程の抄紙工程及び脱水工程のシャワー水系に、上記非イオン性界面活性剤と上記ヒドロキシカルボン酸あるいはその塩とを、重量比で1:9〜9:1の範囲で、それらの濃度合計が、100〜100,000mg/Lとなるように添加することを特徴とする汚れ防止方法。 (もっと読む)


【課題】デポジットの付着防止性に優れ、また疎水性かつ構造が複雑な製紙用具・製紙装置に対する濡れ性が充分であり、製紙用具・製紙装置へのデポジットの付着を防止する。
【解決手段】(a1)及び/又は(a2)の重合体(A)を1〜30質量%、式(1)で表される化合物(B)を1〜30質量%含有する外添型デポジットコントロール剤。(a1)ビニルアルコール単位、ビニルピロリドン単位及び(メタ)アクリルアミド単位から選ばれる1種以上の構成単位から構成され、重量平均分子量5,000〜1,000,000。(a2)アミンとエピハロヒドリンを反応させて得られ、重量平均分子量が5,000〜1,000,000。


(式中、Rは炭素数7〜13の分岐一級アルコール残基、mはEO(オキシエチレン基)の平均付加モル数で4〜60、nはPO(オキシプロピレン基)の平均付加モル数で0〜20、mとnとのモル比100:0〜40:60) (もっと読む)


【課題】パルプ及び紙の製造工程におけるピッチ障害を効果的に抑制、防止するために原料パルプスラリー及び再利用するパルプ搾水中からピッチとなる成分を効率良く系外に除去するピッチ除去剤を提供すること。
【解決手段】テルペンアルコール類を含有することを特徴とするピッチ除去剤、およびさらに下記一般式(I)で表されるポリオキシアルキレン基から構成される化合物を含有するピッチ除去剤。HO−(AO)n−H…(I)(但し、AOは炭素数2から4のオキシアルキレン基を表し、nは1から200の整数である。) (もっと読む)


【課題】グリセリン等の保湿成分を含む衛生薄葉紙の損紙を抄紙原料として利用可能にする、効果的な処理方法を提供する。
【解決手段】水溶性の保湿成分を含む衛生薄葉紙の損紙を処理する方法であって、前記損紙と水とを混合攪拌して損紙由来の保湿成分を水中に溶出させ、その後に脱水処理して損紙由来の繊維を含む固形成分を回収し、この回収された固形成分を連続的又は段階的に、オンラインで抄紙系へ返送する。保湿成分を溶出させたのち脱水するので、得られる固形成分は、微生物の栄養源となる保湿成分が十分に低減されている。したがって、この後、例えば、バージンパルプを主体とする抄紙原料に混合するなどして、通常の抄紙系に返送して抄紙することができる。 (もっと読む)


クラフトパルプ化プロセスで処理された木材チップから樹脂を除去するための組成物及び方法が開示されている。この方法はトリテルペン及びトリテルペノイド樹脂を除去するのに特に有用である。 (もっと読む)


【課題】 抄紙機のプレスロールに供給する湿紙Wのための剥離剤の供給量を、プレス速度または抄紙速度の変動や抄造する紙の銘柄や坪量の変化に迅速に対応して調整できるようにした抄紙機のプレスロール用剥離剤供給量制御装置を提供する。
【解決手段】 センターロールCのドクターブレード5を洗浄するドクターシャワー水を供給するシャワー水供給管7aに接続された剥離剤供給管10に容積式の流量計13を設けて、剥離剤のドクターシャワー水への添加量を計量する。その計量値に基づいて、剥離剤を給送する定量ポンプ11の吐出量を調整する。流量計13に容積式のものを用いることにより微量な剥離剤を計量でき、プレス速度または抄紙速度の変化に高精度に追随させて添加量を調整できる。 (もっと読む)


1 - 20 / 49