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Fターム[5G321CA30]の内容

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【課題】Bi系超伝導線材のn値の向上方法を提供する。
【解決手段】磁場中でBi系超伝導線材を部分溶融処理するBi系超伝導線材のn値の向上方法であり、磁場中で銀シースBi2212超伝導線材を部分溶融処理するBi系超伝導線材のn値の向上方法とすることができる。磁場中で銀シースBi2212超伝導線材を部分溶融処理し、平板結晶粒のアスペクト比を小さくし、部分溶融処理は、900℃〜950℃の範囲でなされる。 (もっと読む)


【課題】 意図した長さとおり線材を採取できるよう、全体に均一な性能を有する酸化物超電導線材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属シース材で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、伸線工程後の線材を圧延する第一の圧延工程と、第一の圧延工程後の線材を熱処理する第一の熱処理工程と、第一の熱処理工程後に線材を圧延する第二の圧延工程と、第二の圧延工程後に線材を熱処理する第二の熱処理工程を備える酸化物超電導線材の製造方法において、第一の圧延工程と第二の熱処理工程の間に、シース材の外表面において、シース材の欠落箇所を銀を主成分とする材料で塞ぐ工程を備えることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末からなるワイヤを提供する。
【解決手段】金属マトリックス(102)を有するワイヤ(98)を提供する。ワイヤ(98)はさらに、該金属マトリックス(102)内に配置された複数のフィラメント(100)であって、そのうちの少なくとも1つがドープされた2ホウ化マグネシウム粉末を含む複数のフィラメント(100)を含む。このドープされた2ホウ化マグネシウム粉末は、化学式MgB2−x(ここで、xは原子百分率を表し、またSは炭素、ホウ素、窒素、酸素、あるいはこれらの組み合わせを表す)を有する複数の2ホウ化マグネシウム粒子を有する第1相を含む。この粉末はさらに、複数の2ホウ化マグネシウム粒子のそれぞれを囲繞する第2相であって、炭化物、窒化物、酸化物、ホウ化物、オキシ窒化物、オキシホウ化物、オキシ炭化物、あるいはこれらの組み合わせを含む第2相を含む。 (もっと読む)


【課題】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末及びその製作方法を提供する。
【解決手段】ドープされた2ホウ化マグネシウム粉末(98)を製作する方法を提供する。本方法は、2ホウ化マグネシウム粉末を含む第1相の複数の粒子のうちの少なくとも1つの上に高分子前駆体をコートする工程を含み、該高分子前駆体は第2相を産生させる化学元素を含む。この第2相は、ホウ化物、窒化物、炭化物、酸化物、オキシホウ化物、オキシ窒化物、オキシ炭化物、あるいはこれらの組み合わせのうちの1つまたは幾つかを含む。本方法はさらに、該2ホウ化マグネシウム粉末の複数の粒子の少なくとも1つの上に第2相コーティングを形成する工程を含む。 (もっと読む)


高温超電導材料を含有する高通電の可撓性導体を提供する。高温超電導(HTS)テープを含有する高電流の小型の可撓性導体及びそれを製造する方法を説明する。HTSテープは、スタック内に配列され、複数のスタックは、上部構造を形成するために配列され、かつ上部構造は、HTSケーブルを得るようにケーブル軸の周りで捻られる。本発明のHTSケーブルは、消磁するために磁場を発生するのに使用するケーブル、及び高電流送電又は分配用途のような多数の用途で利用することができる。 (もっと読む)


粉状かつ/または粒状充填材料を充填されたコアードワイヤを作製する装置および方法が開示される。本発明は、たとえば、細長片幅、細長片厚さ、充填材料の流量、および充填材料の密度の変動などの、種々のプロセスの変動を反映することによって、コアードワイヤ製造で使用される充填材料の堆積を自動的に制御する。こうした自動監視および制御は、検出された細長片測定値と検出された充填材料容積を使用して、高品質の(たとえば、所望のコア比から約±0.5%変動する)管状溶接ワイヤを生成する。
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【課題】超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、充填後の該金属パイプを塑性加工し金属被覆前駆体線材を形成する工程、該金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程、前記熱処理後に酸素を含む雰囲気下で焼鈍を施す工程を備える金属被覆酸化物超電導線材の製造方法であって、前記焼鈍工程中に酸素分圧を1kPa以上減少させることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


超伝導物品及びそのような物品を製造する方法が開示されている。超伝導物品は、超伝導材料又は超伝導材料に変換することができる1つ若しくは複数の材料からなる少なくとも1つのコア材料と、当該少なくとも1つのコア材料を包囲する第1の材料からなる少なくとも1つの第1のマトリックスと、当該第1の材料を部分的に包囲する第2の材料の少なくとも1つの補強マトリックスと、当該第2の材料を包囲する第3の材料の少なくとも1つの第3のマトリックスとを備える。当該補強マトリックスはその外周に少なくとも1つの開口部を備えるものであり、当該開口部によって、超伝導物品を製造する方法の少なくとも1つの工程を実施する間に、酸素が第1のマトリックスに到達することができるようになる。 (もっと読む)


【課題】 単芯線の切断時に起こるガス吸着を防止する。それによって結晶間に生じる空隙、アモルファス相の偏析、膨れ欠陥の発生を抑制し、全長にわたって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材を実現できる製造方法を提供することにある。
【解決手段】 第1の金属パイプに原料粉末を充填し、該第1の金属パイプに伸線加工を施し単芯線材を得る工程と、該単芯線材を複数本に切断する工程と、該切断された単芯線材を複数本束ね第2の金属パイプに嵌合し多芯母材を得る工程と、該多芯母材に塑性加工を施し多芯線材とする工程と、該多芯線材に熱処理を施す工程とを含む金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記単芯線材の切断が溶融切断であって、切断部を溶融凝固体で封止することを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】(Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法ならびに超電導機器を提供する。
【解決手段】Bi2212とPb化合物とを含む原料粉末を金属パイプに充填し、原料粉末が充填された金属パイプを伸線加工してクラッド線を形成し、複数のクラッド線を束ねて伸線加工して多芯線を形成し、多芯線を熱処理してBi2212およびPb化合物から(Bi,Pb)2212を生成させ、熱処理がされた多芯線を圧延加工することによりテープ状の線材を形成し、線材を焼結して(Bi,Pb)2223を生成する工程を含み、線材を焼結する工程において、昇温中に(Bi,Pb)2212からPb化合物およびBi2212を生成させ、昇温中に形成されたPb化合物およびBi2212から再度(Bi,Pb)2212を生成させる超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填し、伸線加工を行った後、圧延加工と加圧熱処理を行う金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材11の製造方法であって、圧延加工工程前母材の総超電導フィラメント周長(A)と総超電導フィラメント断面積(B)の関係が40≦A/B≦80(1/mm)であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界温度が110Kよりも高いBi系超電導体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本Bi系超電導体は、超電導相として(Bi,Pb)2223を含むBi系超電導体であって、(Bi,Pb)2223のc軸に平行な方向に磁場が印加されている状態で測定され95Kで規格化された磁化率が−0.001となる第1の臨界温度が110.0Kより高い超電導体である。 (もっと読む)


【課題】 製造時に断線などを発生させることなく均一加工ができ、比較的低温で熱処理した場合であっても優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填し、これを縮径加工して線材化した後熱処理することによって、シースの内面側に超電導層を形成する粉末法Nb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記原料粉末として、CuとSnの合金粉末または金属間化合物粉末に、更にSn粉末を添加混合したものを用いると共に、この原料粉末に対して等方圧による圧粉処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 高い臨界電流を有するビスマス系酸化物超電導体を含む超電導線材の従来よりも簡便な製造方法を提供する。
【解決手段】 焼結によりビスマス系酸化物超電導体の2223相を主成分として生成し得る材料の粉末が充填された金属シースに、塑性加工を施す工程および熱処理を施す工程をそれぞれ1回以上行ない、熱処理工程における少なくとも1回の熱処理工程は、酸素分圧が5.05×103Pa以上1.01×104Pa以下の雰囲気下、熱処理温度Tが熱処理時間の経過とともに低下し、最高熱処理温度T1が835℃より高く855℃より低く、最低熱処理温度T2が805℃より高く825℃より低く、その温度差T1−T2が25℃以上40℃以下であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 所定の熱処理パターンで精密な熱処理制御を可能にし、長尺の超電導特性の優れた酸化物超電導線材を製造する。
【解決手段】 耐熱ステンレス製のドラム1の外周に、Alからなるロッド2の複数本をドラムの軸方向に平行に、かつ等間隔に配置して固定し、この上に酸化物超電導体を構成する元素を所定のモル比で含む原料粉末を収容した長尺の線材4をソレノイド状に巻回して、電気炉5中に入れ熱処理を施すことにより、所定の熱処理パターンで精密な熱処理制御を可能にするとともに、線材支持具からの線材支持具を構成する元素の線材への拡散を防止し、さらに、熱処理時に線材に加わる歪による劣化を防止して、超電導特性の優れた長尺の酸化物超電導線材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 高性能で均一な性能の超電導線材を得ることができる超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の超電導線材の製造方法は、超電導体の原料粉末2aを金属で被覆した形態の線材1aを伸線する伸線工程(ステップS6)と、伸線工程(ステップS6)後に多芯線1cを圧延する1次圧延工程(ステップS8)と、1次圧延工程(ステップS8)後に多芯線1を焼結する1次焼結工程(ステップS10)とを備えている。伸線工程(ステップS6)と1次圧延工程(ステップS8)との間、および1次圧延工程(ステップS8)と1次焼結工程(ステップS10)との間のうち少なくともいずれかが7日未満である。 (もっと読む)


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