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Fターム[5G321CA48]の内容

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Fターム[5G321CA48]に分類される特許

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【課題】超電導薄膜を有する超電導導体層と常電導導体部との接続箇所の抵抗を低減することができる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導導体層903と、この導体層と接続されて常温側の機器と電力を入出力するための常電導導体部703とを備える超電導ケーブルの端末構造である。導体層903は、基板上11に形成された超電導薄膜15を有する超電導線材1を、超電導薄膜15が内周側、基板11が外周側となるように螺旋状に巻回して構成される。この端末構造は、超電導薄膜に対向される接合面を有する一端側と、常電導導体部703に接続される他端側とを有する常電導接続部材709と、超電導線材1の端部における超電導薄膜15と接合面とを接合する導電接合材3とを備える。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの性能を充分発揮させて、損失が少なく、かつ高い安定性を有する大電流用の超電導ケーブルおよび同ケーブルを用いたマグネットを提供する。
【解決手段】中心に芯1を配置し、この芯の外周に超電導素線2,3,4,5,6を同軸上に3以上の層として配置し、かつ前記超電導素線は各層毎に撚り合わせた構成とした超電導ケーブルにおいて、最内層以外のすべての層における前記超電導素線の撚りピッチ長を最内層の撚りピッチ長以下に設定し、超電導素線の各層内では、抵抗体によって被覆した超電導素線と通常の超電導素線とを交互に配置する構成とする。 (もっと読む)


【課題】交流損失の増大を抑制し、かつ臨界電流密度の低下を抑制する超電導線材および超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、超電導体11と、第1のパイプ12と、バリア部13とを備えている。超電導体11は、Bi2223相を主相とし、残部が不可避的不純物である。第1のパイプ12は、超電導体を被覆する。バリア部13は、第1のパイプ12を被覆し、かつBi2223相を主相とし、残部が不可避的不純物である。 (もっと読む)


【課題】4.2K,2T以下の低磁場領域で使用することが可能な超電導線,接続部構造及び接続方法を提供すること、及び超電導線を使用した、信頼性の高い装置を提供することにある。
【解決手段】本願発明の超電導線材は、超電導金属フィラメントを有し、常電導体の金属マトリックス内に超電導金属フィラメントが複数本埋め込まれており、かつ各超電導フィラメントに250℃〜500℃においてSnと反応しない金属よりなるバリア層を用いることを特徴とする。バリア層は、Ta,Moまたはこれらの合金がよく、バリア層の厚さとしては、0.01μm〜1μmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコア並びに補強絶縁構造の絶縁設計を見直すことで、全体寸法のコンパクト化を可能とした超電導ケーブルの接続部を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続部は、超電導導体1と超電導導体を覆う絶縁層2とが段階的に露出されたケーブルコア110の端部と、この露出された超電導導体1を接続対象に接続する導電接続部材7と、これらケーブルコアの端部及び導電接続部材の外周にテープ状の絶縁部材を巻回して構成される補強絶縁構造200とを備える。そして、絶縁層2における外絶縁層22の比誘電率が主絶縁層21の比誘電率よりも高く、補強絶縁構造200におけるストレスコーン部202の立ち上がり部分203の比誘電率が主絶縁層21の比誘電率よりも高い。 (もっと読む)


【課題】断熱管の端部を切断しても断熱管全長に亘って真空状態が破壊されることがなく、長さ調整が可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル101は、ケーブルコア1と、このケーブルコア1を収納する断熱管2とを備える。断熱管2は、内管21bと外管22bとを有する二重管構造の基部2bと、基部2bの端部に延設され、延長内管21aと延長外管22aとの二重管からなる長さ調整部2aとを備える。基部2bと長さ調整部2aとは隔壁23により分離され、内管21bと外管22bとの間に形成される空間が密閉されている。 (もっと読む)


【課題】短絡の影響が大幅に低減されるように、真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管からなる、クライオスタットによって、冷媒を運ぶための空間とともに囲まれた、超伝導ケーブルを備える装置を提供する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7,8が備わる。該超伝導スクリーンは、通常の伝導状態における、その電気抵抗値が、通常の伝導状態における、該超伝導導体に使用される材料の電気抵抗値よりも少なくとも50倍大きい超伝導材料からなる。 (もっと読む)


【課題】加熱処理時に超電導導体がコイル径方向に変位することを抑制して、その最内周及び最外周での変位量を低減しつつ、十分な超電導導体間の接着強度を実現し、かつ絶縁特性、長期信頼性に優れた超電導コイルの製造方法を提供する。
【解決手段】超電導導体の外周を第1のプリプレグ絶縁部材で被覆して巻回するとともに、前記第1のプリプレグ絶縁部材で被覆された前記超電導導体の上面及び下面を、第2のプリプレグ絶縁部材で被覆する。なお、超電導導体が複数層を形成する場合は、前記第2のプリプレグ絶縁部材で層間を分離する。次いで、加熱処理を実施して、前記第1のプリプレグ絶縁部材及び前記第2のプリプレグ絶縁部材中の樹脂を前記超電導導体の隙間に充填する。なお、加熱処理中の、前記第2のプリプレグ絶縁部材の剛性は前記第1のプリプレグ絶縁部材の剛性よりも小さくする。 (もっと読む)


組紐にされたBi2Sr2CaiCu2x(Bi−2212)ストランドの磁石コイルを良好に熱処理する方法が提供されている。Bi−2212コイルは、標準的な丸ワイヤパウダーインチューブ技術を用いて製造され、炭素質バインダが組み込まれたセラミック−ガラス組紐と組紐にされる。このコイルは、高電流密度相反応シーケンス下で雰囲気が制御された炉中で加熱されて炭素質バインダが焼失され、かつ排気されて不必要なガスが巻線の内側から除去される。次いで、酸素環境が導入されて、コイルが高Jc反応温度に熱処理され、次いで、通常通り処理される。特に酸素濃度といったワイヤの表面の局所的な雰囲気が良好な反応シーケンスのために重要であるため、これにより、高電流Bi−2212コイルを得ることが可能である。 (もっと読む)


ワイヤの機械的な完全性を維持する一方で、2本の積層ワイヤを共に接合する2面ジョイントが開示されている。2面ジョイントは、テーパ端部を有した2本の積層HTSワイヤを接合することができ、底部ストラップおよび頂部ストラップを備えている。一態様では、積層した繋いだ超伝導体ワイヤは、超伝導体ジョイントを備えており、それは、第1および第2超伝導体ワイヤを備えている。各ワイヤは、ラミネート層と、該ラミネート層上の基板層と、該基板層上の緩衝層と、該緩衝層上の超伝導体層と、該超伝導体層上の空隙層と、該空隙層上のラミネート層とを備えている。各ワイヤは、第1積層ワイヤの第2ラミネート層と第2積層ワイヤの第2ラミネート層とに電気的に接続する第1HTSストラップと、第1ラミネート層に近接したバッキング・ストラップを備えている。
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【課題】超電導シールド層と常電導シールド層とを備える超電導ケーブルにおいて、定常時には常電導シールド層に電流が実質的に流れないようにできる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導線材をらせん状に巻回した超電導シールド層と、超電導シールド層の外側に常電導線材をらせん状に巻回した常電導シールド層とを有する。常電導シールド層を構成する常電導線材は、次の条件にて巻回する。(1)常電導線材の巻回方向は、超電導シールド層の最外層を構成する超電導線材の巻回方向と同一とする。(2)常電導線材のピッチは、超電導シールド層の最外層を構成する超電導線材のピッチに対する常電導線材のピッチのずれ比が-20〜50%となるようなピッチとする。
ずれ比(%)={(常電導線材のピッチ−超電導線材のピッチ)/超電導線材のピッチ}×100 (もっと読む)


抵抗性開閉素子のための導体装置(1A)は、共通平面内に互いに隣接して相互に絶縁して配置された少なくとも1つの第1複合導体と少なくとも1つの第2複合導体(10、20、30、40、50、60)とを有している。複合導体(10、20、30)は互いに平行に延び二本巻き構造を形成し少なくとも1つの超電導導体テープ(2)で構成された2つの導体部分(11、12、21、22、31、32、41、42、51、52、61、62)を有している。複合導体(10、20、30)はコイル巻線の形に成形され、その巻線はほぼ渦形の形態で延びスペーサ(3)によって相互に絶縁されている。 (もっと読む)


【課題】テクスチャ化された基板を使用して被覆された導体を製造する方法であって、すでにテクスチャ化された基板を成形することができ、それにもかかわらず、高温超伝導材料のよくアライメントされた活性層をエピタキシャル成長させることができる方法を提供する。
【解決手段】曲がった面を備えた、形状を変化させた基板を作成する方法であって、一つまたは複数のバッファ層を備え、平面を備えたテクスチャ化された基板を供給するステップと、最初のバッファ層で被覆された該基板の形状を変化させるステップと、エピタキシャル成長によって、最初のバッファ上に、テクスチャ化された第2のバッファ層を供給するステップとを含む、形状を変化させた基板を作成する方法。 (もっと読む)


【課題】高能率で絶縁被覆を形成することが可能な超電導線材ラッピング装置および絶縁被覆付超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材ラッピング装置は、サプライ部と、ラッピング機構部と、巻取部とを備える。ラッピング機構部は、絶縁テープリール38と、案内部材60と、巻付部材(第1〜第3ベース体35〜37と、絶縁テープリール38を保持する保持部と、絶縁テープリール38から巻戻された絶縁テープ39をガイドするローラ53,54および位置可変ローラと、絶縁テープガイド50、51とからなる回転体)、とを含む。絶縁テープリール38は、開口部を有し、当該開口部を囲むように絶縁テープ39を円周状に巻付けて保持する。案内部材60は、絶縁テープリール38の開口部を貫通するように超電導線材を案内する。巻付部材としての上記回転体は、絶縁テープリール38から払出された絶縁テープ39を、超電導線材の周囲に巻付ける。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性が劣化することなく、低い接続抵抗を有する超電導ケーブルの接続構造体及び超電導ケーブルの接続方法を提供すること。
【解決手段】 フォーマと、その周囲に配設された超電導線材とを具備する超電導ケーブルの接続構造体であって、前記フォーマは、溶接により接続され、その接続部は、それ以外のフォーマの部分と同径であり、前記超電導線材の接続部は、前記超電導線材の接続端部同士を突合せて配置し、その突合せ部上に半田により接続用超電導線材を接着してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導機器に電力を供給することができる低熱伝導性でコンパクトな単一の電流リードを提供する。
【解決手段】基板上に中間層を介して積層された超電導層及び安定化層を備えたテープ状のReBaCu系酸化物超電導線材A及びBを電気的絶縁テープを介して、その基板面を外側にして電流リード支持体10の外周に同方向に無誘導巻きされるように巻回し、超電導線材Aの両端末を電流端子11a及び11bの半円板状の部分に半田接続し、同様に超電導線材Bの両端末を電流端子11c及び11dの半円板状の部分に半田接続して酸化物超電導電流リード20を形成することにより、単一の電流リードで電力を供給することができ、熱伝導量を低減させることができる上、コンパクトで、自己磁界による超電導特性の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の対温度特性が安定した超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の少なくとも1層がBi系超電導テープ線材21によって形成される。そのBi系超電導テープ線材21は、超電導導体層2の内側の層に配設され、Bi系超電導テープ線材21の外側に、Y系超電導薄膜線材11,11が配設される。また、超電導シールド層4の少なくとも1層がBi系超電導テープ線材21によって形成される。そのBi系超電導テープ線材21は、超電導シールド層4の外側の層に配設され、Bi系超電導テープ線材21の内側にY系超電導薄膜線材11が配設される。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性の劣化や電気絶縁性の信頼性の低下を生ずることがなく、短時間での接続作業で実施可能な超電導ケーブルの接続方法を提供すること。
【解決手段】 超電導ケーブルコアの接続端部の各層を外側から順次段剥ぎして、接続端部からフォーマ、超電導導体層、絶縁層、シールド層、及び保護層の順に、所定領域を露出した構造を提供する工程、撚り合わせを解くことなく、前記露出したフォーマの先端に傾斜面を成形する工程、前記フォーマの先端より所定の領域の前記フォーマ表面の絶縁被覆を除去する工程、前記フォーマの先端に成形した傾斜面部分の先端同士を突合せる工程、前記突合された部分に、前記フォーマの材料を含む溶接金属を埋めることにより、前記フォーマの接続端部を溶接する工程、及び前記超電導導体層同士を接続する工程を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】機械的な強度特性の異なる超電導線材を適切に使い分けるようにした多心一括型の超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の外側に絶縁層3を介して超電導シールド層4が形成されるケーブルコア9を複数本撚り合わせてなる多心一括型の超電導ケーブルにあって、超電導シールド層4は、EI値によって特定される曲げ剛性の優れた超電導線材21が螺旋状に巻回されて形成され、超電導シールド層4に用いられる超電導線材21は、ビスマス系酸化物超電導体を金属安定化材で覆って形成される。 (もっと読む)


【課題】現地での真空引きを必要とすることなく高い断熱性能を確保することができる施工作業性が良好な超電導ケーブル接続部の断熱構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル10の接続部を冷却する液体冷媒槽300を断熱状態に保つための断熱構造であって、液体冷媒槽300の外側には、現地で組付けられる独立断熱槽400が配設され、該独立断熱槽400は、予め内部が真空引きされた複数の分割単位に分割されている。このような構成によれば、現地で真空引きのためのベーキングをする必要がなくなり、その分だけ施工期間を大幅に短縮することができる。 (もっと読む)


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