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【課題】良好な磁場安定性と長期間に亘る通電安定性とを得る。
【解決手段】銅マトリックス13の内部にNb−Ti合金からなる多数本の超電導フィラメント11が内蔵された永久電流用の超電導線材において、超電導フィラメントの周囲に動作環境下で超電導性を有さないNb−Ta合金12aが被覆されている。前記Nb−Ta合金は、Taを10質量%以上50質量%以下含有し、温度4.2Kにおける動作磁場の環境下で超電導性を有さない。また、前記Nb−Ta合金は、ビッカース硬さが前記超電導フィラメントの1.0倍以上1.5倍以下である。 (もっと読む)


【課題】超電導臨界電流密度Jc値を向上しつつ、伸線加工中の断線率の低減を図る。
【解決手段】Ta不純物が、2500ppm以下に管理されたNbTi合金において、Ti濃度が48.5wt%以上49.8wt%以下である。前記NbTi合金を用いて、Nbバリア層を安定化銅との間に設けた超電導用NbTi線材において、前記NbTi合金のTi濃度が、48.5wt%以上49.8wt%以下でであり、磁場4T〜8Tで用いられる超電導用NbTi線材。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度(Jc)を有し、圧縮に対する超電導特性(臨界電流密度の劣化率)の低下を抑制することができるNbSn超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】NbSn超電導線材は、Cu又はCu合金からなるCu管5と、Cu管5内に配置され、Nb又はNb合金からなるNb芯材21を有する複数のNb素線20、及びSn又はSn合金からなるSn芯材24を有する複数のSn素線23を含む複数のフィラメント集合体2と、Cu管2内に配置され、フィラメント集合体2同士が隣接しないようにフィラメント集合体2を分割する複数のTa素線(補強用素線)30と、を備えたNbSn超電導前駆体線材1に、熱処理を施すことによりNb芯材21にSn芯材23中のSnが拡散してNbSnを生成してなる。 (もっと読む)


【課題】接続作業が容易で、良好な電導性を得る。
【解決手段】複数本のNbTi超電導線同士を接続するNbTi超電導線の接続方法において、各NbTi超電導線の接続部分のNbTi超電導フィラメントを露出させる工程と、露出させたNbTi超電導フィラメント露出部同士を同方向に並べて互いに重ね合わせる工程と、重ね合わせた前記NbTi超電導フィラメント露出部に金属パイプを被覆させる工程と、前記金属パイプを縮径加工して前記NbTi超電導フィラメント露出部を圧着する工程と、縮径加工した前記金属パイプを、厚さtと幅wの比がw/t≧3となるまで、前記NbTi超電導フィラメント露出部を並べた方向と直交する方向に扁平状に圧延加工する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】従来の超電導線材よりも強度を高くする。
【解決手段】前駆体1(NbSn超電導線材製造用前駆体)は、純NbまたはNb基合金からなる複数本のNb基フィラメント5がブロンズマトリックス部4(Cu−Sn基合金)中に配置された超電導マトリックス部2と、超電導マトリックス部2の外周に配置された拡散障壁層6と、拡散障壁層6の外周に配置された安定化銅層7と、超電導マトリックス部2内に配置され純TaまたはTa基合金からなる補強部材8と、を備える。補強部材8は、前駆体1の軸直角断面に占める面積率が15〜25%である。 (もっと読む)


【課題】化合物超電導線内部に残留する歪みを緩和し、かつ、撚線加工の際に超電導特性の性能を低下させない製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】所定の熱処理を施すことによって超電導体になる化合物超電導原料が少なくとも断面内の一部を占める線材を形成する線材形成工程と、複数の前記線材を用いて撚線を形成する撚線加工工程と、前記撚線工程後の撚線に前記熱処理を施して前記化合物超電導原料を超電導体にし、前記撚線を化合物超電導撚線にする熱処理工程と、前記熱処理工程において得られた化合物超電導線材に、曲げ歪みを加える曲げ加工工程とを備えたことを特徴とする化合物超電導撚線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高温短時間熱処理におけるCuとTaの間(又はAgとNb,Taの間)の非反応性を活用して、従来と全く逆の発想による革新的断面構造を提案し、(1)低磁界不安定性の抑制、(2)良好な前駆体線の伸線加工性、(3)安定化材の複合にかかる費用の低減を図る。
【解決手段】 NbとAlとのモル比が3:1で混合されたNbとAlの複合体からなるNb/Al複合体フィラメント領域が、Nb又はTaからなる隔壁で被覆され、その外側がCu又はAgからなるフィラメント間バリア材で被覆されたシングル線を複数集合させた集合体の周囲を、Nb又はTaからなる外皮で被覆して構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】硬質金属アンビルに印加される圧力が低減された状態での高臨界電流密度Jを生み出す装置および方法を提供する。
【解決手段】圧縮した超伝導体材料または超伝導体前駆体粉末粒子から超伝導線材を高圧高密度化する装置であって、全長(L2)が全体として超伝導線材に平行である4つの硬質金属アンビル(5、6、7、8)を備え、この硬質金属アンビルが、外側の独立した圧力ブロック(9、10、11)によって支えられ、高圧装置、好ましくは液圧プレスに結果的に固定または接続される装置において、硬質金属アンビルの少なくとも1つを、隣接する硬質金属アンビル(5、8)に対して少なくとも0.01mm〜0.2mmの隙間を有する自由移動アンビル(6)とすることで、壁面摩擦が、自由移動アンビルと隣接するアンビルの間で生じないようにすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製造時間の低減と縮径加工伸線中の断線頻度を低減する超電導多芯ビレットの構造及び超電導多芯線材の製造方法を提供する。
【解決手段】多芯ビレットは、銅または銅合金からなる断面円形のビレット2に複数個の縦孔3を穿ち、この縦孔にNbTiからなる超電導素材4を充填した構成であり、銅または銅合金/NbTiの体積銅比が4以上で、前記縦孔がビレットの中心に対して、外層と内層からなる2層の同心円の各同心円上に等間隔に穿たれており、外層の同心円上の縦孔数N1が16以上、38以下の偶数で、内層の同心円上の縦孔数N2がN1/2、N1/4またはN1/8であり、内層に穿つ縦孔の配置が外層に穿つ隣接する縦孔の配置角度の中間であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内部スズ法によるNb3Sn超電導線材の作製において、伸線加工時のSn単芯線の変形に伴うNb単芯線の配置の乱れ、熱処理のSnの溶融によるNb単芯線の配置の乱れ、熱処理によりSn単芯線に発生するボイドのサイズ、を低減できるNb3Sn超電導線材の前駆体を提供する。
【解決手段】Ta、Ta合金、Nb、Nb合金のいずれかからなるバリア層13が内面に形成されたCu管12と、Cu管12内に配置され、Sn若しくはSn合金14、あるいはSn若しくはSn合金14をCu15で被覆してなる複数のSn単芯線16と、Cu管12内に配置され、Nb若しくはNb合金17、あるいはNb若しくはNb合金17をCu18で被覆してなる複数のNb単芯線19と、からなり、Sn単芯線16とNb単芯線19とが、Sn単芯線16同士が隣接しないようにCu管12内に配置した前駆体11である。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性を有し、Nb3Sn相の生成を促進し、超伝導特性に優れたNb3Sn超伝導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】SnとNbとCuを含む第1の基材2と、前記第1の基材に隣接して配置されたNbを含む第2の基材3と、NbとSnとの拡散反応により前記第1の基材と前記第2の基材との間に生成されたNb3Sn化合物層とを有する。シート状の第1の基材とシート状の第2の基材とを交互に積層して複合化し、該複合体5を捲回する加工を行い、前記捲回体を線材に引抜加工S4するNb3Sn超伝導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】Snの過不足による特性の低下を抑制することのできるNbSn超電導線材の製造方法、及びNbSn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明に係るNbSn超電導線材の製造方法は、Nb、Sn、及びCuを含む金属材料を準備する材料準備工程と、Nb、Sn、及びCuを含み、Nbのモル数とCuのモル数との合計に対するNbのモル比率をx(ただし、0.25≦x≦0.8)、Cuのモル比率を1−xと規定した場合に、Snのモル比率がax+b(1−x)(ただし、0.3≦a≦0.4、0.02≦b≦0.1)で表される線材を形成する線材形成工程と、線材に熱処理を施し、SnとNbとからNbSnを生成させる熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】超電導体前駆ロッド(13)などの超電導体前駆材料をそのボア(3)に挿入する中空管(1)を提供する。
【解決手段】軸方向に沿って延び、第1の延性材料から作られた基材(4)を含む中空管(1)は、基材(4)中に、管(1)の軸方向に沿って延びる複数の連続フィラメント(5)が分布しており、連続フィラメント(5)が第2の延性材料でできていることを特徴とする。本発明を用いると、超電導線の良質な機械的補強、特に、後に熱間押出しを実施することなく使用することができる超電導線の良質な機械的補強を達成することができる。 (もっと読む)


【課題】高いJc特性を維持しつつ、しかも伸線加工時の断線を抑制でき長尺化が図れるNbAl超電導多芯線材を提供する。
【解決手段】NbシートとAlシートとを合わせ巻きして作製されるNb/Al積層線材の外周面に、Nb、Ta、Nb合金、またはTa合金からなるバリア層6が設けられて作製されるNb/Al前駆体シングル線21〜25を、金属管内にその中心部に配置される中心ダミー材13と共に複数本組み込まれたNb/Al複合マルチ線材が、縮径加工、熱処理されて作製されるNbAl多芯超電導線材において、Nb/Al複合マルチ線材の横断面内に配置される各Nb/Al前駆体シングル線21〜25のバリア層6の厚みが、Nb/Al複合マルチ線材の横断面内で一定ではなく、Nb/Al複合マルチ線材の中心部の中心ダミー材13の外周部に位置するNb/Al前駆体シングル線21のバリア層6の厚みが厚くなっている。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性を有し、Nb3Sn相の生成を促進し、超伝導特性に優れたNb3Sn超伝導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】SnとBとCuを含む第1の基材と、前記第1の基材に隣接して配置されたNbを含む第2の基材と、NbとSnとの拡散反応により前記第1の基材と前記第2の基材との間に生成されたNb3Sn化合物層とを有する。 (もっと読む)


【課題】均一で連続的なNbSn層を備えたNbSn超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】棒状の金属からなる巻芯1の外周に、Sn又はSn合金シート2aとCu又はCu合金シート2bとの積層物を巻き付けてジェリーロール積層体15を形成する工程と、1本又は複数本のジェリーロール積層体15の外周にNb又はNb合金層3を設けて前躯体20を形成する工程と、前駆体20を伸線加工する工程と、伸線する工程で伸線加工された前駆体20に熱処理を施して、1本又は複数本のジェリーロール積層体15からNb又はNb合金層3にSnを拡散させてNbSn層を生成する工程と、を含むNbSn超電導線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】優れた電流伝導能力を有するNbSn超電導体物質を生成するためのドーパントを有し、より微細な複合介在物を含む、NbSn超電導線用の錫基合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】錫を含む金属マトリックスと、微細介在物とからなり、前記微細介在物は、ドーパントととして用いられる、チタン、バナジウム、ジルコニウム、ハフニウムの群のうちの1つの元素を含む複合錫基合金。金属マトリックスの融液11の小滴13と介在物微粒子12とをターゲット上15に噴霧して、混合、固化し、ドーパント元素を含有する微細介在物が錫マトリックス中に均一に分散した複合合金。 (もっと読む)


【課題】長尺化できるNbAl超電導線材、及びNbAl超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】NbAl超電導線材は、Nb及びAlを含む線材と、線材を覆うNb層又はTa層と、Nb層又は前記Ta層上に設けられる金属層とを備える。Nb及びAlを含んで形成される線材をNb層又はTa層で覆った前駆体線材を形成する前駆体線材形成工程と、前駆体線材を加熱して冷却することにより、過飽和固溶体線材を形成する熱処理工程と、過飽和固溶体線材の表面に金属層を形成する金属層形成工程とを備えるNb3Al超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


本発明は、超伝導体の前駆体を構成する金属要素からなる組立体(1、35、71)に関するものである。組立体は、完成した超伝導体において超伝導フィラメントとなる少なくとも1つの導体要素(5、41、73)と、導体要素をドーピングするためのドーピング源を提供する少なくとも1つのドーピング要素(7、43、75)とを含む。また本発明は、超伝導体の製造に適した方法に関するものである。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度Jを実質的に増加させる超伝導線材を作製する方法を提供する。
【解決手段】超伝導線材を作製する方法であって、延伸中間要素が、変形ステップで初期要素から形成され、最終反応熱処理により、超伝導フィラメントが形成される方法は、最後の反応熱処理に先立って、変形ステップに続く1つ以上の高圧高密度化ステップにおいて中間要素中のフィラメントの密度が高められ、前記高密度化ステップでは、軸長Lを有する中間要素の一部分上に高圧P≧100MPaがつくり出され、延伸中間要素の軸に対して垂直な少なくとも4つの硬表面へ同時に作用されることを特徴とする。このことが、臨界電流密度Jを実質的に増加させ、これによって、異方性因子Γはほとんど影響を受けることなく、ほぼ等方性の線材またはテープの生産が可能になる。 (もっと読む)


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