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Fターム[5G309MA06]の内容

絶縁導体 (4,485) | 塗装被覆層を有するもの (610) | 被覆層の材料 (502) | ポリアミド (25)

Fターム[5G309MA06]に分類される特許

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【課題】 高温、高湿に曝されても、初期の低誘電率を保持できる絶縁電線を提供する。
【解決手段】 導体上に、絶縁層及び最外層を有する2層以上の被膜が形成されている絶縁電線において、前記最外層が、低吸水性材料で形成されている絶縁電線。前記低吸水性材料は、吸水率0.06質量%以下の材料、特にシクロポリオレフィン系樹脂が好ましい。また、前記最外層は、絶縁層等の内側層を乾燥した状態で形成されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐熱性、耐加水分解性及び機械的強度が良好で、ハロゲン化物を実質的に含有しない芳香族ポリアミド樹脂絶縁塗料を用いて導体上に絶縁皮膜を形成した密着性、可とう性、耐摩耗性及び耐軟化性に優れる絶縁電線を提供する。
【解決手段】導体と、該導体上に、芳香族ジイソシアネートを主成分として含有するイソシアネート成分、及び分子鎖中にハロゲン元素を含まない芳香族ジカルボン酸を主成分として含有する酸成分からなる芳香族ポリアミド樹脂絶縁塗料を塗布、焼付して形成される絶縁皮膜と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】再生可能なバイオマス資源を用いて環境負荷の低減を図ることができるとともに、バイオマス資源を用いた場合においても耐水性に優れる絶縁電線を提供すること。
【解決手段】導体と、導体の外周を被覆する絶縁体とを備えた絶縁電線において、絶縁体が、植物由来のポリアミドと塩化ビニル樹脂とを含有する樹脂組成物よりなる。植物由来のポリアミドのASTM D1238に準拠して測定される230℃、21.18Nにおけるメルトフローレイトは、0.1〜50g/10分の範囲内であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】可撓性を保持しつつ耐部分放電性を高めるとともにコストの低廉化を図ることのできる絶縁電線を提供すること。
【解決手段】導体100上に少なくとも2以上の耐部分放電層300a〜300eが形成された絶縁電線であって、前記各耐部分放電層は、所定の樹脂と所定の無機絶縁微粒子との混合物で構成されており、前記所定の無機絶縁微粒子は、表面に近い前記耐部分放電層ほど濃度が高まる濃度勾配をもって配合されたものである。 (もっと読む)


【課題】従来と同等の絶縁被覆厚さを有しながら従来よりも高い部分放電開始電圧を有する絶縁電線を提供する。
【解決手段】本発明に係る絶縁電線は、少なくとも1層の押出被覆層を含む絶縁被覆が導体上に形成されている絶縁電線であって、前記少なくとも1層の押出被覆層は、ポリフェニレンサルファイドからなる樹脂(A)とシンジオタクチックポリスチレンからなる樹脂(B)とを混合した第1の樹脂組成物を押出被覆した層であり、前記第1の樹脂組成物は、前記樹脂(A)と前記樹脂(B)とが重量部比で「(A)/(B) = 10/90 〜 50/50」の範囲で混和されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】第1の絶縁体や第1の絶縁体の外側の第2の絶縁体に割れが生じるのを抑制する。
【解決手段】それぞれが絶縁体24によって被覆された複数の素線22が全体として絶縁体26によって被覆されるものにおいて、絶縁体26に比して伸長を許容する材料によって絶縁体24を形成し、絶縁体24に比して高い耐熱性を有する材料によって絶縁体26を形成する。これにより、絶縁導線20に対して曲げ加工が行なわれるときや加工後に絶縁体24や絶縁体26に割れが生じるのを抑制することができると共に、絶縁導線20としての耐熱性も確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 銅を主成分とする導体上に優れた密着性を有する絶縁被膜を形成した絶縁電線を製造する方法、及び当該方法により製造される絶縁電線を提供する。
【解決手段】 塗膜形成用樹脂及ポリサルファイドポリマーを含有する塗料を、硬化後の厚みが4μm以上となる量を導体表面に塗布した後、加熱硬化することにより、導体と絶縁被膜との間に、1サイクルの塗布、加熱硬化で厚み4μm以上のプライマー層を形成する。このようにして形成されるプライマー層は、酸素原子の含有量よりも硫黄原子の含有量の方が多い部分を、前記導体との界面側に有している。 (もっと読む)


【課題】複数層からなる絶縁被膜が導体上に形成された絶縁電線において、導体と絶縁被膜との密着性に優れるとともに、接着層等の追加の層を介在させることなく絶縁被膜における層間の密着性にも優れ、かつ高い部分放電開始電圧を有する絶縁電線を提供する。
【解決手段】本発明に係る絶縁電線は、複数層からなる絶縁被膜が導体上に形成されている絶縁電線であって、前記絶縁被膜は、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体に対してグラフト性化合物がグラフト重合されてなる第1の樹脂組成物が前記導体の直上に形成された第1の被膜層と、ポリフェニレンスルファイド樹脂とポリアミド樹脂とからなるポリマーアロイまたはポリエーテルエーテルケトン樹脂とポリアミド樹脂とからなるポリマーアロイである第2の樹脂組成物が前記第1の被膜層の直上に形成された第2の被膜層とを有する。 (もっと読む)


【課題】導体と絶縁層とが高い接着性を有するとともに、従来よりも高い放電開始電圧、及び、耐熱性を有する電線を提供する。
【解決手段】本発明は、導体と、
前記導体の外周に形成され、全体の80質量%以上がフッ素樹脂からなる第一の絶縁層と、
第一の絶縁層の外周に形成され、熱硬化性樹脂を含む第二の絶縁層と、を有することを特徴とする電線。 (もっと読む)


【課題】絶縁電線の絶縁層の最外層に含まれるワックスなどの潤滑性成分の量を低減させても表面のすべり性およびワニスとの固着性の双方に優れた潤滑性絶縁電線、ならびに絶縁性能の信頼性および絶縁電線とワニスとの固着性に優れたモータを提供すること。
【解決手段】導体および該導体を被覆する絶縁層からなる絶縁電線に潤滑剤を塗布してなる潤滑性絶縁電線であって、前記絶縁層の最外層が、ポリアミドイミド、ポリエステルイミド、ポリイミド、ポリアミド、ポリエステルおよびポリウレタンからなる群より選ばれた少なくとも1種の樹脂を含有し、前記潤滑剤が塗布された絶縁電線の静摩擦係数が0.10以下で、その動摩擦係数が0.10以下であり、前記潤滑剤を塗布する前の絶縁電線の静摩擦係数が0.12以上で、その動摩擦係数が0.11以上であることを特徴とする潤滑性絶縁電線、および前記潤滑性絶縁電線を巻線したコイルを有するモータ。 (もっと読む)


【課題】発泡や外観不良等の問題がなく長期耐熱性にも優れる絶縁層であって、さらに、PESから形成された絶縁層と同様に耐熱軟化性及び可とう性に優れるとともに、耐薬品性にも優れ、ワニスの含浸によってもクラックが発生しにくい(耐含浸ワニス性に優れる)絶縁層を有する絶縁電線を提供する。
【解決手段】導体1、及び、その外周を直接又は他の樹脂層を介して被覆する絶縁層を有する絶縁電線10であって、前記絶縁層が、ポリエーテルスルホン樹脂(A)と、ポリフェニレンスルフィド樹脂及びポリエーテルエーテルケトン樹脂から選ばれる少なくとも1種の結晶性樹脂(B)とを配合したポリマーアロイからなり、(A):(B)の重量比が50:50〜90:10の範囲内であることを特徴とする絶縁電線。 (もっと読む)


【課題】発泡や外観不良等の問題がなく長期耐熱性にも優れる絶縁層であって、更に、PESから形成された絶縁層と同様に耐熱軟化性及び可とう性に優れるとともに、耐含浸ワニス性にも優れる絶縁層を有する絶縁電線、及び絶縁電線の好適な製造方法を提供する。
【解決手段】導体1、及び、その外周を直接又は他の樹脂層を介して被覆する絶縁層を有する絶縁電線10であって、前記絶縁層が、ポリエーテルスルホン樹脂(A)を主体として形成される下層と、ポリエーテルスルホン樹脂(A)とポリフェニレンスルフィド樹脂及びポリエーテルエーテルケトン樹脂から選ばれる少なくとも1種の結晶性樹脂(B)とを配合したポリマーアロイ、又は、変性ポリエーテルエーテルケトン樹脂を主体として形成される上層からなることを特徴とする絶縁電線、及び押出被覆工程12での引落率が所定の範囲内であることを特徴とする絶縁電線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】耐熱軟化性、可とう性及び耐熱変形性に優れるとともに、耐含浸ワニス性(耐薬品性)にも優れ、ワニスの含浸によってもクラックが発生しにくい絶縁層を有する絶縁電線を提供する。
【解決手段】導体1、及び、その外周を直接、又は他の樹脂層を介して被覆する絶縁層を有する絶縁電線10であって、前記絶縁層が、ポリエーテルイミド樹脂にシロキサン基を導入してシリコンエラストマーが示す柔軟性を付与したシリコーン変性ポリエーテルイミド樹脂を主体とする樹脂組成物からなることを特徴とする絶縁電線。 (もっと読む)


【課題】 導体と導体表面に形成される絶縁被膜の密着強度、特に巻線加工が行われる前の状態だけでなく、巻線加工、ワニス含浸処理後も、優れた密着性を示すことができる絶縁被膜を形成できる絶縁被膜用塗料、および当該塗料を用いて形成される絶縁被膜を有する絶縁電線を提供する。
【解決手段】 プライマー層の形成に用いられる絶縁被膜用塗料であって、前記プライマー層を構成する樹脂およびポリサルファイドポリマーを含有する。前記ポリサルファイドポリマーは、末端がSH基であり、主鎖が−R−O−R−O−R−S−S−(式中、R、Rは炭素数1〜3のアルキレン基である)の繰り返し単位で構成されていることが好ましい。また、前記ポリサルファイドポリマーは、前記プライマー層構成樹脂100質量部あたり0.5〜25質量部含有されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】部分放電開始電圧の高い絶縁電線であって、煩雑な工程により製造されるワニスを使用せずに製造することが可能である絶縁電線、及びこの絶縁電線からなる電気コイル、この電気コイルを用いたモータを提供する。
【解決手段】導体、前記導体を被覆する絶縁層、及び前記絶縁層を被覆する帯電防止層を有する絶縁電線であって、前記帯電防止層は、ポリエーテルエステルアミド樹脂を主成分とし、かつ前記帯電防止層の表面抵抗が、10Ω以上、1012Ω以下であることを特徴とする絶縁電線、及びこの絶縁電線からなる電気コイル、この電気コイルを用いたモータ。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での課電劣化を抑制し、かつ課電寿命を向上させることができる絶縁電線を提供する。
【解決手段】絶縁電線T1は、導体4の外周に被覆された比誘電率ε1の第1の樹脂層1と、第1の樹脂層1の外周に被覆された比誘電率ε2の第2の樹脂層2とを有し、150℃以上で、ε1/ε2>1、望ましくは、ε1/ε2>1.1の関係にある。第1の樹脂層1及び第2の樹脂層2は、ガラス転移温度(Tg)が150℃以上の非晶性樹脂又は融点(Tm)が150℃以上の結晶性樹脂から選択される物質で作られている。 (もっと読む)


【課題】細径であっても、十分な難燃性を有し、従来よりも耐外傷性、耐摩耗性に優れた絶縁電線を提供すること。
【解決手段】導体12の外周に、内層14と外層16とを有する絶縁層が被覆され、内層14は、エンジニアリングプラスチックを含有する樹脂組成物のエナメル被覆または押出被覆よりなる。外層16は、オレフィン系樹脂を含有するポリマー成分100質量部と、金属水酸化物50〜200質量部とを含有する難燃性樹脂組成物よりなる。この絶縁層の厚さは0.3mm以下であって、内層がエナメル被覆よりなる場合、その厚さは5〜50μmの範囲内にあり、一方、内層が押出被覆よりなる場合、その厚さは20〜100μmの範囲内にある。 (もっと読む)


【課題】耐熱性向上の要求を満たすとともに、コイル用途として要求される耐放電特性も兼ね備えた多層絶縁電線を提供する。耐熱性と耐放電特性に優れた絶縁電線を巻回してなる、電気特性に優れ、信頼性の高い変圧器を提供する。
【解決手段】導体と前記導体を被覆する3層以上の押出絶縁層を有してなる多層絶縁電線であって、最外層(A)を形成する樹脂が、ポリアミド樹脂からなり、最内層(B)を形成する樹脂が熱可塑性直鎖ポリエステル樹脂100質量部に対して、エポキシ基、オキサゾリル基、アミノ基及び無水マレイン酸残基からなる群から選択される少なくとも1種類の官能基を含有する樹脂を混和し、架橋させて成る樹脂からなり、最外層と最内層の間の絶縁層4b〜4d(C)が、ポリフェニレンスルフィド樹脂もしくはポリエーテルスルホン樹脂もしくはポリエーテルイミド樹脂のいずれかである多層絶縁電線、並びに該多層絶縁電線を有してなる変圧器。 (もっと読む)


【課題】エナメル層の厚膜化を、絶縁ワイヤの導体とエナメル層の接着強度を下げることなく実現できる絶縁ワイヤを提供する。
【解決手段】断面が矩形状である導体の外周に、少なくとも1層のエナメル焼き付け層と、その外側に少なくとも1層の押出被覆樹脂層を有し、該断面の一対の対向する2辺に設けられた押出被覆樹脂層の厚さの少なくとも一方の厚さがエナメル焼き付け層の厚さとの合計で60μm以上であり、エナメル焼き付け層の厚さが50μm以下であり、押出被覆樹脂層が、25℃における引張弾性率が1000MPa以上であり、かつ250℃における引張弾性率が10MPa以上である樹脂材料(ポリエーテルエーテルケトンを除く)からなり、前記断面の一対の対向する2辺に設けられた押出被覆樹脂層の厚さが、他の一対の対向する2辺に設けられた押出被覆樹脂層の厚さと異なる耐インバータサージ絶縁ワイヤ。 (もっと読む)


【課題】良好な絶縁性を有し、機器の長寿命化を図ることができる絶縁電線の製造方法、絶縁電線およびこれを用いた電気コイルを提供することを目的とする。
【解決手段】平角導体2に絶縁塗料Wを塗布する第1の工程と、平角導体2の角部の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する角部が形成された開口部を有する塗布ダイス52により、絶縁塗料Wの塗布量を調整する第2の工程と、焼付炉54により、平角導体2に塗布された絶縁塗料Wを焼き付けて、乾燥させる第3の工程を繰り返すことにより、平角導体2上に、絶縁皮膜を形成して、絶縁電線が製造される。そして、第1〜第3の工程を繰り返す際に、塗布ダイス52の開口部に形成された角部の曲率半径の初期値に比し、曲率半径の最終値を大きくする。 (もっと読む)


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