説明

Fターム[5C038GH05]の内容

計測用電子管 (3,290) | イオン源の構造 (564) | イオン化室 (486) | 試料導入部 (225) | 液体試料を用いるもの (80)

Fターム[5C038GH05]に分類される特許

21 - 40 / 80


【課題】本願発明の課題は、従来のESIの欠点であった感度が低い点を解消することである。
【解決手段】本願発明は、エレクトロスプレー装置のニードルから液体試料が噴霧され、該試料が質量分析器に導入される前に、イオン化剤液滴を添加することにより、質量分析の感度を向上させるものである。具体的には、エレクトロスプレー装置のニードルの先端近傍、質量分析器のコーン先端近傍および該針先と該コーンの中間の位置に、シリンジから数μLのイオン化剤液滴を滴下することにより試料にイオン化剤を添加する。 (もっと読む)


【課題】本願発明の課題は、試料にレーザーを照射することにより、試料をイオン化し、該イオン化した試料を質量分析器に導き、試料の同定を行う方法において、簡便な装置により感度を向上させることである。
【解決手段】本願発明は、イオン化剤を混合した液体試料を噴霧装置により微細液滴(ミスト状)とし、該微細液滴試料にレーザー光を照射した。これにより、単に液滴にレーザー光を照射するのに比べて、感度が数百倍向上した。 (もっと読む)


【課題】イオン導入管の入口端に対するイオン化プローブからの噴霧流の中心軸の角度(噴霧角)の調整を可能とするとともに、そのためにハウジングに形成した開口を有効に活用する。
【解決手段】イオン化室2を内部に形成するハウジング23は、噴霧角が45°、90°になるような位置にプローブ装着開口24、25を有する。両プローブ装着開口24、25にはイオン化プローブ20の装着が可能であるとともに、イオン化室2内を透視するための透明窓を有する窓部材30の装着も可能である。そこで、いずれか一方のプローブ装着開口24、25にイオン化プローブ20を装着したとき、使用しない他方のプローブ装着開口に窓部材を取り付ける。それにより、その窓部材30の透明窓を通してイオン導入管30の入口端30a付近の汚れ状況などを確認することができる。 (もっと読む)


システム(20)および方法は、例えば質量分析検出で使用するためのサンプリング・システムにおける収集機器−表面間距離を制御するために画像分析手法を利用する。そのような手法は、収集機器(23)又は表面(22)に落ちたその影の画像を取得し、線平均輝度(LAB)技術を利用して収集機器と表面との実際の距離を決定することを含む。次に、実際の距離は、必要に応じて自動化された表面サンプリング操作において収集機器−表面間距離を再最適化するためにターゲット距離と比較される。
(もっと読む)


質量分析計に界接する大気圧化学イオン化(APCI)源は、APCI注入プローブアセンブリ内にコロナ放電針を備える。APCI注入プローブに流入する液体試料がコロナ放電区域を通過する前に霧化/気化され、APCI注入プローブアセンブリに収容される。コロナ放電区域生成イオンは、APCIプローブ出口を通るイオン搬送を最大化すべくAPCIプローブ中心線に集束される。APCIプローブ出口開口に進入する外部電界は、APCIプローブからの試料イオンを集束させる追加中心線を提供する。APCIプローブは、コロナ放電区域から電界を遮蔽する一方、外部電界の進入を許してAPCI生成イオンを質量電荷比分析のための真空へのオリフィス内に集束させる。APCIプローブから出るイオンは、外部電界とガス流によってのみ質量電荷比分析器内へのイオン搬送を最大化するように方向づけられる。
(もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオンガイドを含む電子移動解離デバイスを含む質量分析計を開示する。制御システムは、イオンガイド内の前駆体イオンのフラグメンテーションおよび電荷減少の度合いを決定し、かつイオンガイドを通って移送されるイオンの速さを変更して、フラグメンテーションおよび電荷減少プロセスを最適化する。 (もっと読む)


【課題】スキャン速度に応じて特性を切り替える電流−電圧変換器の構成を簡素にし且つ切替時の回路の安定性を向上させる。
【解決手段】電流−電圧変換器11は、演算増幅器A1の非反転入力端と出力端との間に、第1抵抗器R1と、第2抵抗器R2とスイッチSW1との並列回路とを直列に接続した回路を挿入する。制御部10はスキャン速度が速い場合にスイッチSW1を閉成して帰還抵抗を小さくし、ゲインを落とす一方周波数帯域を広げる。電流−電圧変換器11のスイッチは1個で済むのでコスト低減が図れ、切替え時に帰還ループがオープンにならないので電流−電圧変換器11の動作が安定になる。 (もっと読む)


【課題】イオン化プローブへの液体試料の接続部で万一液漏れが発生した場合に、漏出した液体を適切に排出できる大気圧イオン化質量分析装置を提供する。
【解決手段】イオン化プローブ10を質量分析装置筐体12に装着するためのフランジ3の上面に隆起する周縁に囲まれた凹部9を備えると共に、この凹部9の底から外部に連通する排液孔8を設ける。これにより、漏出した液体はプローブ筒体1の表面を伝ってフランジ3の凹部9に流下しさらに凹部9の底に設けた排液孔8からドレンポット等へ安全に排出される。 (もっと読む)


【課題】アセトニトリルを含む移動相溶媒を用いるLC/MSにおいて、インターフェイス部におけるポリマーの生成を抑えながら、同時に運転コストの上昇をも抑える。
【解決手段】複数のガス源41、42からネブライズガスとドライイングガスとして同種のガスを送給する状態とそれぞれ異種のガスを送給する状態とを切り換え可能なガス送給手段を備えてLC/MSを構成する。これにより、ポリマー生成を抑えるため合成空気を用いる必要がある場合でも、消費量の少ないネブライズガスにのみ合成空気を用い、消費量の多いドライイングガスにはより安価な窒素を用いることが可能となる。 (もっと読む)


試料中の化合物を分析するためのシステムおよび方法。一実施形態において、本技術は、試料からイオンを放射すること;放射されたイオンを指定イオンについて選択すること;指定イオンをフラグメント化すること;複数の指定イオン・フラグメントについて走査すること;それぞれの指定イオン・フラグメントに対して、指定フラグメント・クロマトグラフィー・トレースを測定すること;複数の指定フラグメント・クロマトグラフィー・トレースの非線形結合に相当する、結合されたクロマトグラフィー・トレースを生成することを含む、試料を分析する方法に関する。
(もっと読む)


【課題】事前の分離操作を行うことなく、微量の貴金属を高周波プラズマ質量分析装置で高精度に分析するための方法を提供する。
【解決手段】(1)固体試料又はNaを500〜5000質量ppm含有する液体試料を準備する工程と、(2)固体試料の場合はナトリウム化合物を用いたアルカリ融解法によって試料を前処理し、Naを500〜5000質量ppm含有する試料溶液を調製する工程と、(3)液体試料又は試料溶液を、スキマーコーンを有するインターフェース部及び三段のイオンレンズを有するイオンレンズ部を備えた高周波プラズマ質量分析装置にて分析する工程とを含み、工程(3)において、インターフェース部に最も近い一段目のイオンレンズへの印加電圧を0Vとすること及び二段目並びに三段目の印加電圧をかけることにより感度を調整することを特徴とする試料中に含まれる貴金属の分析方法。 (もっと読む)


【課題】超音波分子ビーム中のサンプルの改良された電子イオン化液体クロマトグラフィ質量分光測定のための毛管で分離された蒸発チェンバーおよびノズルの方法および装置の提供。
【解決手段】装置は、超音波ノズルの上流に配置された蒸発チェンバー;毛管で分離された蒸発チェンバーおよび超音波ノズル;流れる液体中のサンプルからのスプレイ形成用手段;超音波ノズルが、振動冷却サンプル分子および蒸発した溶媒を含む超音波分子ビームを形成するための蒸発したサンプル化合物および溶媒蒸気の超音波膨張を誘導する真空系;フライ・スルー電子イオン化イオン源;質量分析器;イオン検出器およびサンプルの化学的含有物の同定および/または定量のための得られた質量スペクトルの情報のデータ処理用の手段を含む。 (もっと読む)


【課題】LC/MSにおいて、複数のヒータで温調を行う際に必要な温調を行いつつ加熱電流を供給するためのヒータトランスの容量を抑制する。
【解決手段】ゼロクロス検出部36は商用交流電圧のゼロクロス点を検出してパルスを生成し、制御部37はこのパルス間隔を最小の単位として、2つのヒータ13、16のいずれかに駆動電力を供給するようにSSR32、33をオン・オフさせる。2つのヒータ13、16への駆動電力の配分は、温度センサ34、35により検出した実温度と目標温度との差やヒータ13、16の温度時定数などの特性情報とに基づいて、適応的に決められる。従って、2つのヒータ13、16に同時に駆動電力が供給されないのでヒータトランス31の定格容量を小さくでき、質量分析に支障をきたさないように各部が温調される。 (もっと読む)


【課題】大気圧下で行うことができ、自立した形状を有する試料のイメージング・プロファイルを迅速且つ正確に得ることができる質量分析イメージング法を提供する。
【解決手段】連続的に生じる帯電液滴を、移動経路に沿って質量分析器のレシービングユニットに向けて移動させるステップと、試料に含まれる分析物を脱離させて、複数の飛行経路の各々に沿って飛行させるに十分な照射エネルギーを有するレーザービームで前記試料を走査するステップと、前記複数の飛行経路のそれぞれに沿う前記複数の分析物がそれぞれ前記帯電液滴に閉じ込められ、それによって対応するイオン化分析物が形成されるべく、前記複数の飛行経路と前記移動経路が交差するようにレーザービームを位置決めするステップとを備えて成る質量分析イメージング法。 (もっと読む)


【課題】信号対雑音比を改善することができるイオン化装置を提供する。
【解決手段】試料受け取り室でイオン化された試料物質は、試料導管に流れ込む。試料導管には、乾燥ガスを流し込んでもよく、乾燥ガスを加熱してもよい。試料導管の圧力および長さは、その積が50Torr・cm以上となるように規定してもよい。試料導管は、変向部を備えていてもよい。また、試料導管は、イオン抽出室に通じていてもよく、イオン抽出室では、サンプリングオリフィスが質量分析計に通じていてもよい。試料導管の直径は、サンプリングオリフィスの直径より大きくてもよい。イオン抽出室内に電界を印加して、流れ込むイオンの速度を低減させてもよい。さらに、電圧ジャンプを試料導管に印加してもよい。 (もっと読む)


【課題】
APCI/ESI高速切替えが可能な高感度イオン源を提供する。
【解決手段】
複数の試料成分が混合した溶液を成分毎に分離する分離手段と、前記分離手段から溶出する溶液をガスと共に噴霧し試料の一部をエレクトロスプレイイオン化する試料噴霧部と、噴霧された試料成分の一部を大気圧化学イオン化する針電極と、前記針電極で生成したイオンを真空中に導入する試料導入部と、前記試料導入部より導入されたイオンを質量分離する質量分析部で構成される液体クロマトグラフ質量分析装置に於いて、前記試料噴霧部で噴霧された試料液滴を覆う気化部を備え、前記気化部の出口面積が前記気化部の断面積より小さいことを特徴とする。
【効果】
APCI/ESI高速切替えが可能な高感度イオン源の提供が可能となる。 (もっと読む)


【課題】多変量解析の結果に基づいて、試料の相違等を特徴付ける複数の化合物に関する情報を容易に得る。
【解決手段】複数の試料についてLC/MS分析を行って収集したデータに対し、多変量解析(主成分分析)を行ってローディングプロットを作成し表示する。このローディングプロット上でオペレータが複数の試料のグループ分けに影響していると推測できる特徴的な指示点を選択するように範囲Aを指定する。すると、保持時間と質量電荷比とを軸とした等強度線グラフ上に、上記範囲Aに包含される指示点に対応する化合物に対するピークを示すマーキングBが表示される。これにより、例えば試料のグループ分けに影響する化合物が或る化合物系列に属するものである、等の検証が容易に行える。 (もっと読む)


【課題】低質量から高質量まで幅広い質量範囲のイオンを高い強度で検出する。
【解決手段】ノズル12から噴霧する噴霧流の進行方向の前方で、噴霧口121に近い位置に第1放電電極131を配置し、イオンや液滴を吸い込んで後段に輸送する加熱パイプ14の吸込口141に近い位置に第2放電電極132を配置する。第1放電電極131によるコロナ放電によっては主として高質量化合物が効率良くイオン化され、これに対し、第2放電電極132によるコロナ放電によっては主として低質量化合物が効率良くイオン化される。これにより、従来はイオン強度が低くなる傾向にあった低質量化合物のイオン強度も高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】質量スペクトロメータの構造を簡単にし、製造、コストを下げること
【解決手段】デバイスの出口近くでイオンを細いビームに合焦するテーパ付き電界を形成するよう、振動(例えば無線周波数)電圧を印加する、長手方向に離間する複数の電極から、質量スペクトロメータの低真空領域または大気圧領域内でイオンをトランスポートし、合焦するためのデバイスが構成されており、電極間間隔または振動電圧の振幅は、イオン走行方向に大きくなっている。 (もっと読む)


【課題】加圧送液方式によって少量の液体試料をイオン源に無駄なく送給する。
【解決手段】サンプルボトル10の上面開口を閉塞する閉塞栓11に取り付けたバイアル用配管保持部材40の下部に設けたバイアル取付用アダプタ40aにより、少量の液体試料30を収容したサンプルバイアル31をサンプルボトル10内空間に吊り下げ支持し、バイアル用配管保持部材40の内側に挿通させた試料吸い込み配管42の下端をサンプルバイアル31の内底部近傍に位置させる。バイアル取付用アダプタ40aには通気孔40bが設けられており、密封されたサンプルボトル10内に窒素ガスが供給されてガス圧が上昇すると、サンプルバイアル31内のガス圧も同様に上昇し、これによって液体試料32を試料吸い込み配管42及び試料導入用配管17を通して質量分析装置に送り込むことができる。 (もっと読む)


21 - 40 / 80