説明

Fターム[5E041HB09]の内容

軟質磁性材料 (11,729) | 製造・処理方法・装置 (1,508) | 酸化、還元処理 (55) | 加熱酸化、還元処理 (34)

Fターム[5E041HB09]に分類される特許

1 - 20 / 34


【課題】導体コイル間でのマイグレーションが効果的に防止され、導体コイルの配線抵抗の上昇および磁性層の比抵抗の低下の双方が効果的に防止されたコモンモードチョークを提供する。
【解決手段】第1磁性層上に非磁性層および第2磁性層が積層され、非磁性層中に2つの対向する導体コイルを含むコモンモードチョークコイル(10)において、非磁性層(3)が焼結ガラスセラミックスから成り、導体コイル(2、4)が銅を含む導体から成り、第1磁性層(1)および第2磁性層(5)の少なくとも一方が、Fe、Mn、Ni、Zn、Cuを含む焼結フェライト材料から成る。この焼結フェライト材料中、CuのCuO換算含有量5mol%以下とし、およびFeのFe換算含有量25〜47mol%かつMnのMn換算含有量1〜7.5mol%とするか、FeのFe換算含有量35〜45mol%かつMnのMn換算含有量7.5〜10mol%とする。 (もっと読む)


【課題】Cuを主成分とする導電性材料と同時焼成しても、絶縁性を確保でき、良好な電気特性を得ることができる交互巻コモンモードチョークコイル等のセラミック電子部品を実現する。
【解決手段】第1のコイルパターン4a、4bで形成された第1のコイル導体と、第2のコイルパターン5a、5bで形成された第2のコイル導体とが磁性体シート3a〜3i内で交互に積層されている。第1及び第2のコイル導体がCuで形成され、磁性体部はCuOの含有モル量が5mol%以下、Feの含有モル量x、Mnの含有モル量yを(x,y)で表したときに、(x,y)が、A(25,1)、B(47,1)、C(47,7.5)、D(45,7.5)、E(45,10)、F(35,10)、G(35,7.5)、及びH(25,7.5)の範囲内にあるNi−Mn−Zn系フェライトで形成される。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍において、従来技術よりも効率よく脱炭することができ、薄物でも安定して低鉄損が得られる方向性電磁鋼板の有利な製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.02〜0.15%、Si:2.0〜7.0%、Mn:0.005〜0.3%、酸可溶性Al:0.01〜0.05%、N:0.002〜0.012%、SおよびSeのうちから選ばれる1種または2種を合計で0.05%以下を含有する鋼スラブを熱間圧延し、1回以上の中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施して最終板厚とした後、一次再結晶焼鈍を施し、その後、仕上焼鈍を施す一連の工程からなる方向性電磁鋼板の製造方法において、上記いずれかの中間焼鈍において、鋼板表面に鉄系酸化物層を形成し、必要に応じて還元して純鉄層を形成した後、脱炭することを特徴とする方向性電磁鋼板の有利な製造方法。 (もっと読む)


【課題】絶縁抵抗の向上および透磁率の向上を両立しうる新たな磁性材料を提供し、あわせて、そのような磁性材料をもちいたコイル部品を提供すること。
【解決手段】Fe−Si−M系軟磁性合金(但し、MはFeより酸化し易い金属元素である。)からなる複数の金属粒子11と、前記金属粒子の表面に形成された酸化被膜12とを備え、隣接する金属粒子表面に形成された酸化被膜12を介しての結合部22および酸化被膜12が存在しない部分における金属粒子11どうしの結合部21を有する粒子成形体1からなる、磁性材料。 (もっと読む)


【課題】磁束密度、鉄損、及び機械的強度に優れた圧粉磁心を提供すること。
【解決手段】本発明の圧粉磁心の製造方法は、鉄基軟磁性粉末表面にりん酸系化成皮膜を有する圧粉成形体用鉄基軟磁性粉末と潤滑剤とを混合した混合物を、圧縮成形して、圧粉成形体を得る成形工程と、前記圧粉成形体を、不活性雰囲気中、550℃以上650℃以下で加熱する熱処理工程1と、さらに、酸化性雰囲気中、420℃以上530℃以下で加熱する熱処理工程2と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】一段の鉄損低減を図った方向性電磁鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】脱炭焼鈍において、連続焼鈍で、かつ、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≦0.05を条件として、少なくとも500〜700℃の昇温速度を50℃/s以上で700〜750℃の温度域まで加熱し、ついで、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≦0.05を条件として、700℃未満の温度域まで冷却し、さらに、雰囲気酸化性P(H2O)/P(H2)≧0.3を条件として、800〜900℃の温度域まで再加熱し、保持する。 (もっと読む)


【課題】製造性、特に圧延性を害することなく、高強度でかつ高周波鉄損特性にも優れる高強度無方向性電磁鋼板を提供するとともに、その有利に製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.01mass%以下、Si:1〜4.5mass%、Al:0.001〜3.000mass%、Mn:0.02〜3.0mass%を含有する鋼スラブを加熱後、熱間圧延し、必要に応じて熱延板焼鈍し、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延により最終板厚とし、その後、コイル状態で仕上焼鈍して無方向性電磁鋼板を製造する方法において、上記仕上焼鈍で、鋼板表面に存在するSn,Sb,Ti,Mn,Ni,VおよびCrのうちから選ばれる1種または2種以上の金属元素を鋼板内部に拡散させる。 (もっと読む)


【課題】高磁束密度で、機械的強度が高く、且つ鉄損が小さい圧粉磁心を製造することのできる方法を提供する。この製造方法によって得られる高性能な圧粉磁心を提供する。
【解決手段】鉄基軟磁性粉末表面に、りん酸系化成皮膜を有する圧粉成形体用鉄基軟磁性粉末を圧粉成形する成形工程と、前記成形工程で得られた圧粉成形体に、酸素と飽和水蒸気圧の水とを接触させる酸化工程とを含む圧粉磁心の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 低コストにて生産でき、かつ、高い透磁率と高い飽和磁束密度の両方の特性を兼ね備えた磁性体を用いたコイル型電子部品を提供する。
【解決手段】 素体の内部あるいは表面にコイルを有するコイル型電子部品であって、コイル型電子部品での素体は、鉄、ケイ素および鉄よりも酸化しやすいを含有する軟磁性合金の粒子群から構成され、各軟磁性体粒子の表面は当該粒子が酸化した酸化層が形成され、当該酸化層は当該合金粒子に比較して鉄よりも酸化しやすいを多く含み、粒子同士は、当該酸化層を介して結合されている。 (もっと読む)


【課題】渦電流損失とヒステリシス損失の両方を低減した高強度で低鉄損の圧粉磁心を得る。
【解決手段】シリコン樹脂で被覆された鉄系磁性金属粉末を加圧成型し、得られた成型体を600℃未満の低い温度で水蒸気中で加熱処理し、さらに、600℃以上の温度で非酸化性雰囲気で焼鈍することにより、該磁心を形成する粉末粒子が、SiO相で被覆されており、SiO層上にFe相が形成されている圧粉磁心を得る。 (もっと読む)


【課題】圧粉磁性体の酸化雰囲気中の熱処理の際の、鉄粉表面に生じる酸化皮膜の成長と、鉄粉内部への酸化の影響を適切に制御することで、圧粉磁性体の鉄損の増加を防ぐと共に、モータ部品としての製造、使用時に必要な強度を付与する圧粉磁性体用軟磁性粉末を提供する。
【解決手段】鉄を主成分とする圧粉磁性体用軟磁性粉末であって、前記粉末は、Ceを0.005〜0.03質量%と、Nb,Tiの少なくともいずれかを0.02〜0.001質量%と、不可避の金属不純物を0.25質量%以下とを含み、前記粉末は、表面に形成された酸化層と、内部母相に析出した析出粒子を含み、前記析出粒子の平均粒子径が0.02μm以上0.5μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高い飽和磁束密度Bsを有すると共に、コアロスPcvが低く抑えられたMnZn系フェライトコアを製造することが可能なMnZn系フェライト粉末、MnZn系フェライトコアの製造方法及びフェライトコアを提供する。
【解決手段】本実施形態に係るMnZn系フェライト粉末は、酸化鉄をFe23換算で52mol%以上70mol%以下、酸化亜鉛をZnO換算で2mol%以上25mol%以下、残部に酸化マンガンを含むMnZn系フェライト粉末であり、MnZn系フェライト粉末を、不活性ガス雰囲気下で熱質量分析した場合に、700℃から1200℃の間における質量減少率の極大値が、0.5質量%以上3.0質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】脱炭を容易に実行可能であり、かつ、優れた鉄損特性を有する無方向性電磁鋼板および無方向性電磁鋼板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本実施形態に係る無方向性電磁鋼板は、質量%で、C≦0.006%、Cr:0.3〜4%、Si:1〜4%、Al:0.4〜3%を少なくとも含み、残部は、不可避的不純物およびFeからなり、針状の酸化物を有する酸化物層が鋼板の表面近傍に位置し、針状の酸化物が当該酸化物の長軸方向が鋼板の厚み方向と平行となる。本実施形態に係る無方向性電磁鋼板は、かかる酸化物層を有することにより、脱炭を容易に実行可能であり、かつ、優れた鉄損特性を示す。 (もっと読む)


【課題】大気圧下で浸珪処理をおこなった場合でも所望の珪素含有層を軟磁性金属粉末の表層に形成することができ、もって浸珪処理に要する時間を短縮しながら、高比抵抗な圧粉磁心を製造するための圧粉磁心用粉末を製造する方法を提供する。
【解決手段】炭素元素を含む軟磁性金属粉末の表面に浸珪処理をおこない、次いで徐酸化処理をおこなうことにより、圧粉磁心用粉末を製造する方法であり、この浸珪処理は、軟磁性金属粉末(Fe−C合金粉末1)の表面に少なくとも珪素化合物を含む浸珪用粉末を接触させ、該浸珪用粉末を加熱処理することによって珪素化合物から珪素元素を脱離させ、該脱離した珪素元素を軟磁性金属粉末の表層に浸透拡散させることで珪素含有層2を生成するものであり、この浸珪処理は、水素濃度が10〜50体積%の範囲の水素濃度雰囲気下で実施される方法である。 (もっと読む)


【課題】高密度化されているとともに、1T磁界及びコアロスが小さく、さらにはコア抵抗が格別に高められた、高性能な軟磁性圧粉磁芯、及び、そのような軟磁性圧粉磁芯を簡易且つ低コストで製造し得る、生産性及び経済性に優れる製造方法を提供する。
【解決手段】金属磁性粉末と該金属磁性粉末の表面に形成された絶縁膜とを有する複合磁性粒子及び潤滑剤を少なくとも含有する軟磁性圧粉磁芯の製造方法であって、金属磁性粉末と該金属磁性粉末の表面に形成された絶縁膜とを有する複合磁性粒子及び50〜170℃の融点を有する潤滑剤を少なくとも含有する混合物を温間成形する工程と、前記温間成形後に得られる成形体を酸素含有雰囲気下で熱処理する工程と、を少なくとも有する軟磁性圧粉磁芯の製造方法。 (もっと読む)


【課題】電動機、発電機や変圧器等のエネルギー変換用電気機器に用いるコア(鉄心)の積層方向の熱伝導率を向上させる。
【解決手段】コアに用いる電磁鋼板を、嫌気性接着剤による0.2μm以上15μm以下の接着層を介して鋼板間に空隙を生じることなく全面接着し積層して積層コアとすることにより、コアの積層方向の熱伝導率が改善し、高出力化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】珪素含有量の少ない磁性粉末において、その粒子の表面全体を覆う薄くて均一な二酸化珪素被膜を短時間で形成させる方法を提供すること。
【解決手段】鉄(Fe)を主成分として0.3重量%〜1.0重量%の珪素(Si)を含む磁性粉末を、水蒸気分圧(PH2O)の水素分圧(PH2)に対する分圧比Log(PH2O/PH2)が、−4〜−1となる酸化雰囲気中に保持する雰囲気保持工程と、磁性粉末を酸化雰囲気中で900℃〜1200℃で加熱処理する加熱処理工程とを包含する磁心用粉末の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高密度、低損失、優れた直流重畳特性である、圧粉磁心を提供する。
【解決手段】第1混合工程では、鉄、珪素及びアルミニウムを主成分とする軟磁性合金粉末と潤滑剤とを混合する。第1混合工程を経た混合物を結着性絶縁樹脂で被覆する被覆工程は、第1混合工程を経た混合物にメチルフェニル系シリコーン粘着剤を混合し、150℃の温度で2時間加熱乾燥を行う。被覆工程を経た混合物に潤滑剤を混合する第2混合工程では、潤滑剤を被覆した第1混合物に結着性絶縁樹脂を混合する。成形工程では、前記のようにして結着剤により被覆した軟磁性合金を、窒素雰囲気中にて成形圧力1600MPaで加圧成形することにより、成形体を形成する。この時、加圧乾燥された結着性絶縁樹脂は、成形時のバインダーとして作用する。 (もっと読む)


【課題】 反射減衰量の向上効果を高レベルに維持したまま、整合厚みを低減させることができる電波吸収体を提供する。
【解決手段】 本発明のMnZn系フェライト焼結体からなる電波吸収体は、酸化鉄がFe23換算で45.0〜49.0モル%、酸化亜鉛がZnO換算で19.0〜23.0モル%、および酸化マンガンがMnO換算で28.0〜36.0%からなる主成分を有し、この主成分100重量部に対して副成分として、酸化コバルトをCoO換算で1000〜7000重量ppm、酸化ケイ素をSiO2換算で10〜200重量ppm、酸化バナジウムをV25換算で0〜500重量ppm、および酸化カルシウムをCaO換算で200〜2500重量ppm、含有し、Mn3+/Mn2+の比が0.04〜0.3であり、粒界厚みが1.0〜2.0nmであるように構成される。 (もっと読む)


1)精錬と連続鋳造で成分が質量百分比でC 0.035〜0.065%、Si 2.9〜4.0%、Mn 0.08〜0.18%、S 0.005〜0.012%、Als 0.015〜0.035%、N 0.0050〜0.0130%、Sn 0.001〜0.15%、P 0.010〜0.030%、Cu 0.05〜0.60%、Cr ≦ 0.2%、残部:Fe及び不可避な不純物である鋳造ビレットを得る製錬工程と、2)熱間圧延工程と、3)焼ならし焼鈍工程と、4)圧下率が75〜92%の一回冷間圧延工程と、5)脱炭焼鈍工程と、6)高温焼鈍工程と、7)熱平坦化焼鈍工程と、を含む一回冷間圧延法により方向性珪素鋼を製造する方法。この方法は熱間圧延板の焼ならし焼鈍プロセスを制御することにより、スラブが脱炭焼鈍と高温焼鈍の低温段階で窒素を吸収することを活用して、有益な介在物を形成させ、安定な二次再結晶組織を得るのに有利である。 (もっと読む)


1 - 20 / 34