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Fターム[5C038JJ06]の内容

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レーザ脱離イオン源は、1つ又は複数のイオンガイドを使用することによりイオンサンプリング効率性及び測定感度を高め、イオン標的から放出されるプルーム中のイオンを効率的に捕獲し、該イオンを開口部経由で下流の真空チャンバ内に誘導する。2つのRF多極イオンガイドを使用する一構成では、イオン標的に隣接して配置されている第1のRF多極イオンガイドは、プルームの大部分を捕獲するのに十分な大きさであるように選択され、一方、第1の多極イオンガイドと開口部との間に配置されている第2のRF多極イオンガイドは、イオンを開口部内に集束するのに役立つようにより小さい寸法を有する。第1のRF多極イオンは、プルーム中のイオンを第2のRF多極イオンガイド内へ誘導し、次いで、第2のRF多極イオンガイドはイオンが開口部を通過して下流の真空チャンバ内に入るようにイオンを集束する。
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【課題】殆どの質量分析機の核心装置である四極子質量分析機に関することで、特に質量分析機の分解能と耐久性及び諸般性能を向上できるように双曲線面を持つ石英材質の四極子質量分析機を提供する。
【解決手段】所定の距離で離隔され回転対称形状でお互いに平行に具備される4個の円形石英管と、前記石英管の回転対称軸方向円周表面に白金膜が石英管の長さ方向でプリフィルター(prefilter)電極部と主フィルター(main filter)電極部に区画されて所定の面積で形成されて、対向される石英管の白金族金属膜断面が実質的に双曲線面を成す電極部と、石英管と同一曲率半径を持つ形状で左右面取り処理されて隣接石英管の間に密着・固定される石英ピンと、対向される石英管のプリフィルター電極部と主フィルター電極部それぞれを電気的に連結してRF及びDC電源が印加されるようにする帯形状の導電性接続部材で構成されることを特徴とする。 (もっと読む)


質量分析計は、パルス状イオン源と、パルス状イオン源によって生成されたイオンを閉じ込める第1のイオントラップであって、第1のイオントラップから続いて放出される閉じ込められたイオンの位置を特定するための第1のイオントラップ(10)とを有する。冷却ガスのパルスは、第1のイオントラップ(10)がイオンを閉じ込めることを可能にするのに適しているピーク圧において、第1のイオントラップ(10)に導かれる。ターボ分子ポンプ(17)は、閉じ込められたイオンが、第1のイオントラップ(10)から分析のための第2のイオントラップ(20)の方へ放出される前に、冷却ガスの圧力を減らす。パルス状イオン源は、第1のイオントラップ(10)の端壁を形成する試料プレート(14)を有する。
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【課題】 従来例では試料イオンと逆電荷イオンとの反応は確率的に制御されてい
るため、電荷減少操作において、電荷を任意の値で停止させることが出来なかっ
た。すなわち、イオン・イオン反応は試料イオンの価数が0、すなわち中性にな
るまで進行する。この場合、試料イオンはイオントラップから失われ、その結果
として、分析感度が低下してしまう。
【解決手段】 タンデム線形イオントラップを用い、一方の線形イオントラップで電荷減少反応を発生させ、任意の設定電荷値となったイオンを選択的に他方の線形イオントラ
ップに移動させる。これによって、MS/MS質量分析を実施することにより、
生体高分子を高効率に、単純な解析により構造解析することができる。 (もっと読む)


【課題】
四極子形質量分析計の感度を向上させるためにイオンの生成効率を向上させた四極子形質量分析計用イオン源を提供する。
【解決手段】
イオン源と、質量分離部と、イオン検出器とを備え、イオン源で生成されたイオンを質量分離部に入射し、その質量と電荷の比によって分離され、イオン検出器で目的のイオンを検出するように構成した四極子形質量分析計用イオン源において、イオン源に含まれるイオン化室とイオン引出し電極の間に、イオン化室内の電位分布を最適化するイオン化室補助電極が設けられる。 (もっと読む)


質量分析計システムは、導入端と、放出端と、複数のロッドと、中心長手軸とを有する1組の細長いロッドを有する。質量分析計システムは、以下のステップを実施するように動作可能である。a)第1の複数のイオン群をロッドセットの導入端に導入し、b)複数のロッドの間に領域を生成して、ロッドセット内に第1の複数のイオン群を閉じ込め、c)第1の複数のイオン群内の第1のイオン群のための第1の質量/電荷範囲を選択し、d)第1の放射状励起場を提供して、第1の質量/電荷範囲内の第1のイオン群を中心長手軸から放射状に変位させ、同時に、第1の質量/電荷範囲から離れた第2の質量/電荷範囲内にある、第1のイオン群よりも中心長手軸に近い第2のイオン群を保持し、e)軸方向加速場を提供することによって、第1のイオン群に作用する第1の軸方向の力を提供する。第1の軸方向の力は、ステップd)では提供されない。
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イオントラップと下流の質量分析計とを有する質量分析計システムが提供される。複数のイオン群がイオントラップに提供され、第一の質量対電荷比が選択される。該下流の質量分析計は、(i)該第一の質量対電荷比とは異なる第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンと、(ii)該第一の質量対電荷比とは異なる該第一の選択されない質量対電荷比を有するイオンに対する質量シグナルとのうちの1つを除去するように設定される。第一の質量対電荷比の第一のイオン群は、第一のイオントラップから下流の質量分析計まで排出される。
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【課題】イオンを収束させつつ後段に輸送するイオン光学系のコストを引き下げる。
【解決手段】従来のロッド状電極に代えて肉薄の金属板部材である電極を用いて多重極電場を形成する。即ち、金属板部材である電極41a〜41dはそれぞれの縁端面をイオン光軸Cに向け且つ該イオン光軸Cの方向に延展して、イオン光軸Cの周りに互いに90°ずつの角度を保って放射状に配置される。 (もっと読む)


【課題】分子量の大きな試料分子であってもCIDによる分解を行うことのできる質量分析装置を提供する。
【解決手段】試料をイオン化するイオン化部10、試料イオンを質量分離する質量分離部40、60、質量分離されたイオンを検出する検出部20、及び前記イオン化部10から質量分離部40,60を経て検出部20に至るまでのイオン経路上に設けられた衝突部(コリジョンセル)51を有する質量分析装置において、所定の原子又は分子のクラスターを生成するクラスター生成装置30を設け、該クラスター生成装置30によって生成されたクラスターを衝突部51に導入する。CIDにおける標的ガスとして質量数の大きなクラスターを用いることで、試料イオンの衝突エネルギーを効率よく該イオンの分解に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】 ロッドセットの軸に沿って軸電界を発生させること。
【解決手段】 部材間に、縦軸を有する容積を画定する部材のセット、前記部材にRF電圧を印加し、前記縦軸に沿って前記容積を通ってイオンを伝達する手段、および前記部材に沿って延び、前記縦軸に沿って延びる軸電界を確立する手段を有する。 (もっと読む)


【課題】不所望のイオンから所望のイオンを分離するようにさらに調整され、かつ従来印加されていた分離波形信号と同じくらいの電力を必要としないイオン分離波形信号を供給する方法および装置を提供する。
【解決手段】イオン・トラッピング・ボリューム内において所望のイオンが、イオン・トラッピング・ボリューム内に保持されるべき所望のイオンと、イオン・トラッピング・ボリュームから放出されるべき不所望のイオンと、を含むイオン・トラッピング・ボリューム内の複数のイオンに、イオン分離信号を印加することにより、所望のイオンが分離される。イオン分離信号は、周波数範囲にわたる複数の信号成分を含んでいる。複数の信号成分は、所望のイオンの永年周波数に近接する周波数を有する第1の成分と、第1の成分の周波数に隣接する周波数を有する隣接成分と、を含んでいる。第1の成分は、隣接成分の振幅よりも大きい振幅を有している。 (もっと読む)


【課題】飛行時間質量分析においてイオンを処理する改良された方法を提供する。
【解決手段】本発明の方法は、細長い空間(21)にRF電界を適用し、細長いセグメント化ロッド(20、22、24、26)のセグメント(30)にDC電圧を適用し、異なるDC電圧がセグメント(30)に選択的に適用され、それによって細長い空間(21)内で個別の電位を有する複数の電位領域が形成され、複数の電位領域のうちの第1の電位領域内に被分析物イオンを提供し、複数の電位領域のうちの第1の電位領域内で、被分析物イオンの少なくとも一部を処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ペプチドの選択的単離及び標識に基づく複雑なタンパク質試料を比較分析する改良した方法を提供することである。
【解決手段】質量標識体のグループを複数含む質量標識体セットであって、セット内の前記質量標識体は、それぞれ、切断可能なリンカーを介して質量正規化部に結合している質量マーカー部を有し、セット内の前記質量標識体は、互いに質量が同じであり、グループ内の前記質量標識体において、前記質量マーカー部の質量は同じであり、グループ間の前記質量標識体において、前記質量マーカー部の質量が異なり、前記質量マーカー部は、2つ以上のフラグメントにフラグメンテーション可能であり、グループ内の前記質量標識体間で、前記質量マーカー部の少なくとも1つの前記フラグメントの質量が異なることを特徴とする質量標識体セットの提供。 (もっと読む)


本発明はマススペクトル解析用のイオントラップ、多重電極システム及び電極に関する。そのうち、前記電極(1)は柱形状を有し、その横断面の少なくとも片側部の形状が2階以上の階段形状に形成されている。本発明は前記電極の構成を改良することにより、前記電極(1)が適用される多重電極システムやイオントラップなどのマススペクトラメーターが、最適化されたフィールド形状を有するだけでなく、加工がし易くなり、製造コストが低くなる。
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イオントラップのイオンを操作するための方法は、イオンを蓄積するステップと、空間的に圧縮するステップと、質量電荷比に従って選択されたイオンを放出するステップとを有する。イオントラップは、導入口と、イオンを閉じ込めて、空間的に圧縮するための第1端部および第2端部を有するアームと、イオンを第2端部から放出するための放出口とを有する。アームは、2対の対向電極を有し、イオントラップのどの断面でも四重極電場ポテンシャルを形成する。対向電極と電極の断面の間の距離は、第1端部から第2端部にかけて広がっている。電極は、テーパ状の円筒形のロッド、または、双曲線の断面であってもよい。放出するために選択されたイオンは、第2の(より広い)端部の領域のなかで空間的に圧縮される。イオントラップは、直交放出または軸放出を有する1つアーム、または、直交放出のための中央インサートを有する2本のアームを備える。 (もっと読む)


【課題】非常に多くの成分や化学ノイズを含むサンプルを分析する場合、検出成分全てのタンデム質量分析スペクトルを効率よく得ることは困難である。
【解決手段】分析対象とするイオンの質量情報(質量m、電荷数z)、LC保持時間、及び、タンデム質量分析スペクトル情報(解離イオンのm/zや強度など)を登録する内部データベースを有する質量分析システムを用いる。質量分析スペクトルが取得した後に、内部データベースを検索し、タンデム質量分析における前駆イオン候補数等に応じて、前駆イオン群を幾つかのグループに分類し、グループ毎に纏めてタンデム質量分析を実施する分析シーケンスを実時間で決定し、質量を分析する。 (もっと読む)


【課題】リニアイオントラップで生じる軸方向電界の不均一性を最小にすること
【解決手段】四極ロッドの構造上の完全性を維持しながら、生じ得る軸方向電界の不均一性を最小にするように最適にされたリニアイオントラップで使用するためのアパーチャー構造を提供する。一般に、本発明はイオンをトラップし、次にイオンを放出するためのリニアイオントラップを提供するものである。このリニアイオントラップは、長手方向に延びる軸線を有する内部トラッピング容積部を構成する複数のロッドを含む。ロッドの1つ以上は、アパーチャーを含み、このアパーチャーはロッドを通過するようにラジアル方向かつロッドに沿って長手方向に延びる。このアパーチャーは、内部トラッピング容積部からアパーチャーを通って内部トラッピング容積部の外側の領域までイオンが通過できるように構成されている。アパーチャーに少なくとも1つのリセスが隣接しており、このリセスは、ロッドに沿って長手方向に延びると共に、トラッピング領域に向いているが、このリセスはロッドをラジアル方向には貫通しない。 (もっと読む)


【課題】 本発明は質量分析方法及び装置に関し、別の高速粒子源にて高速粒子を作り出してイオンに衝突させ、また、衝突エネルギーを可変にすることで、1つの装置で多くの構造情報を得ることができる質量分析方法及び装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 イオンを発生するイオン源1と、該イオン源1からのイオンを入力するイオントラップ型質量分析計10と、該イオントラップ型質量分析計10内部のイオンに高速粒子を衝突させる高速粒子源7と、前記イオントラップ型質量分析計10から排出されるプロダクトイオンを検出する検出器8とから構成される。 (もっと読む)


質量選択的イオントラップ(12)、及び質量選択的イオントラップ(12)の下流に配置される四重極ロッドセット質量フィルタ(14)を含む質量分析計が開示される。質量フィルタ(14)のデューティサイクルを向上させるために、イオンは、質量フィルタ(14)のスキャンに実質的に同期してイオントラップ(12)から質量選択的に排出される。 (もっと読む)


【課題】イオンの高感度分析および高いイオン選択性能が可能な質量分析装置を実現する。
【解決手段】質量分析装置は、イオンを生成するイオン生成部1と、イオンを蓄積、単離、解離、排出するイオントラップ部12と、排出イオンを検出する検出部33と、イオントラップ部の動作を制御する制御部34を有し、直前の質量分析で取得した結果から各工程もしくは各工程直前での総イオン蓄積量を計算し、各工程の中の少なくとも1つの工程で、総イオン蓄積量に依存してイオントラップ部に印加する電圧条件を補正する。 (もっと読む)


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