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Fターム[5C038JJ06]の内容

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Fターム[5C038JJ06]に分類される特許

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【課題】
イオン選択の分解能と質量数精度を向上する。
【解決手段】
イオン源部と、イオンをトラップするイオントラップ部と、当該イオントラップ部に主高周波電圧を印加する主高周波電源と、前記イオントラップ部に補助高周波電圧を印加する補助高周波電源と、イオンを検出する検出部と、前記イオン源からのイオンを前記イオントラップ部に蓄積し、前記蓄積されたイオンから目的イオンを残し、他のイオンをイオントラップ部から排出し、前記目的イオンを検出のために排出するように、前記イオントラップ部に対して制御を行う制御部と、質量対電荷比と主高周波電圧の相関が示されたキャリブレーションテーブルとを備える質量分析装置であって、前記制御部は、前記蓄積されたイオンから目的イオンを残し、他のイオンをイオントラップ部から排出する際に、前記キャリブレーションテーブルを用いて印加する前記主高周波電圧の値を決定する。 (もっと読む)


質量分析計のイオントラップ(104)は、RFトラップ電圧をイオントラップ(104)の複数の電極(102、106、110)の少なくとも1つに印加して、イオントラップ(104)内のイオンの少なくとも一部をトラップするためのRFトラップ電圧源(112)と、共鳴励起電圧パルスを電極(102、106、110)に印加して、選択されたイオンの組の少なくとも一部を衝突させ、イオンフラグメントに破壊されるようにするための共鳴励起電圧源(114)と、共鳴励起電圧パルスの終了に続く所定の遅延期間の後で、RFトラップ電圧を第2の振幅に減少させて、後の分析のために、低質量イオンフラグメントをイオントラップ(104)内に保持するようにRFトラップ電圧源(112)を制御するためのコンピュータ(116)とを含む。
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【課題】 制御部と電圧発生部とを接続する信号線が断線しても、互いに近接したエンドキャップ電極とフライトチューブとに逆極性の高電圧が印加され放電が生じることを防止する。
【解決手段】 正極性、負極性を指示する信号線8A、8Bを独立に設け、共に「H」でアクティブ、「L」で非アクティブとし、各信号線8A、8Bの電圧発生部5、6の入力端にはプルダウン抵抗51、52、61、62を接続する。さらに処理回路53、54により両信号線8A、8Bが共に「H」であるときには「L」を出力し、スイッチ56、57、66、67をオフさせる。これにより、信号線8A、8Bの一方で断線が生じたときでも、その断線箇所の後方で信号レベルは「L」に固定され、他方の断線の無い電圧発生部と同一極性の電圧を出力する又は0Vを出力する。したがって、電極13とフライトチューブ31とに逆極性の高電圧が印加されることがない。 (もっと読む)


衝突またはフラグメンテーションセル(5)の上流に配置されたイオン移動度分光計またはセパレータ(3)を含む質量分析計が開示される。イオンは、イオン移動度分光計またはセパレータ(3)内でそのイオン移動度にしたがって分離される。衝突またはフラグメンテーションセル(5)に入射する際のイオンのフラグメンテーションエネルギーを最適化するために、イオン移動度分光計またはセパレータ(3)に存在するイオンの運動エネルギーは時間とともに実質的に直線的に増加される。
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【課題】
リニアイオントラップからイオンを一部ずつパルス排出して飛行時間測定を行う質量分析装置において、リニアイオントラップに蓄積された全イオンの排出に要する時間を短縮し、高感度な質量分析技術を提供する。
【解決手段】
リニアイオントラップに蓄積されたイオンを少量ずつパルス排出し、排出されたイオンパルスが飛行時間型質量分析部の直交加速部4に到達した時点において、直交加速部4に加速電圧パルスを印加して飛行時間測定する構成を有する質量分析装置において、イオンのパルス排出を繰り返す間、リニアイオントラップを構成する入口側レンズ電極1の電位を徐々に上昇させてリニアイオントラップ内部のポテンシャル井戸の底辺部の長さを短縮することにより、リニアイオントラップ内部のイオン密度を維持する。これにより、リニアイオントラップに蓄積されたイオンの質量分析時間が短縮されるため、イオン利用率が向上し、その結果、質量分析装置の検出感度が向上する。 (もっと読む)


【課題】 装置構成を複雑化することなく、イオンの捕獲時に矩形パルス電圧を印加するようにして、イオンの捕獲効率を向上させる。また、トラップ可能なイオンの運動エネルギーとこのイオンがある地点に到達したとき(または発生したとき)のトラップ用交流電圧位相との間に相関関係があることを考慮し、イオンの捕獲効率を向上させる。
【解決手段】 多重極イオントラップでのイオン捕獲時に、多重極イオントラップを構成する電極に、イオンの捕獲効率を向上させるための矩形パルス電圧を印加する。また、多重極イオントラップでのイオン捕獲時に、トラップ用交流電圧位相と捕獲するイオンの運動エネルギーとを同期させる。 (もっと読む)


予め定義された狭い質量電荷比範囲にあるイオンが、電場の調整及び排出周波数波形の使用によってイオントラップ内で分離される。従って質量電荷比分離ウィンドウが制御され、周波数成分の数を増加させることなく分解能が改善される。 (もっと読む)


【課題】 本発明はイオントラップ型質量分析方法に関し、多重周回型の質量範囲の狭さを解決し、イオントラップで捕獲したイオンを無駄にすることなく高質量分解能で質量測定をすることができるイオントラップ型質量分析方法を提供することを目的としている。
【解決手段】 イオンを捕獲、排出するイオントラップ12と、該イオントラップ12から排出されるイオンをパルス的に加速させる機構と、複数のセクター電場により形成される閉じた軌道を複数回周回させることを特徴とする多重周回型飛行時間型質量分析計と、イオンを検出する検出器14と、で構成される質量分析計を用い、イオントラップ12から排出して多重周回型TOFMSに導入する質量範囲を、多重周回型TOFMSにおいて追い越しの起こらない質量範囲内にするように構成する。
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【課題】 大気等に含まれる微量ガスを定量するガス分析装置において,対象ガスの検出感度と測定精度を高めること。
【解決手段】 大気等に含まれる微量ガスを繰返し高感度で定量することができるガス分析装置であって,被測定ガスをパルス的に流すためのガス流路と,真空排気装置付四極子型質量分析計と,前記ガス流路の中間から被測定ガスの一部を前記四極子型質量分析計のイオン源に流入させるためのオリフィスとから構成し,被測定ガスの流れのパルス形状を繰返し再現できるようにするとともに,水蒸気等の吸着性ガスが前記四極子型質量分析計の管壁や電極に吸着するのを防いで,対象ガスの検出感度と測定精度を大幅に改善した装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】質量分析計における改善された四重極イオントラップを提供する。
【解決手段】四重極イオントラップ質量分析計において、最適化された切り込み形波形のライブラリーが予め計算され、最適化され、半導体RAMなどの高速記憶装置に保存される。コンピューター制御による装置により、予め計算された波形が、特定の質量対電荷比を有するイオンを単離するための四重極イオントランプのエンドキャップに選択的に加えられる。予め計算された波形は、それぞれの波形が特定の質量について予め計算されている最適化された切り込み形波形である。単離されたイオンの衝突誘導解離において使用される単一振動数CID波形のライブラリーが記憶装置にさらに保存される。予め計算された波形を提供することによって、選択されたイオンを単離し、かつ解離させるための方法が提供される。
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【課題】走査速度が上昇するにつれて、四重極の検出能力を最大限にする装置と方法の提供
【解決手段】質量分析計(100)の四重極(110)を電子的に制御するための装置(200)であって、その装置は、四重極(110)に結合された無線周波(RF)駆動回路要素および直流(DC)駆動回路要素と、前記RF駆動回路要素に関連したRF制御ループ(220)と、前記DC駆動回路要素に関連したDC制御ループ(230)と、及び前記DC制御ループ(230)に関連した制御ループ回路要素(1100)とを含み、前記制御ループ回路要素(1100)は、ステップ応答の整定時間(832)の期間中に前記DC制御ループ(230)の応答を変更して、前記整定時間(832)中に前記四重極(110)を通るイオンの透過率が、前記整定時間(832)中に前記DC制御ループ(230)の応答を変更しなかった場合に比べて大きくなるように構成される。 (もっと読む)


結合されたシリコンオン絶縁物(BSOI)ウエハから、マイクロエンジニアリングされた質量分析器を製造する方法が、四極子分析器を参照して記載される。四極子幾何形状は、モノリシックブロック410を形成するようにともに結合される2つのBSOIウエハ200を使用して達成される。外側シリコン層に形成されたディープエッチングされた特徴及びばねは、円筒状金属電極ロッド300を位置付けるために使用される。アセンブリの精度は、リソグラフィとディープエッチングとの組み合わせにより、かつ結合されたシリコン層の機械的構成度合により決定される。内側シリコン層に形成されディープエッチングされた特徴は、イオン入口及びイオン収集光学部品を画定するために使用される。また、流体チャネルなどの他の特徴を組み込むことができる。
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本発明は、質量分析計内に高周波(RF)電源を備える。この電源は、RF信号を蓄積装置の電極に供給し、捕捉場を形成する。このようなイオン蓄積装置は、後続の質量分析器への放出に先立ってイオンを蓄えるために使用されることが多い。RF場は、通常、イオン放出に先立って崩壊される。本発明は、RF信号供給源、RF信号供給源により供給される信号を受信し、イオン蓄積装置の電極に供給する出力RF信号を供給するように配列されたコイル、および分路が分路によりコイル出力が短絡される第1の開いている位置と第2の閉じられている位置とを切り替えるように動作可能なスイッチを含む分路を備えるRF電源を実現する。
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イオントラップ質量分析器は、壁部、長軸及び内部空間を有した長形トンネルを含んでいる。壁部は基板と導電トレースパターンとを含んでいる。導電トレースパターンに接続され、電位を提供する可変電位手段も提供されている。導電トレースパターンと可変電位手段はトンネルの内部空間に可変電界を提供し、イオンを伝送、保存及び分析させる。
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【課題】非対称トラップ電界を生成可能な線形イオントラップ装置および方法の必要性が存在する。
【解決手段】線形イオントラップは、4つの電極を備え、トラップ電界の中心がトラップ構造の幾何学的中心から偏位した非対称トラップ電界で動作する。非対称トラップ電界は、四重極成分を提供する主AC電位と、付加AC電位とを含むことができる。主AC電位は、複数の対向電極対の間に印加され、付加AC電位は、1つの電極対に印加される。付加AC電位は、トラップ電界を非対称とするための双極成分を付加することができる。また、付加AC電位は、非線形共鳴のための六重極成分を付加することができる。補足AC電位を付加AC電位と同じ電極対に印加して、共鳴励起を強化することができる。排出のための動作ポイントは、イオン振動振幅を選択的に1方向に増加させるために純粋共鳴状態を利用できるように設定可能である。 (もっと読む)


本発明は多極イオントラップを提供する。トラップは長手方向軸線を有する。振動軸上電位が長手方向軸線に沿って設定されて、イオンがトラップされる電位ウェルが提供される。いくつかの実施形態では、極を形成するロッドが、長手方向軸線を中心として対称的および等距離に配置され、また異なる大きさを有するRF信号が極に印加される。他の実施形態では、ロッドが長手方向軸線を中心として対称的に配置されず、また極に印加されたRF信号が、同一のまたは異なる大きさを有することが可能である。本発明に使用される極は2つ以上のロッドを含み得る。本発明によるイオントラップは3つ以上の極を含むことが可能であり、いくつかの実施形態においては、第3の極または追加の極を加えて、振動軸上電位を供給することが可能である。イオントラップを質量選択的に使用して、イオン、すなわちフラグメントイオンをスキャンし、また他の使用において、別々に帯電されたイオンをトラップして分離することが可能である。
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分光分析法によって単細胞または単ビーズなどの粒子を連続分析するための装置(100)。該装置、すなわち元素フローサイトメーターは、粒子を連続的に導入する手段(102)と、粒子または該粒子上の分析対象物に結合した元素タグを気化、原子化および励起またはイオン化させる手段(104)と、気化、原子化、励起またはイオン化された粒子の元素成分または該粒子に結合した元素タグを分析する手段(106)とを含む。さらに、分光分析法によって単細胞または単ビーズなどの粒子を連続分析する方法も開示される。
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タンデム型線形イオントラップ及び飛行時間質量分析器でにおいて、前記イオントラップが、前記飛行時間質量分析器の飛行経路と直交する直線の中心軸を有する。このイオントラップは、少なくとも一方がイオンを前記飛行時間質量分析器へ排出するためのスリットを有する1組の電極(401,403,402,404)と、離散DCレベルを提供するための1組のDC電圧源(+V、−V、V1、V2)、及び、前記DC電圧源を前記電極のうち少なくとも2つと接続及び断絶するための複数の高速電子スイッチ(409)と、前記イオントラップの内部を充填する中性ガスと、イオントラップ、イオンによる操作、冷却、及び前記イオントラップから前記飛行時間質量分析器へ全てのイオンが排出される状態を含むことを実施するための切り替え手順を提供するためのデジタルコントローラと、を備える。
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四重極型イオントラップは、個別の電圧レベルV、V間でトラップ電圧を切り替えるスイッチ(3)を含む。これにより、イオントラップのトラップ領域内でプリカーサイオン及びプロダクトイオンを捕獲するためのデジタルトラップ電場が形成される。ゲート電圧がゲート電極(12)に印加され、ソース電子のイオントラップへの注入を制御する。ゲート電圧の印加は、前記切り替えと同期するため、トラップ電圧が選択された電圧レベルのいずれか一つの値である間、電子がイオントラップに注入され、電子捕獲開裂を起こすのに適した運動エネルギーでトラップ領域に到達することができる。
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【課題】電極への誘電体の付着の確率を低くする質量分析計の領域で使用するための電極を提供する。
【解決手段】質量分析計の減圧領域で使用するための電極。この電極の表面は、質量分析計の不安定な動作を生じさせうる誘電(非電導)体の付着を受ける。荷電粒子に作用するための電場の等電位境界を提供するための電極の表面部は、研磨面を提供する先行技術とは対照的に粗くされている。粗い表面は凹凸を提供し、凹凸が規則的に現れても不規則に現れてもよく、電荷粒子からの誘電体の付着を大幅に減らすことが分かった。好適な構造は、ロッド電極42にねじ山44を形成して、それによってロッド電極に沿ったねじ山の頂43が凸部43を提供し、ねじ山の谷底45が凹部を提供する。 (もっと読む)


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