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Fターム[5C030AB05]の内容

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Fターム[5C030AB05]に分類される特許

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【課題】
Langmuir制限を越える高輝度が確実に得られる荷電流子線装置を得る事及びその様な装置の設計方法を確立する事。
【解決手段】
荷電粒子線源、荷電粒子引出し電極、及び荷電粒子制御電極を有する荷電粒子線装置で、Langmuir制限を越える高輝度を得るため、荷電粒子線源から放出されるビームを初段レンズの拡大率を調整することで、Langmuir limit をこえる最適輝度のビームにする。高輝度の利点は、2段以降のレンズでクロスオーバを縮小し、試料面にその縮小像を形成すれば保持出来る。
荷電流子線装置の設計は最適輝度をあらかじめ算出し、その輝度が得られるよう、初段レンズの拡大率を調整する。 (もっと読む)


【課題】 ビームモニタを構成するビーム検出器の不良をチェックする不良チェック方法を提供する。
【解決手段】 ビームモニタ10をイオンビーム2の経路に入れてそれにイオンビーム2が入射している状態で、まず最初に、複数のビーム検出器12の内の任意の1個のビーム検出器12によってイオンビーム2のビーム電流を測定してそのビーム電流値を記憶手段に記憶し、その後、ビームモニタ10をX方向にビーム検出器12の間隔ずつ移動させて、最初の測定と同じ位置において、複数のビーム検出器12の内の残りのビーム検出器12によってイオンビーム2のビーム電流を順次測定してそのビーム電流値を記憶手段にそれぞれ記憶し、その後、記憶したビーム電流値同士をそれぞれ比較して、所定の許容範囲内から外れたビーム電流値があるか否かを判定し、外れたビーム電流値があれば当該外れたビーム電流値を測定したビーム検出器12は不良であると判定する。 (もっと読む)


【課題】平行化レンズを用いずに、ガラス基板に対してのイオン注入を実現するCООに優れたイオン注入装置を提供する。
【解決手段】本発明のイオン注入装置は、リボン状のイオンビーム3をガラス基板7に照射する質量分析型のイオン注入装置1であって、さらに、イオン源2から質量分析マグネット4までのイオンビーム3の輸送経路にイオンビーム発散手段を備えている。イオンビーム発散手段は、イオンビーム3の長辺方向(Y方向)とイオンビームの進行方向(Z方向)からなる平面において、ガラス基板7上に引かれた垂線とガラス基板7に入射するイオンビーム3との成す角度であるイオンビーム3の照射角度が0度よりも大きくデザインルールに基づいて設定される許容発散角度以下となるように、イオンビーム3をその長辺方向に発散させる。 (もっと読む)


【課題】ガラス基板上に照射された複数本のイオンビームによる重ね合わせ領域において、各イオンビームのビーム電流密度分布を効率的に調整する。
【解決手段】このイオン注入方法は、予め決められた順番で、複数本のリボン状イオンビームの各々が所定の電流密度分布となるように調整されるビーム電流密度分布調整工程と、ビーム電流密度分布調整工程の間であって、2本目以降の各イオンビームに対してビーム電流密度分布の調整がなされる前に、先になされたビーム電流密度分布の調整結果を用いて、これからビーム電流密度分布の調整がなされるイオンビームに対する調整目標とされるビーム電流密度分布を修正する目標修正工程と、複数本のリボン状イオンビームの長辺方向と交差する方向にガラス基板を搬送させるガラス基板搬送工程と、を行う。 (もっと読む)


【課題】飛行時間型二次イオン質量分析装置において、試料へ照射される一次試料へ照射される一次ビームの広がりを、数値あるいは実験的で求め、この広がりをボケ関数として用い、画像復元することにより、ボケを低減する。
【解決手段】収束し短パルス化させたイオンビームまたはレーザービーム(一次ビーム)を試料表面へ位置を変えながら照射し、飛行時間型二次イオン質量分析計により取得した質量スペクトルから質量/電荷比ごとに信号強度を二次元表示した質量分析顕微鏡像の画像処理方法において、試料表面に到達する一次ビームの形状を理論的に、または実験的に求め、これをボケ関数として表現し、該ボケ関数を用いて画像を復元することである。 (もっと読む)


【課題】FIM像取得のためのシステムを導入することなく、エミッターの先端構造の確認を図ること。
【解決手段】チップ1にガスを供給し、引出電極4に電圧を印加し、チップ1からイオンビーム11を放出する集束イオンビーム装置において、電圧を変化させ、イオンビーム11の電流量を測定する電流測定部111と、電流測定部111で測定した測定データと標準データとを比較処理する処理部114とを備え、チップ先端構造を検査する集束イオンビーム装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】FIM像取得のためのシステムを導入することなく、エミッターの先端構造の確認を図ること。
【解決手段】チップ1にガスを供給するガス供給部と、イオンビーム11を引き出す引出電極4と、イオンビーム11の照射方向を調整するガンアライメント電極9とを有する集束イオンビーム装置であり、チップ1の先端の一つの原子から放出されたイオンビームを通過させる開口部10aを有するアパーチャ10と、開口部10aを通過したイオンビーム11の電流量を測定する電流測定部と、を有する集束イオンビーム装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】複雑な調整機構を用いることなく安定したビームの照射を図ること。
【解決手段】針状のチップ1と、チップ1にガスを供給するイオン源用ガスノズル2とイオン源用ガス供給源3からなるガス供給部と、チップ1との間で電圧を印加し、チップ1の表面に吸着したガスをイオン化してイオンを引き出す引出電極4と、イオンを試料13に向けて加速させるカソード電極5からなるイオン銃部19を備え、イオン銃部19より試料13側に位置し、イオン銃部19から放出されたイオンビーム11の照射方向を調整するガンアライメント電極9と、試料13にイオンビーム11を集束させる集束レンズ電極6と対物レンズ電極8からなるレンズ系を備えている集束イオンビーム装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】複雑な調整機構を用いることなく安定したビームの照射を図ること。
【解決手段】針状のチップ1と、チップ1にガスを供給するイオン源用ガスノズル2とイオン源用ガス供給源3からなるガス供給部と、チップ1との間で電圧を印加し、チップ1の表面に吸着したガスをイオン化してイオンを引き出す引出電極4と、イオンを試料13に向けて加速させるカソード電極5からなるイオン銃部19を備え、イオン銃部19とレンズ系の間に配置された第二のアパーチャ10と、試料13にイオンビーム11を集束させる集束レンズ電極6と対物レンズ電極8からなるレンズ系を備えている集束イオンビーム装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】被加工物が絶縁性材料である場合に、精度良くイオンビームによる形状加工を行う。
【解決手段】イオンビーム3によって光学素子材料5を加工するイオンビーム加工において、まず、絶縁性材料からなる開口部材を有する電流密度測定手段6に、イオンビーム3と電子ビーム8を照射してイオンビーム3の電流密度分布を測定する。このように測定された電流密度分布によってイオンビーム3の単位除去形状を検知し、作成された加工プログラムに従って、イオンビーム3を電子ビーム8とともに光学素子材料5に照射し、形状加工を行う。 (もっと読む)


【課題】3枚の多孔板電極からなる引き出し電極を備えたイオンビーム発生装置において、第3電極を損傷することなく、第3電極に付着した付着膜を除去する技術を提供する。
【解決手段】第1電極7aを正電位に、第2電極7bを負電位に、第3電極7cを接地電位にそれぞれ設定し、第3電極7cに流れる電流値を電流計9で測定しながら、該電流計9で測定された電流値が設定値を超えた場合には、フィードバック制御部10によって第2電極7bに印加する電圧の絶対値を上げる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は,追加的な装置を要せず,汎用性が高く,迅速な演算を行うことができるビームプロファイルモニターを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のビームプロファイルモニターは,ビームスイープ手段と,アパーチャーと,ビーム検出手段と,台形波形取得手段と,ビームプロファイル取得手段とビーム照射積算プロファイル取得手段を有する。
ビームプロファイルモニターは,台形波形マッピングデータを用いてビームプロファイルを求めるため,追加的な装置を必要とすることない。さらに,台形波形マッピングデータは,情報量が小さいので演算処理を迅速に行うことができる。しかも,本発明のビームプロファイルモニターは,ビームスイープ手段,アパーチャー,及び検出系が存在すれば,全てのビーム系において利用できるため,汎用性が高い。 (もっと読む)


【課題】ガスクラスターイオンビーム処理システムにおいて、空間電荷現象や試料帯電の低減および照射電流量の測定精度を改善する。
【解決手段】通気型ファラデーカップ302は、ガスクラスタイオンビーム128を受領する表面を有した導電性衝撃プレート308と、該衝撃プレート308を包囲し、その前方で延びてカップ形状を提供し、間隔を開けて配置された複数の同軸導電リング電極を含んだ通気型容器と、該衝撃プレート308によって回収された電流を電流測定システム358に導く導電手段と、を含んで構成されており、前記導電リング電極は少なくとも2体のリング電極で成る少なくとも3群で構成されて電気的に接続されており、それぞれの群は独立的にバイアスされており、本カップ内外への不都合な荷電粒子漏出を防止する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、種々の要因で対物レンズの光軸等に、ビームが斜めに入射されたときに生ずる諸問題を解決する荷電粒子線調整方法、及び荷電粒子線装置の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するための一態様として、荷電粒子線の走査領域を試料上で移動する第1の偏向器に対し、第2の偏向器によって、荷電粒子線の第1の偏向器に対する入射位置を調整し、第1の偏向器は、前記入射位置の調整が行われた荷電粒子線を、対物レンズの光軸に沿って前記試料に入射するように偏向する方法、及び装置を提案する。当該方法、及び装置によれば、荷電粒子線を対物レンズの光軸に沿って適正に試料に入射することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、人為的な判断基準を定量化し、当該定量化された判断基準に基づいて、荷電粒子線の軸調整の要否判断を行う荷電粒子線の光軸調整方法、及び装置の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するために、荷電粒子線を調節する光学素子の調整条件を変化させ、当該異なる調整条件にて複数の画像を取得し、取得された複数の画像の中から、その画質を許容できる画像、或いは許容できない画像を選択し、選択された画像に基づいて第1の画質評価値を取得し、当該取得された第1の画質評価値と、前記荷電粒子ビームの走査によって得られる画像から求められる第2の画質評価値とを比較し、当該第2の画質評価値が、第1の画質評価値以下、或いは当該第1の画質評価値を下回ったときに、光軸調整を行う方法、及び装置を提案する。 (もっと読む)


【課題】イオン源の条件を変えた場合でも、均一ビーム照射が可能なイオンミリング装置を提供することにある。
【解決手段】高周波イオン源から引き出されたイオンビーム9を基板12に照射せしめることによりイオンビームによる基板の微細加工を行わせる。複数のファラデーカップ20は、複数の試料基板12を乗せた円板状試料ホルダ11の半径方向に一列に並べて配置され、イオンビーム電流を測定する。電流積算器16は、各ファラデーカップの電流値を時間的に積算する。高周波電源5は、高周波イオン源のコイルに高周波電力を供給するとともに、その高周波電力値が可変である。電力調整器19は、複数のファラデーカップを2つの群の領域に分け、かつそれぞれの群の積算値の平均値の差に基づいて高周波電源からコイル4に供給する高周波電力を調整する。表示装置17には、電流積算器により算出された電流積算値が表示される。 (もっと読む)


荷電粒子源(2010)及び荷電粒子光学コラム(2040)を含む荷電粒子光学系において荷電粒子ビーム(2100)を位置合わせするシステム(2000)及び方法であって、コラムの少なくとも1つの電極(2050、2060)が、複数のセグメントを含み、セグメントの少なくとも若干に異なる電位を印加して、荷電粒子源(2010)の傾斜誤差及び/又は変位誤差を補正し、またコラム(2040)の軸線(2045)に沿って粒子ビーム(2100)を位置合わせする、システム(2000)及び方法を開示する。代替的に、磁界発生素子が位置合わせに用いることができる。
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【課題】 リボン状のイオンビームのX方向およびY方向における発散角を簡単な方法で測定する測定方法を提供する。
【解決手段】 このイオンビーム測定方法は、イオンビーム2の一部を通過させる小孔62を有するマスク板60と、その下流側に設けられていて、前記小孔を通過したイオンビームを受けてそのビーム電流をそれぞれ検出する複数のビーム検出器12をX方向に有していて、Y方向に可動のビームモニタ10とを用いる。そして当該ビームモニタ10をY方向に移動させることによって、小孔62を通過したイオンビームのX方向およびY方向における中心位置x3 、y3 をそれぞれ測定し、その中心位置x3 、y3 とそれに対応する小孔62間のX方向およびY方向における距離L4 、L5 ならびにマスク板60とビームモニタ10間のZ方向における距離L3 に基づいて、小孔62を通過したイオンビームのX方向およびY方向における発散角αX 、αY をそれぞれ測定する。 (もっと読む)


【課題】イオンビームの強度分布調整において、イオンビームの短辺方向寸法を大きくことを可能にする。
【解決手段】イオンビームは、その進行方向と垂直な断面形状を有し、断面形状は、第1方向に長く、第1方向と直交する第2方向に短くなっている。イオンビームに対し磁界を印加する磁石17を備え、磁石17は、イオンビームが通過する領域の近傍に配置されて第2方向にイオンビームと対向するとともに、第1方向に位置調整可能となっている。 (もっと読む)


イオン源およびシステムおよび方法が開示されている。幾つかの実施形態では、イオン源、システムおよび方法は、不都合な振動を比較的わずかにしか示さず、および/または不都合な振動を十分に減衰することができる。これにより、性能を向上させることができる(例えば、確実性、安定性などを増大することができる)。
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