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Fターム[5E034AC09]の内容

サーミスタ、バリスタ (5,260) | PTCの抵抗材料・組成 (257) | 有機物系 (109)

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【課題】素子本体の酸化を防止することができ、また、電極板と端子板とを溶接等によって接合する際に、素子本体が熱劣化することを防止できると共に、電極板の表面に保護膜が誤って形成されることを防止できるPTC素子を提供することであり、また、過剰な電流が流れた場合に、電池を有効に保護することができる電池保護システムを提供すること。
【解決手段】本発明に係るPTC素子2は、所定の温度領域において温度上昇に伴い抵抗値が増加する素子本体4と、素子本体4の表裏面に接合された一対の第1電極板10および第2電極板12とを有するPTC素子2である。第1電極板10および第2電極板12で覆われていない素子本体4の露出面には、保護膜3が形成されている。第1電極板10および第2電極板12のうち少なくとも第1電極板10が、素子本体4との素子接合面から外方に飛び出している突出部7を有する。 (もっと読む)


【課題】電極板と端子板とを溶接等によって接合する際に、素子本体が熱劣化することを防止できると共に、クラッド板を用いることなく、電極板と端子板とを容易に接続でき、素子本来の機能を有効に発揮することができるPTC素子を提供すること。
【解決手段】所定の温度領域において温度上昇に伴い抵抗値が増加する素子本体4と、前記素子本体4の表裏面に接合された一対の第1電極板10および第2電極板12と、を有するPTC素子2であって、前記第1電極板10における外部に露出する表面の少なくとも一部に、アルミニウムを含む第1端子接合膜14が形成してある。 (もっと読む)


【課題】 電子回路の短絡等により温度が室温よりも上昇した場合には、良好なトリップ特性により絶縁性を向上させる過電流保護素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 シート層1を一対の導電板2に挟持させ、シート層1を、高分子マトリクスと、この高分子マトリクス中に含有される複数の導電性粒子とから形成する。そして、各導電性粒子の表面を、高分子マトリクスとは異なり、しかも、相溶性のない有機材料により部分的に被覆する。各導電性粒子の表面を熱膨張率の高い有機材料により部分的に被覆するので、電子回路の短絡時に良好なトリップ特性を得ることができ、絶縁性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】電極板と端子板とを溶接等によって接合する際に、素子本体が熱劣化することを防止できると共に、PTC素子に衝撃や圧力が作用したとしても、電極板と端子板との接合が外れることがなく、素子本来の機能を有効に発揮することができるPTC素子を提供すること。
【解決手段】所定の温度領域において温度上昇に伴い抵抗値が増加する素子本体と4、素子本体4の表裏面に接合された一対の第1および第2電極板10,12と、を有するPTC素子である。電極板のうち少なくとも一方の第1電極板10が、素子本体4に対して接合する第1素子接合片10aと、第1素子接合片10aに対して一体に成形してあり、第1素子接合片10aの表面上に折り曲げられて配置された第1端子接合片10bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】 素体から延出するリード端子を他の端子に接合する際の接合強度を向上させることが可能なPTC素子を提供すること。
【解決手段】 このPTC素子1は、素体10と、素体10を挟んで圧着される一対の端子電極12,14と、素体10を覆う保護膜16を更に備え、端子電極12,14は素体10と重なる重複領域121,141と、素体10と重ならない非重複領域122,142とを有し、この重複領域121,141には素体10に食い込むアンカー突起ACが形成されており、素体10に隣接する非重複領域122,142にはアンカー保護膜16a〜16dの剥離を抑制するための剥離抑制領域が形成されており、剥離抑制領域には貫通孔17a〜17dが形成されて、この貫通孔17a〜17dを通って端子電極12,14の反対面まで保護膜16が回りこんでいる。 (もっと読む)


【課題】第1及び第2の信号端子並びに接地端子を有する保安器の過電流保護を行う過電流制限器に関し、機器を過電流から確実に保護でき、かつ、動作後も交換が不要となる過電流制限器を提供する。
【解決手段】第1及び第2の信号端子部材を有する保安器に装着されて、過電流保護を行う過電流制限器において、過電流時に絶縁状態となるスイッチ素子と、一端がスイッチ素子の一端に接続された第1の端子部材と、一端がスイッチ素子の他端に接続された第2の端子部材と、第1の端子部材と第2の端子部材との間に、スイッチ素子を被覆するように装着されるケース部材とを有し、第1の端子部材が第1の信号端子に接触し、第2の端子部材が第2の信号端子部材に接触するように第1の信号端子部材と第2の信号端子部材との間に装着され、過電流時にスイッチ素子が略絶縁状態となることにより第1の信号端子部材と第2の信号端子部材とを絶縁して、過電流保護を行う。 (もっと読む)


【課題】製造してから長期間経過後に熱履歴を受けたときのPTC素体の劣化が十分に抑制されたPTC素子を提供することを目的とする。
【解決手段】PTC素子1は、PTC素体10と、電極12,14と、保護層20とを備える。PTC素体10は、高分子マトリックスおよび導電性粒子を含んでいる。電極12,14は、PTC素体10と接合する第1の主面120,140と、第1の主面120,140に対向する第2の主面121,141とを有する。保護層20は、PTC素体10の露出面100を覆っている。露出面100とは、PTC素体10の外面のうち、第1の主面120,14と接合する面を除く部分を指す。保護層20は、第2の主面121,141までわたっている。ただし第2の主面121,141のうち、保護層20に覆われるのは、PTC素体10の露出面100近傍の周縁部分のみである。 (もっと読む)


【課題】車載用PTCヒータを制御する制御装置において、コスト低減及び省スペース化を効果的に図ると共に精度高い制御が可能な構成を提供する。
【解決手段】制御装置1は、車載用PTCヒータ41を制御する装置として構成されており、バッテリー3に連なると共に、PTCヒータ41に対する通電と非通電とを切り替えるパワーMOSFET12を備えている。さらに、パワーMOSFET12に対してPWM信号を出力するPWM信号出力手段としてのエアコンECU20が設けられている。一方、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温センサ30が設けられており、エアコンECU20は、エンジン冷却水の温度に基づいて、パワーMOSFET12に与えるPWM信号のデューティー比を設定する構成をなしている。 (もっと読む)


【課題】電気ヒータの発熱量を増加することができる。
【解決手段】電気ヒータにおいて、放熱フィン30、31、32、33、34のうちいずれか2つの放熱フィンの間に配置されたPTC素子51、52、53、54素子と、フレーム70(71)と放熱フィン30(34)との間にもPTC素子50(55)が設けられているので、PTC素子51〜54に加えて、PTC素子50、55からも発熱することができるので、電気ヒータの発熱量を増加することができる。 (もっと読む)


【課題】 素体から延出するリード端子を他の端子に接合する際の接合強度を向上させることが可能なPTC素子を提供すること。
【解決手段】 このPTC素子1は、素体10と、素体10を挟んで圧着される一対の端子電極12,14と、素体10を覆う保護膜16a〜16dを更に備え、端子電極12,14はそれぞれ、素体10と重なる重複領域121,141と、素体10と重ならない非重複領域122,142とを有し、端子電極12,14それぞれの重複領域121,141には素体10に食い込むアンカー突起ACが形成されており、素体10に隣接する非重複領域122,142には保護膜16a〜16dの剥離を抑制するための剥離抑制領域が形成されていると共に、少なくとも剥離抑制領域を除いた非重複領域122,142においてはアンカー突起ACが押しつぶされて平坦化され平坦化突起FCとされている。 (もっと読む)


【課題】 室温抵抗値の低減、抵抗変化率の向上、及び、繰り返し動作による抵抗値の変化量の低減をより高水準で達成可能なPTC素子を得るためのPTCサーミスタ組成物を提供すること。
【解決手段】 高分子マトリックス及び低分子有機化合物を含む混練物中に、粒子が繋がった鎖状構造の第1金属フィラーと、該第1金属フィラーが凝集した第2金属フィラーとが分散している、PTCサーミスタ組成物。 (もっと読む)


【課題】 回路の過熱時に電流を遮断するトリップ温度が素子毎に相違したり、チャタリングが発生するのを抑制することのできる過熱保護素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 導電性を有する一対の金属箔1と、この一対の金属箔1の間に挟持される高分子マトリクス層10とを備える。各金属箔1の接触面2に、高分子マトリクス層10用の滞留部3を複数凹み形成するとともに、金属箔1の高分子マトリクス層10に接触する接触面2を粗面化し、高分子マトリクス層10に絶縁性微粒子11を配合しており、一対の金属箔1同士の接触により導通を確保する。 (もっと読む)


【課題】製造後に長期間経過した後に熱履歴を受けたときのPTC素体の劣化が十分に抑制されたPTC素子を提供すること。
【解決手段】高分子マトリックス及び導電性粒子を含んでいるPTC素体10と、PTC素体10と接している1対の電極14と、PTC素体10が密封されるようにPTC素体10を覆っている保護層20と、を備え、保護層20は、エポキシ樹脂とチオール系硬化剤とが反応して形成された硬化物層21と、硬化物層21よりも酸素透過性の低い材料からなり硬化物層21中に分散しているフィラー22と、を含んでいる、PTC素子1。 (もっと読む)


【課題】繰り返し荷重が加わっても発熱体に折り皺などが生じることなく、長時間使用可能な柔軟性PTC発熱体を提供すること。
【解決手段】第1の樹脂層1と第1の繊維層2を積層してなる基材3と、前記基材の前記樹脂層1の面に形成されてなる一対の電極4と、前記一対の電極4の面に形成されるPTC抵抗体5と、前記基材3と前記電極4と前記PTC抵抗体5の表面全体を被覆すると共に前記第1の樹脂層1に熱融着可能な第2の樹脂層7と第2の繊維層8を積層してなる被覆材9と、前記一対の電極の端部に形成された一対の給電部6よりなる柔軟性PTC発熱体において、前記柔軟性PTC発熱体の一部に応力を緩和する複数の応力緩和部10を備えた柔軟性PTC発熱体を提供する。 (もっと読む)


【課題】 薄膜化することができて小型で軽量なヒーター等(例えば、鏡の曇り防止用ヒーター等)を作製するのに好適であり、耐久性にも優れた新しいPTC材料を提供する。
【解決手段】 下記の式(I)で表わされるコレステロール化合物を含有することを特徴とするPTC材料。式(I)中、Meはメチル基を表し、Rは、−OH、ハロゲン原子、またはCH3−(C24)−C(O)−O−(nは0〜10の整数)で示されるアルキルエステル基を表す。
【化1】
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【課題】 PTC素子に発生する耐圧不良を抑制することができるPTC素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 PTC素子を製造する場合は、まず端子電極3A,3Bを作製すると共に、導電性フィラーとポリエチレン樹脂等とを混錬させてPTC素体2を形成する。続いて、端子電極3A,3BがPTC素体2を挟んで対向するように、PTC素体2及び端子電極3A,3Bを配置する。続いて、加圧治具4A,4Bを用いて端子電極3A,3BをPTC素体2に対して熱プレスすることにより、端子電極3A,3BをPTC素体2の上面及び下面に接合する。具体的には、加圧治具4Aの治具本体5と端子電極3Aとの間、加圧治具4Bの治具本体5と端子電極3Bとの間にそれぞれスペーサ6を介在させる。このとき、スペーサ6をPTC素体2の上面及び下面の縁部に重ならないように配置する。 (もっと読む)


【課題】 室温抵抗値のばらつきを十分に抑制しながらPTCサーミスタを得ることが可能なPTCサーミスタの製造方法を提供すること。
【解決手段】 熱硬化性樹脂及び導電性粒子を含有する熱硬化性樹脂組成物が硬化して形成される硬化物を含むサーミスタ素体及びこれを間に挟んで対向配置された一対の導電体層を有するPTCサーミスタの製造方法であって、熱硬化性樹脂組成物を含む樹脂シートを形成させる工程と、樹脂シート中の熱硬化性樹脂組成物を硬化してサーミスタ素体を形成させる工程と、樹脂シート又はサーミスタ素体を間に挟んで対向配置されるように1対の導電体層を形成させる工程と、を備える製造方法。 (もっと読む)


【課題】 熱硬化性樹脂組成物の硬化物をサーミスタ素体として用いながら、室温抵抗値のばらつきが十分に抑制されたPTCサーミスタを提供すること。
【解決手段】 エポキシ樹脂、フェノール系硬化剤及び導電性粒子を含有するエポキシ樹脂組成物の硬化物を含むサーミスタ素体1と、これを間に挟んで対向配置された一対の導電体層2,3と、を備えるPTCサーミスタ10。 (もっと読む)


【課題】自己制御温度域は低温域であるが、高温域に曝されても耐える大きな正抵抗温度特性を示す抵抗体を形成する。
【解決手段】抵抗体は、最高環境温度よりも高温域に融点を持つ第1の結晶性重合体と正抵抗温度特性による自己制御温度近傍に融点を持つ第2の結晶性重合体を併用し、前記結晶性重合体に親和性補強処理がなされた導電性微粉末を分散して形成する。これにより抵抗体は、導電性微粉末に親和性補強処理を施すことによって、融点の異なる結晶性重合体を併用したときの正抵抗温度特性の低下を解消するもので、自己制御温度域で大きな正抵抗温度特性を示すとともに、より高温の環境温度に耐える正抵抗温度特性抵抗体を構成できる。 (もっと読む)


【課題】 素体からリード端子が剥離することを抑制可能なPTC素子を提供すること。
【解決手段】 このPTC素子1は、結晶性高分子に導電性フィラーを分散させてなる素体10と、当該素体10を挟んで熱圧着される一対の端子電極12,14とを備えるPTC素子であって、一対の端子電極12,14はそれぞれ、素体10と重なる重複領域121,141と、素体10と重ならない非重複領域122,142とを有し、一対の端子電極12,14それぞれの非重複領域122,142は、端子電極12,14が素体10から延びる方向に対する幅が広い幅広部122aと、当該幅広部122aの幅よりも狭い幅の幅狭部122bとが連続して形成されている (もっと読む)


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