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Fターム[5C038GG01]の内容

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Fターム[5C038GG01]に分類される特許

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【課題】 デバイス等の不良原因となる数μmの微小異物を飛行時間質量分析計で高感度、高精度に分析可能とする装置を構築することを目的とする。
【解決手段】 レーザ又は微小加熱プローブで試料を断続的に加熱し、少量づつ気化放出させ、電子衝撃イオン化で放出された試料をイオン化する。一方、飛行時間質量分析計のイオン打ち出しタイミングを試料加熱のタイミングと同期させる機構を設けることにより、
試料から放出された分子を最大限捕捉することができ、高感度な分析が可能となる。 (もっと読む)


【課題】イオン透過率を改善することなく、サンプリング周期に関係のない、ガイド法及びピーク値記録法よりも高い感度を実現する質量分析装置及び質量分析法を提供する。
【解決手段】連続イオン源12とイオン蓄積器13を備える質量分析装置において、第1データ処理部17は、イオン蓄積器13から周期的に排出されたイオンパルスを含む時間的出現プロファイルを取得する。第2データ処理部18はこれらの時間的出現プロファイルの中で、当該選択イオンのイオンパルスが出現する時間の強度のみを抽出して積分し、イオン強度を算出する。 (もっと読む)


【課題】高効率で安定性が良く安全なイオン化を実現可能なイオン化装置及び方法を提供する。
【解決手段】X線管1と、ガス流路を流れるガスに接触する状態で設けられた金属薄膜2aとを備え、前記金属薄膜2aに前記X線管1からのX線5を照射して前記ガス流路中に光電子を放出するように構成する。金属体の金属薄膜にX線を照射したときに生じる電子をガス流路中に放出し、電界加速する構成を採用しているので、ガス流路によって形成される限定された空間(イオン化室をなす空間)内において電子とガス流路を流れる分子とを接触させることができ、ガス流路の流路断面積や断面形状等を適宜に設定することにより、安定したイオン化を容易に実現することができる。 (もっと読む)


【課題】イオン化室の交換時に、ガス接続部の取り付けや解除作業の煩雑さをなくし、工具等を使用せずとも、いっぺんにイオン化室を交換できる構造を持ったガスクロマトグラフ質量分析装置用イオン源を提供する。
【解決手段】ベースチャンバーは、イオン源ブロックを固定支持する支柱を備え、イオン源ブロックは、イオン化室、前記支柱を受け入れる縦穴、および前記支柱と交差する向きに突き出しているガスクロマトグラフ接続部と標準試料ガス導入接続部の2つの自在継手を受け止めるために設けられた2つの絶縁受けを備え、前記イオン源ブロックをベースチャンバーに固定する際には、所定の扇角で突き出している前記2つの自在継手と2つの絶縁受けを当接させて、該当接部位を支点にしてベースチャンバーに対し円弧を描くようにイオン源ブロックを動かして、前記支柱と縦穴を嵌め合わせるようにした。 (もっと読む)


【課題】 被検出ガス分子の正確な分子量を十分な感度で計測すると共に同時に分子構造の解析を十分な感度で行える質量分析装置を提供する。
【解決手段】 イオン化した被検出ガスを質量分析する質量分析機構を備える質量分析装置であり、正電荷の金属イオンを付着させてイオン化する第1イオン源11と、電子を衝撃させてイオン化する第2イオン源17の2つのイオン源を独立して備え、さらに第1のイオン源と第2のイオン源との間の位置には隙間領域を有している。この構成により被検出ガスに関する分子量の計測と分子構造の解析とを高い感度で行うことが可能となる。第1イオン源と質量分析機構の間に第2イオン源を位置させるとともに、被検出ガスを第1イオン源に導入する。 (もっと読む)


【解決手段】開示されるイオン源において、試料導入用キャピラリー管(2)を介して、イオン源の試料チャンバ(1)内に、気相で試料を導入する。酸化銅等の酸化剤で被覆された加熱表面(6)に導入された試料を入射することにより、試料に含まれる炭素が酸化されて、二酸化炭素が形成される。形成された二酸化炭素分子を、電子ビーム(3)を用いた電子衝撃イオン化によりイオン化する。得られたイオンを質量分析器に送り、質量分析を行なう。 (もっと読む)


【課題】試料内に含まれる複数の成分分子の存在量の判定を、解裂を伴わないイオン化処理を活用して、当該試料から得られるガスに基づいてリアルタイムで正確に判定できるようにする。
【解決手段】目的分子の存在量が未知である試料から得られたガスの重量を求める熱重量測定工程(S32)と、ガスをソフトイオン化処理によってイオン化して質量分析データI(m/z,t)を求め、この質量分析データに基づいてマスクロマトグラムを求め、このマスクロマトグラムのピーク波形の面積強度を求める面積強度測定工程(S33〜S40)と、熱重量測定工程で求めたガスの重量と面積強度測定工程で求めた面積強度とに基づいて目的分子の存在量を求める定量演算工程(S40)とを有するガス定量分析方法。 (もっと読む)


【課題】1つのフィラメントが切れても質量スペクトルの使用を継続できる電子ソースの性能を正規化するための方法および装置を提供する。
【解決手段】質量スペクトロメータを作動させるための方法は、第1電子放出器を用いて質量スペクトロメータを作動させながら、第1性能特性を決定するステップと、第1性能特性に関連する第1情報を記憶するステップと、第2電子放出器を用いて質量スペクトロメータを作動させながら、第2性能特性を決定するステップと、第2性能特性に関連する第2情報を記憶するステップと、その後、第1電子放出器を使用する作動から、第2電子放出器を使用する作動へ切り換えるステップとを備え、この切り換えるステップは、切り換え前の第1電子放出器の性能に対して切り換え後の第2電子放出器の性能を正規化するよう、第1情報および前記第2情報を使用することを含む。 (もっと読む)


【課題】CI専用イオン化室よりも密閉度の低いEI/CI兼用イオン化室を用いた場合でも試料分子のイオン化に際する開裂を少なくして分子量関連イオンの信号強度を高くする。
【解決手段】CIの試薬ガスとしてメタンを用いる場合には、各種の試薬ガスイオンの中でもm/z41に着目し、該イオンの信号強度が最大になるようなリペラー電圧を探索し(S5)、リペラー電圧をその値に固定した状態で、分析担当者により指定されたm/zの信号強度が最大となるようにレンズ電圧等の他のパラメータを決定する(S6)。m/z41のイオンは信号強度のリペラー電圧依存性が高いため、適切なリペラー電圧を容易に且つ確実に見い出すことができる。 (もっと読む)


【課題】LC/MSにおいて、複数のヒータで温調を行う際に必要な温調を行いつつ加熱電流を供給するためのヒータトランスの容量を抑制する。
【解決手段】ゼロクロス検出部36は商用交流電圧のゼロクロス点を検出してパルスを生成し、制御部37はこのパルス間隔を最小の単位として、2つのヒータ13、16のいずれかに駆動電力を供給するようにSSR32、33をオン・オフさせる。2つのヒータ13、16への駆動電力の配分は、温度センサ34、35により検出した実温度と目標温度との差やヒータ13、16の温度時定数などの特性情報とに基づいて、適応的に決められる。従って、2つのヒータ13、16に同時に駆動電力が供給されないのでヒータトランス31の定格容量を小さくでき、質量分析に支障をきたさないように各部が温調される。 (もっと読む)


【課題】測定スループットを低減することなく、また、多成分の標準化合物を添加することなく、正確な定量を行う方法、手段を提供する。
【解決手段】測定試料に特定の化合物を添加した混合物をイオン化し、生成したイオンを質量分析する手段を有し、上記測定試料中に含まれる測定対象化合物の濃度を定量する分析装置において、測定対象化合物および添加化合物、各々に対し、あるマトリックス成分の濃度に対する信号強度依存性を格納するデータベースを有し、質量分析手段により得られた測定対象化合物由来の信号と添加化合物由来の信号から、データベースを用いて測定対象化合物の濃度を補正する。
【効果】 従来技術に比べ、低コストでスループットの高い質量分析を用いた多成分分析装置が実現できる。 (もっと読む)


【課題】 多種類のバックグラウンド成分中に少数の疾患マーカー成分が含まれる試料について、MSを用いた疾患マーカー探索を行うには、APCI/MSとEI/MSを併用する方法が有用であるが、2台のMSを必要とし、装置コストが高いという問題があった。
【解決手段】 APCIとEIを切り替え可能なイオン源を有する質量分析装置において、APCIイオン源の上流に、APCI測定に適した条件で試料を分離できる第1のGCを接続する。第1のGCで分離した試料の一部を、流路を分岐させることにより第2のGCに導入する。第2のGCにおいて、試料中に含まれる目的物質とバックグラウンド成分をさらに分離し、EIイオン源に導入する。目的物質とバックグラウンド成分を分離することで、バックグラウンド成分の影響を受けることなく、目的物質のEIスペクトルを取得する。 (もっと読む)


分圧分析器用のイオン源装置、および、イオン源の内側で中空陰極放電(HCD)を誘導することに基づいた、その原位置洗浄方法。HCDは、陽極電極、レンズフォーカスプレートおよび少なくとも1つの他のレンズもしくは他の形態のプレート、例えば全圧収集機プレート、を含む、イオン源の1つ以上の部品に高い負電圧を加えることにより、形成される。
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【課題】イオン化効率が向上した質量分析方法を提供する。
【解決手段】試料から放出されるイオンを検出して質量分析を行う質量分析方法において、その試料近傍に設けられた導電体へ光を照射してプラズモン共鳴を発生させた状態で、その試料へエネルギービームを照射してイオン化を行う。 (もっと読む)


【課題】試料から2次イオンを効率良く発生させて、試料を高感度で分析する。
【解決手段】(1)イオン発生源と、パルス化手段と、ON状態の時にクラスターイオンの中から特定の質量数のイオンからなる測定用1次イオンを選別し、OFF状態の時にクラスターイオンを通過させる選別手段であって、ON状態とOFF状態を切り替えることが可能な選別手段とを有するイオン照射手段と、(2)試料台と、(3)試料から生じた2次イオンの飛行時間を測定する飛行時間型質量分析部と、を備えたことを特徴とする飛行時間型2次イオン質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】本発明は、液体クロマトグラフで分離された非極性化合物、低極性化合物、中極性化合物、そして高極性化合物のすべてをイオン化し、同時に測定することが可能となる液体クロマトグラフ質量分析計を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、大気圧系に置かれるESIイオン源またはAPCIイオン源を含む大気圧イオン源と、高真空系に置かれ、前記大気圧イオン源から供給されるイオンを分析する質量分析部を有する液体クロマトグラフ質量分析計において、前記イオン中から選別した未イオン化の中性分子を前記質量分析部に供給する前にイオンに転化させるEIイオン源を前記高真空系に備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高精度な全圧および分圧測定を容易に実現することができる質量分析計を提供する。
【解決手段】被測定ガスの分子をイオン化するイオン源9と、イオン源9で生成されたイオンの進路を質量電荷比ごとに決定する質量分離部5と、質量分離部5を通過した特定の質量電荷比のイオンを捕捉する分圧測定用集イオン電極7とを備えた質量分析計11であって、イオン源9を挟んで質量分離部5の反対側に、イオン源9で生成された全種類のイオンを捕捉する全圧測定用集イオン電極8を設け、全圧測定用集イオン電極8が板状に形成され、かつ開口が形成されている。 (もっと読む)


生体分子を分析するための方法および装置について説明する。本方法は、一方の種のイオン化分子を線形イオントラップに注入および貯蔵するステップと、第2の種類の反対極性のイオン化分子を注入し、貯蔵された第1の種を第2の種が透過するステップとを含む。結果として生じた反応生成物は、残りの電荷値を考慮して質量分析器によって分析され得る。ある側面において、線形イオントラップは、反応容積として使用されてもよく、イオン化された種は、実質的に共線的にトラップの軸に沿って注入されてもよい。質量分析は、質量選択的軸方向射出または質量分析計によって実行されてもよい。
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【課題】異なる質量電荷比(M/q)および運動エネルギーを有する複数のイオンを、自己共鳴現象を利用して非調和ポテンシャルウェル内に閉じ込める静電型イオントラップ、このイオントラップを用いた質量分析計、イオン捕捉方法、質量スペクトル生成方法を提供する。
【解決手段】本発明のイオントラップは、複数のイオンを固有振動数での軌道に閉じ込めるための非調和の静電ポテンシャルを生成する電極構造体1,2,3と、電極構造体1,2,3の少なくとも1つの電極に接続された、励起用周波数を有する交流励起源21とを備えるイオントラップ。 (もっと読む)


本発明は、電子(21)を放出するための陰極装置(6)と、中性粒子(20)の供給用の入口(14)と接続しており、中性粒子(20)のイオン化のために陰極装置(6)と作動接続している反応帯(3)と、反応帯(3)の作動領域と連通するように配置されているイオン抽出構造(4)と、検出システム(12)へイオン(22)を案内するための手段と、質量分析装置を真空にするための手段とを含む質量分析装置に関する。ここでは陰極装置(6)はエミッタ面(7)を有する電解放出陰極を含み、このエミッタ面(7)とわずかに間隔をあけて電子の抽出のための抽出グリッド(9)が配置されており、これはエミッタ面(7)を実質的に覆っている。エミッタ面(7)は、管状の構造が構成されるように、少なくとも部分的に中空部(13)を取り囲んでいる。
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