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Fターム[5G321CA99]の内容

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Fターム[5G321CA99]に分類される特許

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【課題】剥離しやすい高温超電導層を有する高温超電導線材を用いて作製した場合でも、超電導特性が劣化しない高温超電導パンケーキコイルおよびこのパンケーキコイルを用いた高温超電導コイルを提供すること。
【解決手段】本発明に係る高温超電導パンケーキコイル1は、金属基板21の表面に中間層22および酸化物超電導層23を順次形成してなるテープ状の高温超電導線材20を用い、この高温超電導線材が巻回されることにより軸方向中心を貫通する空間を有するパンケーキ状に形成されたパンケーキコイル1において、軸方向の1対の端面を構成する巻線側面部12A、12Bの少なくとも一部が、樹脂層30で被覆される。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線材に働く剥離力が十分に低減され、安定した超電導特性を得ることができる離形材付き高温超電導線材およびこの高温超電導線材を用いた超電導コイルを提供すること。
【解決手段】本発明に係る離形材付き高温超電導線材1は、テープ状の高温超電導線材10の表面の少なくとも一部に離形材層20が形成されたものである。本発明に係る超電導コイル7は、離形材付き高温超電導線材1を用いたものである。 (もっと読む)


【課題】超電導薄膜を有する超電導導体層と常電導導体部との接続箇所の抵抗を低減することができる超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの超電導導体層903と、この導体層と接続されて常温側の機器と電力を入出力するための常電導導体部703とを備える超電導ケーブルの端末構造である。導体層903は、基板上11に形成された超電導薄膜15を有する超電導線材1を、超電導薄膜15が内周側、基板11が外周側となるように螺旋状に巻回して構成される。この端末構造は、超電導薄膜に対向される接合面を有する一端側と、常電導導体部703に接続される他端側とを有する常電導接続部材709と、超電導線材1の端部における超電導薄膜15と接合面とを接合する導電接合材3とを備える。 (もっと読む)


【課題】インダクタンスが大きい直流超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】直流超電導ケーブルCは、単心のケーブルコア1を断熱管5内に収納した構造である。ケーブルコア1は、中心から順にフォーマ11、超電導導体層12、絶縁層13、帰路導体層14、絶縁保護層15を同軸状に配置した構造である。そして、フォーマ11は、少なくとも一部が鉄などの強磁性体で構成されている。また、超電導導体層12は、フォーマ11の外周に超電導線材をスパイラル巻きすることで形成されている。 (もっと読む)


【課題】 大電流を流すことが可能であるとともに、無通電時または電流の小さな時には、極めて効率良く熱の侵入を防止することができる電流リードを提供する。
【解決手段】 一対の端子3a、3b同士は、低線膨張部材5で接合される。低線膨張部材5は、略円形の端子3a、3bの側面を覆い、両端子間にまたがるよう設けられる。低線膨張部材5の内部には、円柱状の導体7が設けられる。すなわち、導体7の外周には導体7を覆うように低線膨張部材5が設けられる。導体7は、電気抵抗が小さく、かつ線膨張係数が大きな材料であることが望ましく、例えば銅製である。なお、導体7は低線膨張部材5に対して電気抵抗および熱抵抗が極めて小さい。導体7の一方の端部は、端子3bと接触している。導体7の他方の端部は端子3aと隙間11をあけて設けられる。すなわち、導体7は端子3a、3b間に亘って隙間11を介して設けられる。 (もっと読む)


【課題】弾性変形可能な有機物超伝導体であって、臨界温度が高い有機物超伝導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ピセンにアルカリ金属またはアルカリ土類金属をドーピングしてなる有機物超伝導体とする。この有機物超伝導体は、真空状態としたガラス管内にピセンとアルカリ金属またはアルカリ土類金属を封入する封入工程と、ガラス管を所定温度以上に加熱することによりアルカリ金属またはアルカリ土類金属をピセンにドーピングするアニール工程とによって製造する。 (もっと読む)


【課題】線状基板上に超電導材前躯体溶液を、高い均一性、安定性で塗布することができる超電導材前躯体膜の製造装置及び超電導材前躯体膜の製造方法を提供する。
【解決手段】線状基板を走行させる基板走行手段と、走行する線状基板の上方に設置され、超電導材前躯体溶液をその吐出部から吐出して前記線状基板上に超電導材前躯体溶液膜を形成するTダイと、前記Tダイへ超電導材前躯体溶液を供給する溶液供給手段と、前記Tダイの下流側に設置され、超電導材前躯体溶液膜の厚みを測定する膜厚み検出器と、前記膜厚み検出器の測定値を基に、前記Tダイより吐出される超電導材前躯体溶液の量を制御する塗布量制御部とを有していることを特徴とする超電導材前躯体膜の製造装置、及び前記製造装置により行うことができる超電導材前躯体膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】ケーブルコア並びに補強絶縁構造の絶縁設計を見直すことで、全体寸法のコンパクト化を可能とした超電導ケーブルの接続部を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続部は、超電導導体1と超電導導体を覆う絶縁層2とが段階的に露出されたケーブルコア110の端部と、この露出された超電導導体1を接続対象に接続する導電接続部材7と、これらケーブルコアの端部及び導電接続部材の外周にテープ状の絶縁部材を巻回して構成される補強絶縁構造200とを備える。そして、絶縁層2における外絶縁層22の比誘電率が主絶縁層21の比誘電率よりも高く、補強絶縁構造200におけるストレスコーン部202の立ち上がり部分203の比誘電率が主絶縁層21の比誘電率よりも高い。 (もっと読む)


【課題】
従来の超伝導薄膜線材をスリットして積層し、銀コーティングおよび銅メッキを施すことにより、最終ワイヤの形態が円形を呈して線材間の接合および巻線作業が容易である、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法および超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの提供。
【解決手段】
超伝導薄膜線材をスリットする第1段階と、前記スリットされた超伝導薄膜線材に銀コーティングを施す第2段階と、前記銀コーティングされた超伝導薄膜線材を、断面が四角形を呈するように積層する第3段階と、前記積層された超伝導薄膜線材を乱れないように固定する第4段階と、前記積層固定された超伝導薄膜線材を熱処理して銀の間を拡散接合させる第5段階と、前記超伝導薄膜線材の表面を銅メッキして断面円形の形状にする第6段階とを含んでなる、超伝導薄膜線材を用いた円形ワイヤの製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】従来の超伝導体と比して、安価で、且つ供給量が安定している構成元素のみで構成される超伝導体を実現する。
【解決手段】超伝導体は、8族の元素、15族の元素、及び16族の元素のみを含む。15族の元素及び16族の元素の合計モル数が、8族の元素のモル数と等しくなる組成比となるように混合を行うことが好ましい。更には、上記混合工程では、8族の元素:15族の元素:16族の元素のモル比が3:2:1〜5:4:1の範囲内となるように混合を行うことがより好ましく、更に好ましくは10:6:4〜10:7:3の範囲内であり、最も好ましくは4:3:1である。 (もっと読む)


【課題】金属基板の配向性を保持した酸化物薄膜を形成することを可能とする酸化物薄膜の形成方法を提供すること。
【解決手段】加熱された配向金属基板上に、酸素を含む雰囲気中で金属または金属酸化物からなる原料をエレクトロンビーム蒸着法により蒸着する工程を具備し、前記蒸着を、雰囲気中の水蒸気分圧を1×10−4Pa以下とし、かつ雰囲気中の酸素分圧及び成膜温度の少なくとも一方を制御して行うことを特徴とする。 (もっと読む)


抵抗性開閉素子のための導体装置(1A)は、共通平面内に互いに隣接して相互に絶縁して配置された少なくとも1つの第1複合導体と少なくとも1つの第2複合導体(10、20、30、40、50、60)とを有している。複合導体(10、20、30)は互いに平行に延び二本巻き構造を形成し少なくとも1つの超電導導体テープ(2)で構成された2つの導体部分(11、12、21、22、31、32、41、42、51、52、61、62)を有している。複合導体(10、20、30)はコイル巻線の形に成形され、その巻線はほぼ渦形の形態で延びスペーサ(3)によって相互に絶縁されている。 (もっと読む)


【課題】2本の隣接した超伝導ケーブルを接続するための超伝導ケーブル接続装置を提供する。
【解決手段】おのおのの超伝導ケーブルは、少なくともほぼ円筒状の抵抗性の導電性中心導体、導電性中心導体の周囲に配置された、少なくとも一つの超伝導材料の層及び超伝導材料の層を取り囲む絶縁シースからなり、おのおのの超伝導ケーブルの端部は、導電性中心導体及び超伝導材料の層を露出するように被覆がはがされており、絶縁材料の外部カバーを備えており、超伝導ケーブルのおのおのの被覆をはがされた部分の周囲に結合する、それぞれ少なくとも一つの導電性スリーブ5、5’、及び導電性スリーブを収納し、導電性スリーブに接続された導電性管6を備えている。 (もっと読む)


【課題】高臨界電流密度特性を有するバルク酸化物超伝導材料及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実質的に半溶融状態にした複数の前駆体を結合することにより、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、低温かつ短時間で半溶融処理を行うことにより、第2相の凝集・粗大化の抑制、即ち、高臨界電流密度化を達成する。具体的には、銀を添加した板状の超伝導バルク材原料圧粉体間に、前記圧粉体間に隙間を形成するための銀の添加量が少ない超伝導バルク小片を配置し、層状に前記圧粉体配置した後、半溶融処理することで、半溶融時の圧粉体からの酸素放出を容易にし、その後、軟化した半溶融状態の圧粉体を重力により結合させ、超伝導相を結晶化することで、高臨界電流密度特性を有するバルク超伝導体を作製する。 (もっと読む)


【課題】クエンチ時、特に、局所的なクエンチ時の耐久性に優れた酸化物超電導体通電素子を提供する。
【解決手段】酸化物超電導体と、該酸化物超電導体の両端に電気的に接合された電極端子と、該酸化物超電導体に導電性樹脂により接着された支持体とから少なくとも構成されてなることを特徴とする酸化物超電導体通電素子である。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性が劣化することなく、低い接続抵抗を有する超電導ケーブルの接続構造体及び超電導ケーブルの接続方法を提供すること。
【解決手段】 フォーマと、その周囲に配設された超電導線材とを具備する超電導ケーブルの接続構造体であって、前記フォーマは、溶接により接続され、その接続部は、それ以外のフォーマの部分と同径であり、前記超電導線材の接続部は、前記超電導線材の接続端部同士を突合せて配置し、その突合せ部上に半田により接続用超電導線材を接着してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】製造時に不可避的に生じる阻害因子による性能低下を回避し、交流損失の低い加工された超電導線材、超電導導体および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】絶縁材料または電気抵抗の高い材料からなる中間層、超電導薄膜、安定化膜が順次形成された超電導線材であって、前記超電導線材の長手方向に沿って形成された、阻害因子を含む性能低下を回避する、相互に平行な複数本の切りこみを備え、前記切りこみにおいて幅方向に折り曲げ可能な超電導線材。 (もっと読む)


【課題】薄膜の物性制御が容易であり、蒸着工程数の減少による時間節減および製造コストの減少による経済的効果を有する装置を用いて組成比における傾斜型薄膜を提供する。
【解決手段】真空チャンバー内部の複数のスパッターガン12a,12bにより、異種の物質を同時に基板の上面に蒸着する装置において、前記薄膜の組成比制御を、各種の物質成分の基板への経路上に設置された蒸着領域制御板13a,13bを用いて行い、薄膜の厚さ方向に組成比が傾斜的に変わる傾斜型薄膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】機械的な強度特性の異なる超電導線材を適切に使い分けるようにした多心一括型の超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の外側に絶縁層3を介して超電導シールド層4が形成されるケーブルコア9を複数本撚り合わせてなる多心一括型の超電導ケーブルにあって、超電導シールド層4は、EI値によって特定される曲げ剛性の優れた超電導線材21が螺旋状に巻回されて形成され、超電導シールド層4に用いられる超電導線材21は、ビスマス系酸化物超電導体を金属安定化材で覆って形成される。 (もっと読む)


【課題】テープ状基材の表面を、超伝導膜と中間層膜とを配向性良く結晶化させるために、テープ基材表面を数ナノレベルの平滑性と均一性を持つように仕上げる研磨方法。
【解決手段】テープ状金属基材110と、テープ上金属基材110の上に形成された中間層と、さらにこの中間層の上に形成された酸化物超伝導膜層とから成る酸化物超伝導体における、テープ状金属基材110のうち、中間層が形成される面である被研磨面を研磨するテープ状金属基材110の研磨方法であって、テープ状金属基材110を連続に走行させながら、被研磨面を研磨する研磨工程を備え、研磨工程は、初期研磨である第1研磨処理部103と、その後に行う仕上研磨である第2研磨処理部104とを含んで成り、研磨工程終了後の被研磨面には走行方向と平行な研磨溝が形成されてなること、を特徴とする。 (もっと読む)


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