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Fターム[5G321DA03]の内容

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【課題】引張強度、破断応力の全ての特性を満足したCu/NbTi系強化型Nb3Sn線材を提供する。
【解決手段】Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10は、超電導線材であるNb3Sn線材の強度を高めるために、中心部にCu/NbTi系強化材層11を形成している。Cu/NbTi系強化材層11に埋設されたNbTiフィラメント17の径を適切な値にすることで、その強度を高めることができ、NbTiフィラメント17の径を10μm以上40μm以下とした場合には、NbTiフィラメント17単体の引張強度を600MPa超とすることが可能となる。その結果、Cu/NbTi系強化型Nb3Sn線材10の0.2%耐力を300MPa以上とすることが可能となる。
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【課題】交流損失が低く、低コストで、長尺のNb3Sn超電導線及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係るNb3Sn超電導線は、ブロンズ法により作製され、Nb/ブロンズ1の周りにSn拡散防止用のNbバリア3を、さらにその外周に安定化銅部4を備えたNb3Sn超電導線であり、Nb/ブロンズ1とNbバリア3との間にCu層2を介在させたものである。 (もっと読む)


【課題】電流がより流れやすいBi2223超電導線材とし、臨界電流値を向上する超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、Bi2223相よりなる超電導結晶を含む超電導線材であって、a−b面に平行な断面におけるBi2223相よりなる超電導結晶の平均粒径が20μm以上であり、21.1μm以上とすることが好ましい。また、Bi2223相よりなる超電導結晶のXRDロッキングカーブで測定された(0.0.24)ピークのFWHMが18°以下である。また、Bi2212相よりなる超電導結晶をさらに含み、X線回折によりθ/2θスキャン法で測定されるBi2223相およびBi2212相のピーク強度において、Bi2223(0.0.14)/(Bi2223(0.0.14)+Bi2212(0.0.12))により求められる値が0.95以上である。 (もっと読む)


本発明は、77Kで少なくとも2乃至4時間に亘り、200A超の直流電流を高温超電導体の冷却に使用する冷媒への実質的熱負荷なしに通電可能な高温超電導(HTS)バルク体電流リードを提供する。向上した特性を持つ高温超電導バルク体電流リードは、改良高温超電導(HTS)ビスマス系銅酸化物[(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3010+x]材料から両端の金属接点を有するチューブ及びロッドの形状でつくられる。このようなリードを得るべく、この方法は、均質な銀の添加による超電導体材料改質、大型のチューブで初期焼結した後の粉末への粉砕工程、前記初期焼結チューブ粉末の様々な大きさのチューブ及びロッドへの付形工程、前記チューブ及びロッドの両端部での2つの金属溶射された銀の間に挟まれた有孔銀箔による金属接点の形成工程及び続く共焼結最終工程とを含んでいた。これら側面に従って得られる電流リードは、超電導マグネットシステムに電圧印加に必要な200A超の電流を安定に通電可能である。 (もっと読む)


【課題】 単芯線の切断時に起こるガス吸着を防止する。それによって結晶間に生じる空隙、アモルファス相の偏析、膨れ欠陥の発生を抑制し、全長にわたって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材を実現できる製造方法を提供することにある。
【解決手段】 第1の金属パイプに原料粉末を充填し、該第1の金属パイプに伸線加工を施し単芯線材を得る工程と、該単芯線材を複数本に切断する工程と、該切断された単芯線材を複数本束ね第2の金属パイプに嵌合し多芯母材を得る工程と、該多芯母材に塑性加工を施し多芯線材とする工程と、該多芯線材に熱処理を施す工程とを含む金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記単芯線材の切断が溶融切断であって、切断部を溶融凝固体で封止することを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】減面加工時における加工性を良好にすると共に、断面構成を適切にすることによって、カップリングに起因する交流ロスの低減を図り、良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導コア部と、その外周にNbからなる拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記拡散障壁層の内周面から、前記超電導コア部の最外層部に存在するNb基フィラメントまでの距離を、減面加工後の最終形状で2μm以上に設定したものである。 (もっと読む)


【課題】脆いCu−Ti化合物等を発生させることなく、超電導相内に効果的にTiを導入することによって超電導特性を有効に向上させることができるNbSn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いたNbSn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリクス部と、その外周または中心部に安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、TiまたはNbTi合金からなる芯材と、該芯材の周囲に配置されNbまたはNb基合金(但し、Tiを含まない)からなるバリア層とから構成されるTi系フィラメントが、前記超電導マトリクス部のCu−Sn基合金中に一本または複数本配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度を良好に維持したままn値を更に向上することができ、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用を可能にできるNbSn超電導線材を製造するための前駆体の構成を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体の構成は、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に拡散バリア層と安定化銅層を有するモノエレメント線材であって、減面加工後の最終形状における前記NbまたはNb基合金フィラメントの平均直径が5〜30μmに設定され、且つ前記SnまたはSn基合金芯の最近傍に存在する複数本のNbまたはNb基合金フィラメントと、前記SnまたはSn基合金芯との平均距離が100μm以下となるように設定されたものである。 (もっと読む)


【課題】(Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法ならびに超電導機器を提供する。
【解決手段】Bi2212とPb化合物とを含む原料粉末を金属パイプに充填し、原料粉末が充填された金属パイプを伸線加工してクラッド線を形成し、複数のクラッド線を束ねて伸線加工して多芯線を形成し、多芯線を熱処理してBi2212およびPb化合物から(Bi,Pb)2212を生成させ、熱処理がされた多芯線を圧延加工することによりテープ状の線材を形成し、線材を焼結して(Bi,Pb)2223を生成する工程を含み、線材を焼結する工程において、昇温中に(Bi,Pb)2212からPb化合物およびBi2212を生成させ、昇温中に形成されたPb化合物およびBi2212から再度(Bi,Pb)2212を生成させる超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填し、伸線加工を行った後、圧延加工と加圧熱処理を行う金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材11の製造方法であって、圧延加工工程前母材の総超電導フィラメント周長(A)と総超電導フィラメント断面積(B)の関係が40≦A/B≦80(1/mm)であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】複数本の超電導線構成体の結合状態を改善して超電導線成分による悪影響を受けることなく比較的簡潔な作業で製造できる超電導線および超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】NbTi単芯線2からなる超電導素線を銅基金属の内部に配設した複数本の複合体1を伸線加工した中間線からなる超電導線構成体を互いに接合して構成する超電導において、複合体1からなる超電導線構成体の端部3を銅基金属のみで構成し、前記超電導線構成体の端部3とNbTi単芯線2からなる超電導素線とを接合部4で溶接等によって接合して超電導線構成体を構成し、複数本の前記超電導線構成体をその端部3で連続的に結合するようにした。 (もっと読む)


【課題】超電導コイル内での超電導線の性能過剰を抑え、コストが低い超電導マグネットを得る。
【解決手段】Cuからなるマトリクスと超電導材からなるフィラメントとの超電導線の径方向の断面積比が、前記超電導線の軸方向に沿って変化する超電導線を提供する。この超電導線は、径が一定でないCu基材2と径が一定のNbTi棒7、または径が一定のCu基材22と径が一定でないNbTi棒27を組み合わせ、これを一定の径に伸線することで、線長方向に沿って銅比が連続的変化をする超電導線を製造する。また該超電導線を使用し、超電導接続なしにコイル内の銅比を変化させ、超電導線の性能過剰を抑え、コストが低い超電導マグネットを得る。 (もっと読む)


【課題】臨界温度も高くかつ、臨界電流値の高い酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆超電導線材の製造方法であって、前記(Bi,Pb)2223超電導相を形成する熱処理工程後に、加圧雰囲気下における焼鈍工程を含むことを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記金属被覆前駆体線材には(Bi,Pb)2212相が主相として含まれており、前記熱処理する工程は少なくとも1回以上の昇温ステップを含み、最高到達温度にいたる最終昇温ステップにおける昇温速度が200℃/時間以上であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い超電導性能を有し、長尺化が可能なMgB超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明はいわゆるパウダーインチューブ法によるMgB超電導線材の製造方法において、粉体内に金属芯を配置して減面加工すること、並びに、加工前の金属芯又は金属管に、超電導体内に導入させるべき成分の薄膜層を予め設けておき、減面加工の工程における強力な力を利用して当該成分を超電導体内に分散させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導相内に効果的にTiを導入することによって臨界電流密度を有効に向上させることができると共に、残存する非超電導相による超電導特性劣化をできるだけ抑制し、しかも交流損失のできるだけ低減することのできるNbSn超電導線材製造用前駆体の構成を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、CuまたはCu基合金中に、1本または複数本のNbまたはNb基合金芯と、1本または複数本のSnまたはSn基合金芯が、相互に接触しないように配置された超電導マトリクス部と、その外周に安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記超電導マトリクス部断面内のSnまたはSn基合金芯を中心にして、その近傍から半径方向外側に向けて、NbTi合金芯材を連結して構成される電流遮断領域が少なくとも1箇所配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】超伝導特性及び熱伝導特性に優れた、MgB2/Al超伝導押出し材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】MgB2粒子粉体を加圧成形してプリフォームを形成し、前記プリフォームにアルミニウム溶湯を加圧浸透させてMgB2/Al複合材料からなるビレットを形成し、前記ビレットを押出し成形することを特徴とする、MgB2/Al超伝導押出し材の製造方法。および、これにより得られるMgB2/Al超伝導押出し材。 (もっと読む)


【課題】 粉末法によってNbSn超電導線材を製造するに際して、優れた超電導特性を発揮することができると共に、押し出し、伸線加工時等における加工性の問題も発生することのないようなNbSn超電導線材製造用前駆体、および上記のような超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 本発明のNbSn超電導線材製造用前駆体は、NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填した複合部材を、銅マトリクス部に複数本埋設して構成されるNbSn超電導線材製造用前駆体であって、長手方向に垂直な方向の断面における銅部の断面積と非銅部の断面積の比(銅部の断面積/非銅部の断面積)で表わされる銅比が0.3以上、1.8以下である。 (もっと読む)


【課題】 実用化に向け、十分大きな超電導電流を流せる、MgB超電導体とその線材を提供する。
【解決手段】
超電導体MgBの原料となるマグネシウム(Mg)あるいは水素化マグネシウム(MgH)とホウ素(B)との混合体粉末にベンゼンなどの芳香族炭化水素を添加することにより、高い超電導臨界電流密度(J)を得る。 (もっと読む)


【課題】 超電導マトリクス部と安定化銅層を隔離する拡散障壁層を更に改善することで、優れた伸線加工性の下で安価に提供することができ、しかも高レベルの超電導特性を与えるNb3Sn系超電導線材とその前駆体を提供すること。
【解決手段】 Cu−Sn系合金マトリクス中にNbまたはNb基合金からなる心材が配置された超電導マトリクス部が、NbまたはNb基合金(但し、Nb−Ti合金を除く)からなる拡散障壁層を介して安定化銅層と一体化されたNb3Sn系超電導線材前駆体であって、前記超電導マトリクス部と拡散障壁層の間にNb−Ti合金層が設けられた前駆体と、これを伸線加工し拡散熱処理して超電導特性を与えたNb3Sn系超電導線材を開示する。 (もっと読む)


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