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Fターム[5C038JJ06]の内容

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Fターム[5C038JJ06]に分類される特許

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【課題】 電圧の制御により帯電粒子によるノイズ成分を排除して、高感度な測定を行う。また、微量成分の分析を実現する。
【解決手段】 正(負)イオン分析時には、多重極ロッド電極を挟んで設けられた、イオンが導入される第1の電極の静電位が、イオンが排出される第2の電極の静電位よりも高く(低く)なるような静電圧と、第2の電極に交流電圧を印加する制御をし、交流電圧の印加制御に応じた検出部における出力値を用いてデータ処理を行う。 (もっと読む)


【課題】低コストで高スループットな分析をする。
【解決手段】多重極ロッド電極1を有するイオン透過部37と、多重極ロッド電極1へ電圧を印加する電源および回路部5と、電源部を制御する制御部とを備え、多重極ロッド電極1は、互いに軸方向の異なる位置で複数のセグメントロッド群に分割され、それぞれのセグメントロッド群にはロッド群毎に異なる直流電圧が印加され、ロッド電極の分割位置により異なる電位状態の領域を形成することを特徴とする質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】デジタルイオントラップにおいて、q値を略一定に保ちつつ任意のm/zのプリカーサ分離を短時間で行う。
【解決手段】ノッチのあるFNF信号をデジタル化したデータをFNF波形記憶部15に記憶しておき、プリカーサ分離の際に主電圧タイミング制御部7及び主電圧発生部9は基準クロック信号CKに基づき矩形波電圧を発生し、補助信号生成部14はFNF波形記憶部15から読み出したデータを基準クロック信号CKに同期したクロック信号によりD/A変換してFNF信号を生成する。基準クロック発生部6は制御部30の制御の下に、目的イオンのm/zに応じた周波数の基準クロック信号CKを生成するため、目的イオンのm/zが変わると基準クロック信号CKの周波数が変化し、同じ比率で矩形波電圧の周波数、FNF信号のノッチの中心周波数も変化する。 (もっと読む)


【課題】ピークプロファイル波形を確認しながら行う手動の質量較正の作業の効率改善を図る。
【解決手段】質量較正用設定画面100に配置されている較正テーブル101中の横方向に隣接する複数のセル(セル群)105に対応した質量電荷比近傍の、複数のピークプロファイル波形102を同じ画面内に横に並べて表示する。作業者がそのときに指定しているセルとは別のセル中の較正値を設定するべく該セルを新たに指定すると、そのセルが現時点でのセル群に含まれていればピークプロファイル波形102の表示を変更しない。また、新たに指定されたセルが現時点でのセル群に含まれていなくても該セル群に隣接又は隣々接した位置であれば、セル群を最小移動させることで新たなセル群を設定し、その移動前と一部のピークプロファイル波形を共通として新たなデータ読み込みや処理の時間を省くことで表示更新の時間を短縮化する。 (もっと読む)


【課題】CIDガスの供給に問題が生じていることや加熱キャピラリの目詰まりなどの装置不具合を事前に検知して分析者に知らせる。
【解決手段】中間真空室4内及びコリジョンセル12が配設された分析室10内にそれぞれ真空計31、32を設置し、ガス圧判定部34は分析に先立って真空計31、32で検出したガス圧がそれぞれ閾値以下であるか否かを判定し、閾値以下である場合に警告を出す。コリジョンセル12内へのCIDガスの供給が滞ると分析室10内に流出するCIDガス量が減るため、分析室10内の真空度が高くなり過ぎる。一方、加熱キャピラリ3が目詰まりすると大気圧雰囲気であるイオン化室1から中間真空室4内へ流れ込むガス量が減るため、中間真空室4内の真空度が高くなり過ぎる。従って、いずれもガス圧が低過ぎることを検知することで、不具合を認識することが可能である。 (もっと読む)


【課題】別個の電源を必要とせずに、電子衝撃方式にて効果的にグリッドをデガス処理し得る低コストの四重極型質量分析計を提供する。
【解決手段】本発明は、フィラメント42及びグリッド41を備えたイオン源4と、4本の円柱状の電極を周方向に所定間隔で配置してなる四重極部3と、四重極部を通過した所定のイオンを捕集するイオン検出部2とを有する。フィラメントに直流電流を通電する電源E1と、グリッドに対してフィラメントより高い電位を印加する電源E2と、グリッドとフィラメントとの間に所定の電位差をつくるためにフィラメントに所定の電位を与える電源E4と、四重極部の相対する電極に、正、負の直流電圧と交流電圧とが重畳した電圧を印加する電源E3と制御ユニットCとを備える。四重極部用の電源を介して正、負の両電圧間の電位差に相当する電圧をグリッドに印加し得るように構成される。 (もっと読む)


【課題】電子の導入効率およびイオンの導入効率が低く、高速の電子捕獲解離スペクトルを取得することが可能な電子捕獲解離反応装置を備えた質量分析装置を提供する。
【解決手段】高周波電場が印加される線形多重極電極と、線形多重極電極の軸方向の両端に配置され線形多重極電極の中心軸上に穴を具備し直流電圧が印加されて壁電場を生成する壁電極を有する線形イオントラップと、線形多重極電極の中心軸と同軸を含む磁場を発生し、線形イオントラップを取り囲む筒型の磁場発生手段と、線形多重極電極とは壁電極を挟んで反対側に設けられた電子源とを有し、電子源の電子発生部位が、磁場発生手段の発生する磁場の内部に設置された電子捕獲解離反応装置を備えた質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】タンデム四重極型質量分析装置でスキャン測定によるMS分析を実行する際に、マススペクトルのm/z軸ズレや分解能低下を軽減する。
【解決手段】MS分析時に、質量走査を行うように前段四重極3を駆動するとともに、イオンガイド5にはイオンを加速させる直流バイアス電圧を印加することで、前段四重極3で選択されたイオンをCIDガスに衝突させプロダクトイオンを生成する。後段四重極6には前段四重極3に印加されるRF電圧よりも小さなRF電圧を印加してイオンガイドモードで動作させるとともに、イオンを加速するような直流バイアス電圧を印加する。これにより、低m/zのプロダクトイオンも遮断されずに短時間で後段四重極6を通過して検出器7に到達する。或る時点で前段四重極3を通過したイオン由来のプロダクトイオンはほぼ同時に検出器7に入射するから、この検出信号に基づきマススペクトルを作成することができる。 (もっと読む)


【課題】最大使用圧力を高圧化する。
【解決手段】試料ガスをイオン化するとともに、そのイオンを外部に導出するための開口部211Aを有するイオン化部211と、イオン化部211の開口部211A外側に設けられて、イオンを引き出すイオン引き出し電極212と、イオン引き出し電極212によりイオン化部から導出されたイオンを選択的に通過させる四重極部213と、四重極部213を通過したイオンを検出するイオン検出部214とを備え、イオン化部211の開口部211Aの開口サイズが、四重極部213を構成する4つのポール電極213P全てに内接する仮想内接円ICよりも小さく構成されている。 (もっと読む)


【課題】質量分析部において選択するイオンを変更する場合でも、従来よりもイオンの損失を低減させることができる質量分析装置を提供すること。
【解決手段】イオン源10は、試料をイオン化する。蓄積部20は、イオン源10で生成されたイオンを蓄積する蓄積動作と、蓄積したイオンをイオンパルスとして排出する排出動作と、を繰り返し行う。質量分析部30は、蓄積部20が排出するイオンパルスを通過させ、質量電荷比に基づいて所望のイオンを選択する。検出部60は、質量分析部30を通過したイオンパルスを検出し、検出強度に応じたアナログ信号を出力する。制御部90は、所望のイオンを含むイオンパルスが質量分析部30を通過する間は、質量分析部30が選択する所望のイオンの質量電荷比を一定に制御する。 (もっと読む)


【課題】0.1Torr未満の圧力で、サンプルおよび試薬ガスをイオン源へと流すことにより、化学イオン化によってサンプルをイオン化する。
【解決手段】イオン源を0.1Torr未満の圧力に維持しながら、電子イオン化により、試薬ガスをイオン源内でイオン化して、試薬イオンを生成する。0.1Torr未満の圧力で、サンプルを試薬イオンと反応させて、サンプルの生成イオンを生成する。質量分析のために、生成イオンをイオントラップへと移送する。 (もっと読む)


【課題】 イオン源から四重極離部へとイオンを効率よく導くことができるようにした低コストの四重極型質量分析計を提供する。
【解決手段】 フィラメント43及びグリッド41を備えるイオン源4と、四重極部3と、イオン源と四重極部との間に介設されたフォーカス電極5と、相対する電極間に直流電圧と交流電圧とを印加することで四重極部を通過したイオンを捕集するイオン検出部2とを有するセンサ部MAと、フィラメントに直流電流を通電する電源E1と、グリッドに対してフィラメントより高い電位を印加する電源E2と、グリッドとフィラメントとの間に電位差をつくるためフィラメントに電位を与える電源E4と、四重極部に直流電圧を重畳した交流電圧を印加する電源E3と、制御部C1とを有する制御ユニットCとを備える。フィラメントの電位とフォーカス電極の電位とを同等とする。 (もっと読む)


【課題】光解離により発生した1次フラグメントイオンがさらに2次的に解離してしまうことでMS/MSスペクトルの信号強度が低下することを抑制する。
【解決手段】光解離を起こすための励起レーザ光をイオントラップ1内の捕捉領域Aの中央から外れた位置に照射し、それとともにプリカーサイオンを選択的に励振させるような励振信号をエンドキャップ電極12、13に印加する。これにより形成される励振電場の作用によってプリカーサイオンは大きく振動して捕捉領域Aを外れ励起光照射領域Bを横切るため、励起レーザ光の照射を受けて解離が生じる。一方、解離によって生成されたフラグメントイオンは上記励振電場の作用を殆ど受けないために捕捉領域Aに留まり、励起光照射領域Bには入らない。このため、フラグメントイオンは励起レーザ光を受けにくく2次的な解離は生じにくい。 (もっと読む)


【課題】MRM測定等においてプリカーサイオンのm/z切替えに伴う休止期間中に、コリジョンセル内に残留する不要イオンを確実に除去するとともに、次の検出期間には検出器に達するイオン量を十分に回復させ高感度を保つ。
【解決手段】m/z切替えの際にデータを収集しない休止期間の長さに応じて、休止期間開始時点t1からパルス電圧印加を開始するまでの遅延時間dの長さを変える。それにより、休止期間終了時点t2でプロダクトイオン量が確実に回復することを保証する。また、休止期間に入る直前のイオン強度に応じてパルス電圧の波高値も変える。それにより、残留イオン量が多い場合にイオンの除去速度を上げ、同じパルス幅内で確実に残留イオン量をゼロにする。その結果、クロストークも完全に排除できる。 (もっと読む)


新規の方法および質量分析計装置が導入され、多極機器の1つまたは複数のイオンの出口パターンのイメージを時空間的に決定する。特に、本発明の方法および構造は、配列された検出器によって、時間および四重極質量フィルタのビーム断面における空間変位の関数として、イオン電流を測定する。検出された四重極のイオン電流の線形性は、その再生成可能な時空間構造と組み合わせて、感度と質量分解能の両方が不可欠である複雑な混合物内の個別のイオン種からの寄与信号のデコンボリューションを可能にする。
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【課題】短い測定時間で広い質量電荷比範囲のマススペクトルを取得可能な分析と、複雑な分子構造の解析に有用なMSスペクトルを取得可能な分析とを、1台の質量分析装置で切り替えて実施できるようにする。
【解決手段】MALDIイオン源、イオンを加速する引出し電極13、イオンを収束させるイオン光学系14などを含むイオン導入部10と、イオンを直線的に飛行させる飛行空間を内部に形成するフライトチューブ34との間に、イオントラップを含むイオン捕捉部20と第2検出部31とを配置する。通常分析の際には、イオン導入穴24及びイオン導出穴25を通過するようにイオン光学系14でイオン流を絞り、フライトチューブ34内空間のほかイオントラップ内空間や第2検出部31内の空間も自由飛行領域として飛行時間を計測する。MS分析の際にはイオントラップに一旦イオンを捕捉し、イオントラップで質量分離して吐き出したイオンを第2検出部31で検出する。 (もっと読む)


運動エネルギー識別(KED)およびダイナミックリアクションセル(DRC)の両方で操作するように構成可能な質量分析計システムを提供する。質量分析計に含まれる加圧セルまたは衝突セルは四重極を含み、不活性ガスおよび反応性ガスの両方の源に結合される。KEDモードで操作するために、衝突セルがある量の不活性ガスで充填され、エネルギー障壁が衝突セルと下流質量分析器との間に形成され得る。代わりにDRCモードで操作するために、衝突セルは、干渉イオンのみと反応性であるある量のガスで充填され得る。次いで、生成物イオンの質量フィルタリングは、比例的に多くの分析物イオンを下流質量分析器に送ることができる。モード制御器は、2つの操作モードを協調させる。 (もっと読む)


【課題】イオン移動度測定と質量分析を単一装置で行う事により、輸送工程の排除や解析の自由度を増すシステムを提供する。
【解決手段】単一組の複数の電極に異なる電位を異なる時間に印加する事により、イオン移動度に基づく分析(FAIMS)と質量分析(MS)とを単一装置で実行可能とする。前記複数の電極は、分離装置内の単一の室10に外部円筒電極14と同軸配置された環状棒電極12とを備える。FAIMSを実行する際には、環状棒電極12は定電位又はグラウンドに維持され、非対称FAIMS波形が外部円筒電極14に印加される。 (もっと読む)


【課題】シアル酸等、脱離し易い修飾物が結合した糖鎖、ペプチドをMS分析する際に、得られるマス(MS)スペクトルの感度を高めることで構造解析の精度を向上させる。
【解決手段】分析対象の化合物Aから生成された各種イオンをイオントラップ内に捕捉した後に、質量選別を行うことなく(シアル酸が脱離したイオンを捕捉したまま)[M+H]に対するCIDを実行する。これにより、1個のシアル酸が脱離した[M−Sia+2H]が増加するから、次に質量選別を行うことなく[M−Sia+2H]に対するCIDを実行する。このようにして全てのシアル酸が脱離した[M−3Sia+4H]を増量した後に、該イオンに対する質量選別及びCIDを実行し、該イオンに由来する各種プロダクトイオンを生成させてそれを質量分析・イオン検出する。従来手法では分析に使用されていないイオンがマススペクトルに反映されるため高感度となる。 (もっと読む)


【課題】広い質量電荷比に渡るイオンに対して高感度化とハイスループット化を実現する飛行時間型質量分析装置を提供すること。
【解決手段】イオン輸送部10は、イオン源50で生成されたイオンの少なくとも一部を蓄積し、蓄積したイオンを光軸140(z軸)の方向に排出する衝突室(イオン蓄積部)54と、衝突室(イオン蓄積部)54から排出されたイオンが通過する時の電位が一定である定常電位領域56と、定常電位領域56を通過したイオンが入射する時の定常電位領域56との電位差がイオンの質量電荷比が大きいほど大きくなるように電位が時間的に変化する変動電位領域57と、を含む。飛行時間型質量分析部60は、イオン輸送部10を介して輸送されたイオンを所定の加速タイミングで光軸141(x軸)の方向に加速して検出器160に導く。 (もっと読む)


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