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Fターム[5G321CA17]の内容

Fターム[5G321CA17]に分類される特許

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【課題】NbAl超電導多芯線材の製造工程において、高いJc特性(輸送臨界電流密度特性)を損なわずに伸線加工時の断線を抑制して長尺化することにある。
【解決手段】NbAl化合物超電導多芯線材の中心には、1本又は複数本の中心金属線材としての中心ダミー材9が配置され、中心ダミー材9の外周は中心ダミー材9とは異なる材料で構成された金属緩衝層10によって被覆されおり。中心ダミー材9の外周には、NbとAl又はこれらの合金からなる複数本の超電導線材としてのシングル線材6が配置され、複数本のシングル線材6の外周が金属被覆層としての金属シース材12によって被覆されることで構成される。 (もっと読む)


【課題】超電導特性の局所的な劣化を検出することができる超電導ケーブルの健全性検査方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ3oを内蔵した超電導ケーブル1を検査対象とし、ケーブル1の全長における臨界電流Icallを測定する。測定した臨界電流Icall以下で、一定の大きさの直流電流Inを決定し、直流電流Inを超電導ケーブル1に一定時間流すと共に、この通電中のケーブル1の長手方向の温度分布Tnを光ファイバ3oにより測定する。測定した温度分布Tnの全ての温度が閾値以下である場合、直流電流の電流値を増加させた直流電流In+1を決定し、直流電流In+1を超電導ケーブル1に改めて一定時間流して、温度分布Tn+1を測定する。測定した温度分布Tnのうち、閾値超である温度が存在する場合、この箇所を光ファイバ3oにより検出し、この箇所を劣化箇所として評価する。 (もっと読む)


【課題】断熱管の端部を切断しても断熱管全長に亘って真空状態が破壊されることがなく、長さ調整が可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル101は、ケーブルコア1と、このケーブルコア1を収納する断熱管2とを備える。断熱管2は、内管21bと外管22bとを有する二重管構造の基部2bと、基部2bの端部に延設され、延長内管21aと延長外管22aとの二重管からなる長さ調整部2aとを備える。基部2bと長さ調整部2aとは隔壁23により分離され、内管21bと外管22bとの間に形成される空間が密閉されている。 (もっと読む)


【課題】優れた超電導特性、および、ブリッジングを撲滅し、臨界電流が向上かつ交流損失が低減する超電導線材の製造方法を提供すること。
【解決手段】超電導体の前駆体粉末を第1の金属管および第2の金属管に充填する充填工程と、前記前駆体粉末が充填された第1の金属管および第2の金属管を引き抜き加工し、それぞれ延伸された線材であるセグメントAおよびセグメントBを得る単芯伸線工程と、第3の金属管内の中心部に複数本の前記セグメントAを配置し、第3の金属管内の周辺部に複数本の前記セグメントBを配置する多芯化工程と、前記セグメントAおよびセグメントBが内部に配置された第3の金属管を引き抜き加工することにより超電導線材を得る多芯伸線工程とを含み、セグメントAに占める第1の金属管を構成する金属材料の比率よりもセグメントBに占める第2の金属管を構成する金属材料の比率が高いことを特徴とする多芯構造の超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】端材等の単長の短い複数本の超電導線材を接続して構成された低コストの長尺の超電導線であって、局部的に不良箇所が存在する超電導線材がある場合や曲げ等の配線加工によって不良箇所が生じた場合にも超電導線として正常に機能し、機器内における配線を設計する際の自由度が狭められることがない超電導線を提供する。
【解決手段】テープ状の基材上に酸化物超電導層と安定化層が形成された超電導線材が複数本直列に配置されてなる超電導線材の列を複数有し、超電導線材の列を構成する各超電導線材の長さ方向の端部の位置が、超電導線材の列毎に相互に相違し、各超電導線材の列を構成する各超電導線材が、隣接する他の超電導線材の列を構成する超電導線材と電気的、機械的に相互に接続されている複合型超電導線。超電導線材の列を2列有している複合型超電導線。 (もっと読む)


【課題】本発明は、大きな強度を有し、熱はけ性の良好な酸化物超電導バルク体の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、REBaCu7−X(REはYを含む希土類元素(La、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luの1種または2種以上)を示す。)なる組成の酸化物超電導バルク体3を製造するに際し、酸化物超電導バルク体3を構成する元素の原料粉末を加圧成形して圧密する際、原料混合粉末中に、溶融凝固法に伴う加熱温度において溶融しない貴金属を主成分とし、且つ、直径が0.1〜1.0mm、長さが1〜20mmの短尺線状の補強体4を複数本混合して圧密し、目的の形状の前駆体1を得た後、この前駆体1に対し、溶融凝固法を適用して結晶成長させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ケーブルの温度を監視するための光ファイバを備えていても太径化しない超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】光ファイバFと、フォーマ11と、フォーマ11の外周に配置される超電導導体層とを備える超電導ケーブルである。フォーマ11は、複数の素線1,2を撚り合わせて形成される撚り線構造である。光ファイバFは、超電導導体層よりも内側で超電導ケーブルの温度をその全長にわたって測定できるようにフォーマ11に組み合わされている。光ファイバFを超電導導体層よりも内側に配置することで、光ファイバFを配置するための新たな層が超電導ケーブルに追加されることがなく、ケーブルの太径化を避けることができる。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の機械的劣化を低減して、超電導特性に優れる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、超電導層4を具える3心のケーブルコア2が撚り合わされて断熱管6内に収納されている。超電導層4(超電導導体層4c、超電導シールド層4s)は、螺旋状に撚り合わされた複数の超電導フィラメントを金属マトリクス中に内蔵する超電導線材40を螺旋状に巻回して構成される。超電導線材40中の超電導フィラメントの撚り方向と、当該線材40の巻回方向とが異なっている。超電導ケーブル1では、超電導フィラメントに超電導線材40の巻回に伴う撚り方向と同じ方向の捻りが加わっていないため、上記捻りに起因する超電導フィラメントの機械的な劣化を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度を有する酸化物超電導線材の前駆体線とその製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】全体を断面正六角形の中心部を取り囲む複数の断面正六角形の外周セグメントを用いてハニカム状に構成し、外周セグメントを複数のリボン状のフィラメントの集合体とし、各フィラメントの幅広面が中心部を囲むように配置させた酸化物超電導線材の前駆体線。全体を正六角形の中心部を取り囲む複数の外周セグメントを用いてハニカム状に構成し、外周セグメントを、前記外周セグメントを構成する複数のリボン状の各フィラメントの幅広面が前記中心部を囲むように配置する酸化物超電導線材の前駆体線の製造方法。前記前駆体線を用いて作製された酸化物超電導線材。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流密度を有するBi−2223線材、すなわちBi−2223相を主相とするビスマス系酸化物超電導材の製造方法を提供する。
【解決手段】Bi、Pb、Sr、CaおよびCuをそれぞれ含有する原料を粉末化および混合し、得られた原料粉末混合物を金属管に充填した後、該金属管を塑性加工して線材化する工程、および得られた線材を熱処理する工程を有し、該原料粉末混合物中のPb/Bi(モル比)が、0.061以上、0.15以下であり、かつ該熱処理が該原料粉末混合物を部分的に溶融し、その後徐冷によって凝固させる条件で行われることを特徴とするビスマス系酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】SiC単独添加したMgB超電導体あるいはベンゼン等の芳香族炭化水素単独添加したMgB超電導体の臨界電流密度(Jc)よりも高い臨界電流密度(Jc)を有するMgB超電導体の製造方法およびMgB超電導体を提供する。
【解決手段】Mg粉末またはMgH粉末とB粉末との混合物を加圧成形して熱処理するMgB超伝導体の製造方法において、混合物に芳香族炭化水素とSiCを添加する。芳香族炭化水素は、エチルトルエンであり、SiCは平均粒径が10〜30nmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 正常状態の時においてフォーマに電流が流れることを極力抑制することで超伝導ケーブル内の極低温状態を安定して保持することができる超伝導ケーブルを提供する。
【解決手段】 本発明による超伝導ケーブルは、超伝導導体層で取り囲まれたフォーマ及び上記超伝導導体層の外側に設けられる低温保持部を備える超伝導ケーブルにおいて、上記フォーマは、複数本の金属ワイヤが巻線された巻線部と、該巻線部の外側面上に設けられる渦電流防止層とで構成され、上記金属ワイヤ及び渦電流防止層は銅合金からなることを特徴とする。 (もっと読む)


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