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Fターム[5G303AB11]の内容

無機絶縁材料 (13,418) | 目的(及び、改善している性質) (1,889) | 温度変化率 (223)

Fターム[5G303AB11]に分類される特許

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【課題】 積層セラミックコンデンサの誘電体層として使用し、微細な粒子から構成され、かつコンデンサを薄層化した場合においても、良好な電気特性(たとえばDCバイアス特性)や温度特性(たとえばX5Rを満足するなど)を有する誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムと、SiO及びCaOを主成分とするガラス成分と、添加物成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、前記チタン酸バリウムの原料と前記ガラス成分の原料を湿式混合し、かさ密度が3g/cm以下の仮焼前体を準備する工程と、準備された仮焼前体を、950℃未満で2時間超の時間、仮焼きして仮焼済体を得る工程と、得られた仮焼済体に前記添加物成分の原料を混合し、最終組成の誘電体原料を得る工程とを、有する誘電体磁器組成物の製造方法。
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【課題】 高い誘電率と良好な温度特性を確保し、しかもTCバイアス特性が改善された積層セラミックコンデンサを提供すること。
【解決手段】 誘電体磁器組成物で構成してある誘電体層2と、内部電極層3とが交互に積層してあるコンデンサ素子本体10を有する積層セラミックコンデンサ1であって、前記誘電体磁器組成物が、実質的に主成分で構成されたコア22aの周囲に、副成分が主成分に拡散されたシェル24aを持つ複数の誘電体粒子2aを有する誘電体磁器組成物であって、平均粒径の値を示す誘電体粒子を対象とした場合に、前記シェル24aの最大厚みt1と最小厚みt2の差(t1−t2)が、前記誘電体粒子の半径Rの6〜60%に制御されている誘電体磁器組成物で構成されている積層セラミックコンデンサ1。
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【課題】 中間域のεを発現でき、ε及びQuのバランスを保持しながらτを小さくコントロールできる誘電体磁器組成物及びこれを用いた電子部品を提供する。
【解決手段】 Ca及びSrの少なくとも一方と、Tiと、Alと、Nb及びTaの少なくとも一方と、Oとの各元素を含有し、これらの元素について、組成式[aMO−bTiO−(1/2)cAl−(1/2)dM](但し、MはCa及び/又はSrであり、MはNb及び/又はTaであり、a、b、c及びdは各々モル比を表わし、且つ、a+b+c+d=1である)と表した場合に下記条件を満たす。0.436<a≦0.500、0.124<b≦0.325、0.054<c≦0.150且つ0.170<d<0.346。本電子部品は、本組成物からなる誘電体部を備える。 (もっと読む)


【課題】 高い比誘電率を有し、且つ、積層型セラミックコンデンサの電極間誘電体を構成する場合に当該コンデンサについて絶縁抵抗の経時的劣化、温度変化に対する静電容量変化、および直流電圧印加時の静電容量の低下を共に充分に抑制することができる、耐還元性の誘電体磁器組成物、並びに、当該組成物が電極間誘電体層材料として用いられている積層型セラミックコンデンサなどの電子部品を、提供すること。
【解決手段】 本発明の誘電体磁器組成物は、BaTiO3と、MnOと、Cr23および/またはCo23と、Y23,Ho23,Dy23,Er23からなる群より選択される酸化物と、BaSiO3とを含む。本発明の積層型セラミックコンデンサ10は、このような組成物により構成されるセラミック誘電体11と、NiまたはNi合金により構成される電極12とからなる、積層構造を有する。 (もっと読む)


【課題】耐湿負荷特性が良好であり、しかも所望の高比誘電率と静電容量の温度特性を有し、破壊電界強度も高く、信頼性の優れた誘電体セラミック、及び該誘電体セラミックを使用して製造された中高圧用途向けのセラミックコンデンサを実現する。
【解決手段】セラミック焼結体1が、100(Ba1-xCax)(Ti1-yZry)O+aReO1.5+bMO(ReはSm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu及びYの中から選択された少なくとも1種、MはNi、Fe、及びZnの中から選択された少なくとも1種、zは元素Mの価数との関係で一義的に決定される正数)で表される組成を有している。また、x、y、a、bはそれぞれ0<x≦0.10、0<y≦0.25、0.1≦a≦4、0.01≦b≦5である。
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【課題】 極大誘電率温度を低下させたビスマス層状化合物誘電体薄膜を提供すること。
【解決手段】 ペロブスカイトブロック層と酸化ビスマス層とが互いに積層した結晶構造を有するビスマス層状化合物を含んで成る誘電体薄膜であって、該ビスマス層状化合物が組成式:
(Bi2+(A3m+12-
で表され、上記組成式中、AがNa、K、Pb、Ba、Sr、CaまたはBiを表し、BがFe、Co、Cr、Ga、Ti、Nb、Ta、Sb、V、MoまたはWを表し、mが2以上の正数であり、かつ、xがm−1より小さい正数であり、そして該化合物の極大誘電率温度Tが、上記組成式においてxがm−1である対応するビスマス層状化合物の極大誘電率温度より低いことを特徴とする誘電体薄膜。 (もっと読む)


【課題】比誘電率が高く、X8R特性を満足し、IR温度依存性が改善された耐還元性誘電体磁器組成物を提供する。
【解決手段】チタン酸バリウムを含む主成分と、アルカリ土類酸化物を含む第1副成分と、希土類酸化物を含む第2副成分と、MxSiO(Mは、Ba、Ca等)を含む第3副成分と、MnOを含む第4副成分と、V、MoO及びWOから選択される少なくとも1種を含む第5副成分と、Aの酸化物(但し、Aは、6配位時の有効イオン半径が0.065nm〜0.085nmの陽イオン元素群から選択される少なくとも1種)を含む第7副成分とを、有し、前記主成分100モルに対する前記第7副成分の比率が0〜3.5モル(但し、0モルと3.5モルを除く。A酸化物に換算した値)である誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】比誘電率が高く、8R特性を満足し、IR温度依存性が改善された耐還元性誘電体磁器組成物を提供すること。
【解決手段】組成式{(Me1−x Ca)O}・(Zr1−y Ti)Oで示され、該組成式中の元素名を示す記号Meが、Sr、Mg及びBaの少なくとも一つであり、該組成式中の組成モル比を示す記号m、x及びyが、0.995≦m≦1.020、0<x≦0.15、0≦y≦1.00の関係にある誘電体酸化物を含む主成分100モルに、希土類酸化物0.1〜6モルを含む第1副成分と、Mg酸化物1〜5モルを含む第2副成分と、Mn酸化物0.1〜2.5モルを含む第3副成分とを、含む誘電体磁器組成物であって、第4副成分として、A酸化物(但し、Aは6配位時の有効イオン半径が0.065nm〜0.085nmの陽イオン元素群から選択される少なくとも1種)をさらに添加する誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


【課題】 比誘電率が高く、絶縁抵抗を維持でき、容量温度特性がEIA規格のX8R特性を満足し、還元性雰囲気中での焼成が可能であり、IR温度依存性が改善された誘電体磁器組成物の提供。
【解決手段】 チタン酸バリウムを含む主成分と、MgO,CaO,BaO、SrOの内少なくとも1種を含む第1副成分と、酸化珪素が主成分の第2副成分と、V,MoO及びWOの内少なくとも1種を含む第3副成分と、R1の酸化物(但し、R1はSc,Er,Tm,Yb及びLuの内少なくとも1種)の第4副成分と、CaZrO又はCaO+ZrOの第5副成分と、Aの酸化物(但し、Aは6配位時有効イオン半径が0.065nm〜0.085nm陽イオン元素群の内少なくとも1種)の第8副成分を含む誘電体磁器組成物で、前記主成分100モルに対する前記第8副成分の比率が0〜4モル(0と4モルを除く。A酸化物に換算した値)である誘電体磁器組成物。 (もっと読む)


本発明の目的は、酸化チタン粉末と有機溶媒とを用いた水熱合成法により、チタン酸バリウム粉末の粒子径を微細としつつ、有機溶媒の体積比率を調整し、且つ、水熱合成の温度条件を適正化することで、チタン酸バリウム粉末中の空孔数を低減し、結晶性に優れるチタン酸バリウム粉末の製造方法、及びチタン酸バリウム粉末を提供することである。また、このチタン酸バリウム粉末により、小型、高容量で、寿命の長い積層セラミック電子部品を提供することである。
【解決手段】
本発明に係るチタン酸バリウム粉末の製造方法は、少なくとも酸化チタン粉末と、水溶性バリウム塩と、有機溶媒とを含ませて酸化チタン粉末混合溶液とし、有機溶媒の体積比率が50%以上100%未満に調整する溶液調整工程と、混合溶液を80℃以上で水熱反応させてチタン酸バリウム粉末を得る水熱反応工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 Ba(Mg1/3Ta2/3)O系材料において、該材料が有する高いQf値、誘電率を維持したままで、温度係数τfを正の方向へ制御することができる電子デバイス用誘電体磁器組成物とその製造方法の提供。
【解決手段】 Ba(Mg1/3Ta2/3)O系誘電体磁器組成物に、Znを加えたBa[(MgZn)1/3Ta2/3]O系誘電体磁器組成物を、焼結温度1570℃以上、焼結時間5時間以上で焼結することにより、組成物中のZnOを揮発させ、Zn及び/又はMgがドープされたBaTaを析出させ、該BaTaの体積濃度を制御することにより、Qf値、誘電率を維持したままで、温度係数τfを正の方向へ制御する。 (もっと読む)


【課題】 積層セラミックコンデンサの誘電体層として使用し、微細な粒子から構成され、かつコンデンサを薄層化した場合においても、良好な電気特性や温度特性を有する誘電体磁器組成物の製造方法を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムと、SiO及びCaOを主成分とするガラス成分と、添加物成分とを有する誘電体磁器組成物を製造する方法であって、前記添加物成分の原料を除いて、前記チタン酸バリウムの原料と前記ガラス成分の原料を混合し、前記チタン酸バリウムの原料をBaTiOに換算したときの該BaTiO100モルに対する前記ガラス成分の原料の比率が、Ca量に換算して0〜2モル(但し、0モルと2モルを除く)である混合粉体を準備する工程と、準備された混合粉体を950℃未満で2時間超の時間、仮焼きして仮焼粉体を得る工程と、得られた仮焼粉体に前記添加物成分の原料を混合し、最終組成の誘電体原料を得る工程とを、有する誘電体磁器組成物の製造方法。
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【課題】 容量の経時変化である容量温度特性がEIA規格のX8R特性(−55〜150℃、ΔC/C=±15%以内)を満足し、加速試験における抵抗変化率が小さく(平均寿命が長く)、信頼性に優れる積層型セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 誘電体層を構成する結晶粒子に第1の希土類元素(R1)および第2の希土類元素(R2)がそれぞれ拡散されており、平均粒径の結晶粒子において、第1の希土類元素(R1)の結晶粒子表面からの拡散層深さd1が結晶粒子の径Dに対して占める割合をX1(%)とし、第2の希土類元素(R2)の結晶粒子表面からの拡散層深さd2が結晶粒子の径Dに対して占める割合をX2(%)とした場合、第2の希土類元素(R2)の拡散層深さd2が第1の希土類元素(R1)の拡散層深さd1よりも深部に及んでおり、X1=10〜35%、かつX2>X1(d2>d1と同義)の関係が成立してなるように構成される。 (もっと読む)


【課題】線熱膨張係数を有しつつ、高い比誘電率を有する低温焼成基板材料を提供することである。また、異組成のガラス−セラミックス混合層を積層させた多層配線基板において、非対称の積層構造としても焼成品の反りを小さくすることである。
【解決手段】低温焼成基板材料は、SiO−B−Al−アルカリ土類金属酸化物系ガラスを60〜78vol%、アルミナを0vol%を超えて16vol%以下、チタニアを10〜26vol%、及び、コーディエライトを2〜15vol%含有し、且つ、線熱膨張係数が5.90×10−6〜6.40×10−6/℃で、比誘電率が10以上であることを特徴とする。多層配線基板とするときは、コーディエライトの含有量を調整し、層間の線熱膨張係数の差を0.25×10−6/℃以内に制御する。 (もっと読む)


【課題】容量の経時変化である容量温度特性がEIA規格のX8R特性を満足し、Tcバイアス特性変化率が小さく、加速試験における抵抗変化率が小さく、信頼性に優れる誘電体磁器組成物および電子部品を提供する。
【解決手段】チタン酸バリウムを含む主成分と、酸化シリコンを主成分とする第1副成分と、CaZrO3、またはCaOとZrO2の混合体を含む第2副成分と、Sc、Er、Tm、Yb、Luから選択される第1の希土類元素(R1)の酸化物からなる第3副成分と、Y、Dy、Ho、Tb、Gd、Euのから選択される第2の希土類元素(R2)の酸化物からなる第4副成分と、MgO、CaO、BaO、SrOから選択される第5副成分と、V25、MoO3、WO3から選択される第6副成分と、を少なくとも有する誘電体磁器組成物であって、第1副成分〜第4副成分の関係において、各副成分割合が所定の関係を満たすように構成する。 (もっと読む)


【課題】 容量の経時変化である容量温度特性がEIA規格のX8R特性(−55〜150℃、ΔC/C=±15%以内)を満足し、加速試験における抵抗変化率が小さく(平均寿命が長く)、信頼性に優れる積層型セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】 チタン酸バリウムを含む主成分と、MgO、CaO、BaO、およびSrのグループから選択される少なくとも1種からなる第1副成分と、酸化シリコンを主成分として含有する第2副成分と、V25、MoO3およびWO3のグループから選択される少なくとも1種からなる第3副成分と、Sc、Er、Tm、YbおよびLuのグループから選択される少なくとも1種の第1の希土類元素(R1)の酸化物からなる第4副成分と、CaZrO3、またはCaOとZrO2の混合体(CaO+ZrO2)からなる第5副成分とを有し、誘電体層を構成する結晶粒子にZrが拡散されており、平均粒径の結晶粒子において、Zrの拡散層深さが結晶粒子の径に対して10〜35%までの深さとなるように構成される。 (もっと読む)


【課題】 EIAJ規格で規定するX7R特性及びJIS規格で規定するB特性のいずれも満足するといった静電容量の温度安定性が良好であり、かつ、絶縁抵抗値、比誘電率などの特性が良好で、さらに絶縁抵抗の加速寿命が長い積層セラミックコンデンサなどの電子部品を得ることが可能なセラミック原料粉体を提供すること。
【解決手段】 チタン酸バリウムで構成される主成分粒子の表面に副成分添加物で構成される被覆層を有するセラミック原料粉体であって、前記主成分粒子の平均半径をrとし、前記被覆層の平均厚みを△rとしたときに、前記△rを、0.015r以上0.055r以下の範囲内に制御することを特徴とするセラミック原料粉体。
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【課題】 比誘電率、および共振周波数の温度係数の調整が可能な誘電体磁器を提供する。
【解決手段】 ZrSnTi4(x+y+z=2、0.55<x<1.00、0.85<z<1.15)を主成分とし、NiO、La23、Ta25からNiOを必須とした1種以上を添加物として選択し、それぞれ1重量%以下(0重量%を含まず)添加してなる誘電体磁器であって、ルチル型結晶構造をとる結晶相を含有する誘電体磁器とする。 (もっと読む)


セラミック多層モジュール(1)のような積層型セラミック電子部品に備える多層セラミック基板(2)において積層される絶縁性セラミック層(3)のための絶縁体セラミック組成物であって、
フォルステライトを主成分とする第1のセラミック粉末と、CaTiO、SrTiOおよびTiOより選ばれる少なくとも1種を主成分とする第2のセラミック粉末と、ホウケイ酸ガラス粉末とを含み、ホウケイ酸ガラス粉末は、リチウムをLiO換算で3〜15重量%、マグネシウムをMgO換算で30〜50重量%、ホウ素をB換算で15〜30重量%、ケイ素をSiO換算で10〜35重量%、亜鉛をZnO換算で6〜20重量%、および、アルミニウムをAl換算で0〜15重量%含む。絶縁体セラミック組成物は、1000℃以下の温度で焼成可能であり、その焼結体は、比誘電率が低く、共振周波数の温度係数が小さく、Q値が高い。 (もっと読む)


【課題】特許文献1の高周波用誘電体磁器組成物の場合には、焼成温度が1350〜1400℃と高温であり、積層コンデンサ用材料として使用するには依然として焼成温度が高すぎる。また、特許文献2の積層コンデンサの場合には、積層コンデンサの製造工程が複雑で製造に手間がかかり、しかも、接着層とセラミック層との熱収縮率の差により構造欠陥を生じる虞があって積層セラミックとしての小型化、多層化を実現することが難しい。
【解決手段】本発明の誘電体セラミック組成物は、一般式がMgSiO2+x+aSrTiO2+yで表される誘電体セラミック組成物であって、上記一般式におけるx、y及びaは、それぞれ1.70≦x≦1.99、0.98≦y≦1.02及び0.98≦y≦1.02及び0.05≦a≦0.40の関係を満足するものである。 (もっと読む)


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