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Fターム[5G321CB99]の内容

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【課題】通常時は超電導ケーブル線路として利用でき、冷却機能喪失時はこの超電導ケーブル線路を常電導ケーブル線路として利用できる超電導ケーブルシステムを提供する。
【解決手段】超電導ケーブルシステムは、冷媒の冷却機構200と、超電導ケーブル100と、充填手段とを備える。超電導ケーブル100は、冷却機構の動作時に冷媒で冷却される超電導導体層12と、この超電導導体層12の外側に設けられる電気絶縁層と、冷媒と共に超電導導体層を収納する真空断熱管14とを有する。充填手段(気体供給源420、開放バルブ440B)は、冷却機構200が動作不能で超電導導体層12を超電導状態に維持できない冷却機能喪失時に、真空断熱管14の断熱空間に熱伝導材料を充填する。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブル用ケーブルコアの全長にわたる電気的特性を試験することができる超電導ケーブル用ケーブルコアの試験方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一部に真空断熱層2aを有する冷却容器1に超電導導体層102を備えるケーブルコア100を収納する。冷却容器1に液体冷媒2Lを充填する。冷却容器1内の気相2Aに冷却ガスを導入して当該気相2Aを大気圧よりも高い加圧状態とすると共に、液体冷媒2Lにより超電導導体層102を超電導状態に維持しながら超電導導体層102に通電または課電してケーブルコア100の全長にわたる電気的特性を測定する。その測定の際、液体冷媒2Lを再度冷却することなく、冷却容器1内の気相2Aの圧力と液体冷媒2Lの温度を測定して、それらの測定結果に基づいて液体冷媒2Lが試験を継続するのに適した状態にあることを監視する。 (もっと読む)


【課題】試験時の熱収縮によりケーブルコアが損傷することを防止できる超電導ケーブル用ケーブルコアの試験方法を提供する。
【解決手段】試験対象として、超電導導体層を具えるケーブルコア100であって、ドラム10に巻き取られたものを準備する。冷却容器1に上記試験対象を収納し、冷却容器1に充填した液体冷媒2Lによって超電導導体層を冷却して超電導状態に維持しながら、コア100の全長の特性を調べる。液体冷媒2Lは、流通路14に導入してドラム10の巻胴11を冷却した後、流通路14を経た冷媒によってコア100を冷却するようにして、冷却容器1に液体冷媒2Lを充填する。巻胴11がコア100よりも先に冷却されて熱収縮することで、コア100が熱収縮しても巻胴11を締め付け難く、コア100の損傷を防止できる。 (もっと読む)


【課題】ドラムに巻き取った状態でケーブルコアを冷却した際、ケーブルコアの冷却に伴う熱収縮時の応力を緩和することができるドラムを提供する。
【解決手段】 このドラム10Aは、超電導ケーブルの構成部材を巻き取る巻胴11と、巻胴11の両端部に設けられる鍔部12Aとを有する。超電導ケーブルの構成部材は、超電導導体層を備えるケーブルコア100である。巻胴11は、ケーブルコア100の冷却に伴う熱収縮時の応力を緩和する緩和構造を備える。例えば、巻胴11を、鍔部12Aに対して着脱自在に取り付けられた複数の長尺材11Lで構成する。緩和構造は、長尺材11Lを鍔部12Aに対して異なる位置に付け替えることで構成される。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルのケーブルコアを全長試験する際、コアを冷却する容器を小型化できるケーブルコアの試験方法を提供する。
【解決手段】 試験対象として、超電導導体層を有するケーブルコア100がドラム10に巻き付けられたものを準備する準備工程と、試験対象を容器(冷却容器1)に収納する収納工程と、容器に冷媒(液体冷媒2L)を充填する充填工程と、冷媒により超電導導体層を冷却して超電導状態に維持しながら、コア100に通電又は課電して当該コア100の全長に亘るケーブル特性を測定する測定工程とを備える。収納工程は、ドラム10の軸が容器の深さ方向の軸と平行になるように試験対象を容器に収納する。 (もっと読む)


【課題】一の超電導ケーブル内における冷媒の循環利用が可能で、高温超電導体の高効率冷却が可能な超電導送電ケーブル、及びそのシステムを提供する。
【解決手段】フォーマー11に捲回した高温超電導体12と、該高温超電導体12を冷却する冷媒を流す冷媒往路20及び冷媒復路21からなる二以上の冷媒経路と、前記高温超電導体12と前記冷媒経路20、21とを包皮する断熱管14と、を備えた超電導送電ケーブル10において、少なくとも一の前記冷媒経路に流れる冷媒を、液体窒素に微粒の固体窒素を含有させたスラッシュ窒素とする構成とした。 (もっと読む)


【課題】長尺で高性能な酸化物超電導導体通電素子を提供できるようにする。
【解決手段】2つ以上の酸化物超電導体を電気的に接合した酸化物超電導導体と、前記酸化物超電導導体の両端に電気的に接合した電極端子と、前記酸化物超電導導体を構成する酸化物超電導体間の接合部に接続した伝熱体とからなることを特徴とする酸化物超電導導体通電素子である。 (もっと読む)


【課題】冷却時の熱収縮代を充分に得られる程度の弛み状態が形成された超電導ケーブルを製造することができる製造装置を提供する。
【解決手段】複数のコアが弛みなく撚り合わされたコア束6を断熱管13の方に押し込み移動させるための押込手段1と断熱管13の間に配設され、冷却時の熱収縮を吸収するために必要な弛みをコア相互間に付与するための弛緩発生手段7を備え、弛緩発生手段7は、押込手段1によって押し出されるコア束6の中心に向けて先端を対向させて配置される先尖り状の棒状抵抗体8と、その棒状抵抗体8の後段に該棒状抵抗体8と同心状に転動自在に配設され、かつ軸方向への移動が規制される放射状抵抗体ユニット9を有している。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの端部を支持するケーブル支持部が上下方向及び水平方向に移動可能な超電導ケーブル用支持治具を提供する。
【解決手段】支持治具1は、上下位置調整部30、水平位置調整部31及び軸方向位置調整部32を有する架台部3を備えており、架台部3のケーブル支持台34を上下方向、水平方向(左右方向やケーブル軸方向)に移動させることができる。したがって、支持治具1を地面やマンホールの床面に設置(固定)した後であっても、ケーブル支持部2を支持するケーブル支持台34の位置を上下方向及び水平方向に調整することができる。また、超電導ケーブル10の端部をケーブル支持部2に支持させた状態で超電導ケーブル10の端部の位置や向きを調整することができる。 (もっと読む)


冷媒が超電導ケーブルを絶えず冷却する超電導ケーブル冷却システム。このシステムは、超電導ケーブルのネットワーク内の複数のノード及び超電導ケーブルのネットワークの各ノードに相互接続する複数の超電導ケーブルの脚体を備えて、冷媒が、ノードから脚体内へ、また脚体からノード内へ通る。
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本発明は、2つの端部のうちの一方(26)が超電導素子に接続されて極低温の筐体(11)内に配置され、他方(25)が大気温度の物体に接続されるようになっている中心導体(19)と、前記中心導体の略全長にわたって前記中心導体を取り囲む電気絶縁シース(20)と、前記中心導体をその略全長にわたって取り囲むとともに前記電気絶縁シース(20)と前記中心導体(19)との間に介挿され、前記中心導体の第1の端部と称される前記2つの端部(25、26)のうちの一方の近くで、前記中心導体に対して機械的に接続され、前記中心導体の第2の端部と称される前記2つの端部のうちの他方の近くで前記中心導体に対して機械的に接続されない金属チューブ(24)と、ガスを収容する前記中心導体と前記金属チューブとの間の空間と、を備える電気ブッシング構造体(10)に関する。本発明によればチューブは導体の前記第2の端部と電気的に接触している。
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【課題】通電電流が大きい時には電気抵抗を低くし、無通電もしくは通電電流が小さい時には熱侵入を小さく抑えることができる低熱侵入電流リード装置を提供する。
【解決手段】低熱侵入電流リード装置において、正の線膨張係数を持つターン形状の電流リード導体1と、熱伝導接続部3を介して前記電流リード導体1と軸方向に全体が接触せず一部のみ接続させるように配置される、負の線膨張係数を持つ材料2とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】プーリングアイ部を取り外すことなく、断熱管の真空度を調べることができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、超電導導体Sを有するケーブルコア2と、コア2を収納する断熱管3と、断熱管3の端部を覆うように配置され、コア2が固定されるプーリングアイ部4とを具える。断熱管3は、コア2が収納される内管31及びこの内管31の外周に設けられる外管32とからなり、両管31,32の間が真空引きされて封止されている。断熱管3とプーリングアイ部4との間には、断熱管3から突出させたコア2の端部を覆うように補助管43が配置される。この補助管43に、断熱管3の真空度を感知するセンサ部5を収納させている。センサ部5に計測手段5cを接続することで、プーリングアイ部4を取り外すことなく、真空度を容易に測定できる。 (もっと読む)


【課題】 冷却時の常電導線材の収縮分を簡易な構成にて吸収できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 本発明超電導ケーブルは、超電導層(超電導導体層12、超電導シールド層16)と、この超電導層の内側および外側の少なくとも一方に配される常電導層(常電導導体層11、常電導シールド層17)とを有する超電導ケーブルである。この常電導層の内側に応力緩和層を有し、応力緩和層11により、冷媒の冷却に伴う常電導層の径方向への収縮分を吸収するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】公知バックアップ冷却装置の全体サイズおよび複雑性を減少することによって、しかも装置の投資費用および動力消費を低減することによって、公知バックアップ冷却装置の問題を解決すること。
【解決手段】バックアップ冷却が、単独バックアップ冷却剤貯蔵容器を用いて、多冷却ループを備えた極低温冷却装置に与えられる。バックアップ冷却剤貯蔵容器は、少なくとも1つの冷却ループに対して流体連通状態にあり、冷却ループが互いに対して流体連通状態にある。各冷却ループは、冷却ユニットに対して流体連通状態にある。ループの1つからの損失冷却剤がある場合、冷却剤(例えば、液体窒素)が他方のループから冷却剤を損失したループに移送され、バックアップ冷却剤貯蔵容器がバックアップ冷却剤を装置に放出する。 (もっと読む)


【課題】加圧に用いた液化ガスより沸点の低いガスが液化ガス中に溶解して、液化ガスの循環の不安定性要因や、電気機器の絶縁に関するトラブルを起こさず、液化ガスをサブクール状態で長期間循環を行うことのできる、超電導電力機器の冷却システムを提供する。
【解決手段】液体ガスを貯溜するリザーバータンク、循環ポンプ、液体ガスを冷却する熱交換器、および、液化ガスが循環する循環ループを備え、前記液化ガスを、循環ポンプを用いてサブクール状態で循環して超電導電力機器を冷却する超電導電力機器の冷却システムであって、リザーバータンクを前記液化ガスと同種のガスで加圧する加圧手段をさらに備え、前記液化ガスを加圧状態で貯溜するリザーバータンクの液面が、循環する液化ガスの戻りラインの出口よりも、少なくとも加圧ガスの溶け込み深さ+液面移動補正量だけ上部に位置していることを特徴とする超電導電力機器の冷却システム (もっと読む)


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