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Fターム[5G321CA53]の内容

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【課題】超電導体の破損を防止して信頼性を高めると共に、効率よく低コストで製造することが可能な超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供することを目的とする。
【解決手段】荷重支持体、及び、前記荷重支持体の両端にそれぞれ電極を有し、前記電極間を接続するように超電導体が設けられた超電導電流リードであって、前記荷重支持体は金属からなり、前記電極と前記荷重支持体とは接合されており、前記電極によって前記超電導体が支持されていることを特徴とする超電導電流リード及び該超電導電流リードを用いた超電導マグネット装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】試験時の熱収縮によりケーブルコアが損傷することを防止できる超電導ケーブル用ケーブルコアの試験方法、及びドラムを提供する。
【解決手段】試験対象として、超電導導体層を具えるケーブルコア100であって、ドラム10に巻き取られたものを準備する。冷却容器1に上記試験対象を収納して液体冷媒2Lを充填し、超電導導体層を液体冷媒2Lにより冷却して超電導状態に維持しながら、コア100の全長に亘って特性を調べる。ドラム10の巻胴11は、コア100の構成部材のうち、コア100に作用する張力を分担する主要部材(例えば、フォーマ)の構成材料(例えば、銅)よりも熱収縮率が大きい材料(例えば、アルミニウムやその合金)から構成されている。巻胴11の熱収縮率がコア100の特定の構成部材よりも大きいことで、コア100が熱収縮しても巻胴11を締め付け難く、コア100の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】試験時の熱収縮によりケーブルコアが損傷することを防止できる超電導ケーブル用ケーブルコアの試験方法を提供する。
【解決手段】試験対象として、超電導導体層を具えるケーブルコア100であって、ドラム10に巻き取られたものを準備する。冷却容器1に上記試験対象を収納し、冷却容器1に充填した液体冷媒2Lによって超電導導体層を冷却して超電導状態に維持しながら、コア100の全長の特性を調べる。液体冷媒2Lは、流通路14に導入してドラム10の巻胴11を冷却した後、流通路14を経た冷媒によってコア100を冷却するようにして、冷却容器1に液体冷媒2Lを充填する。巻胴11がコア100よりも先に冷却されて熱収縮することで、コア100が熱収縮しても巻胴11を締め付け難く、コア100の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】ドラムに巻き取った状態でケーブルコアを冷却した際、ケーブルコアの冷却に伴う熱収縮時の応力を緩和することができるドラムを提供する。
【解決手段】 このドラム10Aは、超電導ケーブルの構成部材を巻き取る巻胴11と、巻胴11の両端部に設けられる鍔部12Aとを有する。超電導ケーブルの構成部材は、超電導導体層を備えるケーブルコア100である。巻胴11は、ケーブルコア100の冷却に伴う熱収縮時の応力を緩和する緩和構造を備える。例えば、巻胴11を、鍔部12Aに対して着脱自在に取り付けられた複数の長尺材11Lで構成する。緩和構造は、長尺材11Lを鍔部12Aに対して異なる位置に付け替えることで構成される。 (もっと読む)


【課題】超電導体に対し、超電導体が延在する方向に沿った軸を中心として回動する方向に力が作用したときに、超電導体の臨界電流値の低下又は超電導体の破損を防止することができる超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リード10において、一の方向に沿って延在する超電導体12と、各々が超電導体12の両端部12a、12bの各々に接続された2つの電極端子13、14と、各々が2つの電極端子13、14の各々を介して超電導体12の両端部12a、12bの各々を支持する2つの支持部材15、16とを有する。超電導体12の少なくとも一方の側の端部は、端部と同一側の支持部材に、一の方向に沿った軸を中心として回動可能に支持されている。 (もっと読む)


【課題】超電導電流リードにおける超電導体が変位することによる臨界電流値の低下又は破損を防止するとともに、低温側に侵入する侵入熱量を低減することができる超電導電流リードを提供する。
【解決手段】超電導電流リード10において、一端に設けられた高温側電極端子13と、他端に設けられた低温側電極端子14と、高温側電極端子13と低温側電極端子14とを接続するように設けられ、高温側電極端子13から低温側電極端子14に向かって延在する超電導体12と、超電導体12が延在する方向と直交する方向への超電導体12の変位を規制するように設けられた変位規制部材15とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の高温超電導ケーブルは、テープ状の基材と、該基材上に設けられた中間層と酸化物超電導層と、該酸化物超電導層上に設けられた安定化層とを備えて酸化物超電導積層体が構成され、該酸化物超電導積層体をその厚さ方向に複数積層して酸化物超電導集合体が構成され、該酸化物超電導集合体が絶縁物で構成された支持体の一面に沿って直線状に配置されるように取り付けられて酸化物超電導導体が構成され、該酸化物超電導導体が金属パイプの内部に冷媒の流通路をあけた状態で収容され、該金属パイプの外方に断熱層を介し絶縁被覆層が形成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超伝導ケーブルの熱収縮を管理する方法及び装置を提供する。
【解決手段】巻かれた金属エレメントからなり、ケーブルの端部間に設置された外部スクリーンによって囲まれたケーブル本体を含む、極低温流体で満たされた容器1、すなわちクライオスタット内の超伝導体ケーブル2の熱収縮を管理する方法として、該超伝導体ケーブルの該端部の近傍のいわゆる固定点5A、5Bにおいて、該スクリーンにのみ固定するための力を機械的に付与する。 (もっと読む)


【課題】交流損失の少ない可撓性酸化物超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】安定化金属で被覆したテープ状超電導線を可撓性フォーマ13に巻き付ける。前記超電導線は、曲げひずみが0.2%を越えないように前記フォーマに配置することが好ましい。フォーマに配置する際、数本のテープ状超電導線を心材に並列配置することにより、第1層を形成する。所定数のテープ状超電導線を前記第1層上に並列配置することにより、第2層を形成する。前記フォーマは、金属、プラスチック、強化プラスチック、重合体、または複合体から製造でき、前記超電導線およびケーブルに可撓性を備える。 (もっと読む)


【課題】多心コアの搬送に伴う超電導線材の損傷を抑制できる超電導ケーブルの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第一超電導層と、この第一超電導層の外側に形成される絶縁層と、絶縁層の外側に形成される第二超電導層とを有するケーブルコア10を複数本撚り合せてなる多心コア10Aを搬送する超電導ケーブルの製造方法である。この多心コア10Aを一対のボールローラ40で挟んで搬送する。ゴムなどの弾性材料で構成された袋体41をボール状に膨らませてなるボールローラ40は、多心コア10Aの外形に相当程度追従して変形するため、袋体41と多心コア10Aとの接触面積を格段に増大できる。ボールローラ40と多心コア10Aとが面接触することで、超電導線材の座屈を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコアに他の部材を複合することなく熱収縮を吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1内で複数のケーブルコア2が撚り合わされた超電導ケーブルである。超電導ケーブルは、冷却時の熱収縮分を吸収できる弛みをもって各ケーブルコア2がコア間に介在物を介在させることなく断熱管1内で撚り合わされ、その状態でドラムに巻き取られてなる。ケーブルコア2の撚り合わせに弛みを形成することで、冷却時の熱収縮を吸収することができる。 (もっと読む)


本発明は、管(2)として構成された支持体の周りに少なくとも一層巻かれた、帯状体またはワイヤから構成される、少なくとも一つの超伝導性の導体(1)を備えた超伝導電気ケーブル(SK)に関する。該管(2)は、弾性的に変形可能であり、該管の全長にわたって軸方向に延びる割れ目(8)を備える。 (もっと読む)


【課題】長尺なケーブルを引張りにより布設する場合でも、ケーブルコアの弛みの状態を維持できる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの端部構造は、ケーブルコア10と、ケーブルコア10が収納されるパイプ(断熱管20)と、ケーブルコア10が収納されたパイプの両端を塞ぐプーリングアイ4とを備える。超電導ケーブルは、パイプ内をパイプ軸方向に摺動可能に配置され、ケーブルコアの少なくとも一方の端部に固定される支持部材5と、この支持部材5とプーリングアイ4との間に、支持部材5に軸方向内方への押圧力を付与するように圧縮状態で配置される圧縮ばね6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】金属基板を構成する元素の超電導層への拡散や中間層のクラックの発生を防止し、かつ超電導層の配向性を向上させる。
【解決手段】半値幅(FWHM:Δφ)6.5度のNi基合金基板1上に、第1中間層として膜厚15〜100nmのCe−Gd−O系酸化物層2(Ce:Gd=40:60〜70:30のモル比)及び第2中間層として膜厚100nmのCe−Zr−O系酸化物層3(Ce:Zr=50:50のモル比)をMOD法により形成し、さらにその上にRFスパッタ法により第3中間層としてCeO酸化物層4を膜厚150nmに成膜した。この3層構造の中間層の上に、YBCO超電導層5をTFA−MOD法により膜厚は1μmに成膜した。
以上のテープ状酸化物超電導体の第1乃至第3中間層のΔφは、それぞれ(6.0〜6.5)度、(6.0〜6.6)度及び(6.0〜6.6)度、YBCO超電導層5の液体窒素中におけるJcは1.8〜2.2MA/cmの値を示した。 (もっと読む)


【課題】プーリングアイをケーブル本体に好適に接続することで、超電導導体及び断熱管に張力を加えることなく布設可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管121と外管122とを有する断熱管120と、内管121の内側に収納されたケーブルコア110とを備え、さらに内管121の外表面にテンションメンバー140を配置している。プーリングアイ130には、テンションメンバー140と外管122とが接続されており、テンションメンバー140は、断熱管120の可撓性を損なわないよう、プーリングアイ130が接続された側の端部のみで内管121に固定されている。 (もっと読む)


【課題】超電導導体及び断熱管に張力を加えることなく管路等に布設できるとともに、冷却による熱収縮時にも超電導導体及び断熱管に応力が発生するのを防止することが可能な超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】内管121と外管122とを有する断熱管120と、内管121の内側に収納されたケーブルコア110とを備え、さらに内管121の外表面にテンションメンバー140を配置している。テンションメンバー140は、断熱管120の可撓性を損なわないよう、一方の端部のみで内管121に固定するようにしている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、外部応力や熱サイクルによる膨張、収縮に対して耐性があり、臨界電流密度を増すことができ、端子を接続するとき高温超伝導体を損傷することが少ない高温超伝導電流リードと、高温超伝導電流リードの臨界電流密度増加方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、基材面に高温超伝導材料の薄膜が形成され、金属皮膜が被覆された可撓性でテープ状の高温超伝導体8aと、1対の電極端子11と、電極端子11に固定され高温超伝導体8aを補強する支持部材14とを備えた高温超伝導電流リード8であって、高温超伝導材料の結晶のc軸が基材面に対して所定の角度で配向されていることを特徴とする。また、臨界電流密度増加方法は、高温超伝導材料の結晶のc軸を基材表面の法線に対して所定の角度だけ配向させた薄膜を有する高温超伝導リードを形成し、磁場の磁束を結晶のc軸に垂直または基材に垂直な角度で交差する方向に印加する。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの製造中に、ケーブルをドラムに巻き取ったり、引き出したりする動作を繰り返しても、断熱管内のケーブルコアの撚りの弛みを保持することができる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】断熱管20の内部に複数のケーブルコア10が撚り合わされた状態で配置された超電導ケーブル100の端部に、断熱管20が複数のケーブルコア10と共に扁平状に圧縮された扁平部24を形成している。この扁平部24により、撚り合わされたケーブルコア10の端部が束の状態で断熱管20に固定されるので、撚りの弛みを保持できる。 (もっと読む)


【課題】冷却時の熱収縮代を充分に得られる程度の弛み状態が形成された超電導ケーブルを製造することができる製造装置を提供する。
【解決手段】複数のコアが弛みなく撚り合わされたコア束6を断熱管13の方に押し込み移動させるための押込手段1と断熱管13の間に配設され、冷却時の熱収縮を吸収するために必要な弛みをコア相互間に付与するための弛緩発生手段7を備え、弛緩発生手段7は、押込手段1によって押し出されるコア束6の中心に向けて先端を対向させて配置される先尖り状の棒状抵抗体8と、その棒状抵抗体8の後段に該棒状抵抗体8と同心状に転動自在に配設され、かつ軸方向への移動が規制される放射状抵抗体ユニット9を有している。 (もっと読む)


【課題】接続箇所の損傷を低減することができ、布設作業性に優れる超電導ケーブル線路及びその設計方法を提供する。
【解決手段】線路Lに冷媒を導入した際に、超電導ケーブルの熱収縮により各中間接続構造Jの導体接続部に生じる応力に基づいて各接続部の移動量を求め、各接続部をケースに固定するか否かを決定する。線路Lに具える全ての中間接続構造Jの導体接続部がケースに対して相対的に移動可能な状態と仮定した場合の各接続部の移動量を演算する。得られた複数の移動量と閾値との比較結果を利用して、各導体接続部を固定接続部とするか移動接続部とするかを決定する。この判定により、固定接続部の数を少なくすることができる。 (もっと読む)


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