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Fターム[5C038FF13]の内容

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Fターム[5C038FF13]に分類される特許

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ドラッグフィールドを形成するための補助電極は、多重極の主RF電極間に挿入するためにプリント回路基板材料等の薄い基板に指電極の配列として設けることができる。配列の個々の指電極を相互接続する静的抵抗器を利用する分圧器を実装することにより補助電極の長さに沿って漸進的な電圧範囲を印加することができる。個々の指電極又は指電極のグループに動的電圧変化を印加することができる。
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2つのモードの間で質量分析器への電源の切換えを行なう方法が提供されている。第1の所定の持続時間の間動作させられる第1の動作モードにおいて、質量分析器に結合された第1の電源が第1の非ゼロ電位を生成し、その一方で、質量分析器から切断された第2の電源が第2の非ゼロ電位を生成する。第2の所定の持続時間の間動作させられる第2の動作モードでは、第2の電位は質量分析器に結合され、その一方で、質量分析器から切断された第1の電源は第1の電位を生成する。これらの所定の持続時間は、いかなる場合でも、第1の電位および第2の電位のうちの一方のみが質量分析器に結合され、かつ第1および第2の動作モードが既定の長さの時間内で少なくとも一回実施されるように選択される。
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【課題】
【解決手段】イオンガイドを含む電子移動解離デバイスを含む質量分析計を開示する。制御システムは、イオンガイド内の前駆体イオンのフラグメンテーションおよび電荷減少の度合いを決定し、かつイオンガイドを通って移送されるイオンの速さを変更して、フラグメンテーションおよび電荷減少プロセスを最適化する。 (もっと読む)


【課題】検出したいフラグメントイオンのイオンピークがスキャンの範囲外にならないように、スキャンする質量対価数比の範囲を狭くできる質量分析装置を提供する。
【解決手段】質量対価数比をスキャンしながら試料をイオン化したイオン種を分離する分離部14と、質量対価数比毎にイオン種の検出強度を検出する検出部15とを有し、検出強度に基づいてマススペクトルのピークの出現する質量対価数比を抽出する質量分析装置1において、ピークの出現する質量対価数比に基づいて、ターゲットイオンの質量数の自然数分の1を測定上限値として設定する設定部4と、イオン種からターゲットイオンを選んで解離しフラグメントイオンを生成する解離部13とを有し、分離部14は測定上限値を上限とする範囲内で質量対価数比をスキャンしながらフラグメントイオンを分離し、検出部15は質量対価数比毎にフラグメントイオンの検出強度を検出する。 (もっと読む)


イオンガイド(2)を形成する複数の電極1を含むイオン−イオン反応セルが提供される。1つまたは複数の過渡DC電圧波(8、9)を電極2に印加する。試薬アニオンと検体カチオンとを、反応セル内でイオン−イオン反応を行わせるように配置し、次いで、結果として反応セル内で形成されたフラグメントイオンを、1つまたは複数の過渡DC電圧波(8、9)によって反応セル外へ並進させる。 (もっと読む)


質量分析のためにイオン源から質量分析計まで運ばれるイオンには、多くの場合、イオン源から生じる、光子、中性粒子およびクラスタまたはエアロゾルイオンなどのバックグラウンド粒子が伴う。バックグラウンド粒子は、質量分析計検出器までの見通し線の存在する圧力のより高い領域における、バックグラウンド気体分子との衝突中の散乱およびイオンの中性化によっても生じる。いずれの場合にも、そのようなバックグラウンド粒子は、質量スペクトルにノイズを発生させる。複数の真空ステージを通じて効率的にイオンを運ぶように多重極イオンガイドが構成されるとともに、イオン源において、またイオン輸送の経路に沿って生じるバックグラウンド粒子が検出器へ到達することを妨げることによって質量スペクトルにおける信号対雑音を改良する、装置および方法を提供する。
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【課題】
【解決手段】螺旋状、トロイダル状、一部トロイダル状、片トロイダル状、半トロイダル状、または渦巻き状のイオンガイド領域4を有するイオンガイド1またはイオン移動度分光計を含む質量分析計が開示される。イオンガイド1は、イオンガイド1内に半径方向にイオンを閉じ込めるためにRF電圧が外側電極に印加される、漏れのある誘電体から形成される管を含み得る。イオンガイド1に沿ってイオンを駆り立てるために、DC電圧が、抵抗性内層に印加される。あるいは、イオンガイドは、イオンが移送される開口をそれぞれ有する複数の電極を含み得る。 (もっと読む)


二つの実質的に平面である対向する平板(22、24)を利用して、少なくとも二つの異なる種類又は形状のトラップ領域を同時に生成する収束電界を生成する同軸ハイブリッド・イオントラップ(20)であって、第一のトラップ領域は、前記対向する平板(22、24)に対して同軸に配置される四重極トラップ領域(40)であり、第二のトラップ領域は、前記四重極トラップ領域(4)の周辺に同時に作成される環状トラップ領域(43)を有する環状イオントラップである。
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【課題】低真空雰囲気中においても高い輸送効率で以てイオンを偏向させ、光や中性粒子を確実に除去する。
【解決手段】直方体の互いに平行な4辺に沿って4本のロッド電極11、12、13、14を配置し、第1、第2ロッド電極11、12を含む面をイオン入射面Pi、第1、第4ロッド電極11、14を含む面をイオン出射面Poとする。各ロッド電極11〜14にそれぞれ所定の直流電圧を印加することで、4本のロッド電極11〜14で囲まれる空間にイオンの軌道を略90°曲げる直流電場を形成し、さらに対向する2本のロッド電極11、13と他の2本のロッド電極12、14とに互いに逆相の高周波電圧を印加することで形成する高周波電場により、イオンを振動させて束縛する。これにより、イオンが残留ガスに衝突してその進行方向を変えても発散することを抑制することができ、屈曲した偏向軌道に沿って高い効率でイオンを輸送して後段に送ることができる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】四重極ロッドセットイオンガイドまたは質量フィルタデバイスを備える質量分析計が開示される。複数の周波数ノッチ(16a、16b、16c)を有する広帯域周波数信号(13、14、15)が四重極ロッドセットのロッドに順次印加される。ノッチ広帯域周波数信号(16a、16b、16c)により、イオンガイドから不要なイオンが共振によりまたはパラメトリックに排出される。結果として得られるイオン信号がデコンボリューションされ、質量スペクトルが得られる。 (もっと読む)


イオントラップが、実質的に細長い電極10、20を備えており、そのいくらかは、その長軸に沿って湾曲して、それらの間にトラップ容積を規定する。長手方向におけるトラップの極値に向かうこのトラップ容積の断面積は、その極値から離れた(例えばトラップの中間に向かう)断面積とは異なっている。好適な実施形態では、トラップは複数の細長い電極を有しており、対向する電極は異なる湾曲半径を有していて、トラップはその極値に向かって広がる。それによって、より広い質量範囲のイオンがトラップされて射出されることができ、(所与のトラップ長に対して)より高い空間電荷容量が提供され、射出時によりシャープなイオンビームフォーカスが可能になる。
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質量分析のシステムおよび方法が提供される。第1のイオン蓄積装置内および第2のイオン蓄積装置内に、イオン源からのイオンが蓄積される。第1の分析期間中に分析するために、第1の射出期間中、第1のイオン蓄積装置から第1の質量分析装置へイオンが射出される。第2の射出期間中、第2のイオン蓄積装置から第2の質量分析装置へイオンが射出される。イオン蓄積装置は、第1のイオン蓄積装置のイオン輸送開口が第2のイオン蓄積装置のイオン輸送開口と連通するように、直列に接続される。第1の分析期間と第2の射出期間は、少なくとも部分的に重なる。
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直交加速飛行時間質量分析器を含む質量分析計が開示される。イオンパルスまたはイオンパケットが、飛行時間質量分析器の一部を形成する直交加速電極2の上流に配置されるイオントラップ7または進行波イオンガイドのいずれか一方から放出される。放出されるイオンパルスまたはイオンパケット中のイオンは時間とともに分散し、直交加速電極2が、後続するイオンパルスまたはイオンパケットの放出前に複数回励振される。 (もっと読む)


飛行時間型質量分析装置(1)が、イオン源と、該イオン源から供給される試料イオンを受容する分割線形イオンデバイス(10)と、該分割デバイスから排出されたイオンを分析する飛行時間型質量分析器を備える。最初にイオンを二以上の隣接するセグメントグループの中に捕捉し、次いでイオンをセグメントグループよりも短い分割デバイスの領域に捕捉するための捕捉電圧が分割デバイスに印加される。捕捉電圧はデバイス(10)の全長に沿って一様な捕捉場を供給するのにも有効である。
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【課題】質量分析計
【解決手段】連続的な軸方向電場を印加することによってイオンをそれらのイオン移動度にしたがって時間的に分離するための第1の動作モードで動作することができる装置(2)を含む質量分析計が開示される。装置(2)は、印加される軸方向電場をONとOFFとでパルス切り替えすることによってイオンをそれらの質量電荷比にしたがって時間的に分離する第2の動作モードでも動作可能である。 (もっと読む)


長手軸と、長手軸の両端に第一及び第二イオンミラーを備える同軸飛行時間型質量分析装置。イオンは長手軸からずれた入射軌道に沿って該分析装置に入射し、前記イオンミラーの間を一又は複数回通過した後、イオンは長手軸からずれた出射軌道に沿って出射し、イオン検出器によって検出される。入射及び出射軌道は長手軸から式(I)の角度以下だけずれる。ここで、Dminはイオンミラーの最小横軸寸法であり、Lはイオンミラーの入射口間の距離である。
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【課題】質量分析計
【解決手段】飛行時間型質量分析器(7)を含む質量分析計が開示される。飛行時間型質量分析器(7)は、分圧器を形成する一連の抵抗器(2)によって相互接続される複数の電極(1)を含むイオンガイドを含む。イオンは、電極(1)に対する二相RF電圧の印加によって、イオンガイド内において径方向に閉じ込められる。イオンガイドの長さに沿って不均一な擬ポテンシャル力が維持されるように、分圧器に跨って付加的な単相RF電圧が印加される。 (もっと読む)


質量分析計の圧力の高い領域と低い領域との間でイオンを輸送するためのイオン移送装置は、イオン移送導管60を含んでいる。導管60は、相対的に圧力の高いチャンバ40に向いて開いている吸込口と、相対的に圧力の低いチャンバに向いて開いている排出口70とを備えている。導管60はまた、イオン移送チャネル115を取り囲む、少なくとも1つの側壁も備えている。側壁は、イオン移送チャネル115内から、導管60の側壁の外側の、圧力の低い領域へガスが流れるよう、側壁の長手方向に形成した複数の開口部140を含んでいる。
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【課題】異なる質量電荷比(M/q)および運動エネルギーを有する複数のイオンを、自己共鳴現象を利用して非調和ポテンシャルウェル内に閉じ込める静電型イオントラップ、このイオントラップを用いた質量分析計、イオン捕捉方法、質量スペクトル生成方法を提供する。
【解決手段】本発明のイオントラップは、複数のイオンを固有振動数での軌道に閉じ込めるための非調和の静電ポテンシャルを生成する電極構造体1,2,3と、電極構造体1,2,3の少なくとも1つの電極に接続された、励起用周波数を有する交流励起源21とを備えるイオントラップ。 (もっと読む)


本発明は、イオンを多重反射により反復運動させ、或いは一群の電極の周囲等で閉軌道沿いに周回運動させるタイプの荷電粒子トラップを稼働させる方法に関する。本発明においては、その後段での検出及びフラグメント化に備え複数種のイオンを互いに好適に分離させるべく、イオントラップ内におけるイオンの反復運動周期を参照してタイミングを導出し、そのタイミングに従いそのイオンをイオントラップ外に偏向、出射させる。
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