説明

Fターム[4M114CC02]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 冷却 (740) | 冷却の対象 (352) | 強電用 (320)

Fターム[4M114CC02]の下位に属するFターム

Fターム[4M114CC02]に分類される特許

1 - 20 / 48


【課題】侵入熱を低減することができる超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル線路は、電源から複数の負荷L11…L1nに電力を供給する線路であって、超電導線材で形成された超電導導体層を有するケーブルコア110が収納管120内に収納された多条の超電導ケーブル100と、これら多条の超電導ケーブル100を収納する1つの断熱管140と、各超電導ケーブル100から電力を引き出す複数の取出部150と、を備える。上記断熱管140は、真空断熱層を有する。また、上記取出部150は、それぞれ各負荷L11…L1nに接続される。 (もっと読む)


【課題】外部部材内に内部部材を引き入れる際の摩擦抵抗を低減することができる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】管状の外部部材20と、外部部材20の内部空間に収納される内部部材10とを備える超電導ケーブルにおいて、外部部材20内に内部部材10を引き入れることで、外部部材20内に内部部材10を配置して、超電導ケーブルを製造する方法である。この製造方法は、振動台30上に外部部材20を載置する工程と、外部部材20内に挿通した引き込みワイヤ40を内部部材10の一端に取り付ける工程と、外部部材20内に内部部材10を引き込む方向の張力をワイヤ40に加えた状態で、振動台30により振動を与えながら、外部部材20内に内部部材10を引き入れる工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】容易に構築することができる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの端末構造100は、ケーブル側断熱容器31と、リード側断熱容器32と、絶縁部材33と、を備える断熱構造体3を有する。ケーブル側断熱容器31は、超電導ケーブル1のケーブル断熱管14のリード方向端部に設けられる。リード側断熱容器32は、常電導リード2のコア方向端部に取り付けられ、そのコア方向端部がケーブル側断熱容器31のリード方向端部にオーバーラップする。絶縁部材33は、ケーブル側断熱容器31とリード側断熱容器32とのオーバーラップ部分に介在される。そして、ケーブルコア10と常電導リード2との接続部分は、ケーブル側断熱容器31あるいは絶縁部材33のリード方向端部よりも外側に配置されている。 (もっと読む)


【課題】クエンチ部への過電圧印加を抑制してその負担を軽減し、信頼性の高い超電導限流器を提供する。
【解決手段】限流コイル11を構成する第1及び第2コイル12,13は、複数のコイル部12a〜12d,13a〜13dがそれぞれ直列に接続されるとともに無誘導巻きで対となる各コイル部12a〜12d,13a〜13d毎に並列に接続され、その並列接続される組が複数組で構成される。 (もっと読む)


【課題】超電導磁気遮蔽体の磁気遮蔽効果をより高くし、通常時の限流コイルの一層の低インピーダンス化を図ることができる超電導限流器を提供する。
【解決手段】限流コイル11に並設される超電導磁気遮蔽体12は、その限流コイル11と電気的に接続して同電位とし、限流コイル11と超電導磁気遮蔽体12との間での絶縁距離の確保を不要とし、両者間を極めて小さい隙間dに設定とする。 (もっと読む)


【課題】少なくとも一つの直流伝送エレメントを示す、超伝導電気直流ケーブルシステムと、冷媒を導くのに適したクライオスタットと、を備えた、簡単な構成を提供する。
【解決手段】2個の、互いに絶縁された相導体から構成された直流伝送エレメント(4)を示す超伝導電気直流ケーブルシステムと、その中に該直流ケーブルシステムが配置されるクライオスタットと、を備えた構成である。該クライオスタットは、断熱性を備えた、円形の閉じた層に囲まれた、少なくとも一つの金属管から構成される。両方の相導体(5,6)のそれぞれは、複数の、一つのユニットにまとめられた超伝導エレメント(9)から構成される。該両方の相導体(5,6)の間には絶縁材料からなる一つの分離層(7)が取り付けられ、該両方の相導体(5,6)は、該分離層(7)を含めて、直流伝送エレメント(4)を形成するように、絶縁材料からなる覆い(8)によって囲まれている。 (もっと読む)


【課題】冷却の際の、ケーブル芯の長さ変化に対するクライオスタットの長さ変化の差に対する代替的な補償を達成する超伝導体ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明は、2個の同心状の金属管(4,5)を備えたクライオスタット(3)を示し、前記クライオスタットが、第1の軸方向のばね定数を備えた少なくとも一つの第1の軸方向部分(7)と、前記第1の軸方向部分の前記軸方向のばね定数の最大20%、より好ましくは最大10%の値である第2の軸方向のばね定数を示す少なくとも一つの第2の軸方向部分(8)と、を示すことを特徴とする超伝導体ケーブルに関する。 (もっと読む)


【課題】超電導饋電線及びトロリー線(架線)間を接続するパワーリードにおいて、超電導饋電線への熱侵入の軽減と、通電時に発生するジュール熱の抑制との両立を図る。
【解決手段】パワーリード(20)は、寒剤(26)で冷却された超電導饋電線(50)及びトロリー線(架線)(80)間を接続する。内空部(21)を有する導体部(22)と、先端にスリット部(25)が設けられた棒状部材(23)と、内空部を超電導饋電線側から塞ぎ、且つ、棒状部材を長さ方向に沿って移動可能に周囲から保持するシール部材(24)とを備える。棒状部材は、導体部に比べて線熱膨張率が小さい材料から形成されている。 (もっと読む)


【課題】断熱性能に優れる断熱管、及びこの断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1は、内管21と外管22との間に断熱材4と線状体のスペーサ3とが内蔵され、このスペーサ3の横断面形状は、複数の辺32で囲まれる略多角形で、隣り合う辺32同士が接合されて外側に突出する複数の頂点31を有している。そして、隣り合う上記頂点31同士をつなぐ全ての辺32は、当該頂点31同士を結ぶ仮想直線33よりも内側に位置する。スペーサ3と断熱管1の他の構成部材との接触面積を低減することで、内管21の内側への熱侵入量又は内管21の内側からの熱放射量の増加を抑制することができ、断熱管1の断熱性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを牽引して布設する際に、牽引張力を主としてコアで負担し、断熱管には負担し難くできる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】撚り合わされた複数心のコア20と、内管11及び外管12の間を断熱空間とした二重管構造で、前記複数心のコア20を内管11内に弛みを持って収納する断熱管10と、各コア20の端部を一括して保持するコア保持部材7とを備える端部構造である。この端部構造は、断熱管10の端部につながる断熱管封止部材5と、この断熱管封止部材5の先端面に当て止めされる緩み調整部材6とを備える。コア保持部7は、各コア20が備えるフォーマ21の端部を把持する端部把持部材71と、これら端部把持部材71と連結されると共に、断熱管封止部材5を貫通して緩み調整部材6にねじ結合される進退部材72とを有する。緩み調整部材6を回転させることで進退部材72を断熱管10の軸方向に進退させ、コア20同士の撚り合わせの緩みを調整する。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの布設後、接続構造を施工する際に、超電導ケーブルの断熱管端部を切断して断熱管の長さを調整するのに適した超電導ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続構造3aは、ケーブルコアの端部と接続対象とを接続するコア接続部と、端部真空隔壁6と、冷媒容器31と、真空容器32と、内側真空ポート65と、外側真空ポート35と、を備える。そして、端部真空隔壁6は、断熱管2の端部に結合され、真空断熱空間に連通する内側真空空間を形成する。冷媒容器31は、端部真空隔壁6に取り付けられ、コア接続部を収納する。真空容器32は、外管22に取り付けられると共に、端部真空隔壁6及び冷媒容器31の外側に外側真空空間を形成する。内側真空ポート65は、端部真空隔壁6にその径方向に突出するように設けられ、外側真空空間内に収納される。外側真空ポート35は、真空容器31に設けられる。 (もっと読む)


本発明は、可変のコイルインピーダンスによる電流制限のための装置に関する。チョークコイル(1)の内部に超伝導コイル(5)を使用することによってチョークコイルのインダクタンス、ひいてはインピーダンスが著しく低減される、電流制限装置が提案される。このことは、超伝導コイルの中で誘導される、通常動作においてチョークコイルの磁場を補償する電流によって生じる。超伝導コイルにおいて所定の電流値を上回った場合には、超伝導体は常伝導状態へと移行して、インダクタンスが増加し、これによって電流が制限される。過電流の遮断で、超伝導体は数秒後に再び自立的に超伝導状態へと戻り、通常動作を再び開始することができる。電流制限装置の特別な利点は、コンパクトな構造にあり、エネルギネットワークの初期装備、および既存のネットワークの後からの装備のために適当である。
(もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


【課題】障害を最小限にして回復機能を改善する。
【解決手段】電流を制限する細長い複合材であって、少なくとも1つの酸化物超伝導部材、及び前記少なくとも1つの酸化物超伝導部材を実質的に囲む少なくとも1つの第2の導電部材から成り、前記複合材が約0.05〜0.5V/cmの範囲の電場を障害電流を制限する事象の間に示し、障害電流を制限する事象は動作電流の約3〜10倍を前記複合材を通過させることから成り、前記動作電流が少なくとも1つの酸化物超伝導部材の臨界温度より低い選択された動作温度において前記酸化物超伝導体の臨界電流以下及び前記酸化物超伝導体の臨界電流の2分の1以上であるように選択されることを特徴とする複合材。 (もっと読む)


【課題】侵入熱に伴う損失を低減することができる超電導ケーブルの端末接続システムを提供する。
【解決手段】端末接続システム1は、超電導ケーブルの端部と常電導機器との間に配置される接続導体11と、接続導体11の一端部が導入される冷媒槽13とを有する端末接続構造10と、接続導体11を介して授受される電力の変動に対応する物理量を計測する物理量計測手段20と、冷媒槽13内の液体冷媒13lの液面13fを変化させる液面調整手段21と、液面調整手段21を制御する制御手段22とを具える。端末接続システム1は、冷媒槽13内の液体冷媒13lの液面13fを常時一定に保持するのではなく、負荷などの変動に応じて液面13fを下げることで、接続導体11を介して液体冷媒13lに伝えられる侵入熱を低減し、損失の低減を図る。 (もっと読む)


基板と、この基板の上に重なるバッファ層と、このバッファ層の上に重なる高温超伝導(HTS)層からなる超伝導部材である。HTS層は複数のナノロッドを含む。基板テープを提供する段階と、この基板テープの上に重なるバッファ層を蒸着する段階と、前記バッファ層の上に重なるドットアレイを形成する段階と、前記ナノドットアレイの上にそれを核とするナノロッドのアレイを蒸着する段階と、前記ナノロッドのアレイの周りに、バッファ層の上に重なる高温超伝導(HTS)層を蒸着する段階からなる超伝導部材を形成する方法である。
(もっと読む)


高電圧送電網と一緒に有利に使用できる新タイプの超伝導障害電流制限器が提供される。障害電流制限器は、送電網に接続する2つの端子に電気的に接続される。超伝導回路は接地から電気的に絶縁された筐体又はタンク内に収容される。その結果、筐体と超伝導回路との間の電圧及び筐体と端子との間の電圧差が現在の構成の場合に存在する電圧差より大幅に小さくなる。いくつかの実施形態においては、筐体は端子の一つに電気的に接続されるが,他の実施形態では、筐体は前記端子から電気的に絶縁される。超伝導回路を他の同様の回路組み合わせて様々な送電網構成に対処することができる。
(もっと読む)


【課題】中間電極を設けてそれぞれに外付け抵抗を並列接続する内部直列接続型の薄膜限流素子において、電極間の部分素子と同等の許容電界を有する直列限流素子を提供する。
【解決手段】内部直列接続型の直列限流素子は、合金分流保護膜付超電導薄膜の両端および中間部に純金属を蒸着して電極部を形成し、それらの電極部にハンダを介して金属基材超電導テープを接続し、両端の電極のみならず中間の電極においても超電導接続を行う。 (もっと読む)


【課題】
優れた特性を有する耐環境性保護膜を提供すること、また、液体窒素への出し入れとそれに伴う水の付着や高温・高湿度における加速試験において、特性が劣化しにくい超電導限流素子を提供すること。
【解決手段】
中間層が付いていてもよい単結晶基板、超電導膜、常電導転移時の分流層、保護膜から構成されることを特徴とする超電導限流素子において、保護膜として、天然樹脂または炭素材料を含む膜を採用する。天然樹脂としてはシェラック樹脂等の動物性樹脂が好ましい。本発明の超電導限流素子は、長寿命でかつ耐低温性および耐熱衝撃性に優れた特性を有する。 (もっと読む)


【課題】簡単な限流装置を提供する。
【解決手段】装置は電流制限用のものであり、その間に真空断熱3が導入され、相互に同心状に配置された2本の金属管を備えた外壁1,2を有するクライオスタット内に配置された超伝導ケーブルSKを有する。該クライオスタットKRは、冷媒が通過する空間FRであって超伝導ケーブルが配置される空間FRを囲む。該クライオスタットKRは、円筒状の空洞HRを囲み、その間に真空断熱6が導入され、相互に同心状に配置された2本の金属管4,5を同様に備え、外壁AW内に位置し、外壁AWから空間FRによって隔てられた内壁IWをも有する。超伝導導体8、それを囲む誘電体及びその上に配置された超伝導スクリーン10を有する該超伝導ケーブルSKは、該内壁IWの周りにらせん状に巻かれる。鉄心7が該円筒状の空洞HRに配置されている。 (もっと読む)


1 - 20 / 48