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Fターム[5C038GG08]の内容

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Fターム[5C038GG08]に分類される特許

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【課題】イオン透過率を改善することなく、サンプリング周期に関係のない、ガイド法及びピーク値記録法よりも高い感度を実現する質量分析装置及び質量分析法を提供する。
【解決手段】連続イオン源12とイオン蓄積器13を備える質量分析装置において、第1データ処理部17は、イオン蓄積器13から周期的に排出されたイオンパルスを含む時間的出現プロファイルを取得する。第2データ処理部18はこれらの時間的出現プロファイルの中で、当該選択イオンのイオンパルスが出現する時間の強度のみを抽出して積分し、イオン強度を算出する。 (もっと読む)


質量分析計の低真空又は大気圧領域内のイオンの輸送及び集束を改善するための装置が、(高周波などの)振動電圧が印加される積層リングイオンガイド(SRIG)の最初の電極に結合された1又はそれ以上の動電又は静電集束レンズで構成される。本明細書で開示するこのような構成は、イオン移送装置の出口端部を(単複の)動電又は静電集束レンズ内の所望の位置に大まかに設定することにより、このような積層リングイオンガイドを利用する所望のイオン移送手段の有害な電界効果及び/又は再配置の問題を最小化する。 (もっと読む)


本発明は、概して、分析のためにイオンを移動させるためのシステムおよび方法に関する。特定の実施形態において、本発明は、ほぼ大気圧の領域の中で試料の分子を気相イオンに変換するためのイオン化源と、イオン分析装置と、気体流生成装置に動作可能に連結されるイオン移動部材とを含み、気体流生成装置は、イオン移動部材を通してイオン分析装置の入口に気相イオンを移動させる層状気体流を産生する、試料を分析するためのシステムを提供する。
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【課題】電気スプレーソース部分(またはノズル)を修正することにより、より高い流量を得ること。
【解決手段】支持プレート46、支持プレート上に接合した流体プレート51に形成した少なくとも1個の流体回路、及び流体プレート上に接合し、流体回路を覆うカバープレート41を有するラボオンチップに関する。流体回路は、第1端部において、噴霧すべき液体が流入することができる流入オリフィスに接続し、第2端部において、液体を噴霧するよう、流体プレート51に形成した出口チャネル53の第1端部に接続する。流体プレート51は、鋭い突端部を有する電気スプレーノズル54まで延在し、この電気スプレーノズルにおいて、出口チャネルの第2端部はラボオンチップの電気スプレー出口を形成する。カバープレート41は、電気スプレーノズルに位置するチャネル53の屋根部分を形成する鋭い突端部45を有する。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、従来のESIの欠点であった感度が低い点を解消することである。
【解決手段】本願発明は、エレクトロスプレー装置のニードルから液体試料が噴霧され、該試料が質量分析器に導入される前に、イオン化剤液滴を添加することにより、質量分析の感度を向上させるものである。具体的には、エレクトロスプレー装置のニードルの先端近傍、質量分析器のコーン先端近傍および該針先と該コーンの中間の位置に、シリンジから数μLのイオン化剤液滴を滴下することにより試料にイオン化剤を添加する。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】質量分析計の最初の真空室の内部にグロー放電デバイスを備える質量分析計が開示される。グロー放電デバイスは、真空室内に設けられた隔離弁15の内部に位置する管状の電極14を備え得る。試薬蒸気が、管状の電極14を通って提供され得、続いて、グロー放電によってイオン化される。結果として生じる試薬イオンは、大気圧イオン源によって発生させる分析種イオンの電子移動解離に用いられ得る。他に、グロー放電デバイスによって発生させるイオンが、分析種イオンの電荷状態をプロトン移動反応により低減するために用いられ得るか、またはロックマスイオンもしくは参照イオンとして作用し得る実施形態が考えられる。 (もっと読む)


【課題】 被検出ガス分子の正確な分子量を十分な感度で計測すると共に同時に分子構造の解析を十分な感度で行える質量分析装置を提供する。
【解決手段】 イオン化した被検出ガスを質量分析する質量分析機構を備える質量分析装置であり、正電荷の金属イオンを付着させてイオン化する第1イオン源11と、電子を衝撃させてイオン化する第2イオン源17の2つのイオン源を独立して備え、さらに第1のイオン源と第2のイオン源との間の位置には隙間領域を有している。この構成により被検出ガスに関する分子量の計測と分子構造の解析とを高い感度で行うことが可能となる。第1イオン源と質量分析機構の間に第2イオン源を位置させるとともに、被検出ガスを第1イオン源に導入する。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、試料にレーザーを照射することにより、試料をイオン化し、該イオン化した試料を質量分析器に導き、試料の同定を行う方法において、簡便な装置により感度を向上させることである。
【解決手段】本願発明は、イオン化剤を混合した液体試料を噴霧装置により微細液滴(ミスト状)とし、該微細液滴試料にレーザー光を照射した。これにより、単に液滴にレーザー光を照射するのに比べて、感度が数百倍向上した。 (もっと読む)


システム(20)および方法は、例えば質量分析検出で使用するためのサンプリング・システムにおける収集機器−表面間距離を制御するために画像分析手法を利用する。そのような手法は、収集機器(23)又は表面(22)に落ちたその影の画像を取得し、線平均輝度(LAB)技術を利用して収集機器と表面との実際の距離を決定することを含む。次に、実際の距離は、必要に応じて自動化された表面サンプリング操作において収集機器−表面間距離を再最適化するためにターゲット距離と比較される。
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システム(20)および方法が、レーザ・センサ(42)を含む距離測定装置(40)を利用して、例えば質量分光検出で使用される試料収集プロセス中に収集機器−表面間距離を制御する。レーザ・センサは、収集機器(23)と固定位置関係で配置され、レーザ・センサと表面(22)の間の実際の距離に対応する信号がレーザ・センサにより生成される。収集機器が表面から試料収集に望ましい距離で配置されたときに、レーザ・センサと表面の間の実際の距離が、レーザ・センサと表面の間のターゲット距離と比較され、必要に応じて、実際の距離がターゲット距離に近づくように調整される。
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【課題】イオン導入管の入口端に対するイオン化プローブからの噴霧流の中心軸の角度(噴霧角)の調整を可能とするとともに、そのためにハウジングに形成した開口を有効に活用する。
【解決手段】イオン化室2を内部に形成するハウジング23は、噴霧角が45°、90°になるような位置にプローブ装着開口24、25を有する。両プローブ装着開口24、25にはイオン化プローブ20の装着が可能であるとともに、イオン化室2内を透視するための透明窓を有する窓部材30の装着も可能である。そこで、いずれか一方のプローブ装着開口24、25にイオン化プローブ20を装着したとき、使用しない他方のプローブ装着開口に窓部材を取り付ける。それにより、その窓部材30の透明窓を通してイオン導入管30の入口端30a付近の汚れ状況などを確認することができる。 (もっと読む)


【課題】ハウジングへのイオン化プローブの取付け・取外し作業の効率化を図りつつ、部品点数の増加を抑えてコストを抑制する。
【解決手段】フランジ部22に貫設したシャフト25の頭部にレバー26を設け、シャフト25の周面に係止ピン27を突設する。ハウジング30にはシャフト25が挿入される挿入孔35を形成し、その挿入孔35の上部には係止ピン27が回動可能なざぐり35aを設ける。凹部33に収容されたマイクロスイッチ40を被覆する保護プレート52はざぐり35aの一部にせり出している。イオン化プローブ20がハウジング30にセットされ、レバー26が回動操作されると、係止ピン27が保護プレート52の下方に入り込み、その係合によってイオン化プローブ20はハウジング30に固定される。保護プレート52はスイッチ40の保護とイオン化プローブ20の固定との2つの機能を果たす。 (もっと読む)


質量分析計に界接する大気圧化学イオン化(APCI)源は、APCI注入プローブアセンブリ内にコロナ放電針を備える。APCI注入プローブに流入する液体試料がコロナ放電区域を通過する前に霧化/気化され、APCI注入プローブアセンブリに収容される。コロナ放電区域生成イオンは、APCIプローブ出口を通るイオン搬送を最大化すべくAPCIプローブ中心線に集束される。APCIプローブ出口開口に進入する外部電界は、APCIプローブからの試料イオンを集束させる追加中心線を提供する。APCIプローブは、コロナ放電区域から電界を遮蔽する一方、外部電界の進入を許してAPCI生成イオンを質量電荷比分析のための真空へのオリフィス内に集束させる。APCIプローブから出るイオンは、外部電界とガス流によってのみ質量電荷比分析器内へのイオン搬送を最大化するように方向づけられる。
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【課題】大気圧またはそれに近い圧力の気相中において、検出対象のイオンを簡素な構成で分離して効率よく後段の質量分析計またはイオン検出器に導入する技術を提供し、後段の装置における検出精度を高める。
【解決手段】イオンを含む気体の流れ方向に沿って断面積が漸次減少した後に漸次増加する砂時計型の流路を構成し、砂時計の上部に配置した電極と砂時計流路の内壁および砂時計流路の内壁と砂時計の下部に配置した電極との間にそれぞれ電位差を設ける。これにより、所定の範囲のイオン移動度を有するイオンを流路中心部に収束して透過させ、所定の範囲外のイオン移動度を有するイオンを流路内壁方向へ進行させ、系外へ排除する。 (もっと読む)


【課題】イオンが選択的に順方向へ進むことを確実にし、質量分析計内へ効率的にイオンを渡すことができる真空インターフェースを提供すること。
【解決手段】本発明は、拡散ノズルから形成された質量分析計システム向けの真空インターフェースを説明する。この真空インターフェースは、質量分析器による分析のために、大気圧イオン化源から真空チャンバ内へイオンビームを移動するために使用することができる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオンガイドを含む電子移動解離デバイスを含む質量分析計を開示する。制御システムは、イオンガイド内の前駆体イオンのフラグメンテーションおよび電荷減少の度合いを決定し、かつイオンガイドを通って移送されるイオンの速さを変更して、フラグメンテーションおよび電荷減少プロセスを最適化する。 (もっと読む)


【課題】スキャン速度に応じて特性を切り替える電流−電圧変換器の構成を簡素にし且つ切替時の回路の安定性を向上させる。
【解決手段】電流−電圧変換器11は、演算増幅器A1の非反転入力端と出力端との間に、第1抵抗器R1と、第2抵抗器R2とスイッチSW1との並列回路とを直列に接続した回路を挿入する。制御部10はスキャン速度が速い場合にスイッチSW1を閉成して帰還抵抗を小さくし、ゲインを落とす一方周波数帯域を広げる。電流−電圧変換器11のスイッチは1個で済むのでコスト低減が図れ、切替え時に帰還ループがオープンにならないので電流−電圧変換器11の動作が安定になる。 (もっと読む)


【課題】イオン化プローブへの液体試料の接続部で万一液漏れが発生した場合に、漏出した液体を適切に排出できる大気圧イオン化質量分析装置を提供する。
【解決手段】イオン化プローブ10を質量分析装置筐体12に装着するためのフランジ3の上面に隆起する周縁に囲まれた凹部9を備えると共に、この凹部9の底から外部に連通する排液孔8を設ける。これにより、漏出した液体はプローブ筒体1の表面を伝ってフランジ3の凹部9に流下しさらに凹部9の底に設けた排液孔8からドレンポット等へ安全に排出される。 (もっと読む)


【課題】微量試料の質量分析を行う場合の分析感度を向上させる。
【解決手段】イオントラップ18に導入するイオンを一時的に集積するためのイオンガイド14を四重極ロッド型とし、このイオンガイド14にそのイオン飽和量よりも少ない量のイオンを導入して、出口側端部に集積する。四重極ロッド型は八重極ロッド型と比較してイオン蓄積性は劣るもののイオン収束性が良好であり、少量のイオンをイオン光軸C近傍に閉じ込めて保持することができる。それによって、出口側ゲート電極16が開放したときに、イオンは電場補正用電極17及び入口側エンドキャップ電極182の2つの開口を経てイオントラップ18内に効率良く導入され、高感度の分析が可能となる。また、イオンガイド14に導入するイオン量は少量でよいので、試料の消費量は少なくて済む。 (もっと読む)


検体粒子の予備濃縮又はトラッピングすることなく、キャリアガス(特に周囲空気)中に溶解又は懸濁した微量ガス状分子化合物を検出するイオン移動度分光計(IMS)を提供する。IMSは、5cm以上、好ましくは100cmより大きいイオン化容量を備える。本発明のより大きいサイズのイオン化装置は、気相内の微量(1ppb未満)の試料化合物の分析を可能にする。IMSの大容量イオン化領域及び反応領域を通して効率的なイオン運動を促進するために、電場勾配が、イオン化領域中、又はイオン化領域と反応領域の両領域中に設けられてもよい。このシステムは、放射性イオン源、コロナ放電イオン源を用いて実施することができる。一実施形態では、試料ガスは、測定器に進入する前に加熱され、測定器は周囲を上回る温度で実行され、測定器は、測定器から退出する加熱試料ガスに接触することで加熱される。 (もっと読む)


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