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【課題】試料に含まれる物質を網羅的に同定する際にMS2分析する分画数を抑えることで分析時間を短縮しながら同定の正確性を確保する。
【解決手段】全ての分画試料をMS1分析した結果に基づき作成した、保持時間、m/z、信号強度を3軸とする3次元グラフに対し(S1-S2)、ωよりも大きな閾値θNで強度を判定してピーク検出を行い、検出されたピークのピークトップが存在する分画試料をMS2分析対象として選択する(S3-S5)。次に、選択された分画試料にピークトップが存在し、強度が閾値ω以上であるピークを検出し、検出されたピークをプリカーサイオン候補として挙げる(S6)。そして、選択された分画試料の含有物質が同定されるまでプリカーサイオン候補についてのMS2分析を順次実行する(S7-S9,S14-S15)。1つの分画試料に対し多くのプリカーサイオン候補が挙げられるので、分画試料の含有物質の同定確率が高まる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、個体差を含む試料に対する高い精度の計量や前処理を必要とせず、また、質量分析に関する専門的な知識・経験を有しない者が分析を行った場合においても、安定した同定を可能とし、オンサイト分析の実現を目的とする。
【解決手段】本発明の質量分析装置は、試料をイオン化するイオン化部5と、質量対電荷比(m/z)に応じてイオンを分離する質量分析部6と、質量分析部6で分離されたイオンを検出するイオン検出部7と、目的イオンの質量数とそのイオンのイオン強度の閾値を予め格納する測定・検出条件格納記憶部8を有し、質量分析(MS1)を行った際に、前記質量数のピークのイオン強度が、前記イオン強度を超える場合に、そのイオンを親イオンとして解離し、質量分析(MS2)を行う。 (もっと読む)


【課題】目的とするプロダクトイオンの検出感度の低下や、イオンの停滞によるゴーストピークの出現を回避する。
【解決手段】
コリジョンセル20内にCIDガスを導入するガス供給管31の接続個所を第1入射壁面22と第2入射壁面24との間に設け、第2イオン入射開口25の開口面積を第1イオン入射開口23の開口面積より大きくする。これにより、イオン入射側からイオン出射側に向けてCIDガスが吹き出す。イオン入射側とイオン出射側とのガスコンダクタンスの差によってコリジョンセル20内に生じるガスの流れに加えて、ガス吹き出しを後方に向けることで後方へのガス流が一層起こり易くなり、コリジョンセル20内でイオンの進行が促進されイオンの遅延が軽減される。 (もっと読む)


イオンの移動度に基づいて大気圧で作動する前置フィルターと、イオン流をイオン検出器の中へと配向させるイオン集束アセンブリ、例えば、質量分析計(MS)とを備える、イオンを分析するための方法および装置。移動度に基づくフィルターは、円筒状電場非対称波形イオン移動度分析計(FAIMS)、平面または吸引示差移動度分析計(DMS)、またはイオン移動度分析計(IMS)であり得る。イオン集束アセンブリは、イオンが通って流れる開口部を有する2つのグリッドと、2つのDC電源と、グリッド間に電場を生成するための時変電源とを備える。
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本発明は、微分型イオン移動度分析及び質量分析を実行するイオン分析装置に関する。実施形態において、装置は、微分型イオン移動度デバイスを質量分析器の真空空間内の、質量分析器よりも前段に備える。また、装置の排気システムは微分型イオン移動度デバイスを0.005kPaから40kPaの圧力で操作するように構成される。さらに装置は、50kHzから25MHzの周波数帯域の周波数を与えるデジタル非対称波形生成器を含む。実施例は優れた分解能とイオン通過を示す。イオン移動度デバイスは多重極、例えば十二重極とすることができ、径方向のイオン収束は双極子場に加えて四重極電場をデバイスに与えることにより達成できる。
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【課題】質量分析計
【解決手段】連続的な軸方向電場を印加することによってイオンをそれらのイオン移動度にしたがって時間的に分離するための第1の動作モードで動作することができる装置(2)を含む質量分析計が開示される。装置(2)は、印加される軸方向電場をONとOFFとでパルス切り替えすることによってイオンをそれらの質量電荷比にしたがって時間的に分離する第2の動作モードでも動作可能である。 (もっと読む)


【解決手段】イオン移動度分析計(8)と、イオンゲート(9)とを含む質量分析計が開示される。イオンゲート(9)の下流に、衝突セル(10)が配置される。イオン移動度分析計(8)及びイオンゲート(9)の動作は、特定の質量電荷比と、所望の荷電状態とを有するイオンのみが衝突セル(10)へと前方に伝送されるように、同期化される。 (もっと読む)


試料内の要素の質量スペクトルを得る方法を開示する。質量電荷比M1/Z1、M2/Z2、...Mn/Znを有する試料前駆イオンが生成され、解離場所(192)において断片化され、質量電荷比m1/z1、m2/z2、...mn/znのフラグメントイオンを生成する。フラグメントイオンは、静電型又は「オービトラップ」型のイオントラップ(130)内へ誘導され、前駆イオンのM/Z比に従った群としてトラップに入る。各群の質量電荷比は、トラップ内における、イオンの軸方向の運動によって決定される。トラップ内の電場は変形させられる。すると、異なる前駆イオンから生じた、等しいm/z比を有するイオンが分離される。これは、電場の変形によって、軸方向の運動がm/zのみではなく、他の要素にも依存するようになるからである。
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本発明の一実施形態として、一連の質量分離装置電界データからの質量分離装置の設計方法、及び一定範囲のデータ対及び質量分析計からのイオントラップの設計方法を提供する。約0.84ないし約1.2の範囲内のZ/r比をもつイオントラップを備える質量分離装置の製造方法を提供する。0.84ないし1.2の範囲内のZ/r比を持つイオントラップと縦に並ぶ質量分離装置から構成可能な質量分析計を提供する。容積の中心から第一部材面までの間隔の容積の中心から第二部材面までの間隔に対する比が0.84ないし1.2の範囲内となる容積を画定する第一及び第二部材セットを有する質量分離装置を用いたサンプルの分析方法を提供する。
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電子源を気体分子から隔離している電離真空計は、電子を発生する電子源と、電子と気体分子の衝突により生成されるイオンを捕集する捕集電極と、電子源を気体分子から隔離する電子窓とを含む。電離真空計は陽極空間を形成し、および陽極領域内に電子を保持する陽極を有する。電離真空計は複数の電子源および/または捕集電極を有する。捕集電極は陽極空間内または陽極空間の外側に置く。電離真空計は質量−電荷比に基づいてイオンを分離するマスフィルタを有することができる。電離真空計は、圧力を測定するベアード−アルパート型または気体の種類を決定する残留ガス分析計である。 (もっと読む)


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