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Fターム[5G321AA98]の内容

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Fターム[5G321AA98]に分類される特許

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【課題】既存のCTFF法による超伝導芯線材の製造方法を改良して、高い臨界電流及び磁気場特性を有する長線化されたMgB超伝導芯線材を安価に得る。
【解決手段】MgB超伝導芯線材の製造方法は、帯状の金属被覆材を連続的に供給し、U字管状に成形する段階;MgB超伝導体粉末を上記U字管状の被覆材の内部に充填する段階;上記超伝導体粉末の充填された被覆材をO字状の管材に成形した後、上記O字状の管材の継ぎ目を溶接する段階;上記溶接された管材を圧延または引抜きする段階及び安定化材の機能を付与するために上記管材の表面に伝導性物質をメッキする段階を含んで構成される。継ぎ目を溶接することにより超伝導体粉末の変質することなく伝導体のメッキが可能になることにより、安定化材を管材の内部に挿入する工程や管材成形工程が必要なくなる。 (もっと読む)


【課題】バルクレベルで超伝導状態となる新規な材料系を提供する。
【解決手段】超伝導薄膜101は、アモルファス状態の炭素よりなる基質111と、基質111の中に局所的に形成されたsp2混成軌道による結合(sp2結合)の部分からなる微細な複数のナノグラファイト(超伝導領域)112と、基質111の中に局所的に形成されたsp3混成軌道による結合(sp3結合)の部分からなる微細な複数のナノダイアモンド113とを備える。隣り合うナノグラファイト112は、超伝導近接効果を示す距離離間して形成されている。 (もっと読む)


【課題】Arガス含有量を低減した超電導線材、その製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】超電導線のコア部とするための原料粉末50と、真空環境下で前記原料粉末50が充填された管体12と、を有する。管体12は真空封止されている。前記コア部は、前記管体に真空封止され状態で管体とともに線引き加工され超電導線材となる。金属製の充填用管体11は、安定化層として機能する外側管20と、遮断層として機能する内側管30とを重ねて構成される二重構造の管となっている。 (もっと読む)


【課題】SiC単独添加したMgB超電導体あるいはベンゼン等の芳香族炭化水素単独添加したMgB超電導体の臨界電流密度(Jc)よりも高い臨界電流密度(Jc)を有するMgB超電導体の製造方法およびMgB超電導体を提供する。
【解決手段】Mg粉末またはMgH粉末とB粉末との混合物を加圧成形して熱処理するMgB超伝導体の製造方法において、混合物に芳香族炭化水素とSiCを添加する。芳香族炭化水素は、エチルトルエンであり、SiCは平均粒径が10〜30nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】数km級の長尺のMgB2超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明のMgB2超電導線材は、中心のMgB2超電導体と、その外側の第1の金属層と、その外側の第2の金属層と、を有し、第1の金属層と第2の金属層の金属の結晶粒のサイズは、両者の界面に近づくに従って小さくなっている。第1及び第2の金属層の金属の結晶粒のサイズは、金属層の厚さ方向の中央部において、最大となる。 (もっと読む)


低温冷却HTSケーブルが、その低温冷却HTSケーブルがない場合に生じることになる最大故障電流を有する電力公益事業電力格子内に含まれるように構成されている。この低温冷却HTSケーブルは、液体冷媒を循環させるための連続液体低温冷媒経路を備えている。HTSワイヤの連続可撓性構造が、最大故障電流を少なくとも10%減衰させるインピーダンス特性を有している。HTSワイヤのこの連続可撓性構造は、最大故障状態が発生している間、HTSワイヤ内の最大温度上昇が、液体冷媒中のガス気泡の形成を防止するだけの十分に小さい状態で低温冷却HTSケーブルを動作させることができるように構成されている。
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【課題】真空ポンプを用いないプロセスでMgB2薄膜合成を行う手法を提供する。
【解決手段】超伝導ホウ素化合物MgB薄膜の作成方法であって、塩化マグネシウム(MgCl)、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化カリウム(KCl)、ホウ酸マグネシウム(MgB)、及び必要に応じホウ素(B)を混合した粉状出発材が収納された反応容器を加熱炉内に配置し、反応容器の周囲をアルゴンガス雰囲気としながら、加熱炉によって粉状出発材を加熱して溶融し、反応容器に設置した電極間に直流電流を印可して、溶融体に電流が流れることを確認後、静置して室温に戻す。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、実用的な超電導線材とするために必要な、長尺線材化,高Jc化を、同時に達成することのできるMgB2超電導線材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明のMgB2 超電導線材の製造方法は、第1のMg一次粒子とB一次粒子とを混合し、第1のMg一次粒子の表面に、B一次粒子を付着・反応させ、第1のMg一次粒子の表面にMgB4又はMgB7を生成させ、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子と、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子より粒子径が大きい第2のMg一次粒子とを混合し、第2のMg一次粒子の表面に、表面にMgB4 又は
MgB7 が生成した第1のMg一次粒子を付着・反応させ、第2のMg一次粒子の表面にMgB2 を生成させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】二ホウ化マグネシウム(=MgB)を含有する超伝導素子を提供すること。
【解決手段】この超電導素子は、金属マトリックス(2)に密閉されかつ少なくとも1つの高導電性オーム素子(4)も有する5〜500ミクロンの大きさの少なくとも1つの超伝導フィラメント(1)を備え、超伝導フィラメントは、マトリックス(2)及び導電性オーム素子(4)から保護金属層(3)によって分離され、超伝導フィラメントは、ホウ素(B)粉末及びマグネシウム(Mg)粉末と第1の添加剤としての炭化ホウ素(=BC)粉末との間の反応によって形成され、1つ又は複数の追加の炭素含有粉末添加剤が、Mg、B及びBCを含む粉末混合物の反応で存在することを特徴とする。MgBに対する粉末混合物の反応は、500〜760℃の温度で行われ、760℃以下の温度で臨界電流密度Jが最大になる。 (もっと読む)


【課題】良好な超伝導臨界電流を有しながら加工性をも向上したMgB超伝導線材とその製造法を提供する。
【解決手段】マグネシウム(Mg)−リチウム(Li)―ボロン(B)合金層と二硼化マグネシウム(MgB)超伝導層とが積層されてなることを特徴とする構成とする。製造方法は、マグネシウム(Mg)−リチウム(Li)合金層と接触する形でボロン(B)層を積層してなる複合体を構成し、これを線状あるいはテープ状に加工した後、マグネシウム(Mg)とボロン(B)の拡散反応温度で熱処理することによって二硼化マグネシウム(MgB2)超伝導層を生成させる。 (もっと読む)


【課題】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末及びその製作方法を提供する。
【解決手段】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末(98)を製作する方法を提供する。本方法は、2ホウ化マグネシウム粉末を含む第1相の複数の粒子のうちの少なくとも1つの上に高分子前駆体をコートする工程を含み、該高分子前駆体は第2相を産生させる化学元素を含む。この第2相は、ホウ化物、窒化物、炭化物、酸化物、オキシホウ化物、オキシ窒化物、オキシ炭化物、あるいはこれらの組み合わせのうちの1つまたは幾つかを含む。本方法はさらに、該2ホウ化マグネシウム粉末の複数の粒子の少なくとも1つの上に第2相コーティングを形成する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末からなるワイヤを提供する。
【解決手段】金属マトリックス(102)を有するワイヤ(98)を提供する。ワイヤ(98)はさらに、該金属マトリックス(102)内に配置された複数のフィラメント(100)であって、そのうちの少なくとも1つがドープされた2ホウ化マグネシウム粉末を含む複数のフィラメント(100)を含む。このドープされた2ホウ化マグネシウム粉末は、化学式MgB2−x(ここで、xは原子百分率を表し、またSは炭素、ホウ素、窒素、酸素、あるいはこれらの組み合わせを表す)を有する複数の2ホウ化マグネシウム粒子を有する第1相を含む。この粉末はさらに、複数の2ホウ化マグネシウム粒子のそれぞれを囲繞する第2相であって、炭化物、窒化物、酸化物、ホウ化物、オキシ窒化物、オキシホウ化物、オキシ炭化物、あるいはこれらの組み合わせを含む第2相を含む。 (もっと読む)


【課題】ペロブスカイト型銅酸化物において、100Kを超える高温超電導体が見出され
ているが、まだ、室温超伝導体は見出されていない。
【解決手段】化学式LaFeOPh(Phは、P、As及びSbのうちの少なくとも1種
)で示され、ZrCuSiAs型(空間群P4/nmm)の結晶構造を有する化合物で超
伝導転移を見出した。LaFeOPhは、一般化学式LnMOPn(Mは遷移金属)で示
される遷移金属イオンを骨格構造に有する層状構造化合物群の一員である。ここで、Ln
は、Y及び希土類金属元素(La,Ce,Pr,Nd,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,
Ho,Er,Tm、Yb,Lu)の少なくとも一種であり、Mは,遷移金属元素(Fe,
Ru,Os)の少なくとも一種であり、Pnは、プニクタイド元素(N,P,As,Sb
)の少なくとも一種である。この化合物はFイオンの添加などにより、キャリア数を変化
させ、転移温度を制御できる。 (もっと読む)


【課題】広い範囲の印加磁場角度に対して高い臨界電流密度を示す二ホウ化マグネシウム(MgB)超電導薄膜を提供すること。
【解決手段】高真空中において、マグネシウム(Mg)蒸気とホウ素(B)蒸気を基板法線軸に対して傾いた方向から供給することで、MgBの柱状結晶粒を基板法線に対して傾けて成長させる。基板に対するマグネシウム(Mg)蒸気とホウ素(B)蒸気の供給角度を制御することで、粒界の傾き角度が互いに異なるMgB柱状結晶粒を含んだ複数の層から成るMgB超電導薄膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】合金超電導材料(NbTi等)だけでなく、機械的歪みに弱い化合物超電導材料(Nb3Sn、Nb3Al、Bi系超電導材料、Y系超電導材料、MgB2系超電導材料)等からなる超電導体をアルミニウム等の金属材料で被覆した複合超電導体を提供する。
【解決手段】超電導体と、1つ又は2つ以上の部材が超電導体を被覆するように接合され、かつ部材の少なくとも1つがアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる金属部材とを有する複合超電導体である。金属部材は、溝部を有する第一部材と、該溝部上部に嵌合される第二部材からなり、第一部材と第二部材が接合されて形成される中空部に超電導体が配置されている。 (もっと読む)


【課題】不可逆磁場Bir、臨界電流密度及び強度の高いMgB2線材の提供。
【解決手段】MgB2を含む金属間化合物及びカーボンファイバーを含有する超伝導体。
カーボンファイバーの平均繊維径は1〜500nmが好ましく、特に磁束線ピン止めが効率的に起こる10〜100nmが好ましい。また、カーボンファイバーは、2300℃以上で黒鉛化処理され、嵩密度を0.1g/cm3に圧縮したときの比抵抗が0.030Ωcm以下のものが好ましい。カーボンファイバーの含有量は、MgB2を含む金属間化合物の量を100質量部とした場合、5〜75質量部が好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い超電導性能を有し、長尺化が可能なMgB超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明はいわゆるパウダーインチューブ法によるMgB超電導線材の製造方法において、粉体内に金属芯を配置して減面加工すること、並びに、加工前の金属芯又は金属管に、超電導体内に導入させるべき成分の薄膜層を予め設けておき、減面加工の工程における強力な力を利用して当該成分を超電導体内に分散させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度(J)を従来製品に比べ飛躍的に向上させることのできる超伝導MgB膜の電気メッキによる作製法を提供すること。
【解決手段】Mg(マグネシウム)とB(ホウ素)を含む加熱溶融したメッキ浴に、Mg(OH)(水酸化マグネシウム)が、メッキ浴に含まれるMgのモル比を1とした時、0.015〜0.020のモル比で添加され、メッキ浴に導電体基板を陰極として挿入し、陽極との間に直流電圧をかけ、導電体基板上にMgB(二ホウ化マグネシウム)膜を形成させる。 (もっと読む)


【課題】超伝導特性及び熱伝導特性に優れた、MgB2/Al超伝導押出し材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】MgB2粒子粉体を加圧成形してプリフォームを形成し、前記プリフォームにアルミニウム溶湯を加圧浸透させてMgB2/Al複合材料からなるビレットを形成し、前記ビレットを押出し成形することを特徴とする、MgB2/Al超伝導押出し材の製造方法。および、これにより得られるMgB2/Al超伝導押出し材。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、全く新しい原理に基づく高密度設計を可能とするMgB2超伝導体
線材の作製方法を提供しようというものである。
【解決手段】 マグネシウム5−50原子%、残部鉄からなる鉄―マグネシウム(Fe−Mg)合金層とボロン層とからなる層状複合体を作製し、この層状複合体を600−800℃の温度で熱処理し、合金層中のMgをボロン層に拡散させて、前記ボロン層とマグネシウムとを反応させて二硼化マグネシウムを生成し、ボロン層を二硼化マグネシウム(MgB2)超伝導層へと転換することによって上記課題を達成する。 (もっと読む)


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