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Fターム[5E049BA05]の内容

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【課題】α"Fe16N2などの窒化物膜を生産性よく製造可能な窒化物膜の製造方法及び窒化物膜の製造装置、並びに窒化物膜を提供する。
【解決手段】窒化物膜の製造装置1は、エアロゾル生成部10により原料粉末をエアロゾル化し、エアロゾルをチャンバ100内に高速で射出して基板Bに衝突させ、原料を破砕し、破砕片を基板Bに堆積させて成膜する。製造装置1は、窒素プラズマをエアロゾルに照射するプラズマ生成部20と、生成された窒化物などに磁場を印加する超電導磁石30とを更に具える。窒素プラズマにより、常温でα"Fe16N2などの窒化物を生成可能であり、磁場の印加により、N原子の進入方向を規制してα"Fe16N2などを効率よく生成可能であると共に、破砕片を構成する窒化物を配向させられ、配向性が高い窒化物膜を成膜できる。従って、製造装置1は、α"Fe16N2などの窒化物膜を生産性よく製造できる。 (もっと読む)


【課題】小型かつ薄型でありながら、磁気特性の変化量が大きく、その調整及び調整後の値の保持が容易な磁性薄膜と、その製造方法及び磁気特性制御方法,薄膜磁気デバイスを提供する。
【解決手段】絶縁体基板12上に形成した磁石層14の近傍に層間絶縁層16を介して軟磁性層18を設け、前記磁石層14の磁化の制御を、パルス電流発生回路によって発生されたパルス電流の印加により行い、前記軟磁性層18にかかる磁界を変化させることで、磁気特性を変化させる。パルス電流の印加は、磁化を変化させる時にのみ行う。また、前記パルス電流を流すためのコイル導体層を、前記絶縁体基板12と磁石層14の間に形成すれば、薄膜磁気デバイスの小型化・薄型化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】書込電流の減少と熱安定性を改善できる記憶素子の提供。
【解決手段】記憶素子は、膜面に垂直な磁化を有し、情報に対応して磁化の向きが変化される記憶層17と、記憶層17の上下に配される絶縁層16U、16Lと、さらに膜面に垂直な磁化を有する上下の磁化固定層15U、15Lを備えたデュアル構造とする。そして積層方向にスピン偏極した電子を注入することにより、記憶層の磁化の向きが変化して情報の記録が行われる。ここで記憶層が受ける実効的な反磁界の大きさが、記憶層の飽和磁化量よりも小さいものとされている。さらに2つの磁化固定層のそれぞれの膜面に垂直な磁化方向は逆方向とされている。また素子全体の面積抵抗値が10Ωμm2以上、40Ωμm2以下であり、上側の絶縁層の面積抵抗値は、下側の絶縁層の面積抵抗値より高くする。 (もっと読む)


【課題】垂直磁化を用いた磁気メモリ素子において、作製プロセスに耐え、薄い膜厚で大きな保磁力と高い耐熱性を有する参照層を実現する。
【解決手段】参照層は、20原子%以上50原子%以下のPtを含有し、1nm以上5nm以下の膜厚を有する、少なくとも2以上のCoPt層が、Ru層を介して積層された構造を有するものとする。そしてRu層の厚みは、0.45±0.05nmあるいは0.9±0.1nmとする。またCoPt層の結晶の3回対称軸が膜面垂直に配向する。またスピン注入層との界面を、1.5nm以下のCo又はFeを主成分とする高スピン分極層とする。 (もっと読む)


【課題】1Tbit/inch以上の面記録密度を有する熱アシスト磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】少なくとも基板101の上に、第1の磁性層106と第2の磁性層107とが順に積層された構造を有し、第1の磁性層106が、L1構造を有するFePt合金、L1構造を有するCoPt合金、又はL1構造を有するCoPt合金の何れかの結晶粒と、SiO、TiO、Cr、Al、Ta、ZrO、Y、CeO、MnO、TiO、ZnO、MgO、Cのうち少なくとも1種以上の粒界偏析材料とを含むグラニュラー構造を有し、且つ、第1の磁性層106中の粒界偏析材料の含有率が、基板101側から第2の磁性層107側に向かって減少している。 (もっと読む)


【課題】磁気記録層の結晶配向、磁気クラスターサイズを保持しながら、書き込み性能を向上し、記録再生特性に優れた垂直磁気記録媒体を実現する。
【解決手段】基板11上に密着層12、軟磁性下地層13、平坦化層14、シード層15、中間層16、磁気記録層17、保護層18が順次形成されてなる垂直磁気記録媒体において、シード層15は第一シード層151と第二シード層152の積層構造とし、第一シード層151はNiW合金を主成分とするfcc構造を有する非磁性合金により構成し、第二シード層152はNiFe合金若しくはCoFe合金を主成分とするfcc構造を有する軟磁性合金によって構成する。 (もっと読む)


【課題】磁壁を移動するために必要とする磁壁駆動電流の低減を図る。
【解決手段】面内磁気異方性を有する第1磁性膜102が、垂直磁気異方性を有する第2磁性膜104と磁気的に結合することにより、垂直磁気異方性を有するようになるので、第1磁性膜102の一軸磁気異方性(Ku)を大きくすることができ、かつ、磁壁幅(λ)の狭小化、磁壁電流駆動に要する閾値電流密度(JC)の減少、ひいては、磁壁を移動するために必要とする磁壁駆動電流の低減を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】室温で動作可能な有機磁性体を用いたスイッチング素子を提供する。
【解決手段】下記式(I)で示される鉄サレン錯体を含む磁性体膜を備えたスイッチング素子。
【化1】


(I) (もっと読む)


【課題】書き換え回数が十分に維持され、高速で再現性良く記録・再生が可能な透明磁性膜とその再生方法、透明磁性膜の製造方法及び磁化パターンを提供する。
【解決手段】支持体上に、分散剤で覆われたチタニアナノシート(透明且つ印加磁界により支持体面に対し垂直方向に磁気異方性を発現可能なもの)と水溶性高分子を含む分散液を塗工法又は印刷法により連続膜形状又はパターン膜形状で設け磁界を印加(、磁力線方向が支持体に平行)しながら乾燥してチタニアナノシート積層膜を形成(例えば、波長依存性を有する複数のナノシートを分割配置又は厚さ方向積層して形成)して透明磁性膜とする。透明磁性膜に情報を磁化パターンとして磁気又は/及び光により記録・再生する。 (もっと読む)


【課題】これまで以上に磁気情報を正確に読み出すことができるCPP構造磁気抵抗効果素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】導電性の自由磁性層58および導電性の固定磁性層56の間には導電性の非磁性中間層57が挟み込まれる。自由磁性層58および固定磁性層56の少なくともいずれかは、窒化された磁性金属合金から構成される。本発明者らの検証によれば、自由磁性層58および固定磁性層56の少なくともいずれかで単位面積あたりの磁気抵抗変化量(ΔRA)が増大することが確認された。その結果、CPP構造磁気抵抗効果素子の出力は向上する。しかも、窒化された磁性金属合金では飽和磁束密度(Bs)が減少する。その結果、磁性層では磁化は容易に反転する。CPP構造磁気抵抗効果素子の読み出し感度はこれまで以上に向上する。こうしたCPP構造磁気抵抗効果素子はこれまで以上に正確に磁気情報を読み出すことができる。 (もっと読む)


【課題】 熱安定性にすぐれ、MR比の高い磁気抵抗素子を提供すること。
【解決手段】 磁気抵抗素子は、マンガンを有する層で形成した反強磁性層と、反強磁性層側に位置し、強磁性体及び白金族系金属を有する層で形成した第一磁化固定層、強磁性体を有する層で形成した第二磁化固定層及び該第一磁化固定層と該第二磁化固定層との間に位置する第一非磁性中間層を有する積層磁化固定層と、強磁性体を有する層で形成した磁化自由層と、積層磁化固定層と前記磁化自由層との間に位置する第二非磁性中間層と、を有する。 (もっと読む)


基板に磁気層を生成する方法であって、重量比60パーセントのネオジウム鉄ボロン粉末、重量比10パーセントのフェライト粉末(好適にはストロンチウムヘキサフェライト粉末)、重量比1.4パーセントの触媒、重量比1.1パーセントの分散剤添加物、残りの重量比のマトリックス(好適にはエポキシポリオールマトリックス)という組成の印刷可能ワニスを生成する工程を含む。これら物質は攪拌または混練により混合され、スリーロールミルにより圧延される。好適には、これらは基板にスクリーン印刷により塗布され、その後、摂氏80度から120度で6時間から12時間早期硬化(pre-cure)され、その後、摂氏200度から220度で3時間硬化される。 (もっと読む)


【課題】アニール処理の温度を比較的低く抑えても高いスピン分極率が得られるホイスラー合金層を、その磁歪を小さく抑えることによってフリー層中に採用可能にし、それによって高いMR比を達成することができる磁気抵抗効果素子を提供する。
【解決手段】磁化方向が固定されたピンド層43と、磁化方向が外部磁界に応じて変化するフリー層45と、ピンド層43とフリー層45との間に設けられている非磁性のスペーサ層44とを含み、フリー層45は、ホイスラー合金層45cと、4族元素、5族元素、または6族元素からなる磁歪低減層45bとを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】電気エネルギを蓄積する装置を提供する。
【解決手段】電気エネルギを蓄積する装置は、第1の磁性セクション110と、第2の磁性セクション120と、第1の磁性セクション110と第2の磁性セクション120との間に配置された誘電体セクション130と、を備える。この誘電体セクション130により電気エネルギを蓄積し、ダイポール115,125をそれぞれに有する第1の磁性セクション110および第2の磁性セクション120により電流リークを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】
フリー磁性層の磁歪の増大が低く、かつ抵抗変化率の高いトンネル型磁気検出素子を得る。
【解決手段】
トンネル型磁気検出素子を構成する積層体T1は、下から、固定磁性層4、絶縁障壁層5、及びフリー磁性層8の順に形成された部分を有する。前記フリー磁性層8の絶縁障壁層5側に形成されたエンハンス層6を、絶縁障壁層5側の第1エンハンス層6aと軟磁性層7側の第2エンハンス層6bとし、第1エンハンス層6aを形成するCoFe合金のFe含有量を、第2エンハンス層のCoFe合金のFe含有量より大きいものとする。これにより、フリー磁性層の磁歪の増大を抑え、抵抗変化率を高くすることができる。 (もっと読む)


【課題】拡散防止層を備える磁気抵抗素子を提供する。
【解決手段】基板、該基板上に形成された下地層及び該下地層上に形成された磁気抵抗構造体を備える磁気抵抗素子において、下地層及び磁気抵抗構造体間に形成された拡散防止層を備える磁気抵抗素子である。これにより、下地層及び反強磁性層間に拡散防止層を導入することにより、磁気抵抗素子の形成時、高温工程または、使用時高温に加熱される場合、主要成分の拡散を防止してその磁気的な特性を安定的に維持できる。 (もっと読む)


2つの強磁性層をこれらの層の間に非磁性中間層がない状態に備えるスピントロニクス素子。2つの強磁性層は、1つ以上の外部磁界の適用、および/または電流誘起スイッチングの採用、および/または光スピンポンピングの適用のようなさまざまな手段、しかしこれらに限定されることのないさまざまな手段によって、独立して切り換えることができる。
(もっと読む)


【課題】 インダクタンス値を限りなく低くした、また、ノーマルモード特性にて、ノイズを与えない磁気結合の優れた高効率なインダクタンス構造とした、薄いフレキシブルなフリップチップタイプの薄膜磁性体を用いたインダクタを得る。
【解決手段】 薄い薄膜磁性体からなる第1の磁性層上層10,12と、相対する1対の導体コイルと、絶縁層からなるコイル構造であって、磁性体は、数μmから数10μmの樹脂基板の両面上に、第1の磁性層上層10,12を成膜して構成した複合磁性体を、相対して接着した導体コイルの両側に配置し、前記導体コイルは、樹脂基板の片側に渦巻き状に形成され、内端が前記樹脂基板の厚み方向に貫通するスルーホール媒体を介して前記樹脂基板の他面側に導かれており、極薄でフレキシブルなフリップチップタイプのコモンモードチョーク構成である薄膜磁性体を用いたインダクタとする。 (もっと読む)


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