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Fターム[4M113AD35]の内容

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【課題】厚膜の酸化物超電導薄膜であっても、Jcが低下せず、膜厚に応じた高いIcの酸化物超電導薄膜とその製造方法を提供する。
【解決手段】有機金属化合物溶液の塗布、仮焼熱処理、本焼熱処理を行い、所定厚みの酸化物超電導層を作製する酸化物超電導層作製工程と、ナノ微粒子の溶液を用いて酸化物超電導層の上にナノ微粒子を付着させるナノ微粒子付着工程とを、交互に行い、ナノ微粒子が所定間隔で層状に設けられた酸化物超電導薄膜を製造する酸化物超電導薄膜の製造方法。有機金属化合物溶液の塗布、仮焼熱処理を行い、所定厚みの仮焼膜を作製する仮焼膜作製工程と、ナノ微粒子の溶液を用いて仮焼膜の上にナノ微粒子を付着させるナノ微粒子付着工程とを、交互に行い、その後、本焼熱処理を施し、ナノ微粒子が所定間隔で層状に設けられた酸化物超電導薄膜を製造する酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MOD法を用いて、異相であるRE211の形成がない酸化物超電導薄膜を得て、所望する高い超電導特性を有する酸化物超電導薄膜線材を提供する。
【解決手段】塗布熱分解法を用いて、配向金属基材上に形成された中間層の上に、酸化物超電導薄膜層を形成するに際して使用される酸化物超電導薄膜層形成用の原料溶液であって、RE(希土類元素)およびBa(バリウム)、Cu(銅)の各有機金属化合物が、RE:Ba:Cu=X:2:3(0.8≦X<1.0)の比率で、溶媒に溶解されている酸化物超電導薄膜層形成用の原料溶液。塗布熱分解法を用いて、配向金属基材上に形成された中間層の上に形成された酸化物超電導薄膜層であって、膜内にREBaCu相が形成されていない酸化物超電導薄膜層。配向金属基材上に形成された中間層の上に、前記酸化物超電導薄膜層が形成されている酸化物超電導薄膜線材。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導層への水分の浸入を抑えることができる酸化物超電導線材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材10の製造方法は、基材1と中間層2と酸化物超電導層3と銀層4と金属安定化層6とがこの順に積層されてなる超電導積層体S0を準備する第1工程と、超電導積層体S0の幅方向端部にレーザLを照射して超電導積層体S0の端部を溶融・凝固させて、少なくとも酸化物超電導層3の側面を覆う溶融凝固層7を形成する第2工程と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】膜表面における不純物としてのフッ素化合物の発生を抑制しながら、簡易な方法で、希土類元素、フッ素、鉄、ヒ素、及び酸素からなる超伝導体を含む超伝導薄膜を形成することができる超伝導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】基体上に、分子線エピタキシー法により、少なくとも希土類元素の固体原料及び希土類三フッ化物の固体原料を用い、希土類元素、フッ素、鉄、ヒ素、及び酸素からなる超伝導体を含む超伝導薄膜を形成する工程を有する超伝導薄膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 金属有機化合物の熱分解による超電導膜の熱処理形成において、低コストで大きい膜厚と高い配向性及び高い臨界電流を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】 0.6〜数μm程度の膜厚の超電導膜材料の製造において、複数のRE123に対応する組成の仮焼成膜の間に、少なくとも1つのRE’123に対応する組成の仮焼成膜が介在した多層構造からなる仮焼成膜を経由することにより、大きい膜厚、高い配向性及び1cm幅あたり200Aを超える高い臨界電流をもつ、多数の積層欠陥を含む超電導膜が製造され、さらに、塗布熱分解法における仮焼成工程の一部を特定の波長と強度を持った紫外エキシマランプ光の照射処理で置き換えることにより、全工程を熱エネルギーで行った場合より大きい膜厚で高い配向性および高い臨界電流が得られる。 (もっと読む)


【課題】高い配向率の中間層を形成することができ、優れた超電導特性を有するテープ状の酸化物超電導薄膜線材を製造することができる技術を提供する。
【解決手段】テープ状の配向金属基板に、600℃以上の温度雰囲気下で、前記配向金属基板の最表層と中間層材料との格子不整合が3%以下になる所定の張力を掛けた状態で、前記配向金属基板上に、配向率80%以上の中間層を形成することを特徴とするテープ状の酸化物超電導薄膜線材の中間層形成方法。前記テープ状の酸化物超電導薄膜線材の中間層形成方法を用いて、配向金属基板上に形成された中間層の上に、酸化物超電導薄膜を形成して、テープ状の酸化物超電導薄膜線材を製造することを特徴とするテープ状の酸化物超電導薄膜線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】正確に膜厚を制御した最小構成元素数の銅酸化物高温超伝導体RE2CuO4(REは希土類元素)の単結晶薄膜をより大きな面積に形成できるようにする。
【解決手段】形成対象の化合物RE2CuO4と、面内および面間の少なくとも1つの格子定数が±1%の範囲で一致する単結晶から構成された単結晶基板101の上に、希土類元素REと銅と酸素とを含んで構成された前駆体薄膜102を、蒸着法により形成する。蒸着における希土類元素REおよび銅の供給量を制御することなどにより、形成される前駆体薄膜102における希土類元素REおよび銅の組成比を、化学式RE2CuO4の化学量論組成にする。この後、高温、低酸素分圧雰囲気下での固相エピタキシーと低温還元により酸素の組成も化学量論組成に合わせて超伝導化した単結晶薄膜を作製する。 (もっと読む)


【課題】高Icの厚膜化ができ、再現良く高Ic値を得ることができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含まない金属有機化合物を用いて塗布熱分解法により超電導線材用の酸化物超電導薄膜を製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、金属有機化合物の有機成分を熱分解するための仮焼成を水蒸気を含む雰囲気中で行い、さらに、結晶化熱処理のための本焼成熱処理の前に、前記本焼成熱処理を施す薄膜に含まれる炭酸塩を熱分解するための中間熱処理を行う。前記の中間熱処理は、650〜720℃の温度範囲で、10〜180分行う熱処理であり、酸化物超電導薄膜の厚さは0.3〜5μmである。 (もっと読む)


【課題】FF−MOD法を用いた酸化物超電導薄膜の製造において、Icが高い酸化物超電導薄膜を安定して得ることが可能となる技術を提供する。
【解決手段】塗布熱分解法により酸化物超電導薄膜を製造する際に使用される酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液であって、フッ素を含まない金属有機化合物を溶質とする溶液に、塩素が含有されている酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。純金属イオン濃度に対する前記塩素の含有率が、0.05%〜5%である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。金属有機化合物が、希土類元素、バリウムおよび銅のそれぞれのアセチルアセトン金属錯体である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。酸化物超電導薄膜が、REBaCu7−Xの薄膜である酸化物超電導薄膜製造用の原料溶液。 (もっと読む)


【課題】本発明は、優れた超電導特性を発揮する酸化物超電導導体用基材並びにその基材を用いた酸化物超電導導体として有用な技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、基材と、その上に、イオンビームアシスト法により成膜されて結晶配向性が整えられ、4回対称性が付与されたNiOからなる中間層と、該中間層上に形成されたキャップ層とを具備してなり、該キャップ層はその上に酸化物超電導層が設けられるものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】基材上に均一な超電導膜を形成すること。
【解決手段】排出口30は、超電導原料溶液40から基材10が引き上げられる界面41の面積を規定する。また、界面41における、排出口30と基材10との位置関係は、基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカスの形状が基材10の幅方向でほぼ同一になるように設定されている。好ましくは、基材10の幅方向の端部から排出口30の壁面までの距離L1,L2が、0<L1,L2≦10[mm]の範囲内とされている。 (もっと読む)


【課題】基材の長手方向に均一な膜厚の超電導膜を形成すること。
【解決手段】基材10が引き上げられるときに基材10に付着する超電導原料溶液40のメニスカス50を、基材10表面に付着する引き上げ方向のメニスカスの長さをy、基材10表面に直交する方向のメニスカスの長さをxとした場合、0<y/x≦3の範囲にすることで、基材10の引き上げ時のメニスカス50の形状を安定させ、基材からの超電導原料溶液40の液だれを抑制する。 (もっと読む)


【課題】印加される磁場の方向や膜の部位によらずに、量子化磁束の動きが効果的に抑制された酸化物超電導膜及びその製造方法を提供する。
【解決手段】レーザー蒸着法で酸化物超電導膜を製造する方法であって、エキシマレーザー光18a及びYAGレーザー光18bを同時にターゲット15に照射することで、基材12上に常電導部分となる不純物の比率を0.3〜6質量%含む酸化物超電導膜を形成する工程を有することを特徴とする酸化物超電導膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗膜を仮焼する際に、表面に発生する荒れが抑制された仮焼膜を形成して、その後の本焼により優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を、金属有機化合物を原料とし、塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に金属有機化合物の溶液を塗布して塗膜を作製する塗膜作製工程と、塗膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程において、仮焼熱処理温度に至るまでの昇温を大気圧より高い圧力雰囲気下で行う。 (もっと読む)


【課題】イオンビームアシスト法(IBAD法)により形成される中間層の結晶配向性を高め、かつ、中間層の成膜条件が広範囲となるよう促す特性を有するベッド層を備えた酸化物超電導体用基材及びそれを用いた酸化物超電導導体の提供。
【解決手段】本発明の酸化物超電導導体用基材は、金属基材21上に、X酸化物(Xは、Yb、Gd、Ho、LaまたはSmを示す。)、又は、前記X酸化物とYから選択される2種以上が混合された混合酸化物よりなるベッド層22と、ベッド層22上にイオンビームアシスト法により成膜された中間層23とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


帯状基板(2)と少なくとも1つの超電導層(3)とを有するマルチフィラメント導体(1)であって、少なくとも1つの超電導層(3)が帯状基板(2)の少なくとも一方の表面に形成されて複数のフィラメント(20,20’)に分割されており、帯状基板(2)がそれの長手方向の延びに平行に第1方向(21)を有し、少なくとも1つのフィラメント(20,20’)がそれの長手方向の延びに平行に第2方向(22)を有するマルチフィラメント導体(1)において、帯状基板(2)の第1方向(21)と少なくとも1つのフィラメント(20,20’)の第2方向(22)とが零よりも大きい角度をなしていることを特徴とするマルチフィラメント導体(1)。 (もっと読む)


【課題】ホウ化マグネシウム超伝導体の微細パターンの作製方法において、超伝導特性の劣化を抑制すること。
【解決手段】結晶基板101の上に、電子線レジストからなる微細パターン102を形成する(図1(a))。次に、微細パターン102の上に、室温においてアモルファス状炭素103及びアモルファス状珪素104を蒸着する(図1(b))。その後、電子線レジストの微細パターン102をリフトオフして、炭素および珪素からなる微細パターン106を形成する(図1(c))。次に、微細パターン106を設けた基板101の上にホウ化マグネシウム105を蒸着する(図1(e))。ここで、蒸着時の基板温度は280℃であることが好ましい。最後に、ホウ化マグネシウム105が形成された基板101の超音波洗浄を行うことにより微細パターン106をリフトオフして、ホウ化マグネシウム105の微細パターンを得る(図1(f))。 (もっと読む)


【課題】
優れた特性を有する耐環境性保護膜を提供すること、また、液体窒素への出し入れとそれに伴う水の付着や高温・高湿度における加速試験において、特性が劣化しにくい超電導限流素子を提供すること。
【解決手段】
中間層が付いていてもよい単結晶基板、超電導膜、常電導転移時の分流層、保護膜から構成されることを特徴とする超電導限流素子において、保護膜として、天然樹脂または炭素材料を含む膜を採用する。天然樹脂としてはシェラック樹脂等の動物性樹脂が好ましい。本発明の超電導限流素子は、長寿命でかつ耐低温性および耐熱衝撃性に優れた特性を有する。 (もっと読む)


【課題】結晶性に優れた酸化物超伝導薄膜を形成可能とするとともに、当該酸化物超伝導薄膜を含んで高い超伝導転移温度を有する超伝導薄膜積層体を形成可能で、製造工程中に有毒元素を含まない酸化物超伝導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】単結晶基板上にYBaCuで構成されるバッファー薄膜を形成する第1の工程と、バッファー薄膜上に連続してBa−Ca−Cu−O系酸化物超伝導薄膜を形成する第2の工程とを備え、第1の工程は、前記バッファー薄膜をパルスレーザーデポジション法によりエピタキシャル成長させるバッファー薄膜成長工程を含み、第2の工程は、バッファー薄膜上に酸化物超伝導薄膜をパルスレーザーデポジション法によりエピタキシャル成長させる超伝導薄膜成長工程と、超伝導薄膜成長工程に連続し、基板温度を徐冷させる徐冷工程と、徐冷工程に連続し、基板温度を急冷させる急冷工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】サファイア基板上に、MHz以上の高周波帯域において、高い表面導電率を実現する超電導層を備える高周波用超電導部材を提供する。
【解決手段】R面サファイア基板12と、この基板12の片面または両面に形成され、XRDを用いた(002)ピークのロッキングカーブ測定において半値幅0.7以上1.1以下であるセリアのバッファ層14と、このバッファ層14上の超電導層16とを有することを特徴とする高周波用超電導部材10。 (もっと読む)


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