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Fターム[5C038EE02]の内容

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Fターム[5C038EE02]に分類される特許

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【課題】試料に含まれる物質を網羅的に同定する際にMS2分析する分画数を抑えることで分析時間を短縮しながら同定の正確性を確保する。
【解決手段】全ての分画試料をMS1分析した結果に基づき作成した、保持時間、m/z、信号強度を3軸とする3次元グラフに対し(S1-S2)、ωよりも大きな閾値θNで強度を判定してピーク検出を行い、検出されたピークのピークトップが存在する分画試料をMS2分析対象として選択する(S3-S5)。次に、選択された分画試料にピークトップが存在し、強度が閾値ω以上であるピークを検出し、検出されたピークをプリカーサイオン候補として挙げる(S6)。そして、選択された分画試料の含有物質が同定されるまでプリカーサイオン候補についてのMS2分析を順次実行する(S7-S9,S14-S15)。1つの分画試料に対し多くのプリカーサイオン候補が挙げられるので、分画試料の含有物質の同定確率が高まる。 (もっと読む)


【課題】 サンプルを効率的にイオン化し、かつキャリーオーバーの少ない質量分析装置を実現する。
【解決手段】 サンプルを保持した試料容器の内部を減圧することにより、ヘッドスペースガス中におけるサンプル密度を上昇させ、サンプルを効率的にイオン化する。 (もっと読む)


【課題】脱塩用のカラム及び流路の有無にかかわらず、スプレーノズル部の先端への不揮発性塩や金属イオン、ポリマーなどの析出を防止して、高精度な測定が可能な液体クロマトグラフ質量分析装置の提供。
【解決手段】液体クロマトグラフから送液される試料溶液を排液部4あるいは質量分析計3の試料導入部31へ向けて噴出させる噴出部1と、噴出部1を排液部4への噴出位置と試料導入部31への噴出位置との間で変更可能に位置決めする多関節ロボット2と、を備える液体クロマトグラフ質量分析装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】移動する針電極を用いてサンプリングとイオン化を繰り返すエレクトロスプレー等で、安定したイオン化を行い、濃度測定のダイナミックレンジを低下させることなく、分析の定量精度を向上する。
【解決手段】複数の針電極1を有する試料搬送電極7に高圧電源4から電圧を印加し、駆動部3で回転駆動する。試料溶液5が付着した複数の針電極1が、質量分析装置20の導入口21に順次移動し、連続してエレクトロスプレーイオン化が行われる。 (もっと読む)


【課題】熱不安定成分や難揮発性成分も比較的低温で分解を抑制しつつガス化することが可能な質量分析装置用試料導入装置を提供する。
【解決手段】質量分析装置用試料導入装置は、超音波音源部10と試料導入部20とガス化部30とガス供給部2とからなる。超音波音源部10は、振動子11と、振動子に接続される振動伝達部12と、振動伝達部の振動子が接続される側と反対側に接続される振動板13と、振動板と平行に対向して設けられる反射板14とからなり、振動板13と反射板14の間に定在波音場の節を提供するように構成される。試料導入部20は、振動板13と反射板14の間の定在波音場の節に、試料の溶液を導入する。ガス化部30は、超音波音源部10により霧化される試料をガス化する。 (もっと読む)


【課題】
APCI用のイオン化インタフェイスの分解をせずに、分析対象物の融点等、物性に応じて有機溶媒の導入量や、加熱温度等によって、噴霧部22周辺に付着したすすを除去することを目的とする。
【解決手段】
すす除去作業時にすす除去装置41を取り付ける。噴霧部22から液体試料は噴霧せず、ネブライザガスのみを噴出し、噴出したネブライザガスを中空棒電極43に噴きつける。中空棒電極43に噴きつけられたネブライザガスは、噴霧部22の方へ逆流し、噴霧部22周辺に付着したすすをスプレー部から離し、浮遊させる。浮遊したすすは、中空棒電極43に発生した静電気に捕集される。分析時はすす除去装置41を取り外して分析を行う。 (もっと読む)


【課題】液体試料の被検体をMS被検体として質量分析計に提示する方法を開示する。
【解決手段】この方法は、(a)(i)液体試料を、マイクロ流体デバイスのマイクロチャンネル構造(I)であって、MS−ポートをも含む構造の試料引入れポート(I)に適用し、(ii)マイクロチャンネル構造(I)において液流により被検体を輸送することによって、被検体をMS被検体に変換させ、そして(iii)MSポートを介して質量分析計にMS被検体を提示する工程を含み、そして(b)慣性力を用いてマイクロチャンネル構造(I)の少なくとも一部内で液流を作り出すことを特徴とする。(a)ディスクの面に垂直な対称軸、(b)引出しポートよりも短い半径距離のところに内部適用領域を含み、MSポートおよび試料引入れポート(I)を含むマイクロチャンネル構造(I)を含むマイクロ流体ディスクを開示する。 (もっと読む)


【課題】従来のマトリックスを用いた場合に良好な検出が困難であった低分子量(特に分子量500以下)の化合物に対するMALDI質量分析を良好に行う。
【解決手段】マトリックスとして、次の構造式を有する1H−テトラゾール誘導体を使用する。
【化1】


ここで、Rは、(a)アルキル基、又は、(b)水酸基、アルキル基、ハロゲン元素を有していてもよいベンゼン系芳香族、のいずれかである。これにより、マトリックス由来の分子イオンピークが低質量領域に出現せず、測定対象物質由来の分子イオンピークを容易に同定することができる。 (もっと読む)


試料を形成して分析対象の表面(22)から吸引するための方法およびシステム(20)では、ポート(37)を備える採集器具(24)を利用し、そのポートを通じて分析対象の表面上に溶液が誘導される。ポートは分析対象の表面に近接させて位置決めされ、そして溶液がポートを通じて表面上に誘導されて、これにより、表面上に誘導された溶液が、表面を構成する物質と相互作用するようになる。その後、一分量の物質(52)が表面から吸引される。圧力制御を利用して、表面における溶液平衡を操作することができ、これにより、上記一分量の物質の表面からの吸引が制御される。また、そのような圧力制御を、XY平面内での採集器具のポートに対する表面の相対移動に連携させることができる。 (もっと読む)


デュアルソース質量分析システム(10)におけるまたはそのための、システムの質量分析計に着脱可能に連結するためのイオンソースハウジング(16)。イオンソースハウジングは、質量分析計の真空領域に連結するための出口ポートと、ガスクロマトグラフィ[GC]カラムを受容するためのサンプルポートと、前記GCカラムから放出されたアナライト分子を荷電するための手段とを有するソースチャンバ(22)を備えるとともに、GCインタフェースプローブがハウジングに解放可能に係合され得るようにするドッキング手段を備える。
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デュアルソース質量分析計システム(10)におけるまたはそのための、LCソース[LC/MS](12)を用いて第1のモードで動作可能でありかつGCソース[GC/MS](18)を用いて第2のモードで動作可能である。GCソースは、イオン化出力をGCソースから質量分析計に送出するためのイオンソースチャンバ(22)内に入力し、GCソースユニット(18)はGCインタフェースプローブ(30)を備える。GCソースユニットは、GCインタフェースプローブを、それがシステムの質量分析計から係合解除され、システムは前記第1のLC/MSモードで動作可能となる後退位置からGCインタフェースプローブが質量分析計のイオンソースチャンバに動作可能に連結され、システムは前記第2のGC/MSモードで動作可能となる使用位置にまで持っていくために、引き込み可能に取り付けられる。GCインタフェースプローブは、GCイオンソースチャンバを用いて第2のモードで動作可能となるように、イオンソースチャンバのハウジングによって提供される相補的ドッキング手段と解放可能に係合するためのドッキング手段(42、46、48)を有する。
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デュアルソース質量分析計システム(10)は、LCソース[LC/MS](12)を用いて第1のモードで動作可能でありかつGCソース[GC/MS](18)を用いて第2のモードで動作可能である。GCソースは、イオン化出力をGCソースから質量分析計に送出するためのイオンソースチャンバ(22)内に入力する。GCソースはGCインタフェースプローブ(30)を備えており、GCインタフェースプローブ(30)は、GCインタフェースプローブを、それが質量分析計から係合解除され、それによりシステムは第1のLC/MSモードで動作可能となる後退位置からGCインタフェースプローブが質量分析計のイオンソースチャンバに動作可能に連結され、それによりシステムは前記GC/MSモードで動作可能となる使用位置にまで持っていくために、イオンソースチャンバに後退可能に連結される。
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【課題】電気スプレーソース部分(またはノズル)を修正することにより、より高い流量を得ること。
【解決手段】支持プレート46、支持プレート上に接合した流体プレート51に形成した少なくとも1個の流体回路、及び流体プレート上に接合し、流体回路を覆うカバープレート41を有するラボオンチップに関する。流体回路は、第1端部において、噴霧すべき液体が流入することができる流入オリフィスに接続し、第2端部において、液体を噴霧するよう、流体プレート51に形成した出口チャネル53の第1端部に接続する。流体プレート51は、鋭い突端部を有する電気スプレーノズル54まで延在し、この電気スプレーノズルにおいて、出口チャネルの第2端部はラボオンチップの電気スプレー出口を形成する。カバープレート41は、電気スプレーノズルに位置するチャネル53の屋根部分を形成する鋭い突端部45を有する。 (もっと読む)


システム(20)および方法が、レーザ・センサ(42)を含む距離測定装置(40)を利用して、例えば質量分光検出で使用される試料収集プロセス中に収集機器−表面間距離を制御する。レーザ・センサは、収集機器(23)と固定位置関係で配置され、レーザ・センサと表面(22)の間の実際の距離に対応する信号がレーザ・センサにより生成される。収集機器が表面から試料収集に望ましい距離で配置されたときに、レーザ・センサと表面の間の実際の距離が、レーザ・センサと表面の間のターゲット距離と比較され、必要に応じて、実際の距離がターゲット距離に近づくように調整される。
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複合混合物の化学成分の組成を決定するためのシステム、方法、及びコンピュータ読み取り可能な媒体が開示される。一の態様によれば、複合混合物の化学成分の組成の決定方法は、分離技術及び質量分析装置を用い、サンプルの分離及び質量分析データを生成し、ここで分離データはピーク情報を含み、かつ質量分析データは1次及び2次質量分析データを含む。生成された分離及び質量分析データを含む解析結果は収集及び格納される。解析結果を化学物質の特性を示す情報のライブラリと比較することにより、サンプルの化学成分が決定され、比較は分離及び質量分析データに基づいている。情報のライブラリは分離技術及び質量分析装置によって生成されるデータを含み、さらに同定され又は同定されていない化学物質の分離及び質量分析データを含む。サンプルの化学成分の表示は、人間がアクセス可能な形で利用できるようになされる。
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試料中の化合物を分析するためのシステムおよび方法。一実施形態において、本技術は、試料からイオンを放射すること;放射されたイオンを指定イオンについて選択すること;指定イオンをフラグメント化すること;複数の指定イオン・フラグメントについて走査すること;それぞれの指定イオン・フラグメントに対して、指定フラグメント・クロマトグラフィー・トレースを測定すること;複数の指定フラグメント・クロマトグラフィー・トレースの非線形結合に相当する、結合されたクロマトグラフィー・トレースを生成することを含む、試料を分析する方法に関する。
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【課題】超音波分子ビーム中のサンプルの改良された電子イオン化液体クロマトグラフィ質量分光測定のための毛管で分離された蒸発チェンバーおよびノズルの方法および装置の提供。
【解決手段】装置は、超音波ノズルの上流に配置された蒸発チェンバー;毛管で分離された蒸発チェンバーおよび超音波ノズル;流れる液体中のサンプルからのスプレイ形成用手段;超音波ノズルが、振動冷却サンプル分子および蒸発した溶媒を含む超音波分子ビームを形成するための蒸発したサンプル化合物および溶媒蒸気の超音波膨張を誘導する真空系;フライ・スルー電子イオン化イオン源;質量分析器;イオン検出器およびサンプルの化学的含有物の同定および/または定量のための得られた質量スペクトルの情報のデータ処理用の手段を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的とするところは、マススペクトルデータにおいて特にイオンサプレッションの影響により定量結果の信頼性が低下しているマススペクトルデータを判別することで、定量信頼性を向上させることにある。
【解決手段】本発明は、成分のスペクトルが時間の経過順に並ぶように試料を分離する分離手段と、ススペクトルが質量対電荷比(M/Z)の順に並ぶように前記各スペクトルの成分を分析する質量分析手段を含む質量分析システムにおいて、前記スペクトルの全部に及ぶ全マススペクトルの分析データより前記各スペクトルに存在する一定の質量対電荷比のピークを選択する機能と、前記全マススペクトルの分析データから前記各スペクトルの分析データにおける前記ピークの統計的指標を算出する機能と、前記統計的指標を判定基準として、前記各スペクトルの分析データの定量信頼性を判定する機能を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、且つ、感度の高い、MALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】 解析すべき試料と、マトリックスとしてのイオン性液体とを溶媒中に含む混合液であって、前記混合液中の前記イオン性液体の濃度が20pM〜40mMである混合液の液滴を、ターゲットプレート上に形成する工程と、前記混合液の液滴から前記溶媒を除去して、前記液滴の体積の減少とともに、前記ターゲットプレートと前記混合液の液滴とが接する面積を縮小させることによって、前記混合液中に含まれる前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを前記面積の一部へ集め、前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを含む混合物のフォーカススポットを得る工程と、前記混合物のフォーカススポットをMALDI質量分析測定に供する工程とを含む、液体マトリックスを用いた高感度MALDI質量分析法。 (もっと読む)


【課題】固体表面に強く吸着し、熱脱着が困難な成分に対しても、熱分解を抑制しつつ、質量分析において高い検出感度を得ることのできる大気圧イオン化法および試料保持装置を提供する。
【解決手段】大気圧下、放電または電位差によって生成する励起粒子または荷電粒子を利用して試料をイオン化させる大気圧イオン化法において、予め前記試料に液状化合物を付着させ、付着した液状化合物に前記励起粒子または荷電粒子を当てることによって試料をイオン化させるようにした。 (もっと読む)


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