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Fターム[5G321CA52]の内容

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Fターム[5G321CA52]に分類される特許

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【課題】良好な配向性を維持したまま高い強度を有する膜形成用配向基板および超電導線材ならびに膜形成用配向基板の製造方法を提供する。
【解決手段】膜形成用配向基板5Aは、無配向で非磁性の第1の金属層1と、その第1の金属層1に貼り合わされ、かつ少なくとも表層が配向した集合組織を有する第2の金属層2とを備えている。第1の金属層1は第2の金属層2より高い強度を有している。 (もっと読む)


【課題】超電導体の破損を防止して信頼性を高めると共に、効率よく低コストで製造することが可能な超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供することを目的とする。
【解決手段】荷重支持体、及び、前記荷重支持体の両端にそれぞれ電極を有し、前記電極間を接続するように超電導体が設けられた超電導電流リードであって、前記荷重支持体は金属からなり、前記電極と前記荷重支持体とは接合されており、前記電極によって前記超電導体が支持されていることを特徴とする超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上でき、容易に量産でき、強度を高くでき、かつ、軽量化できるNbSn超電導線材を得る。
【解決手段】前駆体1(NbSn超電導線材製造用前駆体)は、NbSn超電導線材の製造に用いられる。前駆体1は、純NbまたはNb基合金からなる複数本のNb基フィラメント5がブロンズマトリックス部4(Cu−Sn基合金)中に配置された超電導マトリックス部2と、超電導マトリックス部2の外周に配置された拡散障壁層6と、拡散障壁層6の外周に配置された安定化銅層7と、超電導マトリックス部2内に配置された補強部材8とを備える。補強部材8は、純TiまたはTi基合金からなる。また、補強部材8の外周とブロンズマトリックス部4とが直接接触する。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度(Jc)を有し、圧縮に対する超電導特性(臨界電流密度の劣化率)の低下を抑制することができるNbSn超電導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】NbSn超電導線材は、Cu又はCu合金からなるCu管5と、Cu管5内に配置され、Nb又はNb合金からなるNb芯材21を有する複数のNb素線20、及びSn又はSn合金からなるSn芯材24を有する複数のSn素線23を含む複数のフィラメント集合体2と、Cu管2内に配置され、フィラメント集合体2同士が隣接しないようにフィラメント集合体2を分割する複数のTa素線(補強用素線)30と、を備えたNbSn超電導前駆体線材1に、熱処理を施すことによりNb芯材21にSn芯材23中のSnが拡散してNbSnを生成してなる。 (もっと読む)


【課題】従来の超電導線材よりも強度を高くする。
【解決手段】前駆体1(NbSn超電導線材製造用前駆体)は、純NbまたはNb基合金からなる複数本のNb基フィラメント5がブロンズマトリックス部4(Cu−Sn基合金)中に配置された超電導マトリックス部2と、超電導マトリックス部2の外周に配置された拡散障壁層6と、拡散障壁層6の外周に配置された安定化銅層7と、超電導マトリックス部2内に配置され純TaまたはTa基合金からなる補強部材8と、を備える。補強部材8は、前駆体1の軸直角断面に占める面積率が15〜25%である。 (もっと読む)


【課題】高い強度を有し、かつクエンチ時にも超電導線の溶断を防止することができる、補強型超電導線材を提供することである。
【解決手段】補強型超電導線材1は、超電導体4を内部に有する超電導線材2と、超電導線材2を補強するための補強部材3とを有している。補強部材3は、第1の金属よりなる第1の層7と、第1の層7に接し、かつ第2の金属よりなる第2の層6とを有している。第1の金属は第2の金属より高い強度を有し、かつ第2の金属は第1の金属より低い電気抵抗率を有している。 (もっと読む)


【課題】化合物超電導線内部に残留する歪みを緩和し、かつ、撚線加工の際に超電導特性の性能を低下させない製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】所定の熱処理を施すことによって超電導体になる化合物超電導原料が少なくとも断面内の一部を占める線材を形成する線材形成工程と、複数の前記線材を用いて撚線を形成する撚線加工工程と、前記撚線工程後の撚線に前記熱処理を施して前記化合物超電導原料を超電導体にし、前記撚線を化合物超電導撚線にする熱処理工程と、前記熱処理工程において得られた化合物超電導線材に、曲げ歪みを加える曲げ加工工程とを備えたことを特徴とする化合物超電導撚線の製造方法。 (もっと読む)


【課題】フォーマ上にラップ巻きしても、フォーマ上における巻回当初の状態を維持し易い超電導薄膜線材、およびこの超電導薄膜線材を用いた超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】表面段差1SCと、表面薄肉部1SAと、裏面段差1RCと、裏面薄肉部1RAと、を備える。表面段差1SCは、超電導薄膜線材1の表面側で、かつ線材1の幅方向の一端側で、線材1の長手方向に沿って形成される。表面薄肉部1SAは、表面段差1SCから線材1の幅方向の一端にわたる領域であり、表面段差1SCよりも低い領域である。裏面段差1RCは、線材1の裏面側で、かつ線材1の幅方向の他端側で、線材1の長手方向に沿って形成される。裏面薄肉部1RAは、裏面段差1RCから線材1の幅方向の他端にわたる領域であり、裏面段差1RCよりも低い領域である。 (もっと読む)


【課題】従来の方法を用いて作製された酸化物超電導線材に比べ、より高いJeを有する酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】配向金属基板上に、中間層、酸化物超電導層、銀安定化層が、順に形成された単位超電導線材が複数本集合されている酸化物超電導線材。上記集合された単位超電導線材と、補強材からなる酸化物超電導線材。少なくとも上下の表面に、銅保護層が設けられている酸化物超電導線材。3本以上の前記単位超電導線材が集合されている酸化物超電導線材。 (もっと読む)


【課題】 高温超電導薄膜線材を用いた超電導電流リードの熱侵入量を低減させる。
【解決手段】本発明に係る超電導電流リードは、金属基板1上に中間層2を介して形成される高温超電導体からなる高温超電導層3と、この高温超電導層上に形成される金属からなる保護層4と、この保護層の上に形成され銀を含む半田接続層6とを有する高温超電導薄膜線材104と、この高温超電導薄膜線材を囲繞して設けられる補強材10と、この補強材に設けられ前記高温超電導線材の前記半田接続層と半田9により接続して配置される電極8と、を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブル同士を接続する際、接続部においてサイズをできるだけ小さくできる超電導ケーブルをおよびその接続部を提供する。
【解決手段】中心側からフォーマ11と、超電導導体層12と、絶縁層13とを有する超電導ケーブル100であって、フォーマ11は、中心側に設けられ、ステンレス鋼からなる中心側フォーマ11aと、この中心側フォーマ11aの外周に設けられ、銅、アルミニウム、銅合金、およびアルミニウム合金から選ばれる1種以上の金属からなる外側フォーマ11bとを備える。中心側フォーマ11a同士が、互いの外径が等しくなるように突き合わされて固定され、外側フォーマ11b同士も互いの外径が等しくなるように突き合わされて接合されて、超電導導体層12同士が接続される。 (もっと読む)


【課題】超伝導ケーブルの熱収縮を管理する方法及び装置を提供する。
【解決手段】巻かれた金属エレメントからなり、ケーブルの端部間に設置された外部スクリーンによって囲まれたケーブル本体を含む、極低温流体で満たされた容器1、すなわちクライオスタット内の超伝導体ケーブル2の熱収縮を管理する方法として、該超伝導体ケーブルの該端部の近傍のいわゆる固定点5A、5Bにおいて、該スクリーンにのみ固定するための力を機械的に付与する。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の層間剥離を防止する被覆超電導線材の製造方法、超電導線材被覆の電着方法、及び、被覆超電導線材を提供する。
【解決手段】基板(11)の上に超電導層(14)を形成して超電導線材(11−15)を完成し、ポリイミド電着液(22)に浸漬した超電導線材(11−15)に通電して超電導線材(11−15)の周りにポリイミド層(16)を形成する。 (もっと読む)


【課題】、安定した超電導特性を得ることができ製造工程が容易な超電導電流リードを提供すること。
【解決手段】極低温容器内に設置された超電導装置に対して、室温環境下に設置された電源から電力を供給する超電導電流リード100において、一端部151に電極端子131が接続されたリード本体152の一面152aに形成された溝部154内に、複数の超電導線材160がそれぞれ並行に配置されている。超電導線材160は、ReBaCu系超電材料からなる酸化物超電導層163を備え、酸化物超電導層163中には、Y,Zr、Sn、Ti、Ceのうち少なくとも一つを含む50nm以下の酸化物粒子が磁束ピンニング点として分散している。複数の超電導線材160は、電極端子131に対して、切り欠き部135内に、支持部材152とともに嵌合した状態で電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】湾曲した状態で超電導装置に用いても磁場の影響を受けにくく、安定した超電導特性を得ること。
【解決手段】極低温容器内に設置された超電導装置に対して、室温環境下に設置された電源から電力を供給する超電導電流リード100において、両端のそれぞれに一対の電極131、133が接合されたリード本体152の表裏面152a、152b上に、複数の超電導線材160をそれぞれ並行に配置されている。超電導線材160は、両端部が電極131、133にそれぞれ接続されている。超電導線材160は、ReBaCu系超電材料からなる酸化物超電導層163を備え、酸化物超電導層163中には、Y,Zr、Sn、Ti、Ceのうち少なくとも一つを含む50nm以下の酸化物粒子が磁束ピンニング点として分散している。 (もっと読む)


【課題】超電導テープの熱収縮率よりも小さい熱収縮率を有する材料を補強材として採用しながら、充分に補強材としての補強効果を発揮させることができる酸化物超電導線材の使用方法等を提供する。
【解決手段】補強材2が設けられた酸化物超電導線材を湾曲した後冷却して使用する酸化物超電導線材の使用方法であって、常温において、直線状に配置された超電導テープ1の片面に、熱収縮率が超電導テープの熱収縮率よりも小さいテープ状の補強材を積層した後、超電導テープと補強材を一体化して酸化物超電導線材を準備する工程と、常温において、酸化物超電導線材を、補強材側が外周となるように湾曲する工程と、湾曲した酸化物超電導線材を冷却する工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】超電導線材の端部における相手側の超電導線材の劣化が抑制された、また巻回作業中に絶縁紙を破る恐れのない超電導線材の接続方法および接続構造を提供する。
【解決手段】2本のテープ形状の超電導線材の双方の端末部を、半田層を介してオーバーラップさせて接続する超電導線材の接続方法であって、端末部が先端に近いほど薄くなるように双方の端末部の片面を超電導線材の厚さ方向に対して傾斜させ、傾斜面を外側にして、双方の端末部をオーバーラップさせて接続することを特徴とする超電導線材の接続方法。および、前記接続方法により接続された接続構造。 (もっと読む)


【課題】3個の相導体(1,2,3)を含む超伝導ケーブルと、上記3個の相導体を囲むクライオスタット(KR)とを有する伝送システムが提供される。
【解決手段】ここで、上記クライオスタット(KR)は、冷媒が通る空間を取り囲むものである。上記の3個の相導体(1,2,3)に対して1つの共通の中性導体(11)が設けられており、該中性導体は、常伝導材料から成っており、絶縁の施された円形導体として構成されており、上記クライオスタット(KR)の外側に、かつ、その傍らに配置されている。上記クライオスタット(KR)は、周面側が閉じている断熱されたカバーから成っている。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを牽引して布設する際に、牽引張力を主としてコアで負担し、断熱管には負担し難くできる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】撚り合わされた複数心のコア20と、内管11及び外管12の間を断熱空間とした二重管構造で、前記複数心のコア20を内管11内に弛みを持って収納する断熱管10と、各コア20の端部を一括して保持するコア保持部材7とを備える端部構造である。この端部構造は、断熱管10の端部につながる断熱管封止部材5と、この断熱管封止部材5の先端面に当て止めされる緩み調整部材6とを備える。コア保持部7は、各コア20が備えるフォーマ21の端部を把持する端部把持部材71と、これら端部把持部材71と連結されると共に、断熱管封止部材5を貫通して緩み調整部材6にねじ結合される進退部材72とを有する。緩み調整部材6を回転させることで進退部材72を断熱管10の軸方向に進退させ、コア20同士の撚り合わせの緩みを調整する。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性を確保できると共に、Nb3Sn超電導線材の高強度および優れた超電導特性を発揮できるような前駆体(Nb3Sn超電導線材製造用前駆体)の構成、およびNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリックス部と、その外周に拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記超電導マトリックス部には、純Nbからなる補強部材が配置されると共に、当該補強部材の外周面にTa層が形成されたものであり、且つ補強部材の前駆体横断面に占める面積率が8〜30%である。 (もっと読む)


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