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Fターム[5F136EA15]の内容

Fターム[5F136EA15]に分類される特許

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【課題】電気的不具合の発生が抑えられた、高品質、高性能の半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置10Aは、基板11の上方に配設された半導体素子12と、半導体素子12の上方に配設された熱伝導材16と、熱伝導材16の上方に配設された放熱体17とを含む。放熱体17は、半導体素子12との対向領域の外側に配設されて基板11側に突出する複数の突起17bを有する。製造時に半導体素子12上から熱伝導材16が流出する場合でも、その流出する熱伝導材16を突起17bにより放熱体17側に濡れ拡がらせ、基板11側への熱伝導材16の流出や飛散、それによる電気的不具合の発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】半導体素子の最高温部の温度を測定可能な半導体装置を提供すること。
【解決手段】本半導体装置は、半導体素子と、前記半導体素子と接するように設けられ、前記半導体素子の温度を検出する温度検出素子と、前記半導体素子の一方の面に第1の接合部を介して接合される放熱板と、前記半導体素子の他方の面に第2の接合部を介して接合される金属板と、を有し、前記金属板から前記放熱板に至る何れかの位置であって、前記温度検出素子と平面視において重複する位置に、前記金属板及び前記放熱板よりも熱伝導率の低い低熱伝導部を設けた。 (もっと読む)


【課題】金属・ダイヤモンド複合体にその本来の熱伝導率に近い熱伝導率を発揮させることを可能にするヒートシンクを提供する。
【解決手段】このヒートシンク11は、デバイスを搭載するための搭載面11aを有しており該ベース13の主面13aに設けられた金属領域15を備える。この主面13aには、ダイヤモンド粒子17による突起23a〜23cと突起23a〜23cの間に位置する窪み25a〜25dとを含むけれども、半田材と異なり該半田材より高い融点の金属からなる金属領域15は窪み25a〜25dを埋めて、搭載面11aは突起23a〜23c及び窪み25a〜25dによって構成されるラフネスより小さいラフネスに再構成される。これ故に、デバイスの実装面とヒートシンク11の表面11aとの実効的な接触面積を、デバイスの実装面の面積に近づけることができる。 (もっと読む)


【課題】 両面冷却型の半導体パワーモジュールにおいて、半導体チップの放熱性や信頼性の低下を抑えつつ、溢れたはんだによるリードフレーム間のショートや半導体チップ面内でのショートの発生を防止する。
【解決手段】 半導体素子と、第1の突起面が半導体素子の一方の面に形成された電極部とはんだで接続されている第1のリードフレームと、半導体素子の前記一方の面と反対側の面に形成された電極部とはんだで接続されている第2のリードフレームと、第1のリードフレームと熱的に接続された第1の放熱部材と、第2のリードフレームと熱的に接続された第2の放熱部材とを備えた両面冷却型半導体パワーモジュールにおいて、第1の突起面は半導体素子の一方の面に形成されたはんだ接続する電極部よりも小さい形状を有し、第1の突起面と電極部との形状の寸法差が第1の突起面の方向により異なるように構成した。 (もっと読む)


【課題】セラミックス基板の両面に異なる厚さの金属層を積層する場合に、接合時に発生する反りを低減することができ、接合の信頼性を高めることができるパワーモジュール用基板の製造方法を提供する。
【解決手段】セラミックス基板2の両面に異なる厚さの金属層6,7が積層されたパワーモジュール用基板3の製造方法であって、両金属層6,7をセラミックス基板2の両面に配置し、これらを加熱して接合した後に、厚さ方向に加圧した状態で冷却して、金属層6,7に塑性変形を生じさせる。 (もっと読む)


【課題】はんだのボイドの発生を抑制し、パワー素子と基材との密着性を高めることができるパワーモジュールの製造方法を提供する。
【解決手段】固相状態の金属粉末を圧縮された搬送ガスと共に吹き付けることにより、パワー素子15をはんだ付けするための金属皮膜を、基材11の表面に成膜する成膜工程は、搬送ガスが内包されるような吹き付け圧で基材11の表面に金属粉末を吹き付けることにより、基材11の表面に、金属粉末からなる第1の金属皮膜12を成膜する第1成膜工程と、第1成膜工程における前記金属粉末の吹き付け圧よりも低い吹き付け圧で、金属粉末を前記第1の金属皮膜12の表面に吹き付けることにより、第1の金属皮膜の表面に、前記金属粉末からなる第2の金属皮膜13を成膜する第2成膜工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】優れた放熱性能を有し、製造コストの低いヒートシンク一体型の電力変換用パワー半導体モジュールを提供する。
【解決手段】組立ての完了した半導体装置の金属ベース板と、ヒートシンクとの間に、はんだ板と熱源となる反応性金属箔を挿入して加圧し、反応性金属箔に電流を通電して発火させてはんだ板を溶融させ、室温下で瞬時に金属ベース板とヒートシンクを接合する。 (もっと読む)


【課題】組み立て時の熱伝導材の飛散に起因した不具合の発生を抑えた半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置10は、基板11に搭載された半導体素子12、その半導体素子12を覆う放熱体13、及び半導体素子12の上面と該上面に対向する放熱体13の接続領域13aとを接続する熱伝導材14を含む。放熱体13は、その接続領域13aに突起13bを有する。放熱体13が熱伝導材14を挟んで半導体素子12側に押圧されると、突起13bで熱伝導材14の酸化膜14aが破られ、そこから熱伝導材14が濡れ広がり、酸化膜14aで覆われた熱伝導材14の破裂、飛散が抑制される。 (もっと読む)


【課題】半導体装置を高温で動作させても封止樹脂の剥離を抑制することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置100は、半導体素子1と、半導体素子1が実装された回路基板2と、回路基板2が実装された放熱性を有するベース板3と、ベース板3に設置され、かつ回路基板2を囲む空間4を有するケース材5と、ベース板3に設置され、空間4を回路基板2の配置された第1の領域R1とその他の第2の領域とを有するように区画する仕切り板6と、第1の領域R1においては半導体素子1を覆うように、仕切り板6で区画された第1および第2の領域の各々を封止する封止樹脂7とを備えている。 (もっと読む)


【課題】良好な放熱性を有し、かつ小型化・薄型化可能な電子デバイスを提供すること。
【解決手段】本発明は、絶縁性基板10と、絶縁性基板10の上面にフリップチップ実装されたパワーアンプ20と、絶縁性基板10上に設けられ、パワーアンプ20を封止し、パワーアンプ20より高い熱伝導率を有する封止部材22と、絶縁性基板10を貫通し、封止部材22と接触し、絶縁性基板10より高い熱伝導率を有するビア配線16cと、を具備する電子デバイスである。 (もっと読む)


【課題】熱媒体流路内にインナーフィンを複数段設けた熱交換器において、熱交換効率を向上させる。
【解決手段】流路管3内に、熱媒体流路30を複数の細流路333に分割するとともに、熱媒体と電子部品2との熱交換を促進するインナーフィン33を設け、インナーフィン33を、流路管3と電子部品2との配置方向に複数段積層し、複数段のインナーフィン33のうち、電子部品2に最も近い側に位置するインナーフィン33Aにおける熱媒体の通過抵抗を、他のインナーフィン33Bにおける熱媒体の通過抵抗よりも低くする。 (もっと読む)


【課題】電子部品をはんだ付けする際の接合信頼性を低下させたり、外観品質を低下させたりすることのないパワーモジュール用基板の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】第1ろう材を介在させてセラミックス基板2と金属層6,7とを積層してなる積層体30を複数積み重ねた状態で厚さ方向に加圧する加圧装置110と、グラファイト層41の両面にカーボン層42が第2ろう材によりろう付けされてなり、積み重ねられた複数の積層体30間に配置されるクッションシート40とを備え、セラミックス基板2と金属層6,7とをろう付けしてパワーモジュール用基板3を製造する装置であって、第2ろう材は、金属層6,7を形成する材質よりも酸素との親和性が高く、接合時の真空度における蒸発温度が第1ろう材の固相線温度よりも低い金属材料を含んで形成されている。 (もっと読む)


【課題】冷熱サイクル試験とパワーサイクル試験の双方を満足する絶縁基板を提供すること。
【解決手段】絶縁基板50は、第1配線層52と絶縁層54と第2配線層56を備えている。第1配線層52は、1又は複数の層で構成されている。第2配線層56は、1又は複数の層で構成されている。第1配線層52を構成する前記1又は複数の層のそれぞれの0.2%耐力と厚みの積の合計が、第2配線層56を構成する前記1又は複数の層のそれぞれの0.2%耐力と厚みの積の合計よりも小さい。これにより、絶縁基板50は、放熱器30側に向けて凸状に反っていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】金属板と一体化した絶縁層を有するタイプの半導体モジュールを備え、従来よりも製品の高信頼化を実現可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体モジュール101において露出する金属板5と冷却装置102とが接合材7にて接合され、金属板5は、接合される接合領域52と、接合しない非接合領域53とを有する。このような半導体装置110において、非接合領域、接合材の周囲領域54、及び冷却装置において接合された部分の周囲の接合周囲領域63に対してさらに樹脂剤9を備えた。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム又はアルミニウム合金からなる回路層上に配設され、焼成によって前記回路層表面に自然発生したアルミニウム酸化皮膜と反応して前記回路層と導通する導電接合層を形成することが可能な導電性組成物を提供する。
【解決手段】銀粉末と、ZnOを含有する無鉛ガラス粉末と、樹脂と、溶剤と、を含有し、前記銀粉末及び前記無鉛ガラス粉末からなる粉末成分の含有量が、60質量%以上90質量%以下とされ、前記粉末成分中における前記銀粉末の重量Aと前記無鉛ガラス粉末の重量Gの比A/Gが、80/20から99/1の範囲内に設定されており、焼成することにより生成される前記導電接合層が、前記無鉛ガラス粉末が軟化して形成される無鉛ガラス層と、前記無鉛ガラス層上に銀粉末が焼結されたAg層と、を備えており、前記無鉛ガラス層内部に導電性粒子が分散されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷熱サイクル負荷時において、回路層の表面にうねりやシワが発生することを抑制でき、かつ、セラミックス基板と回路層との接合界面に熱応力が作用することを抑制でき、冷熱サイクル信頼性に優れたパワーモジュール用基板を提供する。
【解決手段】セラミックス基板11の一方の面に回路層12が接合されてなり、この回路層12の表面に電子部品が搭載されるパワーモジュール用基板10であって、回路層12は、アルミニウムの母相中に析出物粒子が分散された析出分散型のアルミニウム合金で構成されており、回路層12の断面の走査型電子顕微鏡観察において、回路層12のうちセラミックス基板11との接合界面部分には、粒径0.1μm以上の析出物粒子の存在比率が3%未満とされた析出物欠乏層12Aが形成されており、回路層12の一方の面側においては、粒径0.1μm以上の析出物粒子の存在比率が3%以上とされていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】放熱性および絶縁破壊強度の両方に優れた絶縁材、これを用いた金属ベース基板および半導体モジュール、並びにこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁材は、エポキシ樹脂と、このエポキシ樹脂に分散された、1〜99nmの平均粒径を有する第1の無機フィラーと、0.1〜100μmの平均粒径を有する第2の無機フィラーとを含む。第1及び第2の無機フィラーは、互いに独立して、Al23、SiO2、BN、AlN及びSi34からなる群から選択される少なくとも1つであり、絶縁材における第1及び第2の無機フィラーの配合割合は、それぞれ、0.1〜7重量%及び80〜95重量%である。この絶縁層11の両面に、金属箔12と金属ベース13を形成し、金属ベース基板10とすることができる。 (もっと読む)


【課題】金属板を両面に接合したセラミック基板からなる絶縁基板の一方の面に半導体素子を、他方の面に金属製の放熱板を鉛フリーはんだを介して接合した半導体装置において、基板サイズの小型化を達成し、鉛フリーはんだの使用によっても、ボイドに因る放熱性の低下を防止しながらはんだの熱応力を低減して耐久性向上を図る。
【解決手段】半導体素子S,S′は、一枚の絶縁基板Pに対し同種の半導体素子が2個以上は搭載されないようにして、絶縁基板Pに接合され、第2金属板M2の放熱板Bとの対向面の面積Aが、半導体素子S,S′の総面積Atの1〜2.5倍に設定される。 (もっと読む)


【課題】ヒートシンクと第二の金属板との接合界面におけるボイドの発生を抑制してヒートシンクと第二の金属板とを強固に接合できるヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法を提供する。
【解決手段】第二の金属板の他面にヒートシンクを接合するヒートシンク接合工程は、第二の金属板の他面とヒートシンクの接合面のうち少なくとも一方にSi層を形成するSi層形成工程S01と、Si層を介して第二の金属板とヒートシンクとを積層するヒートシンク積層工程S02と、第二の金属板とヒートシンクとを積層方向に加圧するとともに加熱し、Si層のSiを第二の金属板及びヒートシンクに拡散させることによって溶融金属領域を形成するヒートシンク加熱工程S03と、この溶融金属領域を凝固させることによって第二の金属板とヒートシンクとを接合する溶融金属凝固工程S04と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】容易に、かつ、低コストで、金属板とセラミックス基板とが確実に接合された冷熱サイクル信頼性の高いパワーモジュール用基板を得ることができるパワーモジュール用基板の製造方法を提供する。
【解決手段】セラミックス基板の接合面及び金属板の接合面のうち少なくとも一方にSiを固着させて、0.002mg/cm以上1.2mg/cm以下のSiを含むSi層を形成するSi固着工程S1と、Si層を介してセラミックス基板と金属板と積層する積層工程S2と、セラミックス基板と金属板との界面に溶融金属領域を形成する加熱工程S3と、溶融金属領域を凝固させることによってセラミックス基板と金属板とを接合する凝固工程S4と、を有し、加熱工程S3において、Si層のSiを金属板側に拡散させることにより、セラミックス基板と金属板との界面に溶融金属領域を形成する。 (もっと読む)


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