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Fターム[5E041HB19]の内容

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Fターム[5E041HB19]に分類される特許

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【課題】磁場配向を利用した簡便な方法でありながら、磁気特性を向上させることができる磁性シートの製造方法を提供する。
【解決手段】磁性シートを製造するにあたっては、少なくとも扁平形状の軟磁性粉末と溶媒に溶解したバインダーとを混合して作製された磁性組成物を所定の基材上に塗布する塗布工程と、この塗布工程にて基材上に塗布した磁性組成物に流動性のある時間内に、磁性粉末が塗工物の面に対して垂直方向に起立するように当該塗工物に磁場を印加する磁場印加工程と、この磁場印加工程にて磁場が印加された塗工物を、実質的に無磁場の状態で、少なくとも垂直方向に起立した磁性粉末が当該塗工物の面と平行な水平方向に倒れるまでの所定時間だけ静置させる磁場解除工程と、塗工物を静置させた所定時間経過後に磁性組成物を乾燥して磁性シートを形成する乾燥工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】粒径が30nmから数100nmのフェライト微粒子を連続式で合成することのできる合成方法を開発する。
【解決手段】一方から2価鉄イオンを含有する反応液を送出して輸送し、他方からで酸化剤液を送出して輸送し、送出された前記反応液と前記酸化剤液とを合流させ、合流した前記反応液と前記酸化剤液とを、流れ反応器中に流しながら反応させて粒径が30nmから数100nmで結晶性の良好なフェライト微粒子を合成する。またフェライト微粒子の合成とフェライト微粒子の表面修飾とを一つにまとめた形で、表面修飾されたフェライト微粒子の製造することができるようになった。こうして粒径が30nmから数100nmの範囲の粒径を有し粒径の揃ったフェライト微粒子の表面を修飾して液に分散することにより、粒子サイズが大きく磁化が大きくしかも分散安定性に優れ、これまで実現することのできなかった分散液が製造できるようになった。 (もっと読む)


【課題】鉄損の少ない磁心が得られる圧粉成形体を成形可能な圧粉成形体の成形方法を提供する。
【解決手段】柱状の第一パンチ(下パンチ12)と筒状のダイ10とでつくるキャビティに、原料粉末3を充填し、下パンチ12と上パンチ11とで原料粉末3を加圧して、磁心に利用される圧粉成形体100を製造する。下パンチ12は、最大粒径:20μm以下の固体潤滑剤の粉末を液媒に分散させた金型用潤滑剤を充填する液溜め溝24を具える。液溜め溝24から下パンチ12の外周面12oとダイ10の内周面10iとの間に金型用潤滑剤を供給して、下パンチ12とダイ10との相対移動により、ダイ10の内周面10iに金型用潤滑剤を塗布する。原料粉末3は、絶縁層を具える軟磁性粉末である。成形用金型1に特定の大きさの潤滑剤の粉末を含む分散剤を塗布することで、成形用金型1と成形体との摺接による絶縁層の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】金属帯を真空雰囲気で連続的に処理する真空処理装置の金属帯導入口や金属帯排出口を常に高いシール性能で真空シールすることのできる真空シール装置を提供する。
【解決手段】本発明の真空シール装置は、金属帯3の上面側に配置された上側シール部材6と、上側シール部材6と平行に金属帯の下面側に配置された下側シール部材7と、下側シール部材7と上側シール部材6との間で金属帯の左右両側をシールするサイドシール部材8a,8bと、上側シール部材、下側シール部材及びサイドシール部材の少なくとも何れかを金属帯の幅方向または長さ方向に駆動するシール部材駆動機構12とを備えている。シール部材駆動機構12により駆動されるシール部材は、上側シール部材、下側シール部材及びサイドシール部材により形成されるシール空間の金属帯幅方向または金属帯長さ方向の長さに対して2倍以上の長さでプレート状またはエンドレスベルト状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】幅広な方向性電磁鋼板に対して電子ビームを照射する場合や、電子ビームの照射装置を小型化する場合などに、鋼板の幅方向に対して磁区細分化の効果を均一にする方法を提案する。
【解決手段】走行する方向性電磁鋼板の幅方向に、連続して電子ビームを照射するにあたり、該電子ビームの鋼板表面に対する入射角度に応じ、該電子ビームの収束電流を調整して、ビームスポットの面積を変更することにより、幅方向にわたる該ビームスポットのエネルギー密度を一定に制御する。 (もっと読む)


【課題】鉄心にギャップを設ける以外の方法で、偏磁が生じる用途で使われる場合にも、優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提案する。
【解決手段】電子ビーム照射により、板幅方向と30度以内をなす角度で線状に、照射列の圧延方向の列間隔を2〜10mmとして、以下の式(1)にて定義される単位面積あたりの照射エネルギー量E(mJ/mm2)を、磁束密度Bが1.90T以上でかつ磁束密度B0.5が1.60T以下を満足するように、20〜220 mJ/mm2の範囲で歪を導入する。
E(mJ/mm2)=電子ビーム加速電圧(kV)×ビーム電流値(mA)/ (ビーム走査速度(m/s)×ビーム径(mm)) …(1) (もっと読む)


【課題】磁界による磁性体粒子の配向制御を容易に行うことができ、磁性体粒子の移動による変形や気孔の生成を緩和することのできる、複合磁性体の製造方法及びその製造方法に用いることができる複合磁性体製造用磁場配向装置を提供する。
【解決手段】本発明の複合磁性体の製造方法は、磁性体粒子と高分子材料を含むスラリー2を、筒状の回転体1の内壁10に、遠心力によって付着させる工程と、スラリー2に磁界を作用させて、スラリー2中の粒子を配向させる工程を有する。 (もっと読む)


【課題】浸珪処理時に二次粒子が生成されることを防ぎ、圧粉磁心用粉末の品質と生産性を向上させることができる圧粉磁心用粉末の製造方法及び圧粉磁心用粉末製造装置を提供すること。
【解決手段】軟磁性金属粉末21と、二酸化珪素粉末23によってコーティングされた二酸化珪素保持部材22とを加熱しながら接触させることにより、軟磁性金属粉末21と二酸化珪素粉末23の酸化還元反応を発生させ、二酸化珪素粉末23から離脱した珪素元素を軟磁性金属粉末21の表面に拡散浸透させて珪素浸透層を軟磁性金属粉末21の表面に形成する。 (もっと読む)


【課題】浸珪処理時に二次粒子が生成されることを防ぎ、圧粉磁心用粉末の品質と生産性を向上させることができる圧粉磁心用粉末の製造方法、その圧粉磁心用粉末の製造方法により製造された圧粉磁心用粉末を用いた圧粉磁心、及び、圧粉磁心用粉末製造装置を提供すること。
【解決手段】所定量の軟磁性金属粉末21と所定量の二酸化珪素22を含む浸珪用粉末を炉2の内部で所定の処理時間加熱し、軟磁性金属粉末21の表面に珪素浸透層を形成することにより、圧粉磁心用粉末を製造する圧粉磁心用粉末の製造方法において、炉2を加熱しながら回転させた状態で、所定量の浸珪用粉末を時間軸に沿って分けて炉2に添加する。 (もっと読む)


【課題】同じ電極を用いて加圧通電を繰り返しても,安定して適切な非磁性箇所の形成が可能である非磁性箇所を有する積層電磁鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】重ね合わせられる電磁鋼板11に,非磁性チップ15を収納するための凹部25を,重ね合わせた全体の表裏面に現れないように形成し,電磁鋼板11の絶縁皮膜12のうち,凹部の形成により穴が開けられたものについては,その穴の周囲の部分を除去することなく残し,電磁鋼板11の絶縁皮膜12のうち,凹部の形成により穴が開けられなかったものについては,重ね合わせた状態で凹部と重なる領域の部分を除去して電磁鋼板11を露出させ,凹部に非磁性チップ15を収納しつつ電磁鋼板11を重ね合わせ,非磁性チップ15を挟み込んだ箇所に厚さ方向に通電することで非磁性チップ15をその周囲の鋼とともに一時的に溶融させて非磁性箇所を形成する積層電磁鋼板11の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】磁区細分化処理が施されていない方向性電磁鋼板を変圧器等の鉄心材に切断する際に、効率的に磁区細分化処理を施すことができる切断装置とその切断方法を提案する。
【解決手段】方向性電磁鋼板を所定の形状・寸法に切断する切断装置において、切断前あるいは切断後の方向性電磁鋼板に対して圧延方向と45〜90°をなす方向に線状の歪を前記方向性電磁鋼板の全面に付与する磁区細分化処理機構を付設してなることを特徴とする方向性電磁鋼板の切断装置。 (もっと読む)


【課題】Alを含有する窒化型の方向性電磁鋼板の生産において二次再結晶性を確保し、窒化装置の設備投資低減およびメンテマンスを容易にすべくアンモニア導入方法を規定する。
【解決手段】窒化処理における鋼板の一方の面及び他方の面における表面から20%厚み部分の窒素含有量(質量%)をそれぞれσN1、σN2としたとき、σN1及びσN2を下記の式(1)を満たす範囲内とする。
D=|σN1−σN2|/tN ≦ 0.40 ・・・式(1)
ここで、tN:窒化後全板厚窒素含有量(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】欠陥のない均一な表面被膜を形成することができる金属粉末の被覆方法を提供する。
【解決手段】本発明の金属粉末の被覆方法は、金属粉末(S)とその表面に被膜を形成する被膜材の溶液である被覆処理液(L)とを収容体(11)に入れて両者を接触させる接触工程と、この接触工程後またはその際中に金属粉末を乾燥させる乾燥工程とを備える金属粉末の被覆方法において、接触工程は、金属粉末を略上方へ移送する上方移送過程と上方移送過程後の金属粉末を自重によって落下させる落下過程とを金属粉末が収容体内で被覆処理液と少なくとも部分的に接触し得る雰囲気下で繰り返す遊動接触工程であることを特徴とする。この本発明によれば、接触工程中の金属粉末間の摩擦等が少なく、金属粉末表面の被覆が損傷され難い。 (もっと読む)


【課題】リーダー/ライター交信用スパイラルアンテナと携帯端末筐体セルの金属面との間にフェライト系コンポジットシートを挿入した携帯端末用通信装置において、最大の通信機能が発現されるフェライト系コンポジットシート及びその製造方法及びそれを使用した携帯端末用通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フェライト系粒子11と樹脂12により構成されたコンポジットシートであり、フェライト系粒子11が3次元的に連結した骨格を有し、骨格の間隙が樹脂12により埋設されたことを特徴とするものである。さらに、フェライト系粒子11の平均粒子径及び充填率を限定したものである。 (もっと読む)


【課題】 フェライト焼結薄板を仮想分割線を形成しなくとも安定して均一に分割することを可能とし、柔軟性を有し且つ透磁率特性も優れた磁性シートを生産性良く製造可能とする。
【解決手段】 焼結フェライト薄板2を帯状の支持機構11によって支持された状態で走行させ、支持機構11で加圧しながら曲面に沿う形で焼結フェライト薄板2の走行方向を変更することにより焼結フェライト薄板2を分割する。例えば、焼結フェライト薄板2を支持機構11で加圧しながら回転ローラ12に沿わせて走行させ、焼結フェライト薄板2を分割する。回転ローラと対向する位置に、支持機構との間隙を調整可能な基準板が設置されていてもよい。 (もっと読む)


【課題】 磁化容易軸が揃えられた磁性顆粒が得られる磁性顆粒の製造装置および磁性顆粒の製造方法を提供する。
【解決手段】
室内部と室外部とを区画する壁部を有し、前記壁部の少なくとも一部が布状のフィルタ部材によって構成される造粒室と、前記造粒室の前記室内部に磁性粉末を含むスラリーを噴射するスラリー噴射部と、前記フィルタに隣接して前記造粒室の前記室外部に配置され、前記造粒室の前記室内部を通過する磁力線を発生させる磁界発生手段とを有する製造装置。 (もっと読む)


【課題】高周波域において、放射特性の向上するアンテナ装置の実現を可能とする高周波磁性材、人工媒質および高周波磁性材の製造方法を提供する。
【解決手段】磁性金属ナノ粒子、誘電体および空隙を有する磁性材であって、磁性金属ナノ粒子の平均粒径が200nm以下であり、磁性金属ナノ粒子がFe、Co、Niの少なくとも1種類以上の磁性金属を含有し、誘電率の実数部(ε’)より透磁率の実数部(μ’)が大きいことを特徴とする高周波磁性材。また、この高周波磁性材料20を、金属平板10と共振回路層18との間に配置した人工媒質。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、高圧下で成形した際、発生する圧粉体中の歪を解消するのに十分な高温700℃で焼鈍した場合においても、体積固有抵抗値や強度の変化が少ない圧粉磁心を得ることのできる軟磁性材料、該軟磁性材料を含有する高い体積固有抵抗値を有する圧粉磁心を提供する。
【解決手段】 軟磁性粒子粉末の粒子表面に無機化合物が付着もしくは被覆している第1絶縁層を有し、該第1絶縁層にSi系有機化合物が付着もしくは被覆している第2絶縁層を有する複合粒子粉末からなる軟磁性材料、及び該軟磁性材料を圧縮成形してなる圧粉磁心である。 (もっと読む)


【課題】高周波鉄損を効果的に低減でき、しかも低周波の磁束流れを阻害しない電磁鋼板を製造することのできる電磁鋼板の製造方法、この方法によってできる電磁鋼板、この電磁鋼板からなるロータコアおよびステータコアとモータを提供する。
【解決手段】本発明の電磁鋼板の製造方法は、一方側の珪素濃度が他方側に比して高濃度となる面材3を用意する第1の工程と、2枚の面材3,3を、それぞれの珪素濃度の高い側31、31が外側となる姿勢で積層して面材積層体4を形成する第2の工程と、面材積層体4を圧延処理することによって電磁鋼板5を製造する第3の工程と、からなる。 (もっと読む)


【課題】電磁鋼板の加工端部に超音波衝撃処理の後、電解研磨もしくは化学研磨方法でエッチングを行い、電磁鋼板の加工端部の疲労強度および磁気特性の両方を向上させた加工部を安定して得る。
【解決手段】電磁鋼板の加工端部に超音波衝撃処理の後、電解研磨もしくは化学研磨方法で1μm以上20μm以下エッチングし、電磁鋼板の加工端部の疲労強度および磁気特性の両方を向上させる加工方法。 (もっと読む)


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