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Fターム[4M114CC15]の内容

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Fターム[4M114CC15]に分類される特許

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【課題】少なくとも一つの直流伝送エレメントを示す、超伝導電気直流ケーブルシステムと、冷媒を導くのに適したクライオスタットと、を備えた、簡単な構成を提供する。
【解決手段】2個の、互いに絶縁された相導体から構成された直流伝送エレメント(4)を示す超伝導電気直流ケーブルシステムと、その中に該直流ケーブルシステムが配置されるクライオスタットと、を備えた構成である。該クライオスタットは、断熱性を備えた、円形の閉じた層に囲まれた、少なくとも一つの金属管から構成される。両方の相導体(5,6)のそれぞれは、複数の、一つのユニットにまとめられた超伝導エレメント(9)から構成される。該両方の相導体(5,6)の間には絶縁材料からなる一つの分離層(7)が取り付けられ、該両方の相導体(5,6)は、該分離層(7)を含めて、直流伝送エレメント(4)を形成するように、絶縁材料からなる覆い(8)によって囲まれている。 (もっと読む)


【課題】超電導スイッチの構造強度を保ちつつ、超電導スイッチのON状態(超電導状態)/OFF状態(常電導状態)を切り替える際の、超電導膜とヒータとの間の熱効率が高い超電導スイッチを提供する。
【解決手段】超電導スイッチ1は、基板7と、通電により発熱するヒータ6と、導電性膜4と、前記導電性膜4に蒸着されたMgB2膜3とを備えている。この基板7の一の面に前記ヒータ6,前記導電性膜4,前記MgB2膜3の順で積層する。 (もっと読む)


【課題】ヘリウム移送充填施設におけるヘリウム回収プロセスを用いる、ヘリウム冷却プロセス及びそれに続く超伝導磁石のための磁石通電プロセスを統合する方法を提供する。
【解決手段】極低温ヘリウムガスを用いて磁石の超伝導コイルを冷却し、次に磁石ヘリウム極低温保持装置(貯蔵容器)に液体ヘリウムを充填し、これらの作業から関係するヘリウムガスを回収し、磁石を励磁しながら通常のボイルオフ中にヘリウムを回収し、磁石の通電(励磁)中に起こる可能性があるクエンチの結果として放出されるヘリウムガスを回収する。 (もっと読む)


【課題】従来技術によれば、10K以下で運転される超電導磁石ではクエンチによる焼損からの保護はできるが、10K以上になると、クエンチによる焼損からの保護は困難、という課題がある。
【解決手段】当該超電導磁石は、超電導芯線と母材からなる超電導線材と、超電導線材を複数回巻き回された巻き枠を備え、超電導線材の間に金属部材が挿入され、金属部材と複数の超電導部材は、電気的及び熱的に接触している。金属部材が1つ以上のスリットにより巻き枠の周方向又は軸方向に対し複数に分割されてもよい。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの短絡時の影響を、実質的に軽減する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7が備わる。該層は、クライオスタットの外側の周囲に配置されるのが好ましい。強磁性体材料により、導体のインダクタンスを増加させて、電流を制限する。 (もっと読む)


【課題】超電導導体層の超電導薄膜と常電導導体部との接続箇所の抵抗を低減できる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】この端末構造は、超電導ケーブルの超電導導体層113と、この超電導導体層と接続されて常温側の機器と電力を授受するための常電導導体部353とを備える。超電導導体層113は、基板22上に形成された超電導薄膜26を有する超電導線材2を、超電導薄膜26が内周側、基板22が外周側となるように螺旋状に巻回して構成される。この端末構造は、超電導薄膜26に隣り合う接合面42を有する常電導接続部材4と、超電導薄膜26と接合面42に跨るように対面する超電導層56を備える接続用超電導シート5と、超電導薄膜26及び接合面42の双方と超電導層56とを接合する導電接合材6とを備える。常電導接続部材4は、その外周面から接合面42に導電接合材6を導入する貫通孔44を備える。 (もっと読む)


【課題】超伝導マグネットアセンブリを冷却する。
【解決手段】コイル巻型30を熱シールド26で取り囲み、該熱シールド26を真空リザーバ24内に配置し、超伝導マグネット32、34を該コイル巻型30の周りに位置決めし、冷媒リザーバ74をその内部に有する第2の真空リザーバ62と、その各々が気化器領域84及び凝縮器領域86を有する配管系を備えた2つの2相式熱伝達デバイス80B、80Aを提供し、該熱伝達デバイスの気化器領域84をコイル巻型30に熱接続し、超伝導マグネット32、34の2相式熱伝達デバイス80Aの気化器領域84を熱シールド26に対して熱的に接続し、冷媒リザーバ74に対してかつ両方の熱伝達デバイス80A、80Bの凝縮領域86に対してクライオクーラ70を熱的に接続する。 (もっと読む)


【課題】冷却効率の高い水(油)冷却方法を採択し、冷却チューブを通じて固定子コイル及び固定子ヨークを同時に直接冷却させることができる超伝導回転機の固定子冷却構造を提供する。
【解決手段】固定子コイル100がスロット200に保持され、その外側部に固定子ヨーク300が形成された超伝導回転機の固定子を冷却させるための冷却構造であって、固定子コイル100の一部が露出するように、スロット200に軸方向に空間部210が形成され、固定子コイル100が露出した部位と固定子ヨーク400の間に冷却チューブ410を配設する。これにより、固定子コイル100と固定子ヨーク400を同時に冷却し、折り曲げ部分を少なくすることで冷却チューブ410の詰まりを防止する。また、固定子にスロット200が存在するので、低速領域での高トルクが確保できる。 (もっと読む)


【課題】 製作されたSN転移型超電導限流器の固体差として生ずる限流動作開始電流値のばらつきを、系統から要求される不動作責務から動作責務までの範囲内に収めるように調整可能とする。
【解決手段】 超電導体限流素子1を低温容器3内に収容して超電導状態に保持しているSN転移型超電導限流器において、低温容器3に冷凍機4を備え、当該SN転移型超電導限流器の臨界温度直上の抵抗に対して一定割合の抵抗を発生したときの電流値を限流動作開始電流値とし、予め測定された当該限流器の限流動作開始電流値を基準にして当該限流器が導入される箇所での動作責務と不動作責務の範囲内に限流動作開始電流値を収めるように低温容器3内の冷却流体9の温度を冷凍機4で制御するものである。 (もっと読む)


【課題】冷凍機の運転が停止した際にも長時間にわたって極低温を保持することができる極低温格納容器を提供する。
【解決手段】極低温格納容器10Aは、冷凍機25によって冷却される固体冷媒を貯蔵する固体冷媒槽12と、液体冷媒を貯留し固体冷媒槽12の外周を一定の間隔を設けて囲むように配置される液体冷媒槽21とを真空容器11の内部に収容された構造を有し、さらに、冷凍機25が停止した際に固体冷媒の融解によって固体冷媒槽12で生じる液体冷媒が液体冷媒槽21へ自然に流れ込み、真空容器11からの輻射侵入熱が液体冷媒槽21での液体冷媒の蒸発潜熱として消費されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導体などの高い臨界温度を有する超電導体を冷却するための液体窒素を、その凝固温度近傍まで冷却する際に、液体窒素を固化させることなく冷却する方法を提供すること。
【解決手段】二重管式熱交換器の内管に液体窒素(温流体)を流通させ、外管に冷凍機により冷却したネオン(冷流体)を流し、液体窒素とネオンとを並流で流通させる。あるいは、外管に液体窒素を、内管にネオンを流して、並流で流通させる。液体窒素を固化させることなく、その凝固温度近傍まで冷却することが可能になる。液体窒素のレイノルズ数を3000以上とすることにより、冷却効果が高められる。 (もっと読む)


低温冷却HTSケーブルが、その低温冷却HTSケーブルがない場合に生じることになる最大故障電流を有する電力公益事業電力格子内に含まれるように構成されている。この低温冷却HTSケーブルは、液体冷媒を循環させるための連続液体低温冷媒経路を備えている。HTSワイヤの連続可撓性構造が、最大故障電流を少なくとも10%減衰させるインピーダンス特性を有している。HTSワイヤのこの連続可撓性構造は、最大故障状態が発生している間、HTSワイヤ内の最大温度上昇が、液体冷媒中のガス気泡の形成を防止するだけの十分に小さい状態で低温冷却HTSケーブルを動作させることができるように構成されている。
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【課題】装置内の極低温冷媒の液面を、エネルギー消費量を増大させることなく好適に制御する。
【解決手段】冷凍機からの極低温冷媒をJT弁32により液化して超電導加速空洞1へ導き、この超電導加速空洞を冷却した後に前記冷凍機へ戻すメイン冷却系11を備えた極低温冷却装置10において、メイン冷却系から極低温冷媒の一部を分流して導き、超電導加速空洞1に熱的影響を及ぼす熱シールド板6を液体ヘリウム2により冷却してメイン冷却系11の出口側液体ヘリウム槽21Bに合流させるサブ冷却系12と、液体ヘリウム2をサブ冷却系へ分流させる流量を調整する流量調整弁35とを有し、この流量調整弁35により、メイン冷却系11の出口側液体ヘリウム槽21Bにおける極低温冷媒の液面Aを制御する。 (もっと読む)


【解決手段】 超伝導体を冷却するための多槽装置及び方法は、第1寒剤を備えている冷却槽と第2寒剤を備えている遮蔽槽の両方を含んでいる。冷却槽は、超伝導素子を取り囲んでおり、遮蔽槽は冷却槽を取り囲んでいる。冷却槽は、第1圧力に維持され、過冷却されており、一方、遮蔽槽は、第2圧力に維持され、飽和している。冷却槽と遮蔽槽は、互いに熱的関係にあり、第1圧力は第2圧力より高い。望ましくは、第1寒剤は液体窒素であり、超伝導体は、電流制限器の様な高温超伝導体である。超伝導体への熱破壊に続き、超伝導体を超伝導状態に復帰させるために、冷却槽に第1圧力が復旧され、遮蔽槽に第2圧力が復旧される。 (もっと読む)


【課題】熱接触が良く、ドライアウトを回避するのに好適な極低温蓄冷媒体を提供し、さらに、それを用いた簡便かつランニングコストの低い、極低温冷凍方法および極低温冷凍システムを提供する。
【解決手段】被冷却体に接触して冷却する極低温蓄冷媒体であって、固体窒素と、当該固体窒素に対して0.1〜50重量%であるネオンとの複合体からなり、当該ネオンの少なくとも一部が、固体または液体の状態で、上記被冷却体と上記固体窒素との間に挿入されていることを特徴とする極低温蓄冷媒体とした。 (もっと読む)


【課題】ボイルオフした冷媒を再活用し閉鎖冷媒冷却システム内に蓄積できるシステムを提供する。
【解決手段】冷却システム(14)はマグネット(12)と熱的に接触させており、これに対して冷却を提供する。冷却システム(14)により放出された気体を蓄積するために、蓄積タンク(32)を冷却システム(14)と流体接続させている。次いで、必要に応じて蓄積しておいた気体を冷却システム(14)に戻すように放出することができる。 (もっと読む)


【課題】多芯超電導線からなる超電導線を巻回して構成される超電導コイル装置において、大きな電流容量を有し、且つ、交流損失が小さな超電導コイル装置を安価に提供する。
【解決手段】線径が1.2mmを超える多芯超電導線からなる超電導線2巻回して構成される超電導コイル装置1において、前記超電導線2の線径をD1とした時、前記超電導線2のツイストピッチが6D1乃至10D1の範囲内にあるようなモノリスの極細多芯超電導線を用いて超電導コイル1を構成する。 (もっと読む)


【課題】 再生可能エネルギーを利用した分散型発電と、電力・冷熱需要家をエネルギー低損失型のエネルギー輸送手段で連係したシステムを構築し、電力と冷熱とを同時に供給できる高効率エネルギー供給システムを提供する。
【解決手段】 電力を発電する複数の分散型電源2、3、4と、該複数の分散型電源を連係するエネルギー輸送手段1と、液体窒素中に微細粒子状の固体窒素が混合されたスラッシュ窒素を製造するスラッシュ窒素製造装置5とを備え、前記エネルギー輸送手段1が、電力を送電する直流超電導ケーブルと、前記スラッシュ窒素が供給され前記直流超電導ケーブルの冷却と同時に冷熱の輸送を行う冷媒流路とを有し、前記分散型電源とは異なる遠隔地域に偏在するエネルギー消費地6に、前記エネルギー輸送手段1を介して電力とともに冷熱を供給する構成とする。 (もっと読む)


【課題】 超電導導体を効率よく冷却すると共に、十分な絶縁強度を具える超電導ケーブル、及びこのケーブルに利用する冷媒の温度制御方法を提供する。
【解決手段】 断熱管15内に超電導材料からなる超電導導体1を具えるケーブルコア10を収納した超電導ケーブルである。ケーブルコア10は、超電導導体1の外周に低熱伝導管2Aを具え、低熱伝導管2Aの内外で用途が異なる冷媒が充填される。低熱伝導管2A内には、超電導導体1を超電導状態に維持するために冷却する導体用冷媒11が充填され、断熱管15内には、超電導導体1の電気絶縁を行う絶縁用冷媒12が充填される。 (もっと読む)


【課題】 外部からのケーブルへの侵入熱を低減してエネルギー消費効率に優れる超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】 液体水素1が輸送される流体用断熱管2と、この流体用断熱管2内に収納される超電導ケーブル10と、液体水素1とケーブル10の冷媒との間で熱交換を行う熱交換手段30とを具える超電導ケーブル線路である。超電導ケーブル10は、ケーブル用断熱管11内にケーブルコア12を具え、流体用断熱管2に収納されることで、ケーブル10の外周が低温環境となると共に、断熱管11,12との二重の断熱構造となる。従って、本発明線路は、超電導ケーブル10への侵入熱が低減されると共に、液体水素1により冷媒が冷却されるため、冷媒を冷却するエネルギーを低減できる。 (もっと読む)


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