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Fターム[5C038EF17]に分類される特許
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質量分析装置及び質量分析方法
【課題】 本発明により、高感度でかつフラグメンテーションの少ないイオン化をハイスループットで行うことができる。
【解決手段】 試料を配置させる試料配置部材と、試料配置部材の導入口と試料イオンを発生させるイオン源とを備えたイオン化室と、試料イオンの分析をする質量分析部を有する真空チャンバーと、イオン化室と真空チャンバーとの間に設けられた開閉機構とを有し、開閉機構は、イオン化室内に試料配置部材が導入された後、閉から開への状態に制御されることを特徴とする。
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液体マトリックスを用いた高感度MALDI質量分析法
【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、且つ、感度の高い、MALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】 解析すべき試料と、マトリックスとしてのイオン性液体とを溶媒中に含む混合液であって、前記混合液中の前記イオン性液体の濃度が20pM〜40mMである混合液の液滴を、ターゲットプレート上に形成する工程と、前記混合液の液滴から前記溶媒を除去して、前記液滴の体積の減少とともに、前記ターゲットプレートと前記混合液の液滴とが接する面積を縮小させることによって、前記混合液中に含まれる前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを前記面積の一部へ集め、前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを含む混合物のフォーカススポットを得る工程と、前記混合物のフォーカススポットをMALDI質量分析測定に供する工程とを含む、液体マトリックスを用いた高感度MALDI質量分析法。
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大気圧イオン化法および試料保持装置
【課題】固体表面に強く吸着し、熱脱着が困難な成分に対しても、熱分解を抑制しつつ、質量分析において高い検出感度を得ることのできる大気圧イオン化法および試料保持装置を提供する。
【解決手段】大気圧下、放電または電位差によって生成する励起粒子または荷電粒子を利用して試料をイオン化させる大気圧イオン化法において、予め前記試料に液状化合物を付着させ、付着した液状化合物に前記励起粒子または荷電粒子を当てることによって試料をイオン化させるようにした。
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質量分析用基板及び質量分析用基板の製造方法
【課題】脱離過程がスムーズに起こり、且つエネルギー効率の高い質量分析用基板、及びこの質量分析用基板の製造方法を提供する。
【解決手段】基体と、該基体上に形成された多孔質膜と、該多孔質膜上に形成された無機材料膜と、から構成されてなる質量分析用基板であって、該無機材料膜は、該基体に対して略垂直に形成された複数の凹部を有し、該凹部の径は、1nm以上1μm未満であることを特徴とする。
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表面イオン化技術で用いるための可撓性開放管採取システム
【課題】質量分析計による検体からの検体イオン及び中性分子の採取を誘導し、それによって所定の面積又は容積から採取し、かつ化学的予備段階の必要なく固体又は液体を採取する装置を提供する。
【解決手段】本発明は、質量分析計による表面から検体イオン及び中性分子の採取を制限する装置であり、それによって所定の面積又は容積から採取する。本発明の様々な実施形態では、大気圧で又はその近くで脱離イオン化から所定の空間解像度で形成されたイオンを採取するのに、管が用いられる。本発明の一実施形態では、静電界は、分析されている試料の表面の近傍に位置決めされた個々の管又は複数の管のいずれかにイオンを誘導するのに用いられる。本発明の一実施形態では、分析のためにイオン及び中性分子を分光計に引き込むために、広直径試料採取管を真空注入口と共に用いることができる。本発明の一実施形態では、静電界と共に広直径試料採取管は、イオン収集の効率を改善する。
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表面イオン化技術で用いるための固体を保持する器具
【課題】質量分析計による検体からの検体イオン及び中性分子の採取を誘導し、それによって所定の面積又は容積から採取し、かつ化学的予備段階の必要なく固体又は液体を採取する装置を提供する。
【解決手段】本発明は、質量分析計による表面から検体イオン及び中性分子の採取を制限する装置であり、それによって所定の面積又は容積から採取する。本発明の様々な実施形態では、大気圧で又はその近くで脱離イオン化から所定の空間解像度で形成されたイオンを採取するのに、管が用いられる。本発明の一実施形態では、静電界は、分析されている試料の表面の近傍に位置決めされた個々の管又は複数の管のいずれかにイオンを誘導するのに用いられる。本発明の一実施形態では、分析のためにイオン及び中性分子を分光計に引き込むために、広直径試料採取管を真空注入口と共に用いることができる。本発明の一実施形態では、静電界と共に広直径試料採取管は、イオン収集の効率を改善する。
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試料ターゲット
【課題】マトリックスを用いることなく高い効率で分析対象試料のレーザー脱離イオン化を実現することのできる試料ターゲットを提供する。
【解決手段】レーザー光照射による試料のイオン化に用いられ、少なくともレーザー被照射面が多孔質構造を有する基体と、該レーザー被照射面を被覆する金属若しくは半導体から成る薄膜とを有する試料ターゲットにおいて、前記基体のレーザー光によるイオン化反応に関与する表層部と該表層部以外のバルク部の熱伝導率が同等、又は表層部よりもバルク部の熱伝導率が低いものとする。例えば、試料ターゲット10を二重細孔構造を有するシリカモノリスプレートから成る基体20と該基体のレーザー被照射面を被覆するPt薄膜30とで構成する。これにより、ターゲット基体20の表層部からバルク部への熱伝導によるエネルギーのロスを抑え、イオン化効率を向上させることができる。
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サンプルプレート
【課題】 表面に固着されるサンプルにエネルギーを与えることによりこれをイオン化させる機能性サンプルプレートであって、製作工程が簡略化され、構成を柔軟に変更可能なサンプルプレートを提供する。
【解決手段】 本発明に係るサンプルプレート1は、アノーダイジング処理により片側全面に多孔質層4を形成した機能性プレート2と、金属薄板に複数の開口部31を形成したマスクプレート3とを接合してなる。従来はサンプルを固着させるスポット状のウェルを形成するために、レジスト塗布→露光→開口部エッチング→アノーダイジング処理→レジスト除去などの工程が必要であったが、本発明では全面へのアノーダイジング処理1工程だけで済むため、作製工程や作業時間、製造コストの面で有利である。
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質量分析用基板並びに分析方法および装置
【課題】基板の表面に固定した物質をレーザ光照射により該表面から脱離させ、その物質を捕捉して質量分析する方法において、より低パワーのレーザ光を使用可能とする。
【解決手段】基板の表面に固定した物質をレーザ光照射により該表面から脱離させ、そのイオンを捕捉して質量分析する方法に用いられる質量分析用基板として、その表面の少なくとも一部が、レーザ光照射を受けて局在プラズモンを励起し得る金属粗面(例えばアルミナ層5の表面に形成された多数の微細孔6内に、該微細孔6の径よりも大きな頭部がアルミナ層5表面よりも上に突出した状態で金微粒子8が充填されてなる)とされている基板3を用いる。
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マトリックス支援レーザ脱離およびイオン化質量分光分析を使用して電気伝導性領域に隣接する領域のサンプルプレート表面マスクをスキャンする方法
質量分光分析を使用して電気伝導性領域に隣接するサンプルプレート表面マスクをスキャンする方法が開示される。この方法は、電気伝導性の表面に粗い表面を用いて塗布されたマスクを含むサンプルプレートを提供し、電気伝導性の表面からなる中央部分とマスクのマージン部分とを有するサンプルサイトを提供するステップと、生物分子に有機溶媒、水溶液、およびα−シアノ−4−ヒドロキシ桂皮酸および3,5−ジメトキシ−4−ヒドロキシ桂皮酸のグループから選択されたマトリクスを混合する段階を備えた検体を準備するステップと、前記検体の少なくとも1つの結晶を電気伝導性領域に隣接するマスクの一領域に形成するステップと、レーザビームを用いて前記電気伝導性領域に隣接するマスク上の領域をスキャンするステップと、を有する。
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マトリックス支援レーザ脱離およびイオン化質量分光分析法のためのサンプルプレート
標本の質量分光分析のためのサンプルに、電気伝導性の表面と、電気伝導性の表面に塗布されるマスクを有する基板が提供される。そのマスクは、粗い表面を用いて基板に塗布され、少なくとも1つのサンプルサイトを形成する。上記サンプルサイトは、電気伝導性の表面からなる中央部分と、前記中央部分よりも疎水性のマスクからなるマージン部分とを有する。
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質量分析装置
【課題】 サンプルプレート1上に塗布される試料aにレーザー光を照射してイオン化し、これを電極2により形成した電場勾配で引き出して自由飛行させた後、イオン検出器(マイクロチャンネルプレート)dで検出するタイプの飛行時間型質量分析装置に関する。電極2と検出器dとの距離が装置を大型化させていたが、電極2と検出器dとを近づけると検出器dの微小領域にイオンが集中入射してしまい、放電破壊などを引き起こすので小型化ができなかった。
【解決手段】 本願発明に係る飛行時間型質量分析装置では、サンプルプレート1または電極2の少なくとも一方が、分析室に向けて凸形状を有する構成とした。イオンが分析室内を飛行する際、イオンの飛行方向に垂直な方向に拡散しつつ飛行させることができ、したがって電極2と検出器dとの距離を短くした場合でもイオンが検出器の一部に集中入射することを防止し、分析装置全体の小型化を実現することができる。
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排出液を配置するための装置
排出液を配置するための装置(10)は、基材位置決め装置(33)、堆積物導管(28)及び導管位置決め装置(30)を含んでいる。基材位置決め装置(33)は、前記堆積物導管(28)が出て来る排出液が堆積される基材(32)を支持し且つ位置決めする。導管位置決め装置(30)は、前記堆積物導管(28)の出口端部を前記基材(32)に対して移動させる。
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ダイヤモンド及び他の材料の複合材料又は組成物の検体分析への利用
本発明は、化学分析又は生物分析用に、たとえばダイヤモンド/非ダイヤモンドカーボン材料のような、ダイヤモンド/非ダイヤモンド材料の複合材料又は組成物を利用することに関する。本発明はさらにこの材料を、化学的又は生物学的試料の分離、付着及び検出に利用することに関する。カーボンナノチューブは、固定基板の表面材料として、又は検査液中での利用が予想される。構造化された基板又はこの材料からなる混合相粒子の用途には以下に限定されるわけではないが、試料の吸着-イオン化、より詳細には質量分析を含む過程が含まれる。
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試料分析へのカーボンナノチューブの利用
本発明は、化学分析又は生物分析用の基板としてカーボンナノチューブを利用することに関する。本発明はさらにこの材料を、化学的又は生物学的試料の分離、付着及び検出に利用することに関する。カーボンナノチューブは、固定基板の表面材料として、又は検査液中での利用が予想される。用途は、試料の吸着-イオン化、より詳細には質量分析を含む過程を有するが、それに限定されるわけではない。
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