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Fターム[5E049AB03]の内容

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【課題】高い走行耐久性および安定性を有するとともに高SNRを達成し得る磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体上に、六方晶フェライト磁性粉末および結合剤を含む磁性層を有する磁気テープ。前記磁性層の磁気異方性定数Hkの標準偏差σHkが30%以下であり、かつ下記式(1)により算出される磁気的相互作用ΔMが−0.20≦ΔM≦−0.03の範囲である。
ΔM={Id(H)+2Ir(H)−Ir(∞)}/Ir(∞) …(1)
[式(1)中、Id(H)は直流消磁して測定される残留磁化であり、Ir(H)は交流消磁して測定される残留磁化であり、Ir(∞)は印加磁界を796kA/m(10kOe)として測定される残留磁化である。] (もっと読む)


【課題】マグネタイト(Fe34)膜を一方の電極とし、マグネタイト本来のスピン依存電気伝導特性をより反映した、室温で20%以上の負のMR比を示すTMR素子を提供すること。
【解決手段】マグネタイト電極と、該マグネタイト電極上に成膜された酸化マグネシウム層と該酸化マグネシウム層上に成膜された2nm以下の厚さの酸化アルミニウム非晶質層とからなる障壁層と、を備えるトンネル磁気抵抗素子である。サファイア基板(00.1)面上に、マグネタイトを[111]方向にエピタキシャル成膜してマグネタイト電極を形成し、該電極上に酸化マグネシウム層を[111]方向にエピタキシャル成膜し、その上に酸化アルミニウム非晶質層を成膜して障壁層を形成する。 (もっと読む)


【課題】微粒子の六方晶系フェライト磁性粉末の本来の低ノイズを実現することにより、高いSNRを達成する高密度記録に適した磁気記録媒体を得る。
【解決手段】磁気記録媒体において、磁性粉末として、板状比が1〜2の範囲にあり、平均粒子サイズが10〜20nmで、かつ保磁力が79.6〜318.4kA/m(1,000〜4,000エルステッド)の範囲に、飽和磁化量が20〜60Am/kg(20〜60emu/g)の範囲にある板状の六方晶系フェライト磁性粉末を含有させる。特に、従来の板状の六方晶系フェライト磁性粉末は板状比の高いものが用いられていたのに対して、板状比が1〜2と小さい六方晶系フェライト磁性粉末を用いる。前記六方晶系フェライト磁性粉末は、バリウムフェライトあるいはストロンチウムフェライトの中から選ばれた少なくとも一種である。 (もっと読む)


【課題】基板上に配置され、異なる方向に磁化される磁性ブロックを備えるデバイスを製造するための方法を提供すること。
【解決手段】前記方法は、
a)基板上に配置される、少なくとも1つの反強磁性体の1つまたは複数の層(104、104、104)、および、少なくとも1つの強磁性体の1つまたは複数の層(105、105)の積層体(108)として、少なくとも1つの第1のブロックおよび少なくとも1つの第2のブロックを形成するステップであって、前記ブロックは、長い線状であり、分離しており、かつ、第1の主方向および第2の主方向にそれぞれ延在し、第1の主方向および第2の主方向は、それらの間に第1の非ゼロの角度αを形成するステップと、
b)前記ブロックを、前記反強磁性体の規則化温度よりも、またはブロッキング温度よりも、または前記反強磁性体のネール温度よりも高い温度でアニールするステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】絶縁性を有すると共に、永久磁石として機能し、かつ従来よりも残留磁化を向上させ得る磁性薄膜の製造方法、磁性薄膜及び磁性体を提供する。
【解決手段】磁性薄膜3を形成する際に、絶縁性を有すると共に、永久磁石として機能するイプシロン型酸化鉄系化合物を含む磁性粒子を含有した塗工液に対して所定の強さの外部磁場を印加し、当該塗工液を固化して磁性薄膜3を形成するようにしたことにより、当該イプシロン型酸化鉄系化合物を含む磁性粒子を磁化方向へ規則的に配向させた状態で固化させることができ、かくして、絶縁性を有すると共に、永久磁石として機能し、かつ従来よりも残留磁化を向上させ得る磁性薄膜3の製造方法、磁性薄膜3及び磁性体1を提供できる。 (もっと読む)


【課題】 基体が3次元的な複雑な形状を有していても均一に成膜でき、かつ生産効率の高いフェライト薄膜の製造装置を提供すること。
【解決手段】 基体1を加熱昇温する昇温室20と、前記の加熱昇温された基体にフェライト薄膜を成膜する成膜室30と、前記のフェライト薄膜が成膜された基体を冷却する冷却室40と、前記基体の搬送を担う搬送装置とを有し、基体1は搬送装置により搬送されて昇温室20、成膜室30、冷却室40を当該順に通過し、昇温室と成膜室間、および成膜室と冷却室間はそれぞれ開閉シャッター17を介して互いに接合されている。各室はそれぞれ回転台3、基体1を設置する台座2を備え、基体1は台座2とともに搬送装置により搬送される。 (もっと読む)


【課題】一つの試料を作製するだけで、フェライトの組成変化に伴う磁気特性の変化を連続して測定することができるフェライトの特性評価方法を提供する。
【解決手段】透光性を有する単結晶基板上に、薄膜形成法を用いて、成分組成を水平方向に傾斜させて製膜した複数層の組成傾斜フェライト層からなる組成傾斜フェライト薄膜を形成し、該フェライト薄膜の組成傾斜方向に沿い連続して磁気光学効果を測定することにより、該フェライトの組成変化に伴う磁気特性の変化を連続して測定する。 (もっと読む)


【課題】電界によって分極と磁化を誘起し、その強度と方向を制御できるメモリ素子を提供する。
【解決手段】メモリ素子において、マルチフェロイック固体材料1からなる構造を有し、上下の金属電極2,2′に電界を印加するように配置し、上下の金属電極2,2′間に誘起される電荷、磁化を利用する。データの書き込みは、特定の選択されたビット線4とワード線5の間に印加する電圧による電界で分極を発生させることにより実現する。データの読み出しは、保持されている電気分極に起因する電圧強度で0もしくは1を判定すればよい。データの消去は、そのメモリセル3へ印加する電圧の符号を先に印加した電圧と反転させ、一定の強度を与えればよい。一方、分極発生すると同時に磁化6が発生する。この磁化6は磁界7をメモリセル3の外部に及ぼす。このことからメモリセル3の情報に相応した磁界を発生し得るアクティブ型メモリ素子を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】磁性膜を基体に付着させる際の適切な形成条件を定め、磁性膜の膜厚が2μmを超えるような場合であっても剥離の生じないような磁性膜付着体の製造方法を提供すること。
【解決手段】磁性膜5を基体3に付着してなる磁性膜付着体10の製造方法を提供する。この製造方法は、基体3を準備する工程と、交互に積層された有機物膜6及びフェライト膜7からなる磁性膜5を基体3上に形成する工程とを備える。この製造方法において、磁性膜5を形成する工程は、20μm以下の膜厚を有するフェライト膜7をフェライトメッキ法により形成する工程と、0.1μm以上20μm以下の膜厚を有する有機物膜6であって当該有機物膜6の膜厚tとヤング率Eとの比t/Eが0.025μm/GPa以上である有機物膜6を形成する工程とを交互に行うものである。 (もっと読む)


【課題】優れた電磁変換特性と良好な走行性を併せ持つ、薄層磁性層を有する磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】非磁性支持体の一方の面に結合剤と無機粉末を含む中間層を塗布して乾燥したあとその層上に塗布してなる、強磁性粉末および結合剤を含む磁性層を有し、他方の面にカーボンブラックおよび/または無機粉末を含むバックコート層を有する磁気記録媒体。前記磁性層の厚さは0.01〜0.15μmの範囲であり、前記バックコート層は潤滑剤を含むことにより、再生出力が良好で、耐久性も優れた磁気記録媒体が提供できる。 (もっと読む)


【課題】 フェライト膜の製造方法において、均一な電磁気特性を有する膜が得られ、溶液の利用効率を高めた製造方法を提供する。
【解決手段】 反応液を供給する反応液ノズルA3a,反応液ノズルB3bと、酸化液を供給する酸化液ノズルA4a,酸化液ノズルB4bが回転軸を挟まず回転軸から等距離に配置し、好ましくは反応液を供給する反応液ノズルと、酸化液を供給する酸化液ノズルを一対として当該ノズルが複数対配置する。 (もっと読む)


【課題】磁気記録媒体の分野において、保存安定性を改善した磁気記録媒体用塗料組成物、および高平滑な磁気記録媒体用塗膜を提供する。
【解決手段】カーボンブラック、結合剤、溶剤および有機色素誘導体もしくは複素芳香族環誘導体を含んでなる磁気記録媒体用塗料組成物において、有機色素誘導体もしくは複素芳香族環誘導体2成分の比率をある範囲で組み合わせる事により保存安定性を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】高抵抗の強磁性体をトンネル障壁に用い、室温かつ低外部磁界で、非常に大きなTMRを有するスピンフィルタ効果素子を提供する。
【解決手段】
非磁性層からなる第1の電極11と、第1の電極11上のマグネタイトを除く高抵抗の強磁性スピネルフェライト膜12と、強磁性スピネルフェライト膜12上の絶縁膜16と、絶縁膜16上の強磁性層からなる第2の電極13Aと、が順に配置され、高抵抗の強磁性スピネルフェライト膜12が、電子に対してスピンに依存したトンネル障壁として作用し、絶縁膜16が電子に対してスピンに依存しないトンネル障壁として作用し、かつ、強磁性スピネルフェライト膜12と第2の電極となる強磁性層13Aとの磁気的結合を弱める作用する。室温において、低磁界で非常に高い磁気抵抗変化率が得られる。 (もっと読む)


【課題】 薄型シート状磁性体において、薄型化と取り扱いの容易さを同時に達成すること。
【解決手段】 樹脂製の極薄シート基材9、粘着剤12、剥離フィルム10、フェライト膜8および両面テープ粘着体13からなる薄型シート状磁性体であって、フェライト膜8は、粘着剤12を介して剥離フィルム10を接着された樹脂製の極薄シート基材9の上に成膜され、かつフェライト膜8の表面に両面テープ粘着体13が設けられた薄型シート状磁性体である。また、両面テープ粘着体13を介して対象物に貼り付けた後、剥離フィルム10およびこれに隣接する粘着剤12が取り除かれる。 (もっと読む)


【課題】誤書き込みを低減し、かつ熱安定性を向上させる。
【解決手段】磁気抵抗効果素子は、磁化の向きが固定された磁化固定層11と、磁化の向きが変化する磁化自由層13と、磁化固定層11及び磁化自由層13間に設けられた非磁性層12とを具備する磁気抵抗効果素子10であって、磁化自由層13は、第1の方向に延在する延在部10aと、この延在部10aの側面の端部以外から第1の方向に対して垂直な第2の方向に突出する突出部10b,10cとを有し、磁化自由層13の平面形状は、180度回転対称性を有し、かつ鏡映対称性を有しない。 (もっと読む)


【課題】 反強磁性相と強磁性相との交換結合を有する磁性材料において、交換結合をより強固にし、保磁力を向上させること。
【解決手段】 反強磁性−強磁性(又は、フェリ磁性)転移を起こすAF−FM合金からなる第1粉末と、強磁性体(又は、フェリ磁性体)からなる第2粉末とを混合し、混合粉末を得る混合工程と、前記混合粉末に磁界を印加した状態で、前記混合粉末を、前記AF−FM合金が反強磁性−強磁性(又は、フェリ磁性)転移を起こす転移温度(T)以上、かつ、ブロッキング温度(Tblock)以上の温度に加熱し、次いで少なくともブロッキング温度(Tblock)以下の温度まで冷却する磁場中熱処理工程とを備えた磁性材料の製造方法、及び、このような方法により得られる磁性材料。 (もっと読む)


磁気バイアス膜9は、磁性層を含み、長辺、短辺、(積層方向の)厚さの順に長さが短くなる略直方体形状に加工され、磁性層の積層方向に垂直な面内に磁界を発生する磁気バイアスマグネット11を備える。そして、磁気バイアスマグネット11は、短辺に対する長辺の長さの比が5〜200の範囲である。
(もっと読む)


【課題】樹脂を用いることなく、吸収特性の向上および制御が可能な電波吸収体を提供するとともに、該電波吸収体の簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】基材と、該基材に設けられた複数の孔とを有する電波吸収体であって、基材が樹脂を含まないフェライトで形成されたことを特徴とする。また、基材に複数の孔を形成して電波吸収体を製造する方法であって、エアロゾルデポジション法またはフェライトメッキ法により、樹脂を含まないフェライト基材を形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 磁気光学効果が大きく、安定性に優れた磁性多層膜及びこれを用いた光磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 強磁性材料の薄膜11と、絶縁材料の薄膜12とを、交互に積層した構造を有する磁性多層膜10を構成する。また、この磁性多層膜10により、情報を記録する記録膜(光磁気膜)が構成されている光磁気記録媒体を構成する。 (もっと読む)


【課題】小さい印加磁場においてセンサの磁気抵抗がより高く、印加磁場への応答がより直線的な、改良型磁場バイアスを備えたEMRセンサを得る。
【解決手段】EMRセンサ110は、EMR活性フィルム130の上部に交換結合された反強磁性/強磁性積層膜構造を有する。積層膜構造内の強磁性層180は垂直磁気異方性を有し、反強磁性層190により交換バイアスされている。積層膜構造は、EMR活性フィルム130の面に対して垂直な磁場181を提供し、EMRセンサ110の磁場応答に対して磁気抵抗をバイアスする。強磁性層180は垂直磁気記録にとって有益な任意の強磁性材料から形成することができ、その異方性軸が著しく面外となるように作成される。反強磁性層190は、Mn合金あるいは絶縁性反強磁性材料で形成される。 (もっと読む)


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