説明

Fターム[5C038HH26]の内容

計測用電子管 (3,290) | 質料分析 (501) | 分析装置 (372) | 電源、制御部 (47)

Fターム[5C038HH26]に分類される特許

1 - 20 / 47


【課題】小型軽量で、高精度な質量分析が可能な質量分析装置を提供する。
【解決手段】測定試料4をイオン化するために外部から流入するガス23をイオン化するイオン源と、イオン化した測定試料4を分離する質量分析部102とを有し、イオン源は、質量分析部102からの差動排気によって内部が減圧され、ガス23を取り込み内圧が上昇して略100Pa〜略10000Paのときにガス23をイオン化し、質量分析部102は、ガス23の取り込みに連動して上昇した内圧がガス23の取り込み後に略0.1Pa以下に低下したときに、イオン化した測定試料4を分離する。イオン源が取り込むガス23の流量を抑制する抑制手段9と、イオン源が取り込むガス23の流れを開閉する開閉手段8とを有する。 (もっと読む)


【課題】MRM測定等において予めプロダクトイオンを選択するに際し、不適切なプロダクトイオンの選択を防止し、より高い確率で最適なプロダクトイオンを選択することのできるMS/MS型質量分析装置を提供する。
【解決手段】或る成分のプリカーサイオンについて、条件を変化させた又は変化させないプロダクトイオンスキャンイベントを複数個を準備し、それら複数個のプロダクトイオンスキャンイベントを実行した結果得られた全マススペクトルの中から最も出現頻度の高いマスピークを検出し、それをプロダクトイオンとして選択する。また、全マススペクトルの各m/zの強度の積算値/平均値や重み付け積算値/平均値でもよい。 (もっと読む)


【課題】前段線形多重極電極Q0と後段線形多重極電極Q1の中心軸の延長線P0、P1が互いにずれていても、イオンが後段線形多重極電極Q1を確実に透過できる質量分析装置を提供する。
【解決手段】前段線形多重極電極Q0と、前段線形多重極電極Q0から出射したイオンが入射する後段線形多重極電極Q1とを有する質量分析装置において、イオンが、後段線形多重極電極Q1に入射するまでに、前段線形多重極電極Q0と後段線形多重極電極Q1の中心軸P0、P1の延長線の互いの軸ずれ量ΔX、ΔY分を偏向するように、前段線形多重極電極Q0を構成する複数のロッド電極に直流オフセット電圧Vofs1、Vofs2、Vofs3、Vofs4を印加するように制御する制御部を有する。制御部は、直流オフセット電圧Vofs1、Vofs2、Vofs3、Vofs4を、後段線形多重極電極Q1に入射させるイオンの質量数に応じて変更する。 (もっと読む)


【課題】 電圧の制御により帯電粒子によるノイズ成分を排除して、高感度な測定を行う。また、微量成分の分析を実現する。
【解決手段】 正(負)イオン分析時には、多重極ロッド電極を挟んで設けられた、イオンが導入される第1の電極の静電位が、イオンが排出される第2の電極の静電位よりも高く(低く)なるような静電圧と、第2の電極に交流電圧を印加する制御をし、交流電圧の印加制御に応じた検出部における出力値を用いてデータ処理を行う。 (もっと読む)


【課題】 イオンの真空部への導入損失率を低減し、感度を上昇させる。
【解決手段】 バリヤー放電、および、バリヤー放電で生じた励起分子またはイオンと試料との反応による試料のイオン化を、大気圧よりも低圧下で行う。 (もっと読む)


【課題】イオン移動度測定と質量分析を単一装置で行う事により、輸送工程の排除や解析の自由度を増すシステムを提供する。
【解決手段】単一組の複数の電極に異なる電位を異なる時間に印加する事により、イオン移動度に基づく分析(FAIMS)と質量分析(MS)とを単一装置で実行可能とする。前記複数の電極は、分離装置内の単一の室10に外部円筒電極14と同軸配置された環状棒電極12とを備える。FAIMSを実行する際には、環状棒電極12は定電位又はグラウンドに維持され、非対称FAIMS波形が外部円筒電極14に印加される。 (もっと読む)


【課題】従来のFAIM装置に比べて、選択イオンの流れをより高速、かつ高精度で制御して、サンプルのスペクトルを作成するFAIMフィルタおよび検出システムを提供する。
【解決手段】検出システム用の超小型非対称電界イオン移動度フィルタ(24)であって、サンプル入口(16)および出口の間において基板間で流路を画定する、間隔を空けた1対の基板と、流路内に配置され、各電極が各基板にそれぞれ結合された間隔を空けた1対のフィルタ電極(20,22)を有するイオン・フィルタと、イオン・フィルタ電極の両端にバイアス電圧および非対称の周期的電圧を印加して、フィルタを通過するイオン流路を制御する電子コントローラ(30)とを備える。 (もっと読む)


【課題】パルスカウント型検出器において、検出器電圧と計数値との関係でプラトー領域が明瞭でない場合であっても、計数の正確性と検出器の長寿命化とを両立できる適正な検出器電圧の自動設定を行う。
【解決手段】検出器電圧を低電圧から段階的に上げつつ、各電圧で二次電子増倍管からの出力信号を2値化したパルス信号の計数値を順次取得する(S1、S2)。計数値が得られる毎に係数値の差分値と二階差分値を求め(S3、S4)、電圧増加に伴う計数値の増加率の変化を示す二階差分値が0以下になったならば準プラトー領域であるとみなす(S5、S6)。測定終了後、準プラトー領域内で最大計数値を真の計数値とし、感度に応じた許容計数値範囲内で最小の検出器電圧を適切な電圧に決める(S9、S10)。 (もっと読む)


【課題】高い圧力でもスペクトルのノイズを抑え、基線オフセットおよびスペクトル分解能の損失が小さい、イオンとラップを提供する。
【解決手段】
第1および第2の対向ミラー電極6,7ならびにミラー電極6,7間の中央レンズ3を含む電極構造体を含み、電極構造体は、イオンを固有振動周波数において軌跡に閉じ込める静電電位を生成し、閉じ込め電位は非調和である。さらに、イオンの固有振動周波数の約2倍の周波数で閉じ込められたイオンを励起させる励起周波数fを有するAC励起源21を含み、AC励起周波数源は、好ましくは、中央レンズ3に接続される。 (もっと読む)


【課題】衝突室中での減衰を伴うタンデム飛行時間型質量分析計およびその使用のための方法を提供すること。
【解決手段】第一の飛行時間型質量分析計の、衝突減衰を伴う衝突室の使用によって、直交加速を伴う時間飛行型質量分析計を含む、種々のタイプのいずれか1つの第2の質量分析計への有効な結合を提供する。本発明のタンデム質量分析計の一般的な好ましい実施態様は以下を備える:飛行時間型質量分析計に連結されたイオンのパルス発生器;時限式イオンセレクタ;投入されたイオンビームを衝突によって減衰させるため、そして飛行時間型質量分析計および時限式イオンセレクタと連絡してフラグメンテーションを誘起するために、十分に高圧の気体で充填された衝突室;ならびにフラグメントイオンを分析するための第二の質量分析計。 (もっと読む)


【解決手段】開示される質量分析計において、イオントラップ型質量分析器(20)の上流側にイオンビーム減衰器(23)が配置される。上流側のイオン減衰部(21)と下流側のイオン蓄積部(22)とを備えるイオントンネル型イオントラップは、イオンビーム減衰器(23)の上流側に配置される。イオントンネル型イオントラップからイオンが放出され、イオントラップ型質量分析器(20)に送られたイオンビームの強度をイオンビーム減衰器(23)により制御する。イオントラップ型質量分析器(20)にイオンを入射可能な充填時間は、ほぼ一定に保たれ、イオンビームの強度とは実質的に独立である。 (もっと読む)


本発明は、特定の質量対電荷比を有するイオンの焦点合わせを、その特定の質量対電荷比を有するイオンの焦点合わせのための電場を最適化することにより改善することに関する。具体的には、イオンの無非点収差焦点合わせが、異なる質量対電荷比のイオンに対してイオン光学レンズ(50)に印加される電圧を、それらのイオンがレンズを通過するときに調節することにより改善されることができる。一実施形態では、D/A変換器(32)および増幅器(34)が、高電圧コンデンサ(36)により高電圧直流電源装置(38)に交流結合される。D/A(変換器32)は低電圧波形を生成し、低電圧波形は増幅器(34)により増幅され、次に、高電圧電源(38)の出力に付加され、その結果、所望の電圧波形が生成され、イオンがレンズを通過するときにイオン光学レンズ(50)に印加される。
(もっと読む)


【課題】
【解決手段】分析用の第2のイオントラップ5の上流に配置された第1のイオントラップ2を含む質量分析計が提供される。第1のイオントラップ2の電荷容量は、第1のイオントラップ2の電荷容量限度まで第1のイオントラップ2内に蓄積されたすべてのイオンが次いで第2のイオントラップ5に移動する場合、第2のイオントラップ5の分析性能が空間電荷作用によって実質的に損なわれないような値に設定される。 (もっと読む)


【課題】パルスカウント型検出器におけるパルスカウントの計数効率の変動を抑え、定量分析の精度を向上させる。
【解決手段】制御/処理部30は記憶部31に保持されているデータに基づいて、質量走査のために四重極質量フィルタへ印加する電圧を走査するのに同期して閾値電圧VdLを設定するためのデータをD/A変換部25へ送る。通常、イオン検出器13に到達するイオンの質量が大きくなると、二次電子増倍管15からの出力信号の波高値は高くなるから、これに合わせて閾値電圧VDLを高くする。それにより、分析対象のイオンの質量が変化してもカウンタ24に入力されるパルス信号のパルス幅はほぼ一定に維持され、カウンタ24による計数効率もほぼ一定に保たれる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】イオンガイドを含む電子移動解離デバイスを含む質量分析計を開示する。制御システムは、イオンガイド内の前駆体イオンのフラグメンテーションおよび電荷減少の度合いを決定し、かつイオンガイドを通って移送されるイオンの速さを変更して、フラグメンテーションおよび電荷減少プロセスを最適化する。 (もっと読む)


【課題】スキャン速度に応じて特性を切り替える電流−電圧変換器の構成を簡素にし且つ切替時の回路の安定性を向上させる。
【解決手段】電流−電圧変換器11は、演算増幅器A1の非反転入力端と出力端との間に、第1抵抗器R1と、第2抵抗器R2とスイッチSW1との並列回路とを直列に接続した回路を挿入する。制御部10はスキャン速度が速い場合にスイッチSW1を閉成して帰還抵抗を小さくし、ゲインを落とす一方周波数帯域を広げる。電流−電圧変換器11のスイッチは1個で済むのでコスト低減が図れ、切替え時に帰還ループがオープンにならないので電流−電圧変換器11の動作が安定になる。 (もっと読む)


【課題】1つのフィラメントが切れても質量スペクトルの使用を継続できる電子ソースの性能を正規化するための方法および装置を提供する。
【解決手段】質量スペクトロメータを作動させるための方法は、第1電子放出器を用いて質量スペクトロメータを作動させながら、第1性能特性を決定するステップと、第1性能特性に関連する第1情報を記憶するステップと、第2電子放出器を用いて質量スペクトロメータを作動させながら、第2性能特性を決定するステップと、第2性能特性に関連する第2情報を記憶するステップと、その後、第1電子放出器を使用する作動から、第2電子放出器を使用する作動へ切り換えるステップとを備え、この切り換えるステップは、切り換え前の第1電子放出器の性能に対して切り換え後の第2電子放出器の性能を正規化するよう、第1情報および前記第2情報を使用することを含む。 (もっと読む)


質量分析計のイオントラップにおいてイオンをフラグメント化する方法が提供され、本方法は、a)フラグメンテーションのために親イオンを選択することと、b)保持時間間隔の間、イオントラップ内に親イオンを保持することであって、イオントラップは、約1x10−4トール未満の動作圧力を有することと、c)保持時間間隔内の励起時間間隔中に、励起レベルにおけるマシュー安定性パラメータqを提供するために、RFトラップ電圧をイオントラップに提供することと、d)親イオンを励起しフラグメント化するために、励起時間間隔中に、共鳴励起電圧をイオントラップに提供することと、e)保持時間間隔内、かつ励起時間間隔の後、共鳴励起電圧を終了し、イオントラップに印加するRFトラップ電圧を変更し、イオントラップ内に親イオンのフラグメントを保持するように励起レベル未満の保持レベルまでマシュー安定性パラメータqを低下させることとを含む。
(もっと読む)


【課題】
【解決手段】電子移動解離セル1を備える質量分析計が開示される。セル1により、正の検体イオンが1価の負の試薬イオンとの衝突によりフラグメントイオンへとフラグメンテーションされる。セルは、球状のトラップ空間を形成する複数のリング電極1を備える。イオンは、トラップ空間の大部分上で無視できる程度のRF加熱を受け、これにより、検体イオンおよび試薬イオンの運動エネルギーを、熱温度をわずかに超える温度に低下させることが可能となる。その結果、感度が向上した電子移動解離セル1が提供される。セル1内で生成されたフラグメントイオンを冷却し、直交加速式飛行時間質量分析部へと前方移送することができ、これにより、得られる質量分析部の分解能を大きく向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】螺旋状、トロイダル状、一部トロイダル状、片トロイダル状、半トロイダル状、または渦巻き状のイオンガイド領域4を有するイオンガイド1またはイオン移動度分光計を含む質量分析計が開示される。イオンガイド1は、イオンガイド1内に半径方向にイオンを閉じ込めるためにRF電圧が外側電極に印加される、漏れのある誘電体から形成される管を含み得る。イオンガイド1に沿ってイオンを駆り立てるために、DC電圧が、抵抗性内層に印加される。あるいは、イオンガイドは、イオンが移送される開口をそれぞれ有する複数の電極を含み得る。 (もっと読む)


1 - 20 / 47