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【課題】HDDR磁粉を用いて、希少な重希土類元素の使用を極力抑えつつ、高い保磁力をもったバルク状のR−T−B系永久磁石を製造する方法を提供する。
【解決手段】まずHDDR法によって作製されたR−T−B系HDDR磁石粉末を準備する。R’とAlからなり、かつ、Alが2原子%以上65原子%以下であるR’−Al系合金粉末を準備する。R−T−B系HDDR磁石粉末とR’−Al系合金粉末とを、R−T−B系HDDR磁石粉末に対するR’−Al系合金粉末の質量比が1/50以上1/10以下となるように混合して混合粉末を準備する。混合粉末を成形して圧粉体を準備する。この圧粉体をR’−Al系合金粉末の液相滲み出し境界温度T(TはR’−Al系合金の選択された組成における固相線温度から105℃低い温度)超、900℃以下の温度で熱間圧縮成形して熱間圧縮成形体を準備する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性及び生産性に優れる磁性部材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粉末20と、希土類元素の水素化合物の相とFe含有物の相とが存在する多相粒子から構成される多相粉末30とを成形用金型100Aに供給して両粉末10,20を同時に加圧圧縮して、粉末成形体10Aを形成する。粉末成形体10Aに熱処理を施して、多相粒子から水素を分離し、希土類元素とFe含有物とが結合した再結合合金を生成する。この工程により、軟磁性領域2Aと、再結合合金(希土類元素とFeとを含有する合金)から構成される磁石領域3Aとを具える磁性部材1Aを形成する。両粉末10,20を同時に成形することで工程数が少なく、生産性に優れる。磁性部材1Aは、軟磁性部材と磁石とを別部材にする場合に生じ得る微小なギャップが無く、当該ギャップに起因する磁気特性の低下を抑制して、磁気特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】従来の希土類磁石の製造方法に比して低温で保磁力(特に高温雰囲気下における保磁力)を高める改質合金を浸透させることができ、もって、保磁力が高く、磁化も比較的高い希土類磁石を製造することのできる製造方法を提供する。
【解決手段】ナノ結晶組織のRE-Fe-B系(RE:Nd、Prの少なくとも一種)の主相MPと、主相MPの周りにあるRE-X合金(X:金属元素)の粒界相BPからなる焼結体Sに対し、異方性を与える熱間塑性加工を施して成形体Cを製造する第1のステップ、成形体Cの保磁力を高めるRE-Y-Z合金(Y:遷移金属元素、Z:重希土類元素)と粒界相BPをともに溶融させ、RE-Y-Z合金の融液を成形体Cの表面から液相浸透させて希土類磁石RMを製造する第2のステップからなる希土類磁石の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】従来よりもさらに希土類元素の使用量を削減し、かつ、保持力の高い磁石を提供すること、及びその磁石を製造するために必要な処理液を提供することを目的とする。
【解決手段】希土類鉄系磁石の表面に第1の膜を形成する第1の溶液と、前記第1の膜が形成された希土類鉄系磁石の表面に第2の膜を形成する第2の溶液と、で処理液を構成する。前記第1の溶液は有機金属化合物を含有し、前記第2の溶液は重希土類元素及びフッ素を含有し、前記第1の溶液が含有する有機金属化合物の分解が開始する温度は、前記第2の溶液が含有するフッ素を含む酸フッ素化合物の形成が開始する温度よりも低い。 (もっと読む)


【課題】急冷凝固により磁石合金の薄帯を製造する際に、望ましくない冷却速度で生成した薄帯の混在を防止することにより、均一な微細組織とそれによる優れた磁気特性を達成することができる磁石薄帯を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】磁石合金の溶湯を冷却ロールの表面に吐出して急冷凝固した磁石薄帯を製造する際に、上記急冷凝固する溶湯の冷却速度を連続的に測定し、望ましい凝固組織が生成する範囲内の冷却速度で生成した適正な薄帯を選択的に回収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷間成形から熱間コイニングまでを連続的におこない、希土類磁石前駆体が大気暴露されるのを抑制することができる希土類磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】ダイ4と、第1、第2のパンチ2,3と、からなる成形機と、成形機を収容してその内部が不活性ガス雰囲気に制御されるチャンバー1とから構成される製造装置10を使用して希土類磁石を製造する方法であり、チャンバー1内を不活性ガス雰囲気等とした状態で、キャビティC内に希土類磁石材料となる粉末pを充填し、パンチ2,3にて充填粉末pを加圧し、冷間成形にて成形体S1を製造するステップ、ダイ4に対してパンチ2,3を相対的に移動させて成形体S1をダイ4の外部に移動させて成形体S1を加熱し、パンチ2,3で保持された成形体S1をダイ4の中空内に戻し、パンチ2,3で成形体S1に熱間コイニングをおこなって希土類磁石前駆体S2を製造するステップからなる。 (もっと読む)


【課題】DyやTbの使用量を低減するか又はこれらの重希土類元素を使用することなしに、高い保磁力を有するNd−Fe−B系磁石を製造するための方法を提供する。
【解決手段】アモルファス組織を有するNd−Fe−B系磁石原料を用意する工程、及び前記Nd−Fe−B系磁石原料を525℃以上600℃以下の温度及び50MPa以上300MPa以下の圧力において熱処理する熱処理工程を含むことを特徴とするNd−Fe−B系磁石の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】 磁気特性に優れ,かつ高い密度を有するSm-Fe-N系合金等方性磁石を提供する。
【解決手段】鱗片状のSm-Fe-N系合金の磁石粉末を焼結して,相対(かさ)密度83体積%以上で,最大エネルギー積(BH)maxが13MGOeを超の等方性磁石とする。 (もっと読む)


【課題】希土類磁石前駆体の焼結体を形成する磁性粉体の製造方法に関し、組織内に粗大粒を含まない磁性粉体を精緻かつ効率的に選別し、最適なナノサイズの結晶粒からなる組織を有する磁性粉体を製造することのできる希土類磁石前駆体の焼結体を形成する磁性粉体の製造方法を提供する。
【解決手段】ナノ結晶組織のNd-Fe-B系の主相である結晶粒と粒界相からなる焼結体Sであって、焼結体Sに異方性を与える熱間塑性加工が施され、保磁力を向上させる合金が拡散されて形成される希土類磁石の前駆体である焼結体Sを形成する磁性粉体pの製造方法であり、金属溶湯を冷却ロールR上に吐出して急冷リボンBを製作し、50μm〜1000μmの粒度範囲内に粉砕して0.0003mg〜0.3mgの質量範囲の磁性粉体を製作し、該質量範囲の磁性粉体が2mT以下の表面磁束密度を有する磁石に吸着するか否かを検査し、吸着しない磁性粉体pを選別して焼結体Sを形成する磁性粉体とする。 (もっと読む)


【課題】永久磁石用として使用されるCu含有希土類−鉄−硼素系合金粉末とそれを還元拡散法により低コストで効率的に製造する方法を提供。
【解決手段】希土類酸化物粉末もしくは希土類酸化物粉末および希土類金属粉末と、含鉄粉末、含硼素粉末からなる原料粉末に前記酸化物粉末を還元するのに十分な量の還元剤を混合し、還元拡散法によりCu含有希土類−鉄−硼素系合金粉末を製造する方法であって、原料粉末として、さらに含銅粉末を組成範囲がCu換算で0.003〜1.5重量%となるように混合し、該混合物を不活性ガス雰囲気下で900℃〜1200℃の温度で0.5時間以上保持して熱処理し、得られた反応生成混合物を湿式処理した後、乾燥することを特徴とするCu含有希土類−鉄−硼素系合金粉末の製造方法;この製造方法により得られたCu含有希土類−鉄−硼素系合金粉末によって提供。 (もっと読む)


【課題】2合金法において、焼結時の密度不足による磁気特性の低下を防止し、製造コストの増加を招くことなく、安全性に優れる製造方法によって、主相結晶粒の外殻部に重希土類元素RHを濃縮した組織を有し、Bを低下させずにHcJを向上させたR−T−B系焼結磁石を提供する。
【解決手段】軽希土類元素RLまたは軽希土類元素RLと重希土類元素RHからなるRとBとFeを含む第一合金粉末と、RLとRHからなるRとBとCoとFeを含み、第一合金粉末よりもRH及びCo含有量が多い第二合金粉末とを、70:30〜97:3の割合で混合し、成形、焼結する。Rの含有量とRの含有量との差は1以内とする。 (もっと読む)


【課題】配向度が高く、もって残留磁化の高い希土類磁石に資する焼結体と、この焼結体を形成する磁性粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】ナノ結晶組織のNd-Fe-B系の主相である結晶粒g2と、該主相の周りにある粒界相からなる焼結体Sであって、該焼結体Sに異方性を与える熱間塑性加工が施され、さらに保磁力を向上させる合金が拡散されて形成される希土類磁石の前駆体である焼結体において、焼結体Sを構成する結晶粒g2は、容易磁化方向(c軸方向)に直交する方向から見た結晶粒g2の平面形状がc軸方向の辺とこれに直交する方向(a軸方向)の辺からなる長方形もしくはこれに近似した形状となっている。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、特に微粒子の強磁性窒化鉄粒子粉末及び該製造方法を提供する。
【解決手段】 強磁性窒化鉄粒子粉末の製造方法において、鉄化合物の還元工程及び窒化工程を同一工程において行うものであり、還元工程における還元剤として金属ハイドライド、金属ハライド、金属ボロハイドライドから選ばれる少なくとも1種以上の化合物を用いるとともに、窒化工程の窒素源として窒素含有化合物を用いる強磁性窒化鉄粒子粉末の製造方法であり、該製造方法によって得られた強磁性窒化鉄粒子粉末を用いた異方性磁石、ボンド磁石及び圧粉磁石である。 (もっと読む)


【課題】高Fe濃度の組成域を主相とするSm−Co系磁石で大きな保磁力を再現性よく発現させることを可能にした永久磁石を提供する。
【解決手段】実施形態の永久磁石は、組成式:RpFeqrCusCo100-p-q-r-(Rは希土類元素から選ばれる少なくとも1種、MはZr、TiおよびHfから選ばれる少なくとも1種、10≦p≦13.5、28≦q≦40、0.88≦r≦7.2、4≦s≦13.5(原子%))で表される組成を有し、かつFe濃度が28モル%以上の組成域を主相とする。主相中のCu濃度は5モル%以上とされている。 (もっと読む)


【課題】磁石特性に優れる希土類焼結磁石が得られる圧粉成形体を生産性よく製造できる磁石用圧粉成形体の製造方法、配向性に優れ、希土類焼結磁石の素材に好適な磁石用圧粉成形体、及び焼結体を提供する。
【解決手段】希土類合金からなり、粒径:2μm以下の微細粒子を15質量%以上含む原料粉末Pを成形用金型50に充填して加圧・圧縮すると共に、磁場を印加して、圧粉成形体を形成する。嵩密度の1.05〜1.2の充填密度である粉末成形体に1T〜2Tの弱磁場を印加した成形体10に、0.01T/sec以上0.15T/sec以下の励磁速度で3T以上に励磁して、3T以上の強磁場を高温超電導コイル60により印加する。常電導コイル70による磁場の印加方向と逆方向に高温超電導コイル60による磁場を印加すると共に高速励磁を行うことで、粗大な粒子と共に微細粒子を回転させて、配向性を高められる。 (もっと読む)


【課題】高湿環境や水中等の過酷な腐食環境において焼結金属の腐食を効果的に防止する方法を提供する。
【解決手段】防食方法は、永久磁石の構成成分の犠牲陽極となる防食材料を含む防食部材を、永久磁石に直接接触させた状態で、永久磁石とともに電解質溶液中に配置し、防食部材が、防食材料の粉末と、粉末と混合された有機物とを有し、永久磁石111が略円形状であり、永久磁石は、永久磁石とともに磁気回路を形成するヨーク171及び防食部材142a,142bとともに電解質溶液中に配置され、ヨークとして、永久磁石と吸着するバックヨーク部173と、バックヨーク部と一体に形成されて永久磁石の外周面側に配置される外周ヨーク部174と、バックヨーク部と一体に形成されて永久磁石の内周面側に配置される内周ヨーク部175とを有したものを用い、防食部材は、内周ヨーク部と永久磁石との間、及び外周ヨーク部と永久磁石との間に設けられる。 (もっと読む)


【課題】ネオジム磁石(NdFe14B)で代表される希土類磁石において、磁気特性、特に保磁力を高めることができる熱処理方法を用いた製造方法を提供する。また、新規なナノ結晶組織希土類磁石を提供する。
【解決手段】下記の工程を含む、結晶粒及び粒界相を有するナノ結晶組織希土類磁石の製造方法とする:希土類磁石組成の溶湯を急冷して、ナノ結晶組織を有する急冷薄片を形成する工程、急冷薄片を焼結して焼結体を得る工程、粒界相の拡散又は流動を可能とするのに十分高く、かつ結晶粒の粗大化を防止するのに十分低い温度で、焼結体に熱処理を施す工程、及び熱処理された焼結体を、50℃/分以上の冷却速度で200℃以下の温度まで急冷する工程。 (もっと読む)


【課題】薄帯を所定の長さに切断、または任意形状に打抜加工できるB(硼素)-richナノコンポジット磁石は、保磁力が小さいため磁気安定性に課題があり、他方ではNd2TM14B化学量論組成付近のB(硼素)量6〜8原子%の組成では長さ数mmの薄片状となり、粉末化して樹脂とともに任意形状のボンド磁石とするほかない。
【解決手段】長さ10mm未満の薄片の含有を20%未満とした、保磁力600kA/m以上の結晶化薄帯を、樹脂との複合薄帯とし、所定の長さに切断、曲げ、または任意形状に打抜加工し、所定形状のα-Fe/R2TM14B系ナノコンポジット磁石とする。更に好ましくは、14〜15m/secで移動する、直径500mm以上のCu製単ロールの鉛直方向(頂点)に、1300℃以上の溶湯合金パドルを形成し、ロール表面接触距離10〜15mmにて急冷凝固し、平板状シュータにて捕集した、平均厚さ40〜45μmの結晶化薄帯を用いる。 (もっと読む)


【課題】比較的低い熱処理温度においてもBrが十分に高く、優れたHcJを有する磁石を得ることができる磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】
本発明の磁石の製造方法は、希土類磁石の焼結体に、重希土類元素としてDy又はTbを含む重希土類化合物を付着させる第1工程と、重希土類化合物が付着した焼結体を熱処理する第2工程とを有し、重希土類化合物は、DyFe、TbFe、DyFeH、TbFeH、DyNdFe又はDyNdFeHであり、第1工程において、焼結体に、重希土類化合物が溶媒に分散されたスラリーを塗布する、ことを特徴とする。 (もっと読む)


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