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Fターム[5G321CA08]の内容

Fターム[5G321CA08]に分類される特許

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【課題】従来のブロンズ法に代表される拡散法に替わる、珪化バナジウム及び珪化バナジウム線材の簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】酸化バナジウム、珪素及びアルミニウムを含有する原料粉末をテルミット反応に供することを特徴とする、V3+xSi(但し、xは−1.33≦x≦21)で示される珪化バナジウムの製造方法、並びに、当該珪化バナジウムを粉砕した後、金属製パイプに充填して伸線加工することを特徴とする、珪化バナジウム線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Bi−2212結晶粉末等を短時間、且つ容易に作製可能な方法を創案すると共に、Bi−2212結晶等の配向性が良好な超伝導線材を短時間、且つ容易に作製可能な方法を創案することを技術的課題とする。
【解決手段】本発明の超伝導結晶粉末の製造方法は、組成として、モル%濃度で、Bi 10〜30%、SrO 20〜50%、CaO 5〜30%、CuO 20〜50%を含有する非晶質体を用意する工程と、非晶質体を熱処理して、超伝導結晶物を得る工程と、超伝導結晶物から超伝導結晶粉末を採取する工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】自己磁界を主体とする低損失で高効率的な単芯の超伝導線を提供する。
【解決手段】断面円形状の単芯超伝導線1の内側に低抵抗材からなる安定化層2を配設し、安定化層2の外側に超伝導体からなる超伝導層3を配設し、超伝導層3が、長手方向に対して垂直な断面において周方向に超伝導体を連続して形成されている。また、低抵抗材が銅(Cu)で、超伝導体が二ホウ化マグネシウム(MgB2)の場合、安定化層2と超伝導層3との間にバリア層4を有する。超伝導層3の外側には高抵抗材からなる高抵抗シース層5を配設している。 (もっと読む)


【課題】超電導特性の高性能化と線材長尺化とを合わせて具現化することができるMgB2超電導線材の製造方法およびそれによるMgB2超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明に係るMgB2超電導線材の製造方法は、金属パイプに原料粉末を充填した後に伸線加工するMgB2超電導線材の製造方法であって、脂肪酸金属塩または前記脂肪酸金属塩と脂肪酸との混合物を前記原料粉末に添加することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】溶接時に酸化物超電導体の前駆体粉末が変質したり、前駆体粉末に吸着した水分によりバルーニングが発生したりすることがない長尺で均一な性能を有する酸化物超電導線材を安価に製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】帯状の金属板材を、水平面に対して45°以上の角度で上方から下方に連続的に供給する金属板材供給工程と、供給された金属板材を、断面形状をO字状に成形すると共に、成形された金属板材の継ぎ目を連続的に溶接して被覆管を形成する被覆管形成工程と、形成された被覆管の内部に、酸化物超電導体の前駆体粉末を、溶接を行っている箇所よりも下方の位置で連続的に充填する前駆体充填工程と、酸化物超電導体の前駆体粉末が充填された被覆管を圧延または引き抜きする被覆管加工工程とを有している酸化物超電導線材の製造方法およびそれに用いる製造装置。 (もっと読む)


【課題】曲げ特性の劣化を抑制することが可能な、銅めっき薄膜が形成された薄膜超電導線材および当該薄膜超電導線材を有する超電導ケーブル導体を提供する。
【解決手段】基板1と、基板1の一方の主表面上に形成された中間層3と、中間層3の、基板1と対向する主表面と反対側の主表面上に形成された超電導層5とを含む積層構造20を備える薄膜超電導線材10であり、積層構造20の外周を覆う銅めっき薄膜9をさらに備えており、銅めっき薄膜9の内部の残留応力が圧縮応力になっている。積層構造20には銀スパッタ層6を備えていてもよいし、銅めっき薄膜9と積層構造20との間に、積層構造20の外周を覆う銀被覆層7をさらに備えていてもよい。 (もっと読む)


本発明は、充填ワイヤにおいて超伝導材料として使用することができる、特定の品質の二ホウ化マグネシウムの製造および使用に関する。 (もっと読む)


【課題】交流損失を低減することのできる超電導ケーブルの製造方法、超電導ケーブル、および薄膜超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの製造方法は、以下の工程を備えている。超電導線材116を準備する。フォーマの外周に対応した形状となるように、超電導線材116を成形して超電導線材110とする。好ましくは、超電導線材116にスパイラル状の歪を与えるように成形する。超電導線材110をフォーマの外周に巻付ける。製造された超電導ケーブルは、フォーマと、フォーマの外周にスパイラル状に巻付けられた複数の超電導線材110とを備えており、複数の超電導線材のパッキング率は93%以上である。また、製造された超電導線材は、円弧状の断面形状を有しており、かつスパイラル形状を有している。 (もっと読む)


【課題】REBaOとBa−Cu−O系混合原料との固液反応を用いることにより、RE123系酸化物超電導体を形成する方法は、低温で保持部材が金属シースの単芯線材または多芯線材を形成する方法であったが、臨界電流Icおよび臨界電流密度Jcの値が低く、しかもそれらの再現性に乏しいという課題があった。
【解決手段】少なくともREBaOとBa−Cu−O系原料とを含む混合原料を保持部材の内部に保持した状態で、混合原料を加熱することにより、REを含む複合相前駆体を形成する工程と、複合相前駆体を形成する工程を行なった後に保持部材の内部に保持された複合相前駆体を加圧することにより、複合相前駆体を緻密化する工程と、緻密化された複合相前駆体に、酸素を含む雰囲気中で熱処理を行なう工程とを備える、RE123系酸化物超電導体の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】
in−situ法を用いたCu/Fe複合シースMgB2線材の長尺化と高いJcを両立させる中間熱処理条件を提供する。
【解決手段】
Cu/Fe複合シースMgB2線材におけるCuとFeのシース厚み比を、Cuが1に対してFeを1.5以上にした複合シース材を用い、その複合材にMgとBを充填して構成される線材を、加工工程の途中で500〜540℃の中間熱処理を行いつつ伸線加工する。これにより、高Jc化と長尺化を両立したin−situ法Cu/Fe複合シースMgB2線材を作製できる。 (もっと読む)


【課題】Arガス含有量を低減した超電導線材、その製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】超電導線のコア部とするための原料粉末50と、真空環境下で前記原料粉末50が充填された管体12と、を有する。管体12は真空封止されている。前記コア部は、前記管体に真空封止され状態で管体とともに線引き加工され超電導線材となる。金属製の充填用管体11は、安定化層として機能する外側管20と、遮断層として機能する内側管30とを重ねて構成される二重構造の管となっている。 (もっと読む)


【課題】全長にわたり均一かつ高い臨界電流を得ることが可能な酸化物超電導線材の製造方法、酸化物超電導線材用圧延装置および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、Bi2223超電導体の前駆体粉末が金属で被覆された形態の線材が伸線される伸線工程と、伸線工程において伸線された当該線材が圧延される1次圧延工程と、1次圧延工程において圧延された線材が加熱される1次焼結工程と、1次焼結工程において熱処理された線材がさらに圧延される2次圧延工程とを備えている。そして、2次圧延工程では、以下の式(1)で定義される圧延圧力αが3GPa以上4GPa以下となるように、線材が圧延される。
α=0.0009807×P/[{R×(h−h)}1/2×{(w+w)/2}]・・・(1) (もっと読む)


【課題】SiC単独添加したMgB超電導体あるいはベンゼン等の芳香族炭化水素単独添加したMgB超電導体の臨界電流密度(Jc)よりも高い臨界電流密度(Jc)を有するMgB超電導体の製造方法およびMgB超電導体を提供する。
【解決手段】Mg粉末またはMgH粉末とB粉末との混合物を加圧成形して熱処理するMgB超伝導体の製造方法において、混合物に芳香族炭化水素とSiCを添加する。芳香族炭化水素は、エチルトルエンであり、SiCは平均粒径が10〜30nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を内部Sn法によって製造する際に、断線等の不都合を発生させることなく、Ti等の元素をNb3Sn相内に効果的に含有させることのできる前駆体(超電導線材前駆体)、およびこうした前駆体によって製造されるNb3Sn超電導線材、並びに前駆体を構成するためのNb複合単芯線等を提供する。
【解決手段】内部Sn法によってNbSn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材前駆体を構成するNb複合単芯線であって、Ti,Ta,ZrおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の元素を含有するNb基合金からなる円筒状層、または前記Nb基合金からなる複数の板状部材を組み合わせてなる略円筒状層を、Nb芯の周囲に配置すると共に、前記円筒状層または略円筒状層の外周に、Nbからなる円筒状層が配置され、更にNbからなる円筒状層の周囲に、CuまたはCu基合金からなる層が配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上させることができる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体となるべき前駆体粉末を準備する工程と、前駆体粉末を金属パイプに充填して、素線を得る工程と、素線を伸線および圧延する工程とを備えている。準備する工程では、液相法により、一次粒子11の平均粒子径が1μm以下であり、一次粒子11が凝集して形成される二次粒子12の平均粒子径が3μm以下である前駆体粉末を準備することを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、実用的な超電導線材とするために必要な、長尺線材化,高Jc化を、同時に達成することのできるMgB2超電導線材の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明のMgB2 超電導線材の製造方法は、第1のMg一次粒子とB一次粒子とを混合し、第1のMg一次粒子の表面に、B一次粒子を付着・反応させ、第1のMg一次粒子の表面にMgB4又はMgB7を生成させ、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子と、表面にMgB4又はMgB7が生成した第1のMg一次粒子より粒子径が大きい第2のMg一次粒子とを混合し、第2のMg一次粒子の表面に、表面にMgB4 又は
MgB7 が生成した第1のMg一次粒子を付着・反応させ、第2のMg一次粒子の表面にMgB2 を生成させることを特徴とする。 (もっと読む)


超伝導物品及びそのような物品を製造する方法が開示されている。超伝導物品は、超伝導材料又は超伝導材料に変換することができる1つ若しくは複数の材料からなる少なくとも1つのコア材料と、当該少なくとも1つのコア材料を包囲する第1の材料からなる少なくとも1つの第1のマトリックスと、当該第1の材料を部分的に包囲する第2の材料の少なくとも1つの補強マトリックスと、当該第2の材料を包囲する第3の材料の少なくとも1つの第3のマトリックスとを備える。当該補強マトリックスはその外周に少なくとも1つの開口部を備えるものであり、当該開口部によって、超伝導物品を製造する方法の少なくとも1つの工程を実施する間に、酸素が第1のマトリックスに到達することができるようになる。 (もっと読む)


本発明は、77Kで少なくとも2乃至4時間に亘り、200A超の直流電流を高温超電導体の冷却に使用する冷媒への実質的熱負荷なしに通電可能な高温超電導(HTS)バルク体電流リードを提供する。向上した特性を持つ高温超電導バルク体電流リードは、改良高温超電導(HTS)ビスマス系銅酸化物[(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3010+x]材料から両端の金属接点を有するチューブ及びロッドの形状でつくられる。このようなリードを得るべく、この方法は、均質な銀の添加による超電導体材料改質、大型のチューブで初期焼結した後の粉末への粉砕工程、前記初期焼結チューブ粉末の様々な大きさのチューブ及びロッドへの付形工程、前記チューブ及びロッドの両端部での2つの金属溶射された銀の間に挟まれた有孔銀箔による金属接点の形成工程及び続く共焼結最終工程とを含んでいた。これら側面に従って得られる電流リードは、超電導マグネットシステムに電圧印加に必要な200A超の電流を安定に通電可能である。 (もっと読む)


【課題】不可逆磁場Bir、臨界電流密度及び強度の高いMgB2線材の提供。
【解決手段】MgB2を含む金属間化合物及びカーボンファイバーを含有する超伝導体。
カーボンファイバーの平均繊維径は1〜500nmが好ましく、特に磁束線ピン止めが効率的に起こる10〜100nmが好ましい。また、カーボンファイバーは、2300℃以上で黒鉛化処理され、嵩密度を0.1g/cm3に圧縮したときの比抵抗が0.030Ωcm以下のものが好ましい。カーボンファイバーの含有量は、MgB2を含む金属間化合物の量を100質量部とした場合、5〜75質量部が好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い超電導性能を有し、長尺化が可能なMgB超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明はいわゆるパウダーインチューブ法によるMgB超電導線材の製造方法において、粉体内に金属芯を配置して減面加工すること、並びに、加工前の金属芯又は金属管に、超電導体内に導入させるべき成分の薄膜層を予め設けておき、減面加工の工程における強力な力を利用して当該成分を超電導体内に分散させることを特徴とする。 (もっと読む)


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